明日の釣りは中止となりました。
明日は南伊豆、中木で沼津潮倶楽部の納竿磯釣り大会が開催される予定でしたが、荒天のため中止となりました。
今日の昼過ぎから大会役員、海防部長、事業部長と協議をしました。明日は低気圧通過後冬型の気圧配置となり西の風が強くなり伊豆半島南端の石廊崎から西側は海が荒れて渡船も出ません。石廊崎から東側ならば西風の影響を受けにくいため釣りができるところもありますが、昨日から今日にかけて降った雨で濁りが海にも入っていることが予想されます。真水の濁りが入ると魚は釣れませんし天城連山から吹き下ろす西風で釣りも思うように楽しめません。よって今回は中止となりました。
釣りに行く数日前から天気予報を気にしながら、天気図から目が離せません。釣りに行く日が関西地方が雨模様であれば静岡県近海は東よりの風で釣り日和。その関西地方に雨を降らせた低気圧が1〜2日後に静岡県近海を通過し北上した後は西の風が強くなり釣りは危険を伴います。波やウネリは風が引き起こすもの・・・風は気圧の高いところから低いところに吹きます。すなわち高気圧から低気圧に向かって吹くのです。
私のホームグラウンドの伊豆半島では石廊崎を中心と考え、石廊崎より西側では東よりの風の風裏となるので海は穏やか、逆に石廊崎より東側は西寄りの風の時は西風の風裏になりますので海は穏やかとなります。ただ東西でも南寄りの風が加わるとウネリが出ますので注意が必要です。ジャブジャブする風波より高低差があるウネリの方が何倍も危険です。
予報が悪く渡船が出ないときに、エサも用意してしまったし・・・釣りにどうしても行きたいし・・・じゃあ、地磯に行こうとなります。これが結構危険なパターンなんです。地磯とは地続きの磯のことを言いますが地磯に行くときは大抵、道路わきの駐車スペースに車を止め、そこから徒歩で15分〜30分掛けて入磯します。釣り道具を持って険しい道を歩きますから暑がりの人でなくてもみんなライフジャケットなんか着用しません。磯に着いてからライフジャケットを着用すればまだいいのですが、もう釣りに夢中になってそれどころではありません。海が荒れてきたらすぐ帰ればいいと思っていますがウネリがあるときは海中の酸素濃度もあがって魚の活性も上がります。当然魚も釣れますし、アタリもあるものですから欲に駆られてまだ、大丈夫、もうちょっとなら何とかなるという気持ちになって帰れなくなってしまうものなのです。
夢中になっているうちに大波が襲って来たらどうでしょう?地磯は沖磯と違って波の逃げ場がなく、ドスーンと波が襲ってきたら次にその波が引く時に釣り人も一緒にさらっていきます。ライフジャケットを着ていなければ浮くことも当然出来ず沈んでしまいます。仮にライフジャケットを着用していても波にさらわれながら頭を岩に打ち付けたりして大けがを負い、気を失ってしまいます。
その点沖磯での釣りはまだ安全といえるでしょう。最初から予報が悪ければ渡船が出ませんし、凪が怪しくなれば渡船が見回っていよいよヤバくなれば撤収となります。
しかし、私自身何度か沖磯であっても危険な思いをしていることも事実としてあります。人間は腰から上に水が上がってくるとフワッと浮き上がり踏ん張りが利かなくなって波にさらわれます。ウネリを伴う波は波というより海そのものが襲ってくる・・・そんな感じです。過去に南伊豆で釣りをしていた時のことですが朝からウネリが少しあり、南西の風がそよそよ吹いていたことがありました。船長が磯のそばで待機するからその地区で一番沖にある磯でやってみるか?との問いに首を縦に振って渡礁しましたが時間がたつにつれウネリが大きくなりそろそろまずいぞと思った矢先、海面が3メートルほど下がったのでえ?と思いながら沖に目を向けるともう目の前には自分の身長をはるかに超える波が・・・
その後は荷物と一緒に払い落されゴボゴボと海に沈んで行きました。ライフジャケットのお陰ですぐ浮上は出来ましたが、手のひらに激痛を覚えたので両手の手のひらを見ると磯のフジツボでザクザクに手のひらが切れていました。それから船に引きずりあげられ釣り道具は殆ど水没のため諦めて帰路に就いたのを覚えています。
自然中での遊びは実に気持ち良く楽しい物ですが、甘く見ると突然牙をむいて襲ってくることがあります。自然の中での人間なんて小さい小動物に過ぎませんから、無理をせず、いつでも潔く諦めることを念頭に遊んで行きたいものです。
石鯛釣りのシーズンもそろそろ終盤に近づいてきましたが、水温が20度を割り込むと大型の石鯛が釣れる可能性が高くなります。16日までは冬型の気圧配置で西風が吹きますが、17日はおそらく低気圧の接近により東よりの風に変わり海も凪いでくると思われます。最近大会、大会でのんびりと釣りができていませんでしたから17日には凪ぎが良ければ石鯛釣りに行ってこようかな・・・
さざんか梅雨って知ってました?
