トヨタテクノミュージアム産業技術記念館その2
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
昨日に引き続き、トヨタテクノミュージアム産業技術記念館です。
プレス機が無いころは大きな木槌でフェンダーなんかをたたき出して自動車のボディーを作っていたんですね。
板金職人さんの高い技術がここにも息づいています。
1936年4月に完成したトヨダスタンダードセダンAA型です。
1942年12月までに1757台が生産されました。
約6年で1757台か・・・。
コツコツと手作りで作っていたんですね。
現代の大量生産、大量消費のスケールからは想像が付きませんが、このコツコツがあったからこを今の大量生産体制が育っていったんでしょう。
ボンネット上に鎮座するエンブレム「豊田」。
漢字での豊田を象ったエンブレムが日本でもこれだけの自動車が作ることが出来るんだ!といった誇りが充満しています。
トヨタトラックです。
荷台は木製。
その時代まだまだ高価すぎる商業車。
きっとこのようなトラックを持っていた会社はステータスシンボルとして羨望のまなざしで見られていたでしょう。
トヨエース。
メッキがあまり使われいないので凄く可愛く仕上がっています。
今、このデザインでちょっと小振りに作ったら意外と売れそう。
いつかはクラウン。
ボディーサイズの割にボンネットが長くて、高級車って感じです。
国民車のカローラ。
とはいってもその当時の日本国民はみんな買えたんでしょうか?
やっぱそれなりに高価であったんでしょう。
時代考証の知識が無いのでさっぱりわかりません。
あ〜、これは覚えています。
セリカGT。
たしか小学校5,6年生の頃に流行ったと記憶しています。
GTって付いた車はすごく速いんだ!って思っていました。
でも、この頃はサーキットの狼という漫画も流行っていてフェラーリやポルシェ、ロータス、ランボルギーニといった最高速300キロ越えの車が世界にはあるんだ〜と思うとセリカGTがいくら速くっても・・・。
敵わん。
まだまだ日本は敵わん。
なんて友達同士で騒いでいました。
2500トンプレス機で型押しされたボディー成型部品の一つ一つの美しさと言ったら正直唸りますよ。
もうオブジェです。
芸術品です。
向こうに見えるお姉さんもすっかり心奪われてました。
このトヨタ産業技術記念館は面白かった。
もっとくまなく見ていたかったです。
この日の最後は名古屋城。
天守閣の展望台に着いたのが観覧時間締切15分前。
エレベーターで駆け上がってみたのがこの景色。
高すぎず、低すぎず、絶妙な高さからの眺め。
これ、絶対計算された高さです。
しかし、中では中国からの観光客でごった返していました。
面白いですよ。
エレベーターにこれ以上乗れませんってブザーが鳴っているのにそれでも乗ろうとしてくる。
乗っている日本人が何故か「ノー!ノー!」と訴えてもそれでも乗ってくる。
ブザーが鳴る意味が解っていないのかな?
中国のエレベーターって無制限なのかな?
それとも乗ったことが無いのかな?
お国変わればってことですかね。
私達も海外に行ったら気を付けなければならないことって実はけっこうあるんでしょうね。
知らないだけで。
次の日は夜遊びが過ぎた眠い目をこすりながら岐阜県の恵那峡まで足を伸ばしました。
関西電力が作ったダム湖を遊覧船で回りながら花崗岩の巨石、奇岩を眺めての約30分。
昨日は人の英知の歴史と塊を観て、今日は自然の偉大さと不思議さに感嘆。
長野市の飯田に立ち寄ってリンゴ狩り。
もうみんな気だるく疲れてしまって実際脚立に登って”狩った”のは一人だけ。
一人でみんなの分を”狩った”ナグッチャン、お疲れ様でした。
リンゴ狩りって言っても実際、そんなに食べられるもんでもなく一人1個がいいとこです。
それにしても果物ナイフを手慣れた感じで持っちゃってあんまり洒落にならないですね。
アブナイよ〜。コワいよ〜、Tさん。
食用では無い姫リンゴがたわわに実って綺麗でした。
無事2日間の研修旅行も終わり気だるく帰ってきました。
ずーっとバスってのもけっこう疲れますが今年の旅行もなかなか楽しいものでした。
あ、現場もなんだかんだで進んでいますよ。
来週からまた現場ネタをアップしていきます。
では、また。
トヨタテクノミュージアム産業技術記念館。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
ここ数日で急に秋らしい気候になってきましたね。
サクラが狂い咲きするほどの暑さかと思ったらすぐに肌寒さが感じられる今日この頃ですが体調管理には気を付けましょう。
組合の研修旅行で行ってきたトヨタテクノミュージアム産業技術記念館。
この記念館が建っている場所はまさしくトヨタの源流。
