シャチョブロ、再開!
こんばんは!
大変、永らく、永らくご無沙汰をしておりました。
約3か月間もの間シャチョブロお休みしておりました。
今年に入って少し更新していましたがキーボードを長時間叩くとものすごい肩こりに襲われ、右肩のリハビリに影響大!という事でお暇を頂いておりました。
今日から、シャチョブロ再開!です!
この3カ月はもの凄く仕事も忙しくて、毎日毎日ヘトヘトの日々でした。
そんな日々の休日をかいくぐって次男坊の引っ越しの準備で三重県の往復あり、卒業式あり、入学式あり、フィッシングショーあり、何でもアリ、ゆっくりと何にもしない休日は皆無の日々でした。
ここ最近になってやっと何となく落ち着いてきたかな?という感じです。
まだもしかすると様子を見ながらの更新となりますが今後とも宜しくお願い致します。
今日はこの辺で!
では、また。
今日は富士市M様邸の工事へ。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
今日は富士市のM様邸の塗装工事に伺いました。
外壁の左官工事がちょうど終了して、いい感じに仕上がってきましたね。
シナベニヤで誂えた建具の塗装です。
この建具をまず、灰墨で着色します。
灰墨で着色した後です。
木目の吸い込みの良い所に墨が程よく染み込んで木目が浮き上がります。
ただこのシナベニヤって材料は塗料の吸い込みが激しいので素早く刷毛を動かして塗装しないと色ムラが出てしまいますので慣れが必要です。
昔はこのシナベニヤはオイルステインなどでの着色に不向きとして、クリヤー仕上げが多かったですが最近は材料費が比較的に安価なため良く使用されます。
シナベニヤのデメリットな面は柔らかい木材なのでちょっと擦っただけで着色度合いが変わってきます。
意外なのがベニヤの生産工程なのかそれとも造作材の加工段階なのか、ちょっとうっすらと汚れが付いた時に濡れた雑巾等でその汚れをふき取ったりすると汚れは取れて一見、綺麗になったように見えますが水を含んだ表面が毛羽立つんですね。肉眼ではその毛羽立ちは全く判りませんが着色するとその毛羽立ち部分がより多く着色剤を吸い込んで濃く色が付いて周りと色目が違ってきます。
これがとっても困ります。
間違ってサンドペーパーでその濃くなった部分を擦ろうもんならまたその部分の吸い込み加減が変わって更に色ムラになってしまいます。
対策としては同じ着色剤をその上から更に塗ってすぐに着色剤をウエスで柔らかく拭き取ると全く分からなくはなりませんがかなりいい感じまで仕上がります。
下塗りの着色剤が乾いたら自然系オイルで更に焦げ茶になるように着色します。
今日の工程はここまで。
残りの建具が搬入されてからまた塗装しに来ます。
昨日の全国サッカー選手権大会決勝戦、観ましたか?
富山第一高校(富山県代表)対星陵高校(石川県代表)の試合は国立最蹴章の試合としては最高の試合でした。
富山第一はプレミアリーグWESTで活躍していますので実力的には上かなと思っていましたが、星陵の大きくサイドチェンジする精密なパスワークから一対一に強いフィジカルでシュートを叩き込むサッカーはシンプルながらも決定力は群を抜いています。
静岡代表の藤枝東高校もプリンスリーグの中で高校サッカー部の中ではナンバーワンの実力なのですが昨年準優勝校の京都橘相手に惜敗。
静岡県131校の頂点に立ち、全国で優勝するより静岡で優勝する方が難しいと言われる激戦を勝ち抜いてきた藤枝東でも全国の壁には歯が立ちませんでした。
藤枝東の選手達はみんなもの凄くサッカー上手いのにね。
静岡県の強豪校はどこも人工芝や天然芝完備のグラウンドを持ち、指導者もA級、父母会組織もしっかりしていて学校のバックアップも申し分ないし、選手もクラブチームで鍛えられてきた強者ばかり。
なのに全国では最近、全然勝てない。
なんででしょうね。
私個人の感想としては静岡県内の公式試合の審判のレベルがそうしてしまっているような感じがどうしても拭えないんですね。
まあ、とにかく良く笛を吹きます。
選手が転ぶたびに”ピ――――!!!”
