嗚呼、赤島よ・・・。もう俺を呼んでくれるな。
久々の”シャチョブロ”は7日に開催された和竿石鯛釣りの報告をいたします。
午前3時半に南伊豆、伊浜港に集合してから役員の為受付準備をしてから午前6時に伊浜港を出港。
さあ、今日はどこの磯に上がれるのかな?
潮通しが良い、A級磯に上がりたいな〜。とは皆が思っているはず。
磯割抽選で割り当てられている各磯に数人づつ渡しながら、どこに割り当てられるかな〜?と気にしていると・・・。
「あ〜〜〜、赤島だ〜〜〜・・・」
赤い岩肌のため『赤島』と呼ばれていますが、ここはちょっと海が荒れ気味の時に有望なんです。
この日はべた凪〜〜〜。
要するにこの日は非常に、非常に期待薄。
一緒に渡った幻闘会のNさんと三島石鯛クラブのKさんはもうテンションどん下がりです。
確か一昨年のこの大会でも私はこの赤島で退屈な一日を過ごした記憶があります。
毎度おなじみの磯のギャング。
時折竿先をビヨ〜ン、ビヨヨ〜〜ンと揺らすのはウツボばかり。
数日前まで五月蠅すぎるほどのイシガキダイはおろかエサ取りと言われる魚もいません。
どうなっちゃってんでしょう。
Tさんの形見分けの俊貞作の和竿も心なしか寂しげです。
結局、午後一時の納竿まで石鯛らしきアタリは一度も無し。
もうイヤ!こんな生活!
嗚呼、赤島よ。もう頼むからこの俺を呼ばないでくれ。
優勝賞品の俊貞作の和竿やその他豪華賞品が並んで表彰式を待っています。
結果は72名の参加者中、石鯛を釣ってきた人は5名。
1割にも満たない確率でしか釣れません。
石鯛はだからこそ価値ある一枚なのです。
ハイ!チーズ!
あれ?一人いない・・・。
シャイなのかな?
我が沼津潮倶楽部のY君が準優勝。
Y君は大きい大会の時に魚釣ります。
スタイルは黙々と釣りをするタイプで、いつも闘志をどこかに秘めている感じの人。
石鯛釣りは運も実力の内などと言われますがその運を引き付ける何かを持っているY君です。
最後に72名の参加者全員で記念撮影をして散会となりました。
来週の14日は沼津潮倶楽部の納竿磯釣り大会が南伊豆、中木で開催されます。
今年は水温もいまだ高く、中木の大会では良い釣りができますように!
では、また。