豊田佐吉が明治44年に建てた豊田織機の試験工場の建物の一部を現代建築に取り入れて建設された記念館です。
当時の赤レンガの外壁が残されて上手く作られています。
こういうのって感動します。
どんどん壊して全部新しく、そして最新の設計デザインの建築物もいいけれど設計者の思惑とトヨタ側の思惑とが合致し、トヨタグループの歴史あるもの作りに対する思い入れがこの残された赤レンガの外壁に凝縮されているような気がします。
敷地内には豊田織機の正門門柱と当時の工場建屋が残されています。
のこぎり屋根って工場の屋根の定番でしたね。
子供の頃に町の風景画や公害ポスターなんかを書くとなぜか・・・こののこぎり屋根の工場が頻繁に登場します。
なんでかな〜。
なんかあのギザギザした屋根に興味があったんでしょうね。
話を戻します。門柱といえども和風なアールデコ調にデザインされていてちゃんと作られています。当時の職人が一生懸命作ったんだろうな。
これ、いいな。
現代の建築はそれに比べて工場生産品がもてはやされ、ビルダーもクライアントも造詣が浅くなって深い仕事をしなくなっている、そしてそれに伴って仕事が出来なくなってきている、仕事を知らなくなってきている。
技術を発揮できる現場が少なくなってきている。
だから簡単で味気ない建築物が多くなる。
悪循環。
これは末期的な状況の一歩手前か。
その状況をいつでも打破できる技量を持ちつづけていかなければならないと痛感しましたね。
記念館内部。
とうじの木製の梁、柱、窓枠、天井が綺麗にペイントされて生まれ変わっています。
その昔はこういう建物で糸を紡いで、布を織っていたんだ・・・。
写真で観たりするよりずっとリアルで判り易いこの記念館は凄いね。
設計のカラーが竹中工務店の設計のような気がしますが、もし違ったらすみません。
当時の織機の数々が並べられしかもほとんどが可動。
音、動き、造り、仕組み、そのすべてがなんか・・・、いい。
トヨタじゃなくてトヨダ。
ホーローの禁煙看板も現存しています。
いいね。
昔の職工さんちはこんな環境の中で仕事していたんですね。
当時の面影が残る廊下を歩いて行くと次はトヨタ自動車の部門です。
それはまた明日。
では、また。
組合研修旅行いってきました。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
行ってきました。組合研修旅行。
今年は尾張名古屋は城で持つの名古屋から岐阜、そして長野の旅程です。
23日午前8時に三島を出発し名古屋へ。
名古屋埠頭にあるJRリニア鉄道館の見学から始まりましたが鉄道マニアではない私としてはなんかちんぷんかんぷん。ただ1922年頃に使われていた電車がアメリカのGE(ゼネラルエレクトリック)社製の列車だったとは驚きました。
ま、良く考えてみれば自動車も家電も工業製品の先駆はアメリカであることは間違いありませんから当たり前と言えば当たり前。
今、中国辺りがドラえもんのパクリだ!ガンダムのパクリだ!トヨタのパクリだ!云々と日本国内では騒いでいますが日本も百年近く前はアメリカのパクリから始まったものが沢山ありますね。
ただ、時代が変わって色々な商品や技術に対して権利というものが発生しているのも事実。
その辺を無視してパクるのはどうかとは思いますがね。
話を戻しましょう。
結局、アメリカ製の列車は電気系統の故障が多くて当時の国鉄が辟易してしまい国内メーカーが研究開発して国産の電車を作り上げていった訳です。
今では日本の鉄道列車の技術の高さは世界一と言っても過言ではないでしょう。
あと、蒸気機関車。
デゴイチ(D51)のD系は動輪が4個の機関車。
C61とかのC系は動輪が3個。
知らなかったです。
沢山展示されている過去のJRの列車を見学していると駅のホームより下に隠れてしまう列車の部分には沢山の小さなハッチというか扉がありますが、どうもそういうところに興味が引かれてしまって、この扉の中には何が隠れてるのかなと片っ端からカッチャン、カッチャンと開けて覗いてみると見たこともないバルブや部品がその奥にあってなんか良く判んないけれども実に興味深いのです。
なんのバルブかな?とか、これって何の作動弁なのかなとか・・・。
触ってはいけない表示は無かったのですが警備員に叱られてしまいました。
あれもダメ、これもダメ、全部ダメ!
まるで子供の好奇心をも満たしてくれない見学展示場。
正直、つまらん。
全っ然!つまらん!
そそくさと出てきてしまったら無性に腹が立ってきたでは無く、腹が減ってきた―――!
この日のランチはサッポロビールの浩養園でビール飲み放題!ジンギスカン食べ放題!
溢れるほどの好奇心と向学心を融通の利かないさっきの警備員に抑え込まれ、もう!ヤケ食いだぁ!