何かあっても”ピ――――!!!”
別に危険なプレーでなくても”ピ――――!!!”
フェアプレーを尊重するが故の笛なんでしょうけれども、ブツブツと試合の流れが途切れる事で選手達の試合運びのリズムが崩れて悪循環。
サッカーはある意味、格闘技。
一つのボールを奪い合うスポーツなので少々荒くなるのは仕方がないのにすぐにファールとして笛が鳴る。
だから静岡の高校サッカーはコンパクトに小さくまとまってしまっている感じがします。
それと審判が試合の全てを支配してしまっている感じがするんですね。
静岡県中部、西部には強豪校がひしめいていて、その強豪校のそれぞれは使命感があって然りですが、審判もそれらの強豪校を全国の舞台に送り込む使命感を帯びているのが試合を観戦していると良く分かります。
判り易くいうと”依怙贔屓”。
これが静岡県高校サッカー。
まるで中東の笛か?と疑いたくなる場面も多々ありますし、それに抗議しようもんなら「次、カード出すよ!」と脅してくる。
それじゃあ、選手個人個人のポテンシャルを最大限に引き出すことが出来ません。
高校の部活だけでは無くクラブユースにももの凄くスペシャルな人材がいることを忘れてはいけません。
その主役たる若き才能達を大人の粋がりで路頭に迷わしてはいかんと思うのです。
まずはその辺を何とかしないと静岡の高校サッカーは全国では勝てない気がします。
サッカー王国、静岡はもう昔の話。
その錆びた金看板の上に胡坐をかいていてはどうもなりませんね。
あくまで三年間高校サッカーを観てきた個人的な感想です。
では、また!
大きくなったな・・・、おめでとう。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
昨日はちょっと早起きして近所の河川敷へ。
一年間の無病息災を願って、どんど焼き。
天気も良く、近所の皆さんと新年のご挨拶をして、お神酒を頂いたり、子供会のお母さんたち手作りの豚汁も美味しかった。
聞くところによると鎌倉時代からこのどんど焼きは行われていたそうで元々は出雲地方からの発祥だとか。
都市部なんかでは場所確保が困難なので廃れてしまっているけれどまだまだこの辺では毎年小正月付近の日曜日にやっていますね。
親御さんに手を引かれながらの子供たちも最近では”火”を目の当たりにすることが少なくなっているので火は熱いものだとか、色々な物を燃やす力があるとか、まあそういう事を体験するのもいいんじゃないかな。
最近では自然界での経験値が少ないから色々な体験を少しでもしておかないと大人になってから困る場面も出てくるんじゃないかな。
と、最近は特に感じますね。
祝!新成人!おめでとう!
うちのあの、長男が成人式を迎えるまでになりました。
スーツなんか着ちゃってね。
ついこの前までピーピー言ってたのが、いつの間にかこんなです。
大学2年生にもなるとそこそこ大人びた会話が出来るようになってきて、なんか不思議ぃな感じです。
これからはドンドン自分で人生を切り拓いて行く事でしょう。
人と人との繋がりを大事にして、人に優しく、あんまり世の中の堅苦しいコンプライアンス等にとらわれずにドンドン新しいと扉を開けて伸び伸びと歩んでほしいと思います。
東京に戻るときに駅まで送りましたが、その後ろ姿を見送りながら「なんか、大きくなったなぁ。」と呟くと、「ね。」とちょっと寂しげな女房の一言。
女親はまた少し違う感傷があるみたいです。
では、また。
明けましておめでとうございます。
こんばんは。
新年、明けましておめでとうございます。
昨年は公私共に皆様には大変お世話になりました。
今年もきっと沢山の皆様にお世話になることと思います。
その御恩に報いる為に正直に、そして気前良く「藤沢塗工店」は一年間邁進いたします。
今年も是非、宜しくお願い致します。
新しい年、2014年は1月6日から営業しております。
6日からオートビジョン2000様、沼津市のS様邸の塗装工事でお世話になっている傍ら新年のごあいさつ回りなどでアタフタと過ごしております。
そして今日は富士市のM様邸新築塗装工事へ。
なかなかオシャレな設計のM様邸。