最近は気温も低く、雨もシトシトと降り続いています。
晩秋から初冬にかけてシトシトと降り続く雨模様のことをさざんか梅雨って言うのだそうです。
知ってました?私は知りませんでした。昭和38年に気象相談所の大野さんって人が作った造語だそうです。
さざんかが咲く頃の梅雨だからさざんか梅雨・・・
なんか良いですね。
そんなさざんか梅雨の合間で天城東急ホテルの屋上ペントハウスの鉄骨塗装改修工事が進んでいます。
湿気によって、鉄骨部分が錆びています。タンガロイという手工具で錆をガリガリと削り落としていき、錆止めを塗布していきます。
でも山の上なので雨が降りやすく、今日現在は作業が一時中断しています。
少し前に清水町の南幼稚園の擁壁の落書きについて触れましたが、落書きをされたその壁の塗装工事を依頼されました。
雨の日にコンクリート製の壁の高圧洗浄を行いました。そして壁が乾いた後にグレー色で塗りつぶしていきます。
せっかく、きれいにコンクリートを打って仕上げているのに全てグレーで塗りつぶしてしまわなければならないのは何となく悲しいものがあります。
この落書きに何の意味があるのか、理解しようとも思いません。美観を損ねて人に迷惑をかける行為など許されるものではありません。
この落書きを書いた人の家の壁にもし、他人が落書きをしたらきっと怒るでしょうし、嫌な気分を味わうでしょう。
自分がされて嫌な事は人にもしない!簡単な事です。
先日、I様邸の内外塗装工事を施工させていただきましたが、内部のクロスも貼られた頃にダイニングで使うテーブルとベンチが出来あがってきましたのでそれらを塗装させていただきました。
テーブルの脚の部分は雑誌を置ける様にマガジンラックになっていたり、飾り棚が付いていたり・・・
その部分は白ステインでフワッと仕上げて、杉材の天板はクリアーのウレタン仕上げでカチッと仕上げてみました。
きっとこのダイニングテーブルセットが家族だんらんの食事の場所であったり、家族会議の場所であったり、勉強机であったりと日々の家族の営みの中心になることでしょう。
いつまでも大切に使っていただきたいものです。数年たって痛んできたら補修したり、塗装しなおしたりすればきっと一生使えます。
沢山のお客様とともにずっと生活の一部のお手伝いをさせて頂きながら歩んでいきたいと「藤沢塗工店」は想います。
やはり、俺向きの潮は来なかった・・・
御無沙汰していました。今週は夜、会合続きでシャチョブロ更新が思うように出来ませんでした。
8日の日曜日は石廊崎で和竿石鯛釣り大会が開かれましたが60余名の参加があり、皆さん愛用の石鯛和竿を持ち込んでの釣りとなりました。
石廊崎の本瀬港から出航し、潮通し良く、魚影も濃く、いつもとてつもない大物がエサに食いつき釣り人を翻弄する陸の丸島に渡礁。
読んで字のごとく丸い島、陸の、があるということは沖の丸島もあります。更に沖にあるから沖の丸島です。沖の丸島は波に弱く、少しでも海が荒れると渡礁不能になる、そんな島です。
前日は朝9時頃から本格的に潮が動き始め、良いアタリがあったと船長が言うので俄然気合いが入り、エサのヤドカリをハリに付け投入!
