沼津市Y様邸外部改修塗装工事完了
本日、沼津市のY様邸の外部改修塗装工事が完了しました。
ほぼ午前中に足場の解体作業も終わり、その後敷地内の掃除をして無事Y様邸外部改修塗装工事が完了しました。
玄関へと通じるエントランスはちょっとした径(こみち)を思わせる瀟洒な感じで良いです。
施工前は木部も黒ずみ、新築時に吹付した”セラスキン”も汚れや傷みが目立っています。
今回の改修では外壁は少し緑がかった”セラスキン”吹き替えてみました。
木部も灰汁洗いをしたので白木の様に甦りました。
Y様は外壁の少し緑がかった色にイメージチェンジされることに途中から少し戸惑いを感じていたようです。
街並みのあちこちを見渡しても緑っぽい外壁の住宅が見当たらないので、選んだ色で本当に正解だったのか?と思われていたようです。
確かに一般的な住宅ではあまり緑っぽい外壁色は皆さん選びません。
単色での緑色は結構、大冒険ですが、”セラスキン”という吹き付け材は顔料で色を出すのではなく、色々な色の陶磁器を砕いた砂状の骨材の複合によって色合いを演出していくのでフワーッとした色合いに仕上がります。
結果は・・・?
大正解でした。
色的なイメージチェンジも成功しましたし、色の濃淡もオッケーでした。
Y様には大変喜んでいただきました。
施工前の打ち合わせの段階で【藤沢塗工店】の頭の中には工事完了後の成功イメージが出来上がっていますが、それを言葉で完全にお伝えすることが出来ない部分がどうしてもあるので正直、工事完了後に主観的なイメージが一致するかどうかはいつもほんの少しばかりの不安があります。
だからこそお施主様の「この色にして良かったー!」って言葉がとにかく嬉しいの一言です。
Y様邸のような和風の住宅の改修塗装工事は時に時間がかかってしまうことがあり、お施主様に工期的な問題でご迷惑が掛かってしまうことがあります。
しかし、木部の灰汁洗いなどは木部を薬品で痛めないように細心の注意を払いながら施工していくのでそれはどうしても致し方ないことです。
工期を縮めるべく焦って施工すると木部が傷んでしまい、取り返しがつかなくなることがあってはなりません。
Y様、今回の改修塗装工事に関して多大なご理解をいただき【藤沢塗工店】はじっくりと腰を据えて納得がいく施工をさせていただいたことを感謝いたします。
本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
もう明日は土曜日。
ここのところの朝の冷え込みが段々と冬の到来を予感させます。
それと同時に忘年会の話もちらほら・・・。
一年間ってあっという間です。
塗装工事業という生業を一つの任務として考えたときにこの一年で出逢えた沢山のお客様、お施主様のためにちゃんとお役にたてなのかな?
普通に上手く塗れたってレベルじゃなくてもっと、もっとお施主様の意向に沿えるように上手く仕事を熟していきたい。
と反省します。
来週からまた新しいお客様との出会いが始まります。
とても楽しみであります。
では、また。