はあ〜食べ過ぎた。
はあ〜飲み過ぎちった〜。
今宵はここまで。
明日はトヨタテクノミュ―ジアム産業技術記念館。
やっぱトヨタは凄いね。
では、また。
三島市Y様邸屋上、ベランダ防水塗装工事が始まりました。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
今日は雨。
雨の日は高圧洗浄にはもってこいの日です。
という訳で今日は三島市Y様邸の屋上、ベランダ防水塗装工事に伺いました。
屋上部分は常に風雨にさらされているのでチョーキングもひどく、FRP防水のトップコートも劣化して薄くなっています。
チョーキングを綺麗に洗い流し、劣化しているところに溜まっている汚れも綺麗に洗浄していきます。
屋上もベランダも綺麗に高圧洗浄完了です。
来週火曜日からトップコートの塗装行程に入っていきます。
明日、明後日で静岡県塗装看板業協同組合の研修旅行に行ってきます。
又その模様を来週にアップしていきたいと思います。
では、また。
今日は10月20日(頭髪の日)。
こんばんは。
今日は10月20日で(頭髪の日)です。
全国理美容業組合とかそんなような組織が考えた日なんでしょうかね。
「藤沢塗工店」が加盟している静岡県塗装看板業協同組合にも「塗装の日」があります。
それは11月16日。
「いいいろ」で11月16日と語呂合わせです。
各支部で16日近辺にいろいろな塗装に関するボランティアを行っています。
三島支部では三島市や清水町内の保育園の園庭遊具の塗装などをボランティアで行っています。
今年の春に行ったボランティア作業の風景です。
「頭髪の日」なのでそれにちなんでいがぐり頭の新着画像はいかが?
我が家の次男坊2回目の「ボウズ」。
同じ部活の同級生が授業中にPSPで遊んでいて、それが先生に見つかり、普段から色んなルールを守って学校生活を送るようにと同級生同士で意識改革をしている最中にこういう事件が勃発したので連帯責任で「ボウズ」。
とまあこんな流れなんですが・・・、授業中にゲームで遊んでるなんてのはルールとか校則とかって以前の問題で常識とか普段の躾の問題だと思います!
ど〜なっちゃてるの!?
次男坊曰く、「俺もさ〜!授業100パー真面目に聞いてるか?って聞かれれば答えに困るけどさ〜!(あ〜困るんだ)PSPは無い!あれは無い!ゲームやったり携帯いじったりはあり得ない!せっかく伸びてきてまただよ〜!頭寒いし!(そういう問題か?)」
ま、色々あるさ。それが青春だ!
昨日はちょっと釣りに行ってました。
9月に東海大の釣り理論実習というゼミで講師のお手伝いをしたことは9月の”シャチョブロ”でお伝えしましたが、その時の生徒さんのO君がメジナ釣りに行きたいと先日電話をかけてきてくれました。
19日が学校が休みなのでその日に是非!という事だったので一緒に中木の磯に行ってきました。
O君と一緒にメジナ釣りを堪能してきましたが当日はものすごい北東の風で立っているのもやっとというぐらいのタフコンディションでしたので残念ながら写真もなかなか取れませんでした。
O君は磯釣りはまだ数えるほどしか行っていないようですがなかなかの腕前でビックリ!
ちょっと疑問に思うことはすぐ聞いてきます。
教えるとすぐそれを実践してコツを掴んで連釣連釣です。
あの強風と周りをカゴ釣りの釣り人に囲まれての釣りは決してしやすかったとは言いにくい環境下で凄く頑張りました。
足元のハエ根の下の大型メジナに果敢にアタックし、五発掛けて五発バラシて、流石にガックリと崩れ落ちていましたが「やっぱ磯は凄いっす!絶対磯の方が面白いっす!次は絶対!獲るっす!」
やっぱり若いっていいですね!
四の五の言わずに突っ走りますもんね!
まだ学生の身分なのでそうそう磯釣りにはいけないようですが今冬はまたメジナ釣りの仲間が増えそうです。
納竿30分前でそろそろ片付けようかなんて思っている時に・・・。
「藤沢さ――――ん!来た――――!!」
と、同行のTちゃんが石鯛場で叫んでいます!
”竿敏”が満月に曲がっている様は明らかに”本物”!
ドン!
「オメデト―――――!」
2.6キロの綺麗なホンイシ!
強風に翻弄される竿先のアタリを逃さず丁寧に攻めたこの一枚は尊いですな〜。
このTちゃん、私と中木に来ると必ず釣ります。
前はゴンリキの磯で簡単に4.6キロのホンイシを隣で簡単に釣っちゃうしね。
お見事! 拍手!
O君は初めて見る石鯛に目が真ん丸です。
「なんか今日ヤバイっす!ホント、もうマジ、ヤバイっす!」
興奮しまくりのO君でしたが流石に疲れたようで帰りの車の中では爆睡でした。
一日楽しい釣りをありがとう!O君!
また、一緒に行きましょう!
