沼津市I様邸外部改修塗装工事の続きです。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
今日は沼津市のI様邸外部改修塗装工事の続きです。
毎日、毎日まだまだ蒸し暑い日が続きますが、東面の塗装工程の次は西面の外壁塗装工程です。
こちらも朝一番から養生作業を開始します。
養生作業が終了後、2液型シリコン塗料の下塗り工程です。
下塗り工程が終了しました。
下塗りで塗ったシリコン塗料が乾燥してからシリコン塗料の上塗りです。
上塗り工程も終了して、養生材も撤去されました。
この日は天気予報で台風が接近しそうだったので足場屋さんが途中から駆け付けてくれて足場のネット養生をたたんでくれました。
足場のネット養生をそのままにしておくと台風の大風で足場が傾いたりして非常に危険!
ましてや傾いた時に壁に傷をつけてしまったりしては大変なことになりますから天気予報とにらめっこで台風進路と天気の変化に細心の注意を払わなければなりません。
でも、あっというまに温帯低気圧に変わってホッとしました。
西面外壁の塗装工程終了後に南面外壁の塗装に移りました。
2液型シリコンの下塗り工程です。
下塗りの工程が終了しました。
下塗りで塗った塗料が乾いたら次は上塗り工程です。
南面の外壁も夕方までに塗装工程が終了して、無事、養生材も撤去されました。
最後は北面外壁の塗装工程です。
外壁の塗装が終了した後、破風板や笠木の塗装に移っていきます。
あっというまに1週間が過ぎました。
このところ日曜日と言えば高校サッカーAリーグの応援です。
先週は東海大翔洋高校との対戦でしたが前半に1点先取して後半に2点返されて惜敗しました。
流石は白星先行のAリーグ5位です。
得点チャンスの一瞬、一瞬を逃しませんね。
明日は袋井高校との天王山です!
絶対に勝たなければならない戦いです。
・・・でないとBリーグ降格必至になってしまうのです。
ガンバレ!カトガクサッカー部!
では、また!
生きているといろいろあります。
こんばんは。
大変ご無沙汰しておりました。
”シャチョブロ”です。
沼津市のI様邸外部改修塗装工事が始まっています。
某大手ハウスメーカーさんでお建てになったI様邸ですが、外壁のサイディングを覆う”藻”が気になって気になって仕方がなかったご様子でした。
このサイディングも防藻効果があったようですが立地条件等で藻が生えやすく、また砂岩調の艶消しの質感によってどうしても湿気を帯びやすかったようです。
何度かこの藻を洗浄してもすぐ数年後に生えてしまって堂々巡りなので今回は防藻作用のあるシリコン系塗料で塗装することになりました。
足場仮設工事終了後に高圧洗浄工事を行いました。
2階部分は藻の生え方が著しくはありませんが塗膜劣化によるチョーキング現象は起きていました。
1階部分は見て取れるように藻の生え方が著しく、白く綺麗になった洗浄部分と緑色の藻が生えた部分の違いが良く分かります。
ついでにいつものお約束。
カーポートの洗浄です。
カーポートの裏側は強い西風で運ばれてきた塩分に埃が付着して意外と汚れているものです。
付着した塩分がアルミを腐食させていきますので時々はホースで水をかけて塩分を洗い流してあげるのが長持ちの秘訣です。
高圧洗浄工事が終了して全面に生えていた藻が綺麗に無くなりました。
これで良いんじゃね?と言いたくなりますが、このままでもすぐ藻が生えてきてしまいますのでやはり塗装工程は必要です。
建物全体を良く乾燥させた後はあちこちの塗装工程に入っていきますが最初は軒天の塗装工程からです。
浅いリブが入った軒天はサイディング製ですので2液性のウレタンを塗装することにしました。
2液型ウレタンを既存色と同色に調色して下塗りから始めます。
下塗りが乾いてから同じ2液型ウレタンの上塗り工程です。
軒天の塗装工程が終了して綺麗に仕上がりました。
軒天の下塗り工程と上塗り工程の合間に時々”乾き待ち”という工程?が発生することがあります。
塗装工事って2回塗ったり、3回塗ったりと工程数が必要不可欠な工事ではありますが、1工程が終了して乾かないうちに2工程目に進むことは出来ないため時々乾き待ちの時間を要することがあります。
その乾き待ちの間に何かやることないかな〜と探していると・・・、あ!見っけ!
外に置いてある棚!
