西伊豆、堂が島へ打ち合わせ。
来月、31日〜11月1日にかけて、西伊豆、堂が島を舞台に全日本磯釣連盟、全国支部連合研修会が開かれます。
全国の全日本磯釣連盟各支部から会員が参加します。今年は私達、静岡県支部が幹事担当になりましたので静岡県支部役員で西伊豆に視察を兼ね、打ち合わせに行ってきました。
研修会場となる西伊豆、堂が島アクーユ三四郎。もちろん全室オーシャンビュー。
ロケーションの素晴らしさは西伊豆ではダントツ1位!
アクーユ三四郎というホテル名の名の由来となった三四郎島が目の前に見えます。
源氏再興の昔、”伊豆の三四郎”という若武者が、当時、中の島と呼ばれるこの島にきびしい平家の追求の目を逃れて隠れ住んでいました。治承4年、源氏の白旗は伊豆の空に翻り、頼朝の急使は仁科の豪族、瀬尾信行のもとに走った。三四郎に恋心を抱く信行の一人娘、小雪は出陣の書状を抱きしめ三四郎のもとに急いだ。しかし上げ潮の怒涛は凄まじく、小雪はついに波間にその姿を没してしまった。
その悲しいロマンの伝説から三四郎島と呼ばれるようになったとさ。
干潮時には三四郎島と陸が繋がる『トンボロ現象』が見られます。干潮時には陸から三四郎島まで歩いて行けますが、潮が満ちて来ないうちに帰らないと12時間程帰ってこれなくなるのでご注意ください。
ホテルでの打ち合わせ後に松崎港、仁科港の渡船屋さんを訪ねて当日の釣りの打ち合わせをしました。
仁科港でぷらぷらしていると、のどかなファミリーフィッシングの風景が目に飛び込んできました。
地元のお父さんがのべ竿仕掛けでのんびりサビキ釣り。
「お父さ〜ん。何が釣れる?」
「いわし」
「かたくち?トウゴロ?」
「かたくち」
アミエビをポチャンとこますと・・・
”ワ――――ッ”とカタクチイワシが寄ってきます。
すると、サビキ仕掛けにピチピチ掛かってきます。
あ、これ明日のモロコ釣りのコマセ(寄せ餌)だ。
「お父さん、結構釣れるね〜。いいじゃん」
「こんなん、笑ってても釣れるで〜」
「手開きでちょちょいと開いて、つるっと食えば美味いら?」
「はっ(笑)」
釣りを語るのに多くの言葉は要らない。
明日は南伊豆、大瀬で沼津潮倶楽部9月度磯釣り大会。
予報は西の風、うねりを伴う。波しぶきを被りながらの荒磯の釣りになりそう。
久々のモロコ釣り、驚愕の魚信を捉える事ができるか・・・
ROCK’N’ ROLL in 東京ドームまであと7日。