やはり、俺向きの潮は来なかった・・・
御無沙汰していました。今週は夜、会合続きでシャチョブロ更新が思うように出来ませんでした。
8日の日曜日は石廊崎で和竿石鯛釣り大会が開かれましたが60余名の参加があり、皆さん愛用の石鯛和竿を持ち込んでの釣りとなりました。
石廊崎の本瀬港から出航し、潮通し良く、魚影も濃く、いつもとてつもない大物がエサに食いつき釣り人を翻弄する陸の丸島に渡礁。
読んで字のごとく丸い島、陸の、があるということは沖の丸島もあります。更に沖にあるから沖の丸島です。沖の丸島は波に弱く、少しでも海が荒れると渡礁不能になる、そんな島です。
前日は朝9時頃から本格的に潮が動き始め、良いアタリがあったと船長が言うので俄然気合いが入り、エサのヤドカリをハリに付け投入!
東京から来たMさん・・・「あれ〜?エサ取りいね〜ぞ〜?」
石鯛釣りの場合のエサ取りというのはフグ、べラ、カワハギなど硬い歯がある魚を指しますが、石鯛もエサ取りといわれる魚たちも同じ魚・・・エサ取り達が活発にエサを追わないということは石鯛の活性も高くありません。
でも石鯛釣りの税金外道のウツボはとにかく沢山いました。釣っても釣っても竿先をビヨンビヨンと揺らし、仕掛けをグルグル巻きにして使用不能にしてしまいます。まったく、もう!
午前9時になっても10時になって良い潮が来ません。
「黒潮洗う伊豆半島最南端」とか言いますが、いつまで経っても「はいっ???」
ウツボ以外な〜んにもいません。
よーしならば奥の手です!特効エサの伊勢エビだ!
伊勢エビをエサに使うと3キロ離れたところに居る石鯛が匂いを嗅ぎつけてすっ飛んでくる、らしい・・・
また、石鯛が居なくても喰う!とかも言われる伊勢えび・・・
ヤドカリを食べ飽きた石鯛が伊勢えびにガツガツと喰らいつき、その後グワーーーーっと愛用の和竿を根元までひん曲げ、奴の息吹を伝え来るのはいつの頃か・・・!
でも結果はいつまで経ってもそのまんま。
やはり恐れていたことが的中してしまいました。
この竿敏作、特別誂三本継を使うとどーも良くありません。
ま、俺向きの潮が来なかったと言う事にしておきましょう。
でも、ヒマな御蔭で一緒に渡礁した皆さんと釣り談義に花が咲いたり、気持ち良い秋風を頬に感じながら昼寝が出来たりと、とっても充実した一日でした。
これも石鯛釣りの醍醐味。
来週の15日は沼津潮倶楽部の11月納竿磯釣り大会が南伊豆、中木の磯で開催されます。
今のところ予報が良くありません。当日は西の風が強そうです。
天気予報が変わるのを祈るばかりです。