さっき「磯・投げ情報」さんから原稿依頼がありましたので今から執筆活動?に入ります。
では、また。
清水町T様邸外部改修塗装工事終了です。
こんばんわ。
”シャチョブロ”です。
昨日は静岡市清水区で30℃超えの真夏日。
もう10月の中旬だというのにおかしな天気です。
「藤沢塗工店」はまだまだ半袖のポロシャツやTシャツが手放せません。
三宅島に行ったりしている間に清水町T様邸の外部改修塗装工事は進んでいました。
残っていた南面のシーラー処理が終了して中塗りの工程に移っていきます。
遮熱塗料の中塗り工程です。
南面は日当たりが良い為に遮熱塗料と言えどもかなり乾きが良いのでその日に上塗り工程に入ることが出来ました。
上塗り工程終了後、養生ビニールを撤去して外壁の塗装工事は終了です。
破風板や雨樋を3分ツヤのウレタン塗料をブラックサッシと同色に調色し、それを2回塗布して破風板、雨樋の塗装も終了です。
土曜日に足場解体の予定でしたが土曜日にはあいにく強風が吹く天気。
工事の最後に足場屋さんが転落したり、足場材を解体したことによって脆弱になった足場が倒壊してはお施主様に迷惑をかけていまうので安全策をとって日曜日に足場解体を行いました。
これでT様邸外部改修塗装工事がすべて終了しました。
屋根、外壁共に遮熱塗料を使用しましたので来夏はきっと過ごしやすくなります。
T様、いろいろお世話になり有難うございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
今日はあっさりめの”シャチョブロ”でした。
では、また。
2日目は地テブサ。
こんばんは。
昨日の予告通り三宅島釣行の続きです。
三宅島から西へ約9キロ走ったところに三本岳という磯がありますが、前日にその三本岳に渡礁した人の話では潮は流れず、しかも21℃くらいしか水温がないので大したアタリも無く芳しくないとの情報で水温が少しでも高い御蔵島方向に行くことになりました。
また1時間超の渡船です。
同行のKさんは途中から顔面蒼白で唾液がとめどなく分泌されて人としゃべる余裕もないほどの船酔いに襲われています。
赤TにヒゲがそのKさん。
あ〜ぁ、イッちゃってます。
飲めないお酒をあんなに沢山飲むからだよ〜。
潮色を見ながら進んでいくと前日に比べてちょっとミドリ掛かっている潮色・・・。水温が下がっていることが予想されます。
とにかく酷く酔っているKさんと高尾会長とTさんをそそくさと地テブサに降ろして、前日もご一緒させていただいたMさんと一応沖テブサに向かいましたが西寄りのウネリの為に渡礁を断念。
他に乗れる磯を探します。
左端にちょこんと見えるのが”横塚根”。
この横塚根はめったに乗れない磯でここにMさんと渡礁を試み、船を付けようとした瞬間にダバ――――っと横塚根が波を被った瞬間「だめだ〜」ということに。
結局、地テブサに渡礁。
潮は前日同様あまり効いていませんがさすが名礁地テブサです。
ゴッツンゴッツンと力強いアタリが竿先を叩きます。
この日もカンムリベラやイシガキダイのオンパレードで愉しい釣りです。
いつまでもゴジョゴジョと竿先を弄ぶアタリの正体は・・・、イシガキフグ〜!
標準和名【イシガキフグ】 フグ目ハリセンボン科 (通称:Qちゃん、オバQ)
甲殻類を好んで食べ、岩礁帯やサンゴ礁帯に棲む。ハリセンボンのように棘が沢山あるがこの棘は動かない。釣り上げたときは一応威嚇してぷーっとサッカーボールのように膨らむが大きく可愛い黒目がちの眼で睨まれても全然怖くはない。ちょっとガチャピンに似ているのも特徴。
フグ目ではあるが肝も身肉も無毒で食べられる。が、美味しくないとのこと。
ひとつ、絶対にやってはいけないことがある。口の中に指などを入れないこと。石鯛バリを潰すほどの歯と顎の威力を持つためうっかりとハリを外す時に指をグチャッと潰されてしまう。
「行った!行った――――!」
「来た―――――!!!」(どっちだ――――!?)
Mさんに良型イシガキダイのアタリ!
Mさんは宮城県の仙台からの参加です。凄いバイタリティーですね。和竿も自分で作るんです。この竿も自作ですが綺麗な曲がり方を見るといやいや本職なのでは?と思ってしまうくらいです。
ちなみに仙台で「阿古」という割烹を経営されています。
阿古とは三宅島の中の地名です。
三宅島がよっぽど好きなんですね。
2日目は午後2時20分発の東海汽船で帰路に就くため正味3時間の釣りでしたが、潮が悪い悪いと言われながらでも御蔵島の底力を堪能できました。
帰りの汽船の中では表彰式です。1位〜3位までに入賞した方は和竿やカーボン竿などの豪華賞品を手中に収め凱旋を果たしました。
初めての三宅島釣行でしたが実に楽しい2日間でした。
また是非!行きたいと思います。
明日は前線が接近するために本降りになる予報です。
日曜日には沼津潮倶楽部の石廊崎大会が予定されていますが、雨が止んだ後に西の風に変わって海が落ち着きそうにありません。
多分中止かな〜?
さ、2日間の磯釣りネタでしたが明日は清水町のT様邸の足場解体工事です。
では、また。
行ってきました!三宅島!
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
更新が遅れましたが、行ってきました!三宅島!