今日は外部の軒天塗装工事に伺いました。
白に少し黒を加えた色で軒天を仕上げました。
外壁は左官屋さんが担当なので外部工事はここまで。
内部は大工さんがせっせせっせと造作を仕上げています。
最近では珍しく窓枠や建具枠、建具などが無垢材で設えられています。
既に窓枠などが濃いこげ茶色に塗られているのがお分かりになると思います。
普通の工程では大工さんが造作を作って仕上がった後に塗装工程に移って窓枠や建具枠などを塗装して行くのですが今回はそうではありません。
あらかじめ内部の造作に使う無垢材を大体の長さにカットしたものを工務店さんの材料置き場に持ち込んで造作材を先に塗装しました。
今回の塗装方法はちょっと特殊な工法です。
仕上げには焦げ茶色に着色された自然木オイルを塗布するのですがそれだけではお施主様や設計士さんがイメージする色が出ませんので着色オイルを塗る前に日本古来の着色塗料で先に着色しました。
イメージ通りになるように着色剤の濃さを調整して黒く着色していきます。
着色塗料が乾燥してから自然系のオイルを塗布します。
この様な工法だと無垢材の吸い込みの良い所は黒く着色されて、オイルで塗った部分は茶色く着色されて色に深みが出ます。
触った感じは塗膜が付かないのでサラッとした手触りでとってもナチュラルな感じです。
この無垢材は松の種類なのですが木目が米松等とは違った木目でとても面白いです。
松系にありがちな松脂のベトツキ感もなく良い木材です。
そうそう、なんでこの造作材を大工さんが付ける前に塗ったかというと実は大幅なコストカットの大実験なのです。
最近の新築物件では窓枠、建具枠、建具などは全て既製品と言っても過言ではないでしょう。
何故既製品がもてはやされる様になったのかというとそれは・・・、無垢材に塗装するよりかも安いからです。
それとどこのモデルルームに見学に行っても使用されているのは既製品。
家を建てようと思っているオーナーさんもそのような仕様が標準だと思っていますし、既製品は作り手の手の良し悪しが出にくいので工務店さんも正直、気が楽ですね。
それも良く理解できますね。
時代が既製品を求めています。
色々な事情で。
だって、大手ハウスメーカーさんの住宅はデザイン、仕様は画一化されてはいますが、自社工場生産の部材を決められた工法で仕上げる事でとても住宅全体が精度良く作られています。
それが実際に受けがいいのも事実。
一方で在来工法のオンリーワンな住宅を求める若きオーナーさんが居るのも事実です。
在来工法で無垢材を使えば当然ハイコストとなりますが途中の工法を工夫すれば結構な大幅コストカットを実現できることが今回判りました。
最初は工務店さんの社長さんから「・・・友ちゃ〜ん(普段こう呼ばれています)・・・、もうギリギリまでコスト削減したら塗装費がこれだけしか無いさ〜。この単価じゃ無理だよなぁ・・・」といきなりローテンション。
実行予算見たら確かに”無理!”って言う単価でした。
でも、その社長さんは「こういう住宅やりたいさ!お施主さんの希望叶えたいさ!やっぱ既製品ばっかじゃ仕事も腕もセンスも鈍るじゃん!」
「そーだね、社長。やり方だよ。やり方。やってみようよ!大丈夫だよ!」
そんなくだりがあってM様邸の新築工事が始まりました。
塗装費だけを見たら従来の工法に比べて単純コストは三分の一まで下げることが出来ました。
コスト削減だけのメリットだけでなく塗装が仕上がってるという事で大工さんも造作材を大切に扱ってくれますし、接合部分の木工用ボンドのはみ出しによる着色不良箇所もありません。凄く綺麗な仕上がりです。
これはお施主様の満足度にもとても貢献しているのではないかと思います。
頭使って色々やってみるものです。
また一つ勉強になりました。
愉しい仕事に関わることが出来て感謝、感謝です。
では、また。
今年最後のリハビリ。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
昨日は最後の忘年会で楽しく締めくくって、今日はのんびり。
お昼頃からちょっとリハビリへ。
どんなリハビリだ?