東京から来たMさん・・・「あれ〜?エサ取りいね〜ぞ〜?」
石鯛釣りの場合のエサ取りというのはフグ、べラ、カワハギなど硬い歯がある魚を指しますが、石鯛もエサ取りといわれる魚たちも同じ魚・・・エサ取り達が活発にエサを追わないということは石鯛の活性も高くありません。
でも石鯛釣りの税金外道のウツボはとにかく沢山いました。釣っても釣っても竿先をビヨンビヨンと揺らし、仕掛けをグルグル巻きにして使用不能にしてしまいます。まったく、もう!
午前9時になっても10時になって良い潮が来ません。
「黒潮洗う伊豆半島最南端」とか言いますが、いつまで経っても「はいっ???」
ウツボ以外な〜んにもいません。
よーしならば奥の手です!特効エサの伊勢エビだ!
伊勢エビをエサに使うと3キロ離れたところに居る石鯛が匂いを嗅ぎつけてすっ飛んでくる、らしい・・・
また、石鯛が居なくても喰う!とかも言われる伊勢えび・・・
ヤドカリを食べ飽きた石鯛が伊勢えびにガツガツと喰らいつき、その後グワーーーーっと愛用の和竿を根元までひん曲げ、奴の息吹を伝え来るのはいつの頃か・・・!
でも結果はいつまで経ってもそのまんま。
やはり恐れていたことが的中してしまいました。
この竿敏作、特別誂三本継を使うとどーも良くありません。
ま、俺向きの潮が来なかったと言う事にしておきましょう。
でも、ヒマな御蔭で一緒に渡礁した皆さんと釣り談義に花が咲いたり、気持ち良い秋風を頬に感じながら昼寝が出来たりと、とっても充実した一日でした。
これも石鯛釣りの醍醐味。
来週の15日は沼津潮倶楽部の11月納竿磯釣り大会が南伊豆、中木の磯で開催されます。
今のところ予報が良くありません。当日は西の風が強そうです。
天気予報が変わるのを祈るばかりです。
明日は和竿石鯛釣り大会〜!
F興産様の鉄骨階段改修塗装工事もそろそろ終盤に入りだしました。
今日、ウレタンの上塗りが終了しました。来週からは段上の防水工事に入ります。
一週間があっという間に過ぎていきます。来週もあっちこっちと忙しい日々が続きます。
明日は和竿石鯛釣り大会が石廊崎の磯にて開催されます。
関東近辺の石鯛和竿愛好者が集まり、のんびり、ゆるりと石鯛釣りに興じます。
最近の伊豆半島は水温が少し上昇し、なお且つ潮色が澄んでいい感じです。
潮が澄んでいるので海中で目立ちにくい茶色の道糸をシマノの海魂という石鯛専用リールに巻き替えました。
竿は最近何故か出番が少ない竿敏作、特別誂三本継。この竿はかなり良い竿です。テーパーがあり持ち重りしません。力の抜けも良く一日振り回しても疲れないんです。きっと素材が良いのでしょう。
竹の持つ不思議な魅力を感じる逸品です。
しかし・・・この竿、どうも釣果には恵まれません。この竿を持っていくといつも良い潮が来ません。
へたをすると一日中竿先は一直線のままでこれといったエサ取りのアタリすら捉えてくれません。
でも、きっとこの竿が石鯛を掛けて曲がったらいい曲がりすると思うんですよね。その期待を込めて明日はコイツを従えて釣りに行こうと思います。
根元からグッチャリ曲がる良いアタリ捉えてよ〜!頼んだよ〜!
この竿で凱旋を果たすことが出来たらきっと嬉しいことでしょう。
結果報告は後日。
ゴルフコンペなのに沼津潮倶楽部?