外壁に添って置いてあると錆がせっかく綺麗になった外壁に移ってしまうので乾き待ちの時間を利用して塗ることにしました。
ケレン工事をしてサビ止めを塗布します。
サビ止めのイメージは赤錆色ですが白色のサビ止めもあるんですよ。
サビ止めが乾くまで玄関脇の擁壁のシーリング。
これも乾き待ち時間の有効利用です。
日当たりのいい場所に置いておくとサビ止めも早く乾きます。
サビ止めが乾いたら2液型ウレタンで塗装します。
錆びていた棚もこんなに綺麗になりました。
こういう工事はある意味「藤沢塗工店」が勝手にやっている工事なので工事代金は発生しません。
「棚塗ってる間に他にやることあるら〜」と言う人もいますがいいじゃないですか、お客様が喜んでくださればね。
それが、一番!
細かい事は言わない言わない。
さて、次は外壁の塗装工程です。
東面から塗装する手順です。
まずは2液型シリコンの下塗り工程から。
2液型シリコンの下塗り工程が終了です。
3分ツヤのシリコンを使用しているため、落ち着いた感じです。
下塗りが乾燥した後上塗り工程に移りました。
上塗り工程も終了して窓に施されていた養生材も夕方までに撤去されました。
シャンパンゴールドのサッシとの色のバランスがとても綺麗です。
塗装前に窓に塗料飛散防止のための養生をしますがこれを建物全体の窓にやってしまうと全く風が入らずに室内は灼熱地獄と化します。
それでは普通の生活が出来ませんし、エアコンを使えば電気代が余計にかかります。
なのでなるべく一日一面を考えて朝、養生を施してからその日に上塗り工程まで終わらせて夕方までには養生材を撤去するようにしています。
外部改修の塗装日数は2週間とか3週間とか掛かりますがその間、お施主様は足場に囲まれて閉塞感をストレスと感じていることも業者側は考えなければなりません。
乾燥時間が速い材料を使って、沢山の職人を投入してわーっと工事してしまうのも一つの手段ではあると思いますが、色々な外壁や塗る下地によって、塗装工程、使用塗材のTPOがあり、ただ、乾きが速い塗材を使用して大人数を投入して工事すればいいというものではありません。
と「藤沢塗工店」は考えます。
時と場合によってジワジワと乾燥させて下地に密着させることも建物にとっては大切で、それを考えると1面、1面丁寧に塗装して仕上げて行く事がクオリティーが高い工事をするために必要で、それが建物を長持ちさせることにも繋がりますので譲れない部分はありますね。
なので、こちらの勝手我がままをお許しいただきながら、工事期間中の余計なストレスをなるべくお施主様が感じないようにすることも業者側の責任だと考えます。
次は同じ様に西面を仕上げて行く予定です。
先週末ころ台風15号接近だというので何かとアタフタ。
でもすぐ温帯低気圧に変わったりで色々と組んでいた予定がコロコロと変わりこれはこれでまたアタフタ。
1日の日曜日にはうちの豚児のサッカーの応援に磐田市まで出かけようと早朝からアタフタ。
そんな時にLINE・・・。
訃報でした。
ゴルフに連れて行ってもらったり、飲みに連れて行ってもらったりしていた優しいお兄さん的な存在のYさんが突然天国に行ってしまいました。
怒ったところを見たことが無く、いつもニコニコしていて人の悪口なんかを聞いたことがありませんでした。
もう一緒にゴルフ行けないんですね・・・。
OB打って、アプローチちょろって「ダメだ〜」と肩を落とすところも、ビールが大好きでいつも大ジョッキで美味しそうにビールを呑む姿も、周りを和ますあの笑顔も思い出となってしまうんですね・・・。
とても悲しいです。
とても寂しいです。
周りのみんな、みんなそう、悲しくて寂しくて無念です。
Yさん安らかに・・・。
生きているといろいろありますね。
では、また。
”あぐり”オープンです。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
7月末に”シャチョブロ”でお伝えしたFermer`s Cafe あぐり さんがリニューアルオープンしました!
