モロコ釣りの準備に追われる日々。
ここ数日、夜に会合があり帰宅後に”アジト”にこもって深夜までモロコ釣りの準備に追われています。
13日に沼津潮倶楽部の9月度大会が南伊豆、大瀬で開催されますが、久々にモロコ釣りのメンバー4人が揃いましたのでやっつけに行こうと言うことになりました。
標準和名【モロコ】 スズキ目ハタ科
釣って良し、食べて良しのハタ科の中でもステイタスシンボルのモロコ。関西地方ではクエ、九州地方ではアラと呼ばれる。その風格とどう猛な習性から『磯の帝王』と称され、南海の離島でもそうやすやすと釣れるものではない。
外洋に面した5,6メートルの浅羽から、200メートル位の深みの岩礁帯に棲み、魚類を捕食する。
伊豆半島周辺でも100号の道糸をあっという間に飛ばされた!ロータリーピトン(モロコ竿専用の竿掛け)が余りの引きの強さに打ち込んだ岩から抜け、竿ごと海に引きずり落とされた!リールシート(竿にリールを固定するためのステンレス製の金具)がむしれてリールが取れてしまった!等の話が尽きない。
そんな『帝王』に挑むための仕掛けを作るのですが、ステンレスワイヤーをスリーブで止めて素手でクルクルと巻いたり・・・これが痛いんです。指先が痛いんです。
1回の釣行に最低25組位の仕掛けが必要ですが、1日に5組も作ればもう指先が痛くて、痛くてもう、無理って感じ。
モロコばり、クレーンサルカン、30番ステンレスワイヤー等などの仕掛けパーツ達。
良く使うモロコばり50号。
タバコと比較すると・・・なんだ?このデカさ。
通称:関モロ仕掛け。
モロコ専門の磯釣りクラブ、関東モロコ会の会員さんが考案し、多用する仕掛けなので関モロ仕掛けと呼ばれています。この仕掛けの特徴はまずシンプルであることと、海底に仕掛けの重り、ワイヤーが触れることによってアースの役目をして、モロコが餌を捕食する際に微弱電流を嫌がらない。
人の体は常に帯電していて、微弱な電流が竿からナイロンの道糸に伝わり、最終的にエサに電流が流れています。エサが海中に漂っている状態だと常にエサは帯電していますが、海底の岩礁に仕掛けが触れれば電流は岩礁に逃げてくれます。カサゴ類とかハタ類は微弱電流を感じやすく、それを嫌がる習性があるそうです。
アメリカのペンリール社製の通称:ペンのロクマル。
このリールは確か、グアム旅行の時に地元の釣り道具屋さんで購入したと記憶しています。
このリールに80号の道糸を100メートル巻いて、モロコ竿にクランプでガッチリと固定し取り付けます。
現在、9月11日午前1時20分。これからまだ仕掛けを作らねば・・・
明日中、いや今日中に仕掛けを作り終え、必要な物を全部準備しておかないといけません。
日曜日にはどんなドラマが待っているのか楽しみです。
ROCK’N’ ROLL in 東京ドームまであと8日。