10月8日(土)の午後5時頃に沼津を出発して7時半過ぎに東京、竹芝桟橋に到着。
「ポイント磯クラブ」45周年記念大会の受付を済ませて午後10時20分に竹芝桟橋をサルビア号は出港しました。
竹芝桟橋の待合所にうずたかく積まれた発泡スチロールの箱の中身の正体はビール!焼酎!マグロの刺身!イカ刺し!冷奴!餃子!乾き物!
参加者50名でいきなり酒盛りだー!
ポイント磯クラブさんは三宅島や八丈島がホームグラウンドなのでこんな酒盛りは日常茶飯事で手慣れたものです。
流石です。
翌朝5時に三宅島、錆が浜港にサルビア丸は到着し、それからアタフタと着替えて釣りの準備をして光明丸に乗船。
午前6時に三宅島から約20キロほど離れた御蔵島にむけて出港です。
三宅島の雄山の噴煙で山頂付近が霞んでいます。
風向きによっては結構火山性ガスのにおいが鼻を突きますね。
箱根山の大涌谷の匂いをもっと濃くした卵の腐敗臭といえば判り易いですかね。
午前7時、やっと御蔵島が見えてきました。
ここから目指す沖テブサという釣り場までがまだまだ時間が掛かります。
御蔵時の断崖絶壁には幾本もの滝が流れ落ちて海に注いでいます。
岩肌がむき出しになった島の全景ですがこれだけ滝が沢山あるってことは木々が生い茂る豊かな自然がある証拠だと思います。
しかし、人っ子一人いない秘境って雰囲気が一杯ですね。
御蔵島本島の横にちょこんとハナレ磯があり、その一番右端が沖テブサという磯です。
この時点で午前7時半。
まだ着かないの〜?
珍しいくらいのベタ凪です。
やっとのことで竿を出せたのは午前8時をまわった頃でした。
潮流は三宅島本来の流れでは無く、伊豆半島のような流れ。
ドンブラコ、ドンブラコと流れる潮を想像していたのでちょっとがっかり、でも勢いよくガツガツと竿先にアタリが伝わります。
「キタ――――――――――――!」
ゴツゴツ!ガッ!ガッ!ガンガン!ギュギュギュギュー――!!!っと竿敏の竿が舞い込みます。
1キロ超クラスのイシガキダイがガチャガチャと喰ってきます。
イシガキダイは10枚程釣りましたが竿が舞い込むアタリはその3倍はあります。
マガニのエサをひったくるように喰いちぎっていきますのでエサの付け替えが忙しいのなんのって大変です。
標準和名【カンムリベラ】 スズキ目ベラ科 通称:アオカン(青い冠の略称)
相模湾以南の岩礁帯に棲み、ウニや甲殻類を好んで食べる。尾びれの形状が王冠に似ているためカンムリベラと名付けられた。
コイツは伊豆諸島での石鯛釣りには付き物の税金外道のようなもの。
4枚くらい釣ったかな?
竿先をひっぱたき、そしてひったくるような品の無いアタリの正体は大体このカンムリベラです。
でもこのカンムリベラはとっても引きます。めちゃくちゃ適度に引くので釣り味は実に面白いものがあります。
フライにしたり、刺身を漬けにしたりするとすんごく美味いと皆さん口を揃えて言います。
が、私はこの青黒さには食欲が全然湧きません。
ちなみにこのカンムリベラは大きかった〜。良く引いた〜。もうヘトヘトです。
そう言えば八丈島に行った時にはこのカンムリベラに包囲網を敷かれ降参したことがありました。
珍魚!キンダイだ―――!!
いろんなお魚を釣っている間に珍しい魚が釣れました!
魚の引きの感じから「お!これは本物だぞ〜!ちょっと良い型かな〜?」なんてやり取りをしながら上がってきたのは珍魚【キンダイ】です。
標準和名? 【キンダイ】 スズキ目イシダイ科になるのかな?
イシダイとイシガキダイの交雑種(あいの子)でめったに釣れません。もちろん実物は初めて見ました。
イシダイの縞模様とイシガキダイのイシガキ模様が混じっています。
魚の形は石鯛っぽいかな?
以前に近畿大学でイシダイとイシガキダイの交雑に成功したことから近畿大学の略称キンダイと鯛をかけて【キンダイ】と言う名前が付きました。
標準和名 【タキベラ】 スズキ目ベラ科
相模湾以南に棲み、ウニやカニを好んで食べる。ベラの仲間の中では大きくなる種類で最大80センチくらいまでに成長する。
ポイント磯クラブの高尾会長はこのタキベラの事を”カチョウ”と呼ぶ。じゃ、ブチョウと呼ばれる魚が他にいるのかと思いきや、否そうでは無くて小笠原諸島での呼び名だとか。
ガンガゼウニの2個付けにいきなり食らいついて道糸を引き出しながら竿をベッチャリとひん曲げたのはこのタキベラでした。
正直、あのアタリは絶対に口白だ!と思ってしまうほどの激烈引き!