家族はあきれ返っていましたが久しぶりに潮風に吹かれいい気分転換になりました。
竿を左手に持ってエイヤー!とばかりに遠投を試みましたが全然っ飛びません。
2色の距離を飛ばすのがやっと。
この距離では魚は釣れませんね。
でも、リールも巻けるし・・・。
もっと軽い上物竿だったらなんとか操れるかな?
来月のクラブ初釣り大会には何とか間に合いそうかな?
なんでもやってみないと気が済まない性分ではありますがひとつひとつ確かめながら可能性を探っていくのは結構楽しい!
やっぱり目の前のドアは頑張って開けないとその先のいい景色は拝めませんね。
今年もあと6時間余り。
皆さんの今年はどんな年でしたか?
今年も色々な事があって、色々な出会いがあって幸せな一年でした。
来年も皆様にとって良い1年である事をお祈りしています。
良いお年をお迎えください。
また来年お会いしましょう。
では、また。
今日は久しぶりに・・・。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
今日は・・・。
久しぶりに・・・。
釣りネタです。
「磯・投げ情報」2月号発売!
伊豆半島周りの水温は12月に入って急降下しましたのであちこちのフィールドではなかなかのタフコンディションが続いています。
寒メジナの季節としてはこれからが面白い時期。
いかに喰わせるか!というところではひと皮むけるメジナ釣りの記事が面白いトコロ。
ただやみくもに釣行しても全然ダメな時もあれば、棚からボタモチみたいなときもありますね。
そこがまた釣りの面白いトコロ。
でも、コンスタントに着々と階段を上っていくにはやっぱり情報収集と仲間との切磋琢磨。
引き出しとして雑誌を見て勉強してそれを実釣に生かす練習も必要ですよ。
新発売の「アミノ酸α」
最近、釣りエサメーカー、マルキューさんから発売になった「アミノ酸α」。
オキアミなどの付けエサに振りかけて魚が好むアミノ酸の効力でエサを喰わせるというコンセプトの添加剤。
メジナ釣りの配合餌には沢山の商品があって迷うところではありますが、これからの季節は水温変化に合わせて集魚力の強いエサ、そうでないエサ、風に負けない遠投力があるエサ、比重が重いエサ、軽いエサ等を組み合わせる事が結構重要でそれをするかしないかで貴重な一枚を手にするか、マルボウズで帰るかが分かれますね。
付けエサには「グレニこれだ」をたっぷりと添加したり、最近では「活性起爆剤」を添加したりと付けエサにひと手間かけていましたが今冬からは「アミノ酸α」で決まり!かな?
フェロモン系特殊誘引剤ウルトラバイトα配合なのでウルトラバイトαが配合されている配合エサを使うのがキモ。
いろんな釣りに使えそうですね。
この様に色々な配合エサや添加剤が釣り道具屋さんには溢れていますがそれが逆に面倒くさいと思わせているのも事実としてはあります。
しかし、なんでもそうだと思いますが面倒くさいし、これでいいや、と思って取り組んでいてもなかなかいい結果には恵まれません。
その後の言い訳はだいたい「潮が悪い」「俺向きの潮が来ない」「水温下がった」なんですね。
まるで、石鯛釣りの時の僕の言い訳そのものです。(笑)
やっぱりなんでもレスポンスが良くないと良い結果が付いてきません。
エサの集魚力にだけ頼ってタナ取りや仕掛けのバランス取りを怠っていても魚は釣れませんが、場所、水温、潮かげん、タックルバランス、タナ、エサの全てをいい塩梅になるようにチャレンジをして行けばきっと良い釣果に出会えて楽しい時間を仲間と過ごすことが出来るでしょう。
まだまだ釣りへゴーサインとは行きませんが来月には何とかメジナ釣りには行きたいなぁ。
「アミノ酸α」を持って。
では、また。
本日、仕事納め。今年も大変お世話になり有り難うございました。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
