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    八丈島どたばた遠征記。

    昨日、八丈島の続きを更新しようと思っていましたが、うっかり会合があることを忘れていて・・・

    夕方になって「・・・あっ!会合忘れてた!」 
    何とか時間に間に合ったのですが帰りが遅くて”シャチョブロ”が更新できませんでした。

    と言う訳で!八丈島どたばた遠征記の続編です。
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    午前9時頃に八丈島の底土港にに着き、島の反対側にある八重根港に移動して10時30分に出港です。
    その前に静岡県支部から参加の8人で記念撮影。

    「ハイ!ボウズ!」

    「パシャ!」

    「エ――――!!ハイ!ポーズ!だら〜?行く前からボウズはにゃーらー!!!」

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    うねりが少しありますがザブザブと激流洗う各磯へ割り当てられた順に渡礁していきます。
    ゴツゴツした溶岩流で形成された磯に東京のクラブの人たちは慣れた感じでチャチャチャチャッと素早く渡って行きます。

    東京のクラブの人たちにとって八丈島や三宅島は意外と近くて行き易い磯なんです。凪の様子を見ながらポンと飛行機や船に乗って釣りに行ける利便さがあります。逆に伊豆半島への釣行は夜のうちに東名を飛ばし東伊豆や天城経由で4時間、5時間をかけて運転してくると言うのが結構しんどいらしいのです。
    なのでどうしても比較的簡単にそして魚影の濃い離島釣行が多くなるそうです。

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    この小地根(こじね)という磯に私と浜松のKさん、富士のYさんは渡礁する予定でしたがうねりの為に渡礁を断念。

    最後に乗れる磯を船長と探しながらウロウロと走っていましたが、「トダテ(磯の名前)でやってみるか?滅多にここは乗れないから面白いかもよ」と船長の声。

    トダテと言うこの磯は低い磯の為ちょっとの波でもすぐ波を被って水没してしまう為なかなか乗りたくても乗れない磯だそうです。

    渡礁直後は北から潮が足元にぶつけていて良い感じ!巨大な口白が口を開けて待っているような期待感が高まります。足元の水深18メートル付近に仕掛けを落ち着かせると”ガツンッ、ガツンッ”と竿先をもの凄いアタリが襲います。

    すると〜〜〜〜っ!!
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    Yさんの石鯛竿が海中に勢いよくグッチャリと突き刺さりました!

    タイミングを見計らい渾身の力を込めて、合わせると!

    「北ぁ――――――!!!」
     


    強烈な引きに、腰を落として対抗し、何回もの締め込みに耐えに耐えてようやく魚が浮いてきました。
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    強烈な奴の正体は”カンムリベラ”

    「チキショー――!本物かと思ったよ―――!こいつ強烈〜〜!」

    Yさん、がっくりうなだれる。

    ベラと言う魚の仲間で伊豆諸島の石鯛釣りの税金外道です。

    時間が経つにつれエサを投入してもすぐに竿先がガツガツ!バンバン!と叩かれるアタリは全てカンムリベラ!豪竿が勢いよく”ジュジュジュジュジュ―――!”っと海中に突っ込んでも全部カンムリベラ!

    正直、カンムリベラに包囲網をしかれてしまっています。

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    またまたKさんに容赦ないカンムリベラの強烈引き―――!!

    何匹も釣っていると引きこむ様子と竿に伝わる感じで掛かっているのはカンムリベラと分かるようになってきます。

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    『カンムリベラ』スズキ目ベラ科 標準和名「カンムリベラ」
    伊豆諸島や関西より西の離島で釣れる石鯛釣りの外道。強烈な引きで釣り人の魂を揺さぶるが海面に浮かんできたときの虚脱感は味わったものにしかわからない。
    食べても美味しくは無く、島の住人も好まない。大体この青黒さとイカツイ顔つきでは食欲は湧かない。


    こいつに包囲網をしかれてしまい、もう笑うしかありません。とうとう最後までカンムリベラ釣り大会となってしまいました。
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    「もう、イヤ!こんな生活!」


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    午後4時半まで釣りをして、検量をする人はして直ぐホテルに帰りアタフタとお風呂に入って、懇親会と表彰式です。

    八丈島ならではの食事と島焼酎を美味しく頂きました。

    閉会の時に司会のH事務局長から「明日釣りを予定されている方も多いと思いますが、明日の天気予報から推測しますと恐らく飛行機の3便以降の便は欠航となる可能性が高い為1便、2便で帰られることをお勧めします」との話があり、急遽、緊急会議を開きました。

    前線や低気圧が近くなると間違いなく飛行機は欠航となり、船で帰るとなると約10時間のエレベーターの連続上下運動は耐えられません。

    いっそ勇気ある撤退を!ということで4便のチケットを翌朝6時半に1便に振り替えて帰ろうという事になりました。

    もうそうなると「繰り出すしかないでしょう!」となってしまうのが悲しい性みたいなもので、タクシーを呼んで夜の八丈島へ消えていってしまうのでした。

    午前4時頃、島焼酎でコテンパンにやられた体を引きずり、爆睡・・・
    2時間ほど仮眠?をとってチケットの手配、荷物の整理、宅急便の手配、朝食、をほぼ機能停止状態の体と脳でこなして、午前9時のANAで八丈島を後にしました。

    ハプニング続きの八丈島どたばた遠征でしたが、ま、それはそれで遠征釣行の面白いところ。

    またいつか、機会を作って口白をやっつけに行きたいものです。


    明日は健康診断と組合のソフトボール大会です。

    暑くなりそうな予報ですので水分を沢山補給しながらのソフトボールとなりそうです。

    では、また。





    有限会社 藤沢塗工店 | General | 10/06/16 | 20:36 | comment(0)| No Trackbacks