このタキベラもフライにするとすんごく美味いらしいのですが色的にはまあまあ、でもベラ特有の鋭い乱杭歯を見ているとやっぱり食欲は湧いてきません。
ベラでも60センチくらいになるとムチャクチャ引きますので引き味はもうたまりませんね。
納竿の午後2時40分までずーっとガチャガチャ、ギューギューとアタリはひっきりなしに続きます。
ガンガゼ30個とマガニ30個とヤドカリ15個を使い切って、忙しくも感動の初三宅の一日目は終了です。
あーでも、もうグッタリです。
でも、幸せ。
午後6時から懇親会と抽選会が始まりました。
まずはポイント磯クラブの高尾会長の挨拶です。
高尾会長は人形美術製作の仕事をなさっていて、TVの舞台セット、アニメの着ぐるみ等の製作に日々追われています。
先般亡くなった赤塚不二夫さんは親友でした。
ポイント磯クラブの千葉さんとのツーショット。
千葉哲也さんはもうとっくに還暦を超えていますが、未だに日サロで真っ黒でかっこいいおじ様。
千葉哲也さんと言えば日本のホストの草分け的存在で歌舞伎町のホストクラブ「クラブ愛本店」の顧問として在籍しています。愛田社長さんとは社長と従業員という関係では無く盟友とか戦友とかっていう関係でしょうか。
すっごく石鯛釣りは上手です。
離島だろうが伊豆半島だろうが丁寧な釣りでホント、よく釣りますね。
酷いピンボケですが赤いメガホンマイク片手の方は昔、新日本プロレスの坂口征二さんやアントニオ猪木さんのマネージャーを務めていた中村さん。
この中村さん司会の抽選会は凄く長い!ゆうに2時間はとります。でも腹を抱えるほど爆笑の渦!もうエンタテインメントと呼ぶにふさわしいくらいの面白さです。
あまりに笑い過ぎて”荒波磯釣会”の野島さん(頭にタオル巻いた方)はもう放心状態で意識が飛んでしまっています。
でもついたあだ名は何故か”ダメ―ジャー中村”。
私はスウェーデン製のリールでABU社の1000Cが当たりました。
有難うございました。
懇親会後は部屋に戻って高尾会長、千葉さん、中村さん、武沢さん、百武さんそして私の6人で部屋飲みタイム。
濃すぎるほどの面々が集まってどんな話で盛り上がったかというと・・・、釣りの話なんかちょろっとであと、ぜーんぶオ・ト・ナのお話でした。
2日目の続きはまた明日。
では、また。
明日から三宅島に行ってきます。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
もう10月の中旬間近なのに汗ばむ陽気が続きます。
まだまだねじり鉢巻きが欠かせません。
清水町T様邸の外部改修塗装工事がいよいよ佳境に入ってきました。
シーラー処理が終わっている東面の中塗り状況です。
東面の中塗り工程終了後、中塗り工程まで終わっている北面の上塗り工程状況です。
東面は朝から陽が当たってますのでやっぱり乾きが速いです。
上塗り工程まで終了しました。
夕方までに北、東面とも養生ビニールの撤去も終わって、外壁の塗装が終了しました。
そう言えばT様邸ばかりでは無くて外壁に点々と色が違う部分があるサイディングの住宅って良く見かけませんか?
これはサイディングを打ちつけて止めてある釘頭のタッチアップの跡です。
ステンレスの釘頭にはサイディングと同色の色が塗られていない場合もあるのでどうしてもタッチアップが必要になります。
サイディングの製造段階で塗られている塗料と専用タッチアップ材の種類が違うためにこのように色違いになってしまうのです。
色は一緒なので新築時にタッチアップした時には全く違いが判りませんが、サイディングに塗られている塗料よりタッチアップ材の塗料の方が耐久性が劣るために経年劣化でタッチアップ部分が白化してこのような状況になってきます。
ある意味そろそろ塗替えの時期ですよ〜ってインジケーター役を買って出ています。
最後は南面の塗装工程です。
シーラー処理が終わりましたので明日から遮熱塗料の中塗り工程、上塗り工程に移っていきます。
明日から東京は三宅島に遠征をかけてきます。
釣り道具は既に宅急便で送ってありますし、手荷物の和竿も鬢付け油を塗って準備万端!
万が一、超ど級の”奴”にへし折られても良いように2本持っていきます。
もし2本とも折られたらどうしましょうかね。
そんな”奴”に出会えることを願って頑張ってきます。
明日の午後5時頃に東京の竹芝桟橋を目指して出発です。
10日の夜中に帰宅予定なので”シャチョブロ”更新は11日になるかな?
それまでお楽しみに!