本日、沼津市K様邸外部改修塗装工事が完了いたしました。
既存外壁はリシンの掻き落としが設えられています。
養生工程が終了して吹付工程に入ります。
まずはシーラー処理工程です。
今回はたっぷり目にシーラー処理をします。
掻き落としリシンの外壁は水分等を非常によく吸い込みますのでたっぷりとシーラーを吹き付けないとより一層高いの密着度は望めません。
今回吹き付ける塗料は”セラスキン”。
顔料が一切入っておらず、色々な色の陶磁器を砕いた粒子で構成されている石目調の吹き付け材です。
白っぽかった掻き落としリシンの外壁に彩が加えられていきます。
セラスキン吹付の2回目工程です。
セラスキンの上吹きが終了しました。
まだ白っぽく見える所はまだ樹脂が乾いていないので白っぽく見えます。
十分乾燥した後、養生材を撤去して吹付工程が終了です。
完全に乾いてくるとグッと色目が浮き上がってきて、しかも色々な色の陶磁器の粒子がふっくらとした色合いを醸し出しています。
足場も撤去されて工事前より濃い色を使ったのに明るい外壁に仕上がりました。
この色をK様が選ばれたときは少し濃いかな?とちょっと冒険心をもっておられたようですが実際に塗装すると面積効果でイメージされていた色調より淡く感じられて、それが逆に望まれていたイメージにぴったりだったと喜んでいただきました。
カタログの色見本の台紙は殆どが白色なので人間の目にはけっこう濃く見えます。その時につい薄い色をチョイスしてしまいがちなのですが実際に薄い色を塗ってみると日が当たる場所などは面積効果も手伝ってものすごく白っぽく見えてしまって逆に物足りなくなってしまいます。
塗装色を選ぶときにはこの色じゃ少し濃いかな?と思うくらいの塗装色を選んだ方がより好み通りの仕上がりになります。
それが色選びの”キモ”です。
点検をして外周の掃除を終えてK様邸の外部改修塗装工事が完了です。
そして今年の仕事納めとなりました。
今年も沢山の現場で沢山のお客様と出会えた事で「藤沢塗工店」は成長させて頂きました。
その御恩に報いるだけの満足感を得て頂くためにきちんとした仕事を提供することが出来たか?と今、一年を振り返って自問自答です。
この瞬間からまだ、足りていないかもしれない。
もっと、お役に立てる事があるかもしれない。
もっともっと勉強しなくちゃいけないことがまだまだたくさん有る筈。
もっともっとお客様に喜んで頂けるように邁進出来る筈。
等々と想いが巡ります。
塗装業というこの生業によって全てのお客様に心豊かに日々を過ごして頂くことが「藤沢塗工店」の願いです。
寝ても覚めてもここに集中して考えていたいと思います。
今年一年間、本当にありがとうございました。
この感謝の気持ちを来年に繋げてまた、走り続けたいと思います。
今年もあと三日。
あ、まだ”シャチョブロ”続きますよ。
更新納めではありません。
では、また。
今年のクリスマスは・・・。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
清水町のH様邸の外部改修塗装工事が完了してから間髪入れずに沼津市のK様邸外部改修塗装工事が始まりました。
K様邸の元請けは沼津市のW工務店さんなのですが、お施主様と色々とお話をさせて頂いているうちにかれこれ40年ほど前に私が通っていた小学校に併設されている幼稚園の園長先生をされているとか・・・、うちの2人の豚児もそこの系列の高校でお世話になっていたりとか・・・色々と親子2代にわたってお世話になっている事が判明してひたすら恐縮、恐縮。
どこでどう繋がるか、人との御縁って解らないものです。
新築当初からの建屋の方の屋根は瓦が設えてあり、増築部分の屋根はカラーベスト。