オープンに先立ちプレオープンにお招き頂いて伺ってきました。
杉の無垢材で作られた玄関ドアに貼られたオープン告知の張り紙。
木材をふんだんに使用した暖かみのある建物で、通りから少し入ったところにあるので騒がしくなくてとても優しげないい雰囲気のお店です。
径の先には”あぐり”。
壁、天井はオフホワイトで塗られて床、窓枠、柱等々は杉やヒノキを用いています。
余分な造作は無く、広々とした空間なのですが音の反射が少なくてゆっくりと食事が楽しめそう。
スタッフの皆さんも設えもすべて柔和な感じ。
玄関ドアの取っ手。
これは小林オーナーの奥さんの叔父さんの武ちゃんが作った取っ手です。
武ちゃんは三島の弘電舎という電気屋さんの社長さん。
この武ちゃん、鍛金が趣味で銅板を叩いて鍋を作ったり電気の笠を作ったり置きもの創ったりこんなドアの取っ手作ったりしています。
「武ちゃーん!やっと人様のお役に立ったねー!」
と冷やかせば・・・。
「お前に言われたか無いわ!」
と間髪入れずに切り返してくる。
うんうん、よしよし、口が達者なうちは元気な証拠。
自己紹介しながら、(あ、26日からのお客さんは自己紹介とか必要無いと思いますよ)お酒や料理に下鼓をうっていましたが目の前の料理があっという間に無くなっちゃうものですから画像がありません。
あぐりさんの料理は無農薬野菜をたくさん使った和食がメイン。
勿論、肉や魚の料理もありますよ。
小林オーナーのご実家は小林農園といって無農薬野菜を作って販売しています。
その数々の無農薬野菜の美味い事ったら、これは食べてみないと判りません。
とにかく野菜の味が濃い。
甘い。
みずみずしい。
それぞれが実に美味い。
その道のプロじゃないのでこれ以上語ると逆に陳腐になってしまいますがそれぞれの素材の持つ味を食事としての味として生かすための最小限度の味付けがかなり絶妙。
はっきり言って僕らの様なガテン系には正直、薄味。
どちらかというと女の人向き。
でも、またじっくりと食べたい。
個人的な感想は体に優しいからとかでは無く、色々な食材が持つ本来か特別なのかは解らないけれどその味で五感を呼び覚まして食べることを愉しむのが出来るのがここ”あぐり”の料理ではないかと。
そう、想います。
小林オーナーご夫妻。
ね、優しい・・・、なんかそういう感じでしょう?
末永く美味しいご飯を作って頂いて繁盛しますようにお祈り申し上げます。
では、また。
今日はちょっと釣りネタ。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
今日はちょっと釣りネタです。
お盆休みにはちょこちょこと釣りに行ったりして過ごしてました。
夏の風物詩。
沼津竿で黒鯛釣り。
今は誰も作る人がいなくなってしまった沼津竿。
沼津竿とは黒竹や矢竹の節をくりぬいて、竿の中を道糸が通るように作られている中通しの竹竿で8本継ぎとか10本継ぎとかの竿があります。
竿の持つスペック、操作性とか手入れの簡単さとかはカーボン竿が絶対有利!
でも魚の前アタリの伝え方や魚を掛けてからの感触なんかは竹竿独特のイイ感じがあるんですね。
もうこれに黒潮リールを取り付けてやったらなんかたまらないものがありますね。
夜釣りですからあまり仕掛けは微細なものを使う必要がありません。
道糸はフジノラインのターボ?ちぬオイルイン2.5号、ハリスはFSIハリス2号を矢引き、中通しオモリ3号とか5号を道糸に通して半遊動、ハリは海津バリの10号くらい、ハリの軸に糸鉛を巻いてあるごくごくシンプルな仕掛け。
こんな仕掛けで穂先に伝わる前アタリの次に伝わる本アタリの一瞬を掛け合わせて黒鯛釣りを愉しむのが”沼津流”です。
エサは紀州釣りなどで使われるダンゴエサ用の配合エサとさなぎミンチと付けエサはサナギとオキアミを用意します。
ダンゴのコマセの中に付けエサを入れて、ヨイショーって感じで海に投げ入れ、道糸を少し貼り気味にしてブッ込んでおくと黒鯛が寄ってきて海底のダンゴをつついてそのダンゴが割れると中から大好物のサナギがフワッと出てきて、お!美味そう!パクッ!と来て釣れる訳です。
そうなるはずが・・・この日はボラが寄っちゃって、寄っちゃって、最初から最後までボラ!ボラ!ボラ!!