今日は取引先の?T,E,F様のゴルフコンペに参加してきました。
お天気も良く、サイコ〜のゴルフ日和となりました。
同じ組の左からSさん、コンピューターソフトのシステム開発会社の社長さんです。中央はは取引先のMさん、右は同じく取引先のHさん。MさんとHさんは我が沼津潮倶楽部の会員です。
ゴルフの時も沼津潮倶楽部?なんか変だな〜。
でも釣りの時と同じテンションで楽しい一日となりました。
今日も相変わらず山登り、谷越え、芝刈りと大忙しの一日・・・このブログを書いている今、もう既に筋肉と関節が痛み始めてギシギシ云っています。
ゴルフに行く数日前とかに行く付焼刃的な練習でなくコンスタントにもう少し練習しないとダメですね〜。
そろそろシャレにならなくなってきました。
ま、ぼちぼち頑張りましょう。
F興産様の鉄骨階段改修塗装工事もウレタン塗料の中塗りが終了して明日は仕上げの上塗りです。
ゴルフからの帰り道、沼津潮倶楽部の会員Tさんから電話が入りました。TさんとGさんが今日は西伊豆、雲見に石鯛釣りに行っているのは昨日報告を受けて知っていましたが、「出たよ〜!59センチ、4.64キロの石鯛〜!」と弾んだ声が耳に飛び込んできました!早速、検量所の沼津つりぐセンターに急行すると画像が無く残念ですが立派な石鯛がクーラーボックスのなかに横たわっていました。
長さの割には良く肥えていて形のいい石鯛。今年は潮が悪くなかなか型物の石鯛の姿を拝むことが出来なかったのでとても嬉しいです。会員が釣って盛り上がってくれるのが一番!
色々聞けばエサ取りが多く、潮色も良く魚の活性が上がっているとのこと・・・
今度の日曜日には南伊豆、石廊崎の磯を舞台に和竿石鯛釣り大会が開催されます。静岡、神奈川、東京、千葉から和竿愛好者が集まって石鯛釣りに興じます。
「石鯛釣れるかな?」
「釣れるといいな〜」
その前に明日きっちり仕事をこなさないと!たぶん筋肉痛の体を引きずりながらですが頑張りましょう!
和食処”勢”完成!
先月から塗装工事を担当させていただいてきた和食処”勢”が本日完成しました!
清水町徳倉のスーパーマルトモ近くに13日にめでたくオープンの運びです。
自慢の杉、1枚板のカウンターです。左は2液性ウレタンクリアーを2回塗布した状態。そして右が3回塗布した状態です。厚い塗装膜が杉板の木目を更に浮き立たせてとても深みのある味わい深い仕上がりになりました。
これからは机、椅子等の備品が搬入され10日にはプレオープン日を迎えられるそうです。ある筋の情報では私が釣った魚を持ってくればさばいて料理してくれるそう・・・それはありがたいことです。
釣り人は魚がさばけて当然と思われている人が多いですが、私は魚をさばくのは不得意です。食べたいという欲求は当然ありますが自分で魚をさばいていると時間が掛かってしまいそれだけでお腹がいっぱいになり、食べてもどうも美味しくありません。身近にサクッとさばいてくれる人がいるとそれはそれは頼もしい存在となります。”勢”の御主人!今後ともよろしくお願いいたします!
一方清水町、長沢のF興産様の鉄骨階段の改修塗装工事も進んでいます。
錆が進行している部分に錆添加剤を塗布して赤さび部分を鉄に変えます。
錆止めが塗り終わった状態です。明日からはウレタン塗料の中塗り工程に入ります。
明日は取引先のT,E,F様のゴルフコンペが韮山C,Cで行われます。同組の皆さんにに迷惑をかけないように芝刈りに行ってきます。
三島大通り宿場祭り
昨日は三島大通り宿場祭りにボランティア参加してきました。
どんなボランティアかというと当社が加盟している静岡県塗装看板業協同組合が毎年、ブースを出しています。そのブースで塗料を無料配布したり、カタログを配布したり、また住まいのリフォームについて質問コーナーを設けたり、大道芸のアトラクションをやったりと盛り沢山の企画いっぱいのブースです。
午前11時から午後4時まで三島本町の通りが歩行者天国になり商店街あげての大安売りが展開され、毎年沢山の人で賑わいます。
ブースに訪れてくれる方の多くはどこの塗装屋にリフォーム工事を頼めばいいのか?という疑問をお持ちです。塗装業者は沢山の業者がいますからどこが価格的にも適正価格で、技術的にも安心できて良心的なお且つなのか不安な面があるかと思いますね。いろんな角度からみて組合に加入している業者ならば安心ではないかと思います。当社が加盟業者だからと言うばかりでなく普段から勉強会を開いたりしてそれぞれの業者のノウハウ的な事などの情報交換が盛んなため、よりお客様の為になる情報を持っていることは確かです。
今の時代、職人だから全てが安心ということはありません。以外と技術的にえ?ホントにペンキ屋なの?と思う業者も少なくありません。リフォーム専門を謳う業者もシステム的にタイトロープなのも否めません。
こんな時代だからこそ組合加盟の業者にお任せ下さい。きっとそれぞれのお客様に合った業者がいるはずです。
え?寅さん?