外壁の殆どは掻き落としのリシン壁ですが、南面は過去にアルミサッシを交換してその時に外壁を吹付のリシン壁にしてあったり、増築部分はまた違う左官仕上げになっていたりでテクスチャーがバラバラになってしまっています。
これらの異なるテクスチャーを同じにして尚且つ和風の住宅に合う吹き付け材を選んでみました。
吹付に入る前に軒天や垂木の塗装から始めます。
軒天にはプリント合板が設えられています。
塗装前のプリント合板は色褪せて白っぽく変色しています。このプリント合板が実はけっこう曲者なんです。
ベニヤ板の上に木目調のプリントが施されていますが長年の経年劣化によってこのプリント合板の木目の部分が少しずつ剥がれて行くんです。
これはこれで仕方が無い事なのですがでは、プリントが部分的にまだ活膜として残っているとオイルステインなどオイルペイント系の塗料は密着しないんですね。
それを無視して木目を潰してオイルペイント系を塗ると後からボロボロと剥離してきます。
又オイルペイント系を塗ると今まで木目調の軒天が一色で塗りつぶされて建物全体が持つ雰囲気が悪い方に変わってしまいます。
要するにとても野暮ったくなってしまうんですね。
この様な場合に「藤沢塗工店」としては木目を生かす透明系の木材保護塗料を塗布します。
プリントの剥がれ具合、合板の傷み具合など全体的に色々と考慮して下塗りの段階で木目を浮き立たせるように調色してまず塗ってみます。
下塗り完了後です。
塗料が合板に吸い込まれて程よく着色されるところもあれば、プリント木目が残っていてあまり着色されないところが下塗り工程後にそれが良く分かります。
上塗り工程では更に濃く着色されないように下塗りより少し明るめに調色して吸い込みが良い所にはあまり着色されないように、そして吸い込みがあまりない所にはほんのりと着色されるように調色するのが難しい所ではありますがこのひと手間、ふた手間をかける事でプリント合板もかなりいい感じで蘇ります。
前述したように、では塗料の剥がれに関してはどうなのか。
塗料が数年後に剥がれる現象はまず、下地との密着が悪い事が考えられます。
主な原因としてはチョーキング、シリコンコーキング、シリコンコーキングの雰囲気、ステンレスなど硬い金属への塗料選定ミス、アルミの様な柔らかい金属への硬い塗料塗布、吸い込みの少ない硬い外壁などに単純に乾きが速い水性塗料塗布、木部への水性塗料塗布等々ありますが意外に意外なのが厚く塗り過ぎる事。
必要以上に厚く塗ることで防水性能が向上して一見いいように思いますが、厚く塗ることで下地材の伸縮と塗料の伸縮の度合いが違うので塗料の性能が風雨に晒されて劣化してくるとさらにその伸縮度合が低く変わってきて下地材の伸縮に付いて行けずに剥がれてきます。
色々な下地材によって適した塗料をどのくらいの希釈率で何回塗れば良いかというのはメーカーさんのカタログスペックだけでは判りかねます。
ここは職人がどれくらいの場数を踏んだ結果の経験値が大切な所でしょう。
K様邸の軒天の傷み度合いではオイルステイン等のオイルペイントで厚く塗ることより木材保護塗料の様な粘度の低いサラサラとした塗料を合板自体に吸い込ませて塗装した方が剥がれの心配なく美観上、仕上がり感も良くなることと思います。
軒天が仕上がってから垂木の塗装工程です。
ここも木材保護塗料を調色して木目を生かしながら、既存塗色からあまりかけ離れない色目になるように2回塗装していきます。
軒天垂木部分が仕上がりました。
プリント合板の木目も蘇って落ち着いた仕上がりになりました。
その後は窓枠の木部や格子などの木部も木材保護塗料をたっぷりと塗り込んで仕上げました。
木部が仕上がったら外壁の吹付工事に入る予定です。
今日はクリスマス。
昨日のクリスマスイブは皆さんどのような”聖夜”でしたか?
から揚げ喰って飲んで騒ぎました?