ボラがいるときは黒鯛もいるのが定石ですが今年の沼津の黒鯛釣りはあんまり良くありません。
ボラがダンゴを突くときは竿先がコツコツコツ、ビビビビと反応します。
竿先がククッと曲がるのも黒鯛は抑え込むように竿先を抑え込む感じが多いのですが、ボラはクククッと抑え込んで戻って更にククククッと抑え込みます。
それを放っておくとエサだけ取られますが竿先を20センチくらい抑え込んだ時にすかさず合わせると掛かることが多いですね。
黒鯛はエサをガブッと噛んでエサを食べますがボラは吸ったり吐いたりしながら食べるので竿先に出るアタリはこんな感じに出るんだろうと思います。
結局、午前2時頃まで粘りましたがこの日はボラの猛攻で、ボラ釣らせたら上手いぜ!本命は釣れないけど!的に終了!です。
翌朝、沼津潮倶楽部恒例の沼津港清掃活動に汗を流しました。
この沼津港清掃活動は沼津潮倶楽部発足から40年続いています。
単純に釣り人が集まって切磋琢磨しながら釣りを愉しむのが釣りクラブではありますが発足当時にひとつの組織として何か地域の役に立つことがあればという事で始めたというその先輩たちの発想が凄いなと思いますね。
私がクラブに入会した頃はゴミの量が凄かった。釣り人の残したゴミや家庭ごみももの凄い量でしたが最近はそうでもないんですね。
日本人のモラルの低下があちこちで話題になる反面、ゴミの問題なんかはモラルが高くなっているんじゃないかなと思います。
磯の上なんかも最近は随分と綺麗になってますね。
ただ、夜釣りの釣り人は相変わらずです。全てとは言いませんがね。
夜の間に必死でイサキを釣って釣り疲れ、夜が明けて釣り座周辺に散らばったコマセを洗い流す体力気力はすっかり失せてしまっているのか、あのオキアミやアミエビの汁が腐臭を放つ・・・、その中で昼の釣り人は釣りを強いられます。
正直、怒りを通り越して悲しくなりますね。
この前、中木の白根にはウインナーや鳥の手羽先を焼いたものが散乱していました。
磯でBBQでもやったのかな?
食べ残したのなら持って帰れば?それらを横目に釣りをしなければならない悲しさ、解ります?
南西の風が吹いて、台風が来て、海が荒れれば波で流されて綺麗になるだろう。
たぶんこんな感じ・・・。
情けない。
人のふり見て我がふり直せ。
その数日後、南伊豆の中木に石鯛釣りに行ってきました。
水温は28℃とか29℃ととってもとっても高水温!
イシガキダイが大挙して群れてもの凄い事は何となく想像できましたのでサザエ一本で攻めることにしました。
高水温期はガンガゼウニなどがエサ取りに強くて効力を発揮する一面、イシガキダイがウニ大好きで狂っちゃうんですね。
そうなるとガンガゼウニはひとたまりもなくなくなってしまうのでガンガゼは持って行きませんでした。
朝からウミガメが目の前をウロウロ。
あ、カメだ!もしかして底潮冷たい?
カメが水面で泳いでいる時は底潮が冷たくて石鯛釣りにはちょっと不利なんです。
その証拠に白根の足元、最深部37メートルは殆どアタリがありません。
13メートルから15メートルのタナにはイシガキダイが沢山います。
ま、大体こんな状況だと判る人には判りますよね。
その後の顛末がね。
ワイヤーハリスに残る歯形は7ミリ、8ミリ。
500gくらいのイシガキダイは沢山いますがこれを釣っても仕方ありませんね〜。
でも、夏の潮色と下り潮の中でパラソル片手に一日楽しめましたよ。
9月になってから秋磯本番になりますからそれまでに少し水温が下がってほしいですね。
お盆休みの頃には夕方になれば少し秋めいた風が吹くのですが今年はどうもまだまだ先のようです。
お願い!秋雨前線!もう少し南下して下さい!
では、また。
沼津市I様邸外部改修塗装工事が完了しました。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
先程までここ清水町はもの凄い雷と大雨!
今夏は雨が少なくて少し湿り気が欲しいな、なんて思っていましたからちょうどいい塩梅の雨。
静岡県中西部の大井川水系、天竜川水系は取水制限が始まりましたので少しでもそちら方向に雨が降ってほしいものです。
さてさて、沼津市のI様邸外部改修塗装工事が完了いたしました。
破風板の下塗り工程です。
破風板は現場調色した2液型シリコンで塗装しました。
既存色は淡いグレー。
外壁もグレー系なのでカラーバランスはOK。
でも今回は外壁をベージュにしましたので破風板は外壁色より少し濃いめのベージュ色。
雨樋いは焦げ茶色でしたが雨樋いも同色にしてシンプルな外観になるように仕上げてみました。
破風板、雨樋いの上塗り工程です。
工事に入る前からとてもいい色合いで気になっていたのがダンケルブラウンな瓦の色。
この茶色い瓦の色を生かして全体的に明るくしたかったのが「藤沢塗工店」の本音です。
樋の焦げ茶色が目につくと目に映る茶色が全体的に少しぼやけて瓦のいい色が目立たなくなってしまうんじゃないかなぁ、なんて思っていましたので破風板と樋をベージュの同色に仕上げてみました。
