地元、清水町に帰ってきました。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
小田原のタクシー会社様の工事が終了して、地元の清水町に帰ってきました。
清水町内にある店舗改修塗装工事が始まりました。
既存外壁は波型の模様がコテで描かれているとっても凸凹としたテクスチャー。
白い外壁色から真逆の真っ黒に衣替えです。
専門的にいうと真っ黒では無くて、墨色と表現します。
艶消しがコンセプト。
でも、塗料としての外装材は艶消しって少ないんです。
何故かというと粒子が荒くなる関係でどうしても耐久性が落ちてしまうのでメーカーさんも作りたがらない現状があります。
内部の壁などや軒天等の雨風が当たらない場所にはアクリルエマルジョン系の艶消し塗料を使用する例は普通にありますがその塗料では常に風雨にさらされる外壁には耐久性が無くて使えません。
「藤沢塗工店」が良く使う外装材としては2液性のウレタン塗料やシリコン塗料がありますがその系統の塗料では3分ツヤまでのツヤ調整が精一杯なのでそれ系の塗料はこの現場には使えません。
菊水化学という塗料メーカーから発売されている「水性ファインコートシリコ」ンという外装材があります。
今回はこの塗料をチョイスしてみました。
既存の下地の傷み度がそれほどでは無い場合には水性塗料でありながらシーラー塗布が必要なく、艶消しでも耐久性は抜群に良いです。
もちろんツヤの調整は3分、5分、7分、ツヤありと好みで選べますし、シリコン系なので水性ウレタン系よりも長持ち。
シーラー処理が必要ないという点では1工程省けますのでコストダウンにつながります。
コストダウンが図れて尚且つ高耐久。
この塗料は良い塗料です。
この塗料を使用しての下塗り工程が終了したので上塗り工程に移っていきます。
明日はクリスマスイヴ。
デートしてお酒飲んでクリスマスプレゼントをもらう日じゃありませんよ。
イエスキリストのお誕生日ですよ。
今日は日本国の天皇誕生日。
天皇陛下も78歳になられて「震災の為に心重い一年」とおっしゃられていました。
年の瀬になると一層、被災地の現状が重く、辛く感じます。
自分の無力さを小ささをちょっと感じます。
さ、明日も頑張りましょう!
では、また。