ネット上では今年のクリスマスは特定秘密保護法に抵触するからとか、そもそも日本人がキリストの生誕を祝うのは商業主義以外何者でもないとかのいろいろな理由をくっつけてクリボッチを余儀なくされている面々によって自虐邸にクリスマス中止なんてギャグが飛び交っています。
これはこれで実に明るくて面白い。
で、我が家は?というともう子供たちはカノジョさんとお出かけっぱなしで、なのにクリスマスプレゼントだけはしっかりと要求してくる始末。
「普段いい子にしてないからサンタさんが持ってきてくれないと思うぜ」
「何を今更・・・」
「トナカイのそりで飛んで来るときには航空法違反だし、地上に降りればそりに乗って公道を走るのが道交法違反になるから無理なんじゃね?」
「あ、それウケるわ〜・・・」
右上腕骨不調の為、出かける気も失せておとなしーく家にいて、”シャチョブロ”更新に勤しむ私はなんて健気なんだろう・・・。
これで良いのかなぁ・・・。
ま、今年は、今年。
そこまで重く考えることもないかっ!
皆さん楽しいクリスマスをー!!!
では、また。
おひさしぶりです。
こんばんは。
お久しぶりでございます。
”シャチョブロ”です。
先日、「最近更新されてないけどどうしました?」とお客様から電話を頂き、「ご心配をおかけしてすみません」なんて一幕がありました。
ちょっとまだ右腕が不自由だったりで明日はやろう!と思っていると夜に予定が入ったり、また明日は必ず!なんて思っていても明後日になり、そのまた明日になり・・・・・まるでダイエットのような負のスパイラルから抜け出せずに正直、”シャチョブロ”更新さぼってしまいました!
申し訳ありませんです。
次の現場は清水町のH様邸です。
H様のご実家は12年ほど前に塗替えを施工させていただいて今回はご子息のお宅をご紹介いただいての施工開始となりました。
屋根のカラーベストは苔や藻が生えて既存塗膜が劣化しています。
外壁下地の既存塗膜はリシンの吹付下地。
外壁を構成する板はサントウ板というサイディングに似た新建材ですが、そのサントウ板のジョイント部分のシーリングが劣化しているのでシーリング屋さんにお願いしてシーリングしてもらいました。
リシン下地は全体的にチョーキング現象を起こしていて、特に南面の劣化が著しく見て取れました。
最初は屋根の高圧洗浄工事からです。
洗浄前の屋根です。
洗浄後はこのように苔や藻、劣化既存塗膜も除去されて綺麗になりました。
外壁のチョーキング、汚れを綺麗に洗い流しました。
屋根の板金部分がうっすらと錆びていたのでここはサビ止めでは無くて錆転化剤を用いて錆の進行をシャットアウトします。
割れたカラーベストはシーリング材でひび割れた部分を埋めて下地処理完了です。
下塗りとしてカラーベスト専用のプライマーを塗布します。
上塗り材の密着が良くなりますし、カラーベスト本体の強度も上がります。
カラーベスト専用シリコン塗料の中塗り工程です。
中塗り工程が終了して完全に乾燥してから上塗り工程です。
屋根塗装工程の完了です。
次は軒天を塗ったり・・・。
平行して窓周りの養生をして吹付の準備に入ります。
サントウ版のジョイント部分をシーリングし直しましたのでその部分のリシン下地が撤去されていますので今回は同じリシンでの吹付工法となりました。
リシン調の吹き付け材は沢山の種類があって、値段もピンからキリまであります。
H様邸では弾性、防カビ、防藻、高耐久の高性能リシンを使用させて頂きました。
ます最初にシーラー塗布工程です。
シーラー乾燥後、リシンの下吹きに入ります。
下吹きが終了しました。
下吹きが乾燥してから上吹き工程に入ります。
養生材も撤去されて外壁が綺麗に仕上がりました。
次は破風板、雨樋いを2液型ウレタン塗料で塗装します。
破風板の既存色はグレーでしたが今回は雨樋いと同色にしてダークブラウンで塗装してみました。
外壁との色のコントラストをハッキリとさせて少しインパクトある仕上がり感にしてみました。
縦樋いも同じように2液型ウレタン塗料を2回塗りました。
そして最後に戸袋の鏡板を2液型ウレタン塗料の下塗り工程です。
下塗りが乾いてから上塗り工程です。
足場も解体されて点検も終了してH様邸外部改修塗装工事が完了いたしました。
お陰様で工事期間中、雨も無くスムースに工事が進みました。
H様には色々とお世話になりました。
本当にありがとうございます。
今後とも末永く宜しくお願い致します。
今日は一気にH様邸の外部改修塗装工事の模様をお伝えしました。
現在は沼津市のK様邸の外部改修塗装工事取り掛かっていますのでまたその模様はお伝えしますね。
では、また。
泣いた!飛んだ!ぶっ飛んだ!