雨戸の戸袋のシリコン下塗り工程です。
下塗り工程が乾いた後にシリコンの上塗り工程です。
戸袋の鏡板塗装工程の完了です。
この色も現場調色。
ブロンズのアルミサッシに取り付けられているこの鏡板は元々少しくすんだ感じの焦げ茶色なので大体ベースとなる焦げ茶色を作ってから白を足します。
白を足すと落ち着いた感じの目に優しいこげ茶色になります。
外壁の色とのバランスを見て、更に黒や赤、黄を少しづつ足して「藤沢塗工店」の目から見たベストバランスの色を作って塗装するようにしています。
ツヤ調整も結構大事なポイント。
お施主様の好みが当然、最優先されますが、「藤沢塗工店」的には外壁がツヤありならば破風板や樋、雨戸などは3分ツヤくらいまでツヤを落として塗装した方がしっとりとして品良く配色がまとまりますのでこちらの方がおススメです。
家具類でイタリア製のネコ足の椅子やテーブルなどは装飾が凝っているためにクリアー塗装はテカテカにツヤありの方が絶対的に高級感が出ますが、シンプルな家具やカントリー調の家具をテカテカに塗ってしまうと雰囲気が台無しになるのでナチュラルな艶消しのオイルやクリアーを塗りますね。あの感じです。
要はTPOが大切。
最後にベランダの塗装です。
ウレタンゴム系で防水塗装が設えられています。
塗膜が劣化して薄くなってしまっているところは下地のモルタルが露出しています。
シーラーを下塗りとして塗布します。
シーラーを十分乾燥させた後、厚付けの弾性防水材を塗布します。
防水工事で大切な事はシーラーをとにかくよく乾燥させること。
シーラーに含まれる水分がモルタル層に浸透し、モルタル内部でその水分が滞留している状態で厚付けの防水材を塗布するとモルタル内部の水分が蒸発する際に上塗りの防水材を下から押し上げて膨れ、剥がれの原因となってしまいます。
工期の絡みや工事の進み具合の中で表面が乾いていることで安易に慌てて工事を進めると後々大変なことになりますから注意が必要ですね。
ベランダ防水工事終了です。
翌日、完全に乾いてからテープなどの養生材撤去となります。
この画像は工事前の画像です。
落ち着いた少しクールな印象です。
足場撤去後の工事完了画像です。
瓦の色と外壁の色がお互いを引き立てて軽やかな印象にイメージチェンジされました。
お陰様で滞りなく工事が完了いたしました。
忙しいさ中お茶を出して下さったり、可愛い3人のお孫さんと遊んだりして、なんかとっても楽しく暖かい雰囲気の中で仕事をさせて頂きました。
感謝、感謝です。
本当にありがとうございました。
今後とも是非宜しくお願い致します。
では、また。
お盆休みももうすぐ終わり。
こんばんは。
お久しぶりです。
”シャチョブロ”です。
先週末から世の中はお盆休みに突入してますが「藤沢塗工店」は休んだり、仕事したりで何となく落ち着かない日々を過ごしています。
さて、さて沼津市のI様邸の外壁塗装進捗状況です。
西面と北面の外壁の状態ですが北面は傷みは目立ちませんが西面は日当たりが良くて傷みが進んでいます。
南面と同じようにカチオンシーラーを最初に塗布しますが、こちらの面もシーラーは多めにたっぷりと塗布します。
シーラーが乾いたら2液型シリコン塗料の中塗り工程です。
この工程も塗料を多めに塗布します。
中塗り工程が終了した後、良く乾燥させてから上塗り工程です。
西面、北面とも養生材が撤去されて外壁の塗装工程は終了です。
外壁の塗装工程が終了してから破風、樋、戸袋などの塗装が始まります。
破風板は押し出し成型板という建材で作られていますがそのジョイント部分の全てがシーリングが切れて隙間が空いています。
この隙間に雨水が入り込んで破風板に染み込むと破風板内部で膨張、収縮を繰り返して押し出し成型板自体が劣化して塗装するだけではメンテナンスが不可能になってしまいます。
それでは困りますのでジョイント部分に全てシーリング材を充填します。
こちらは雨戸をしまう戸袋の鏡板の塗装前状況です。
色褪せ、錆が目立ちます。
錆や塗膜が浮いている部分をケレン作業で除去した後、サビ止め塗布工程です。
戸袋のサビ止め工程が全て終了しました。
これから樋、破風板、戸袋の塗装工程が始まっていきます。
それがすべて終了した後、いよいよ足場の撤去工事です。
工事完了までもうすぐです。
毎日毎日暑い日が続きます。
そろそろ、静岡県西部の天竜川水系も水不足気味のようです。
「藤沢塗工店」がある清水町は柿田川湧水のお蔭で水不足とは無縁です。
でも、いつ地下水系の環境が変わるかもしれませんから、この恵の水も不変のものではありません。
当たり前の日常の恵みに感謝を忘れてはいけませんね。
では、また。
沼津市I様邸、外壁塗装工程。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
ちょっと、異常なくらいのこの暑さ!