寅さん?の正体はバナナの叩き売り!口上がとても面白く、お客さんのとの掛け合いも時になかなかスリリングです。
なんでも日本全国にはバナナの叩き売りを各地のお祭り、イベント等でやる人が何百人といるそうです。また驚くことにその全国大会まであるそうです。
この寅さんは全国大会2位の実績があるそうです。なので予約を入れるのも1年前くらいから予約をしないと予定を抑えられないほどの人気者です。
午後4時まで組合のブースは賑わっていました。この活動が少しずつでもいいですから沢山のお客さまに認知されて、各加盟業者が沢山のお客様のお役にたてればいいなと思います。
全磯連 全国支部連合研修会
10月31日、11月1日の両日西伊豆、堂ヶ島にて全日本磯釣連盟の第43回全国支部連合研修会が開かれました。
全磯連各支部より130名の参加があり今回一番遠方からの参加は九州支部からの参加でした。
宿泊するホテルは堂ヶ島のアクーユ三四郎。
三四郎島の向こうに夕日が沈んでゆきます。ここのホテルのウリです。
宿泊参加は約90名。午後5時から次の日の釣りに関する船割発表をし、その後ダイワフィールドテスターの丹羽 正さんと沼津潮倶楽部の名誉会長、藤川一範さんによるトーク形式での『伊豆半島の磯釣り』と題して研修会を行いました。
丹羽さんは伊豆半島でのメジナ釣りに関してはエキスパート。河津町でフィッシングマート、サバルという釣り道具屋さんを経営しながら全国津々浦々を釣り歩いています。釣り雑誌への露出はもちろんですが、各地での取材や講演、スカパーの釣りビジョンにも良く登場しています。
藤川さんは伊豆半島をホームグラウンドとする石鯛釣りファンは誰もが知っている人。伊豆半島中の全ての磯で石鯛を釣りあげていて、釣りの巧さでこの人の右に出る人はいないと言っても過言ではないでしょう。現在は70歳を超え石鯛釣りも年に数回の釣行ですが、もういいでしょう。現役バリバリの頃は石鯛釣り、クロダイ釣り、メジナ釣りを含め年間360日の釣行回数でしたから・・・
正月と台風の日以外はどこかで竿を出していました。どんだけヒマだったんでしょうか?私にとって釣りの師匠というより親父となる人ですが人情厚く、面白く、釣りの話を聞いているだけで自分も釣れる気がしてくるそんな人です。
私が沼津潮倶楽部に入会して約半年後のクラブ石鯛釣り大会を目前にしていた頃、その当時の藤川会長から電話がありました。「今度の石鯛釣り大会の件だけんど、藤沢君石鯛やってみにゃ〜かね?」
それまで私はメジナ釣りが殆ど、石鯛釣りはまだ未経験、タックル類は先輩達が譲ってくれたりして揃っていましたが自分にはまだまだという気分でした。
「今度の大会で藤沢君が石鯛釣っちまう夢を見たさ〜。釣れる気がしてしょうがにゃ〜だよね。騙されたと思って今度の大会石鯛やってみな?」
藤川名誉会長のシックスセンスは石鯛釣り界でも有名だったため話を聞けば聞くほど本当に釣れる気がしてきました。で、騙されたと思いながら大会に参加。南伊豆、入間の牛根に渡り、一緒に乗った先輩にあーして、こーしてと手ほどきを受けながら石鯛釣りのドアを開けました。そしたら釣れたんです!