では、また来週。
清水町T様邸の外壁の塗装工程が始まりました。
こんばんは。
ちょっとご無沙汰しておりました”シャチョブロ”です。
清水町T様邸の外壁塗装工程が始まりました。
まずは西面からの塗装です。
上塗り材との密着を良くするためのプライマー処理を施しています。
うっすらと白いですけれどもプライマーは乾くと透明に変わります。
今回、使用する材料はSK化研のクールテクトSiです。
2液型遮熱シリコン塗料を使用します。
遮熱工法では屋根、外壁とも遮熱塗料を使用するのがベストですね。
既存色に近い色を日本塗料工業会の見本帳から選びましたので色の違いが分かりずらいですがこれは中塗り工程です。
遮熱塗料は赤外線をはねかえし、外壁自体の温度を下げますので2液型と言えども乾きが遅く3時間以上経っても上塗り工程には移ることが出来ません。
よって次の日の上塗り工程の施工となりました。
西面の外壁が仕上がりました。
塗替えの場合はなるべく一面ずつ仕上げて養生ビニールも撤去するようにしています。
養生ビニールで窓が塞がっていると室内の空気の入れ替えもままならず息苦しさを感じてしまいますからなるべくそのようにするようにしています。
次は北面と東面の塗装工程です。
西面と同じようにプライマー処理をしていきます。
北面の中塗り工程です。
北面の中塗り工程が終了しました。
2日間の雨で工期が延びてしまいましたが明日は東面の中塗り工程、そして北面の上塗り工程に移っていきます。
昨日は以前に大変お世話になっていた大手ゼネコンのT工務店で監督をなさっていたY様から5年ぶりくらいにお電話を頂きました。
定年退職されてから塗替えをご依頼して下さったり、ときどき牛肉と豆類の煮込みを作ってくれて舌鼓を打ったり・・・、この煮込みがものすごく辛いのですがものすごく旨いのです。
しかも牛肉とはいっても水牛の肉です。
本来は硬くて硬くて食用には適さないくらいの肉なのですがY様の手に掛かるとこれが「ホロッホロッ」になってしまうのです。
そして特筆すべきは「岩塩コレクター」。
世界中の岩塩をストックしていて、この料理にはドイツのどこそこで採れる岩塩、この料理にはロシアの岩塩、スイカにパラパラ振って一番美味しくて、スイカの味を引き立てるのはアンデスの標高何千メートルで採れる岩塩等々、一口に塩といっても用途が違うっていうのは実に奥深いものがあり、地球の大地の恵みの奥深さには感嘆させられます。
百聞は一見にしかず、で以前スイカで試してみました。
Y様:「いいか?とりあえずロシアをかけてみな?」
藤沢塗工店:「シャクシャク・・・うんうん、普通に美味いっすよ」
Y様:「じゃ、今度はアンデス」
藤沢塗工店:「シャクシャク・・・、!!!!!!うわ!すげー美味い!全然味が違うっすね!」
Y様:「だろ!不思議だろ〜!これがあるから岩塩って面白いんだよな!」
そんなY様との関係ですが昨年10月から半年間、南米を一人旅していたそうです。
南米大陸を一人旅ってものすごくデンジャラスですがT工務店に勤務していた頃は世界中の建築コンペティションを飛び回っていましたからどう過ごせば安全かという術は体に染みついているようです。
例えば・・・、機関銃を携帯している現地ガイドを雇って連れ歩くとかです。
世界中には相当ヤバイ所が沢山あるそうです。
Y様:「おい藤沢、元気してか?」
藤沢塗工店:「ハイ!お陰様で!ご無沙汰しております!お元気ですか!?」
Y様:「おう!まあな。あのな、ちょっと知り合いの家の見積もりやってくれるか?」
退職してからもこんなに可愛がって下さり有り難いものです。
ちょっとジーンとしちゃいます。
では、また。
ゆでらっか。
こんばんは。
今日は日曜日で久しぶりに何も予定が入ってなく、一日中アジト(釣り部屋)に籠りきり。
そう言えば先日、以前に塗替えをさせていただいた秦野市のA様が秦野名産の落花生をわざわざ届けてくださいました。
しかもナナハンで!
流石!国産!
外国製の痩せこけた落花生とは違って大振りで実がパンパンに詰まっています。
が、これ生なんです。
生の落花生って初めて見ました。
薄皮が茶色じゃなくてピンク色なんですね。
生の落花生ってどんな味なんだろ?