外仕事は正直、キツイ!
でも、これが「藤沢塗工店」の生業ですから体調管理に気を付けながら頑張ります。
I様邸の外壁塗装工程はまず、東面から始めていきます。
塗装の前にサッシ枠などの養生作業からです。
どこの面から始めるかという明確な理由はありませんがお施主様の居住環境になるべくデメリットやストレスが無いように進めて行く事が最優先となります。
特に夏場は全ての窓を養生してしまっては室内温度が上昇してしまって家の中にはいられませんのでなるべく1面を一日で仕上げて夕方には養生材の撤去を心掛けています。
養生作業が終了してからカチオンシーラーの塗布作業を行います。
シーラーが乾燥していない時は外壁色は画像のように乳白色となります。
カチオンシーラーが乾燥すると透明に変化し、壁の色が濡れ色になります。
カチオンシーラーは水性なので透明に乾いた状態に見えても手で触って何となくヒンヤリ感がある場合にはシーラー内部の水分が完全に蒸発していないのでそのヒンヤリ感が無くなってから中塗り工程に移ります。
I様邸の外壁に塗布する塗料は2液型のシリコン塗料です。
既存の外壁色はグレー色でしたが今回は明るめのベージュ色でイメージチェンジです。
シリコンの中塗り工程が終了して乾燥したらシリコン塗料の上塗り工程です。
東面の下塗り、中塗り、上塗り工程が終了して養生材も撤去されました。
ただし、屋根上の養生材は破風板や樋塗装の為に残してあります。
東面が終了してから南面に移動しました。
南面は日当たりが良くて、東面に比べると既存塗膜の劣化が進んでいます。
南面のこちらも最初はシーラー塗布工程から。
劣化度が進んでいる面の塗装工程で少し気を使います。
同じ塗装工程でも塗布量を多めに、そして刷毛圧、ローラー圧も高めに塗装することで劣化既存塗膜の表層のより深い所まで塗料を浸透させることが出来ます。
こういう職人の勘所っていうのは言葉では説明しずらいのですが、長年の経験値というか・・・、いや、ただ経験年数を重ねただけの職歴は全然あてにはならないし、かといって数年の経験年数では経験値が足らないし、やっぱり一塗り一塗りに神経使って、研究勉強の繰り返し、毎日自問自答の繰り返しを10年やって、そこからがやっと職人としてスタートして行くわけです。
そのスタートからがまた大事。
慣れから来る、腕が上がったという錯覚と戦いながら更なる自問自答の日々。
もっと、綺麗に塗るにはどうすればいい?
同じ塗料を使ってももっと、耐久性を上げるにはどうすればいい?
もっと、もっとお施主様に喜んでいただけるようにするにはどうすればいい?
等々等々。
人間国宝級の職人さんだって「まだまだ修行中」ってよく言いますし、僕らはまだまだ死に物狂いで努力しないといけません。
最終的な結論が出るのは何時なんだろうか。
きっと、出ないんだろうな。
「藤沢塗工店」として、塗装職人として恥じない仕事を日々の足跡として残していくしかない。
全てを全うした時に周りが結論を出してくれる。
そんな気がします。
シーラーが乾燥後、2液型シリコンの中塗り工程です。
中塗りの塗布量もシーラー塗布工程と同じように少し多めに塗布します。
中塗り工程終了乾燥後、上塗り工程です。
こちらも塗布量は少し多め。
南面の塗装工程が終了しました。
各工程の使用材料を多めに塗布することで仕上がり度、耐久度もアップです。
次は西面の外壁塗装工程です。
毎日毎日暑い日が続きますが頑張りましょう!
昨日の夕方の地震速報には驚きました。
奈良や大阪で大きな地震!