石鯛釣りは10回の釣行回数に1枚釣れれば御の字という釣りですが、初めての釣行の第2投目に釣れてしまいました。しかも64.5センチ、4.85キロという大物です。
この1枚が私が石鯛バカへの道をひた走るきっかけを作ってしまう罪な1枚です。
研修会後は懇親会。2日間とも私は司会進行を仰せつかっていたので食事もそこそこに、食べても食べた気がしませんでしたが、アワビの踊り焼きは美味しかった〜。
宴会が終わってから静岡県支部役員は一つの部屋に集まって次の日の打ち合わせ。結局就寝したのは午前1時半、起床は午前3時。釣りのときは寝る暇なんてありません。
当日参加の人達が関東近辺から受け付け時間の午前4時を待たずに続々とホテルにやってきます。
起きぬけのぼ〜っとしている頭をフル回転させながら受け付け対応して仁科港、松崎港、雲見港、伊浜港へ参加者全員を送り出し、私は仁科港へ向かい紋臧丸に乗りこみました。中部支部、四国支部の釣り人を先に各磯に降ろし、私たちは高島にダイワフィールドテスターの丹羽さんと渡礁しました。
潮が効いている感じは無く、潮色も良くありません。先週に南伊豆で行われた?マルキュー(埼玉県にある国内最大の釣りエサメーカー)メジナ釣り大会関東ブロック予選会でも殆どの人がボウズを喰らった潮がまだ居座っているようです。しかし水温が上がっていることを考えると石鯛釣りには向いているかもしれません。
丹羽さんも「やっぱ、食いが渋いね〜。今日のメジナ釣りは厳しいかもな〜」とぼやいています。
しかしゆる〜い下り潮が上り潮に替わった瞬間、パンパンっと2枚立て続けにメジナを釣りました。
「さすが!よっ、名人!」
私はアイゴやら特大フグやら舞鯛を釣りましたが本命のメジナはとうとう釣ることが出来ませんでした。
まだまだ修行が足りませんね〜。
丹羽さんと記念撮影。「はいっチーズ!」
前日の天気予報では寒冷前線が南下し海、山とも大荒れとなるため海のレジャーなどは注意が必要といっていましたが、何とかお昼ごろまでは天気が持ちました。皆さん不慣れな磯で海が荒れて事故があっては大会全てが水の泡と消えてしまうため気を使いました。お陰で各地で石鯛、メジナ、舞鯛、モロコ等など釣れて大会に花を添えtることが出来ました。役員としてはそれが何よりで一安心。
昼食を取りながら表彰式、抽選会が行われました。司会進行の大役ももう少しで終わりです。正直疲れ果て時々足元がおぼ尽きません。
石鯛の部、石垣鯛の部、メジナの部、舞鯛の部、他魚の部の優勝者の皆さんです。
何とか2日に渡る大会が終了し、沢山の人達と久々に会えて、また沢山のねぎらいの言葉をいただきました。役員のみならず参加者全員の協力なくしてこの大会は成立しませんでした。
皆さん、本当にありがとうございました。
来年は全磯連、本部が担当で八丈島が開催予定地です。狙いは巨大クチジロ(石垣鯛の老成魚)か・・・
明日は三島で塗装組合のボランティア活動です。
旧い釣友と久しぶりに思い出話に花が咲きました
今日久しぶりに旧い釣友が訪ねてきました。
かれこれ17年くらいの付き合いになるでしょうか・・・
目的はこれ!