ちょっと食べてみましたが、うん、やっぱ美味しくないです。
「Aさん、これどうやって食べるですか?」
「やっぱ塩茹でっしょ〜」
という訳で【ゆでらっか】(茹で落花生)にすることにしました。
私自身は殆ど晩酌なるものはしないのですが、この辺では【ゆでらっか】といえば酒のつまみなのでちょっと塩を多めにして茹でました。
初めての経験ですがこれが意外と難しい。
沸騰した湯に多めに塩を投入そして落花生を入れて中火で茹でる事30分。
味見。
全然味がしない。
1時間後・・・。
味見。
「う〜ん。中途半端な塩味〜。」
更に30分後。
「もうちょっとかな?」
さらに30分ほど茹でて3時間ほど冷ましてから味見をしてみると・・・。
「ウマっ!」
かなり量があったので社員に分けたりして余った分はフリーザーバッグに入れて冷凍庫へ直行。
落花生自体の甘みがあってとても美味しい【ゆでらっか】が出来ました。
A様有難うございました。
さ、これでビールでも飲んじゃおうかな〜。
今年の春に株式会社マルキュー(釣り餌メーカー)さんから発売されたドライバッグ。
発売後すぐ売り切れでやっと買うことが出来ました。
エサ入れでは無くて堤防や近場の釣りの時の釣り道具入れです。
EVA製で軽くてライトな釣りにはもってこいです。
内部には純正のメッシュポーチが付いていて、内部が見えるので携帯やたばこ、財布なんかを入れるのに便利そうです。
あと、釣りの時に使ったウキやハサミとかの小物類を入れてそのままジャブジャブと洗ってそのまま干してしまえばお片付けも楽ちん楽ちんって感じ。
エサ入れのバッカンを道具入れの代用にするよりちょっとオシャレでいいかもしれませんね。
先日10月9日に向けて準備をしなくては・・・、なんてもったいぶったお伝え方をしていましたがその準備がほぼ出来ました。
どっからどう見ても石鯛釣りっぽいでしょ?
オーナーばりさんの口白専用ばり17号〜19号を25本程ワイヤーハリスに結んで、さらに20号のハリも追加して仕掛けもワンランク太い物にして、道糸もフジノラインの石鯛専用糸20号を巻いて行こうと思います。
5日頃には準備万端にして先に釣り道具だけ三宅島に送ります。
そうなんです!三宅島に行ってきます!
東京の磯釣りクラブ、【ポイント磯クラブ】さんの創立45周年記念大会が10月9日〜10日にかけて行われますのでその大会に参加してきます。
私なんかは半島釣師ですからたまに離島に行ったからってそうそう大型の口白なんか釣れやしないと思っていますが雄大な自然の中で離島の大物釣りの気分だけでも堪能してこようと思っています。
先程、11月6日に行われる和竿石鯛釣り大会の役員会合に行ってきました。
当日の役割分担や参加人員の確認のための打ち合わせでしたが南伊豆に釣りに行った帰りの人に聞くと今日の伊豆半島は石鯛ラッシュだったそうです。
沼津潮倶楽部の会員は須崎の沖ノ島にてイシガキダイを20枚程釣ってきましたし、入間のある磯では石鯛4キロ台を頭に一人で6枚釣ったとか。
田牛の大根では石鯛の5キロ台から3キロ台が5枚。
西伊豆の松崎から渡船する岩地大根では5.85キロの石鯛があがりました。
スゴイですね〜。
水温が24度くらいに安定して、良い潮が来ているんでしょうね。
伊豆半島の石鯛釣りは今が好機です!
行きたい!
でもちょっと我慢、我慢。
さ、明日から仕事!仕事!
では、また。
清水町T様邸の進捗状況です。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
今日から10月です。
ついこの前まで酷暑だ!激暑だ!と大騒ぎでしたが富士山の初冠雪も確認できて本格的に秋めいてきました。
9月27日の富士山です。
8合目付近から頂上にかけてうっすらと雪が積もっていますが、また天気がいい日が続くと融けてしまいそして下界で雨が降るとまた積もります。
それを繰り返していくうちに真っ白に雪化粧した富士山に変わっていくのです。
清水町T様邸の進捗状況です。
棟の板金部分のサビ止め工程が終了した時点です。
T様邸の屋根に塗布する材料は「水系ナノシリコンのサーモナチュラルグレー」。
サーモというのは遮熱という意味合いを含んでいます。
遮熱塗料はここ数年の猛暑で人気がある塗料です。
立地条件にもよるので一概には蓄熱量〇パーセントダウンとは表示しにくいのですが確実に10℃以上は低い蓄熱量になります。
9月と言えども日差しの強い日にはカラーベストの表面温度は80℃以上になって触ると「アチっ!」と思わず口をついてしまうほどですが遮熱塗料を塗布した後は普通に触ることが出来ます。
室内温度も3℃〜5℃違ってくるのでエアコンの効きもよく、光熱費の削減に役立ちます。
その他の遮熱塗料のメリットは蓄熱劣化しにくいという事が挙げられます。
蓄熱劣化とは長時間、長期間熱を帯びた状態が続くと物質がボロボロに劣化することを言いますが、遮熱塗料を使用することによって屋根材や外壁材の蓄熱量が下がるのでその分塗装した部分の蓄熱劣化を大幅に遅らせることが出来て住宅自体が長持ちします。
カラーベスト3〜4枚くらいずつ塗っていきます。
それ以上の枚数を塗っていくと最初に塗った塗料が乾いてしまって次に塗るときにつなぎ目部分をより多く塗ることになってしまいその部分がツヤが変わってしまって綺麗な仕上がりになりません。
カラーベスト専用遮熱塗料の下塗りが完了しました。
次は上塗り工程です。
上塗り工程も下塗り同様の工程で塗っていきます。
上塗り工程の終了です。
来週からは外壁の塗装に移っていきます。
今日はこの辺で失礼します。
では、また。