結局は感知機器の誤作動でごく小さな地震を大地震と誤報してしまったとのことで胸をなでおろしました。
また東北の震災のように未曾有の事態になってしまうのかと思うと不安になりました。
地震予知はこの先も100%の完成は無く非常に難しい事柄ですが、時にこのような誤作動があったとしてもやっぱり地震感知機器は必要だと思いますね。
世界に誇る日本のもの作りの技術と英知でより確かな地震予知が確立して行く事を望みます。
もうすぐすぐそこで起こるかも知れない南海トラフ地震や東海地震で少しでも減災に役立ってほしいと切に願います。
では、また。
沼津市I様邸の外部改修塗装工事が始まりました。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
沼津市のI様邸外部改修塗装工事が始まりました。
12年ほど前に新築されたI様邸です。
凝ったデザインで左官モルタルの外壁でクリアーを塗布しているために12年ほど経過していても外壁の傷み度はそれほどでもありません。
ただ、そのクリアー層も細かくひび割れてこれ以上の経年劣化を進行させてしまうと外壁の基材を傷ませ、外壁のクラックが広がったりしてしまう状態となっていました。
日当たりのいい西面の外壁はどうしても痛みが目立っています。
既存の外壁色はグレーに近い色ですが今回はイメージチェンジを図って違う色で塗ることになりました。
現場調査を行ってみて気づいたことは外壁に殆どクラック(ひび割れ)が無い事、瓦と壁の境に水切りという板金工事がなされていますがそれがとても精巧に設えられていること、窓の配置が計算されていて心地いい風が家の中を吹き抜ける事等々。
外壁はひび割れが無く、モルタルの下塗りが真っ直ぐに平らに塗られているので左官屋さんの腕の良さが際立っています。
板金屋さんも上手。
床や階段の軋みも無くて内装の造作もしっかり作られています。
I様に聞けば沼津市のF田工務店さんが施工したとのこと。
F田工務店さんっていい仕事しますね。
地元でちゃんとした仕事を足跡として残すことは簡単なようでそうでなくコツコツと一つ一つしっかりとこだわって作って行かないと出来ないと思いますね。
ちなみに「藤沢塗工店」はF田工務店さんとは取引がありませんので宣伝ではありませんよ。
足場仮設工事が終了したら建物全体の高圧洗浄工事です。
外壁、軒天、雨戸、網戸とくまなく洗浄します。
軒天は汚れ白。
汚れ白ってお施主様が聞いたらあまりいい感じがしないかもしれませんが塗装業界用語としてはパッと見た目には白に見えても、白に少し、黒が入っているような白色の事を汚れ白と言います。
今回は少し黄、黒、赤を多めに効かせて生成り色の様な色にしてみました。
外壁が明るい色になる予定なので少し温かみのある色を選んでみました。
軒天を2回塗装して、終了です。
次は外壁の塗装工程に移っていきます。
真夏なので全ての窓を養生材で囲う事は出来ないので、(もしそれをやったらとても暑くて内部にはいられませんし屋内での熱中症の危険があります)一面づつ施工、完了させる予定で進めていきます。
もうすぐ、お盆休み。
ガソリン価格が高騰していますので家族で遠出するにしてもなかなかなぁ〜という話があちこちで聞かれますね。
9月から電気料金も値上げだし、円安でジワジワと物価上昇。でも給料上がんない。
アベノミクスなんて言っても沼津の花火大会もイマイチだし、まだまだ末端にはその効果は波及していませんね。
誰かが言ってました。
”ダメノミクス”
では、また。
Farmaer‘s café あぐり
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
いや〜、今日は暑かった!
思わず、「あっついなぁ・・・、もう!」とグチりたくなりますね。
沼津市のA様邸の外部改修塗装工事が終了して三島市御園に近日オープンする「Farmer‘s cafe あぐり」さんの店舗新築塗装工事に伺いました。
オーナ様のご実家は農家、それも無農薬野菜を作っていらっしゃる農家さん。
工事中も明らかに飲食店のオーナーさんとかコックさん的な空気感の方々が無農薬野菜を買って行きます。
外装内装とも無垢材をふんだんに利用し、ご実家で収穫した無農薬野菜を使った自然系カフェレストランです。
「藤沢塗工店」は厨房の天井、壁の塗装のご用命を頂きました。
塗装前はケイカル板そのまんまです。
ケイカル板を釘で下地木材に打ち付けてあるためにその釘頭、全てにパテ処理を施して下地処理をします。
ざっと数えても約2000箇所以上!