ちょっと特別に誂えてもらったモロコ釣り用の道糸80号、1000メートル巻き。
誂えてもらったのはいいけれど「どーすんだ!こんなに!」
最近はモロコ釣りなんて大物志向の釣り人が減ったせいか80号とか100号なんて太い道糸を扱っている釣り道具屋さんが無くなってきました。
という訳で私がフィールドテスターをしている?フジノラインに頼んで誂えてもらいました。
フジノラインでは普段この道糸は製品化されていませんので当然と言えば当然ですが100メートルとかの単位ではなく1000メートル単位となります。ですから上の画像の様な荷姿になります。
H君、Iさんもモロコ釣りが大好きで道糸の購入には手を焼いていたので「道糸が来たからリールに巻きに来なー」との問いかけに「行く行く、すぐ行く。そろそろ30キロオーバーを仕留めに行かなきゃなんねーけど、新しい道糸がどこにも売ってないだよね〜」との答え。
一つのリールに100メートルから120メートル巻けますが3人で巻いてもまだ700メートルもあるんです。
これからは心おきなく使えます。
彼らは昔、私が在籍する沼津潮倶楽部の会員でしたが数年前に退会し、今はフリー。たまーに電話で話をしたり、たまーに釣りに行ったりの間柄ですが今日は久々に昔話に花が咲きました。
釣り談義って始まると長いんですよね。昔の釣りの思い出話から最近の釣りの話、道具の話などなど
二人とも私よりキャリアが長いのでけっこうストイックな話が出ます。
そろそろボラの大群が回遊する時期です。そのボラ目当てにモロコがあちこちの磯に入りだします。そこからがまたモロコの釣り時期となります。今度3人で”帝王”をやっつけに行こうとまとまり、夜中の11時過ぎまで語って帰りました。
明日から2日間、西伊豆で全磯連、全国支部連合研修会があります。朝にはこちらを発ちます。予報では1日から寒冷前線が南下して海、山とも大荒れの予報です。予想天気図を見る限りでは1日の午前中はなんとか釣りが出来そうですが、もしかすると撤収を余儀なくされる可能性も・・・。
2,3日前には三宅島で釣り人が海難事故で死亡という情報が飛び込んできました。雄大な自然の中での遊びは大変楽しく、気持ちがいいですが時に自然は恐ろしい牙をむきます。気をつけたいものです。
事故なく2日間参加者の皆さんが西伊豆の釣りを楽しんでいただけることを願って役員を務めたいと思います。
また来週その報告をします。
現場の方は相変わらずてんてこ舞い
最近は仕事の記事がありませんでしたね。でも、相変わらずタイトな段取りの中でてんてこ舞いの日々が続いています。
函南町のS様邸の吹き抜けにあるアイアン製の手摺塗装風景です。内外ともこの工程で終了となり、追加工事で車庫を鉄骨で建てるので又その塗装が待ち構えています。
こちらは清水町のI様の店舗の塗装工事です。このカウンターは杉の一枚板を使用していて、とても木目が綺麗です。今はオイルステインで着色していますがこの後この上にウレタンクリアーを5回ほど塗布して深みのある塗装仕上げにしていきたいと思っています。
そして、清水町のM様邸の塗装工事。外部木部を防虫防腐塗料で仕上げています。米松の木目が綺麗に浮き出て良い感じ。
軒天はわざとケイカル板で塞がずにラ―チ合板の木目を生かして防虫防腐塗料を塗布します。
トイレ内部の壁はボードのジョイント部分をパテで隙間、不陸をツライチになるように処理した後、拭き掃除が出来るようにウレタン塗料で仕上げました。
なんとか今週中に仕上げなければいけない現場の工事はクリアー出来ました。みんな一服の時間もそこそこに頑張ってくれました。ので!明日から11月1日まで藤沢塗工店は全休です。
私も約2年前から準備を進めていた全日本磯釣連盟の全国支部連合研修会に31日、1日の両日参加というか役員なので強制参加の為、仕事はお休みとなってしまいます。全国から各支部の方が西伊豆に来訪されます。仁科、松崎、雲見、伊浜地区の渡船は全て貸切となり、130名参加の大きな大会となります。懇親会、研修会、表彰式の司会進行仁科地区の渡船リーダーが主な務めですが、遠方から来てくれる参加者の皆さんに喜んでいただけるように気配りも欠かせません。
ユ〇ケルとかを飲み飲みやらないと気絶するかもしれません。
そう言えば、数年前、第一回オーナーカップ東日本石鯛選手権大会の時は下田での表彰式の時に司会進行の最中、目の前が暗〜くなり気を失いかけたことがあったっけ・・・前日から徹夜で飛び回って釣りして神津島からの帰りの船の中でも打ち合わせで休む暇もなくやってればそうなるかもですね。
さて今回はどうなることやら・・・
又その模様は来週の”シャチョブロ”でお伝えします。