こんばんは。
”シャチョブロ”です
12月に入ってあっという間にもう半月が過ぎました。
しょっぱなから色々あった12月ですがその前に施工させて頂いた現場ネタをお伝えします。
三島市のf様邸外部改修塗装工事が終了してから沼津市のカトリック教会の納骨堂新設工事の塗装工事を施工させて頂きました。
組み上がった鉄骨には既にサビ止めが塗られていますがこの上に更にサビ止め塗装を施していきます。
サビ止め塗料は今では色々な種類がありますが新設の下地処理としてのサビ止めは密着性も良く、塗膜も強く、硬いので2液型のエポキシサビ止めが有効です。
今回の塗装工程は4工程。
納骨堂にはこれから徐々にお骨が収められていく予定ですがこれからさき数十年のスパンで塗替えがほぼ不可能との事なのでとにかく予算の中で出来る限り塗替えスパンを先延ばしに出来る工法としてサビ止め2回、上塗り2回の工法を選択しました。
一回目のサビ止めは赤錆色のエポキシサビ止めを塗布しました。
一回目のサビ止め工程が終了しました。
二回目は同じ2液型エポキシサビ止めでは無く、白色の2液型エポキシサビ止めを塗布します。
なぜ二回目の色を変えるのには理由があります。
全く同じ色のサビ止めを塗装すると、特にこのような複雑な作りの鉄骨を塗る場合に塗ったところと塗れていないところが目視で分かりにくいのです。
そんな理由から塗り残しがないように違う色のサビ止めを使用します。
この様な工法を取ると塗り残しが無く安心です。
上塗り塗料はフッ素樹脂塗料を採用しました。
建築物を塗る塗料は一般的にアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素の4種類があり、その中でも一番耐久性があるのがフッ素樹脂塗料です。
この現場ではとにかく耐久性重視なのでフッ素樹脂塗料を採用しました。
フッ素樹脂塗料の下塗り工程です。
フッ素樹脂塗装工程の2回目です。
2回目はとにかくあちこちから見まわしながら狭い所、細かい所の塗り残しが無いように塗装しました。
サビ止め2回、フッ素樹脂塗装2回の塗装工程が終了しました。
4回も塗ると流石に塗膜も厚くなって仕上がり感はバッチリです。
塗装工程終了後はサイディングを貼って屋根で覆って完了です。
さてさて、先週の「魂の解放」レポです。
一年に一度の待ちに待った「魂の解放日」がやってきました!
永ちゃんの武道館!
武道館のライブはやっぱり特別な空気感があります!
一発勝負の緊張感ってヤツなんですかね。これは。
午後4時半に運よく武道館のパーキングに車を止めることが出来てこりゃなんだか幸先良いぞー!的に意味もなく盛り上がり会場に急ぎます。
早くグッズ売り場に行かなきゃ、行かなきゃ、武道館限定のSBT(スペシャルビーチタオル)が売り切れちゃう!
今年の席は南スタンド。
いわゆるステージ正面!
いい席ご用意して頂きました。
今年のツアートランポ!
午後7時!開演時間きっかりに永ちゃんコールが飛び交う中、始まりました!
老若男女はもう興奮の坩堝と化してみんなが我を忘れて楽しんでいます。
入場してからの写真撮影はNG!なのでありませんが今年発売のベストアルバムの中からスロー、ミディアムナンバーが多かったように感じますね。
でも昔の曲から最近の曲まで万遍なくって感じのセットリストだったので今年もイントロダクションから涙ダダ漏れで、ロックなナンバーでは飛べたし!トラバスではぶっ飛んで!右腕も無事に2時間乗り切りました。
最後の”灯台”・・・、名曲です。
サイコ―な解放日となりました!
アリガトー!永チャン!
また、来年頼むよー!
今年もあと半月。
もう少しです。
風邪ひかないように、怪我しないように頑張りましょう!
では、また。