下地処理後は思わず「ふぅ〜〜〜、終わったぁ」となります。
下地処理が終了して3分ツヤの2液型ウレタン塗料を塗布します。
2液型ウレタンの下塗り工程です。
下塗りが終了して、良く乾燥させて次の日に上塗りを施しました。
仕上がりです。
もっと乾くとツヤが引けてきます。
昔は厨房というとVP(ビニールペイント)を良く塗装しましたが、VPは強溶剤でとにかく臭気がものすごく、充分に換気を良くして、尚且つ防毒マスク着用での作業を強いられました。
シンナー中毒を起こさないように換気そして防毒マスク着用は必須事項でしたね。
酔っ払ったような感じの中毒症状ならまだしも・・・、(いえいえホントは健康上良くありません)酸欠で倒れて、重篤な場合には死亡事故に繋がりますから有機溶剤作業主任者の監督の元で作業を行わなければなりません。
でも今はVPよりも耐久性の強いウレタン樹脂塗料などがありますからずいぶんと作業効率が上がりました。
2液型のウレタン塗料は主剤と硬化剤を決められた混合比で混ぜて、化学反応で強い塗膜を作るので急激な温度変化や油汚れに対応できて、中性洗剤などでの清掃がすごく楽です。
内装に2液型ウレタンやペンキなどを使用して臭気や環境的にはどうなの?という質問を良く頂きますがホルムアルデヒドなどの化学物質を多量に含んでいる塗料は少なくなってきていて☆☆☆☆(フォースター)表示の塗料であれば心配ありません。
勿論今回の使用材料は☆☆☆☆です。
塗装後約2週間経過すれば塗膜中に含まれる有機溶剤は揮発して健康上の問題はありません。
さて、厨房以外の塗装はどうなっているのかというと、まずは外部木部ですが大体の場合は木材保護塗料を塗布して防虫、防腐、撥水などの性能を付加しますがあぐりさんの場合はなにも塗装していません。
使用した木材は炭化木材と言って、特殊な機械の中に入れて木材内部まで炭化させるとのこと、見た目は炭のように真っ黒では無いのですが炭化することで木材を保護する付加価値があるとのこと。
昔、杉の木を焼いて防虫防腐を施した作業の進化版と言ったところでしょうか。
暴露テストでもかなりの効果があるようです。
そして内部塗装はオーナー様ご自身でお仕事の合間や休日を利用してドイツ製自然系水性塗料やドイツ製自然系オイルで塗装されたようです。
そりゃ、正直、私達から見たらもうちょっとかな?と思える出来栄えですがそれはそれ。
野趣あふれるワイルドな塗装は、そこにオーナ様の想いが込められていて味わい深いものがあります。
もうすぐ、オープンです。
旧店舗での営業は以前から始まっていますがランチタイムには行列が出来て、店舗も広がってもっともっと忙しくなりそうな気配濃厚です。
女性のお客さんが圧倒的に多いです。
工事中に頂いた「あぐり特製ピクルス」は実に美味かった。
酸味に角が無く、ズッキーニやキュウリ、トマトがぎっしりと瓶に詰まって500円!
トマトのピクルスなんか絶品ですよ!
ジャンクフードに入っているピクルスを想像しても似て全く非なるものなので一度ご賞味あれ!
オープンしたらまた色々お伝えしたいと思います。
次回からは沼津市のI様邸外部改修塗装工事の模様をお伝えしていく予定です。
明日で7月も終わり。
なんかあっという間に月日が経ってしまいます。
でも、後2週間もすれば何となく秋の気配の風を感じるのかもしれません。
アツい夏ももう少し!
頑張りましょう!
では、また。
沼津市A様邸外部改修塗装工事完了です。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
しかし・・・、毎日毎日蒸し暑くてなんかカラッと”夏――――!!!”って感じになりませんね。
暑がりの「藤沢塗工店」にとってはちょっとツラいです。
沼津市のA様邸の外壁の塗装工程も終了してあとはシャッターボックスやコンクリートの柱の撥水剤の塗装を残すのみとなりました。
アルミサッシはトステム製のオータムブラウンという色で塗装されていますのでシャッターボックスも同じ色を調色して塗装します。
このオータムブラウンという色がなかなか難しい色でして現場で色合わせして作るのが難しい色です。
コンクリート製の柱はクラックはあるもののまだまだ綺麗な状態でしたがこれを機に撥水剤を塗って防カビ性能をプラスしました。
撥水剤は乾くと元通りになってコンクリート打ちっぱなしの風合いが活かせます。
仮設足場も解体されてイメージチェンジされたA様邸となりました。
工事期間中はA様もお忙しくてなかなかお話が出来ずじまいでしたが色々とありがとうございました。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
「磯・投げ情報」9月号が発売となりました!
今号からA4サイズにサイズ変更されて大きく、見やすくなってリニューアルです。
パラパラとめくって見ると、おお!確かにこれは見やすい!読みやすい!
そろそろ読み物をする時に顎を思わず引くようになった私にはこれはこれは嬉しい限りです。
え?僕はまだまだ・・・、老眼なんて。
とおっしゃるそこの貴方もいずれは顎を引くようになるのです。
その時に大きくなって読みやすくなった「磯投げ」はきっと貴方の良き釣りのお供となるに違いありません。
今回は特別付録の「釣具のお手入れブック」も付いてお買い得ですよ〜。
是非!ご購読を!
明日は沼津の花火大会です。
花火会場のすぐ隣のリバーサイドホテルで黄金麦芽発泡飲料をグビーっと飲りながら花火を楽しむ予定です。
では、また。