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    ”シャチョブロ”再開です!

    参りました。本当に参りました。先月の24日の”シャチョブロ”を最後にPCのピクチャフォルダが開けなくなり、NTTのサポートセンターやら富士通のサポートセンターやらと交信しながらフォルダをこじ開けることを試みましたが、結局、私のPCに対する知識と根気の無さに上手くいかずPCを初期化する事態に・・・

    ある程度のバックアップは済んでいたのですがそこから先が自らの能力ではなかなか進まずに行き着いたところは知り合いのK君。オートビジョン2000社のブログにもたびたび登場するK君です。仕事の合間に寄ってもらってあれよあれよというまにPCが甦っていきます。

    モチ屋はモチ屋。流石!

    K君本当にありがとう!

    というわけで今日から”シャチョブロ”再開であります。

        
    長沢区公民館耐震補強工事に伴う屋根塗装工事も無事終了しました。藤沢塗工店が自ら言うのもなんですが素晴らしい仕上がりになりました。

                              
    長沢区公民館の屋根塗装工事終了後に向かったのは清水町徳倉のS様邸新築工事現場。
          
    外部の軒天、破風板の塗装工事を担当させていただきました。軒天は薄いベージュ色、破風板は画像では塗装直後のため艶があり
    ますが軒樋と同色のマットブラックで仕上げさせていただきました。

        
    オートビジョン様の工事も着々と進んでいます。ベランダの防水塗装工事も終了し、この時点では1階ショールームの壁の下地処理を行っています。

            
    で、オートビジョン様のショールームの鉄骨表しの天井部分や柱は何色になるのかといいますと”赤”です。艶消しの”赤”です。
    USトヨタの赤!しかも艶消しです。いいです!はっきりいっていいです!鉄骨の武骨で角張った雰囲気を艶消し塗料を塗ることによって上品なメカニカル感を醸し出すことに成功しました。


    でも、遠藤君は全身真っ赤っ赤。有機溶剤の吸い込みを防止するための防毒マスク着用のため違う星の人みたいになっていました。後日、上塗りを私がやりましたがやっぱり全身真っ赤っ赤となり、現場に来ていた電気屋さんの今井さんに抱きつこうとしたらドン引きで逃げられました。

       
    ショールーム壁の下地作りも着々と進んでいます。仕上げパテが終わり、塗材の密着を良くするためのシ―ラー処理を行い・・・


    壁に凹凸を作るため基材を吹き付けています。この工程は下吹きとなります。


    これは上吹きの行程です。このような工程は外壁の吹き付けでは結構ポピュラーではありますが、内装では外壁のように大きなテクスチャーは野暮ったくなってしまいますので、そうならないために工夫が必要です。

    下吹き時は材料の粘度を若干低くし、ゆず肌状に均一に吹き上げていき、上吹き時には材料の粘度を上げて凹凸の山が少し立つようなイメージでなお且つ、吹き付けガンの口径を小さい部品に変えて、コンプレッサーからの空気圧も変えて、より細かい塗材をゆっくりと満遍なく吹き付けていきます。名付けて〈秘技!2段吹き!〉


    上塗りに使う仕上げ塗料の特性を生かすためにどんな凹凸のテクスチャーが最適なのか?そのイメージを右脳内で作り上げて実際工程にどう反映させていくのかは難しいものがありますが、逆にとてもやりがいがあるものです。

       
    上吹きまでが終了した壁のテクスチャーです。思いどおりの凹凸感が出ました。この上に仕上げ工程で上塗りを行っていきます。
    さて、どんな色合いに仕上がっていくのかは明日の”シャチョブロ”で。

    有限会社 藤沢塗工店 | General | 09/12/07 | 22:49 | comment(0)| No Trackbacks