初釣りは小下田。
昨日に引き続き磯釣りネタです。
新年初釣りは1月3日に西伊豆は小下田に行ってきました。
この日は沼津潮倶楽部のI君と週刊釣りニュースのAPC(アングラーズペンクラブの略称、簡単に言うと記者さんです)のTさんとの釣行です。
いつもですと家内の実家でおせちを摘まみながら美味い日本酒でダラダラ、ゴロゴロのお正月を過ごすのが定番なのですが今年は肝心な家内が風邪をひいたりで帰省は断念・・・。
ちょうど3日ころから冬型の気圧配置も緩まり釣り日和なんて感じの天気図となってくると「初釣り行かな〜い?」なんて電話があっちこっちからかかってきたり、かけてみたりで週刊釣りニュースの取材もかねて小下田への釣行が決定となりました。
その日は小下田の飛島丸に乗って”マスダ根”に渡礁。
前日の水温は15℃だったのがこの日は16℃に上昇。
ちょっと急に上がり過ぎかな?
水温が急に上がり過ぎてもメジナはあまり食い気が出ません。
でも渡礁直後にTさんの竿がいきなり満月状態に悲鳴を上げています。
いきなりなんだ!?なんだ!?といっているうちに上がってきたのは1キロオーバーの”良型舞鯛”です。
舞鯛はベラの仲間ではっきりいってもの凄くブサイクな魚で初めて見る人は100%「キモッ」と第一声を発するほど。
ですが冬の舞鯛は刺し身良し、煮て良し、鍋にしたらサイコ―!って魚です。
ずいぶん前に45センチくらいの舞鯛2匹を鍋にして、そして会合に出掛けて帰ったら食べるから残しといてと家族に告げておいたのに鍋の中は空っぽ・・・。
「あんまり美味しいんで全部食べちゃった・・・テヘッ」
それぐらい美味しい魚です。
で、メジナ釣りはというとあんまり芳しくありません。
メジナは居るのですが潮があまり流れず、食いが渋い状態が続きます。
手前ではなかなか食ってこないので沖の潮目を探りながらの釣りを試みるとポツポツと食ってきます。
周辺の磯に乗っているメジナ狙いの釣り人の竿も曲がらず苦戦しているようです。
潮目の潜り込む潮にウキを沈ませながら道糸を張って誘いをかけると竿先が”ココンッ”と響きます。
そしたらすかさず合わせをくれるとキュー――っとくる、そんな神経質なメジナ釣りが続きます。
上のショットはTさんが撮ってくれました。
さすがプロです。
この日もずっぽーん!
この日にしてはなかなかの良型です。
一日中食いが渋い中色々な釣り方を試しながらなんとか10枚くらいのメジナを釣ることが出来ました。
あ、I君もトーナメント釣法でちゃんと釣りましたよ。
私レベルとしては上等、上等でけっこう満腹感を味わいながら帰路につきましたが途中でもうちょっと大きいのが釣りたかったね〜なんて話から明日も行こうか!というノリに・・・。
I君は次の日に用事があるためとにかく一旦帰ることにして、車中で下田、須崎の渡船屋、辨天丸さんに予約を入れて横根への釣行を目論見ながら初釣りは終了しました。
いろんな引出しを駆使して魚が釣れて楽しめました。
こいつぁ、春から縁起が良いね〜。
夕方沼津港の食堂街でご飯を食べていると12月30日に同行したC会員から電話が入り「僕も混ぜてくださーい。田牛でボウズ喰らってストレス溜まりまくりなんで〜」
懲りない面々がまた一人増えました。
明日は初釣り2日目をお伝えしたいと思います。
では、また。