石鯛シーズンいよいよ突入です!
黒潮の流路が変わりました!
水温が少しずつ上がり始めています!
15日に神子元島で3.3キロ、下田沖根の平根で2キロ〜4キロまでが3枚出ました!
いよいよ伊豆半島の石鯛シーズン突入です!
15日の日から急ピッチで石鯛の仕掛け造りに励んでいます。
石鯛バリはいつものオーナーばり製で石鯛手研15号、OH石鯛16号、石鯛匠17号、OH石鯛18号を19本撚り38番ステンレスワイヤーに装着。
なぜ4種類も必要?かというとエサの大きさに沿ってハリの大きさをその都度替えるからなのです。
アタリの出方や石鯛の活性の高さによって小さいエサのほうが良いのか、柔らかいエサのほうが良いのか、逆に食い気を煽るために大きいエサのほうが良いのか、硬いエサのほうが良いのかとその時その時の状況によってエサの種類、大きさを変えますからとりあえず4種類ほどのハリの号数が必要となる訳ですね。
これは瀬ズレワイヤー。
テンビン仕掛け、捨てオモリ仕掛け、本仕掛けの3種類をせっせと作ってます。
でも、仕掛けにはあまりこだわりませんね。
この仕掛けなら釣れる!っていうのは無い訳で、これもその時の状況で使い分けます。
渡礁した磯での状況下が潮が余りに速く、竿下しか狙えない時は本仕掛けで足元の壁を狙うとか、ちょっと沖目で喰い込みが悪そうなときは半遊動のテンビン仕掛け、遠投するときは捨ておもり仕掛けとかで使い分けます。
これはあくまでもザックリとです。
仕掛けで喰わせようとばかり考えると根周りのどこを攻めるかとか、この潮の流れの場合は海溝のどこに石鯛が潜んでいるかとかのイマジネーションがしぼんでしまい釣りがアグレッシブで無くなりますからおまじない程度といつも考えています。
道糸はフジノライン製の石鯛ゴールドと石鯛ホワイトゴールドの2種類が必携です。
潮色が濁っていたり、暗い時には白い石鯛ゴールド。
このような時は白くて目立つ道糸でも石鯛に警戒心を与えませんし、見やすいので仕掛けが入っている角度も判りやすいし、竿下のピンポイントに仕掛けを入れるときにも便利です。
逆に潮色が澄んでいる時は茶色い石鯛ホワイトゴールド。
海中では非常に見えにくく石鯛に警戒心を与えません。
また、白い石鯛ゴールドを使っていてなかなか喰い込まない・・・なんてときに思い切って茶色い石鯛ホワイトゴールドを巻いてあるリールに交換してみるとすんなり喰い込んだりしますので道糸も状況によって使い分けるようにしています。
オーナーばりのデカパック。
いわゆるお徳用ってやつですね。
このデカパックの厚手のビニールパッケージ。
これ、仕掛け入れに使ってます。
ちょうどいい大きさでライフジャケットのポッケにジャストフィット!
ま、今更って感じですが、何か?
いつもならもう気が狂ったように石鯛釣りに没頭している筈なのに、今年は水温上昇が遅くてやっと、やっと石鯛釣りに行けます。
まさしく、満を持してという感じです。
よくメジナ釣りの人に聞かれます。
「石鯛釣りってアタリが無いと退屈じゃありません?」と。
意外と退屈じゃないんですよ。これが。
はたから見るとぼ〜っと竿先見つめて竿が絞り込まれるのをただ、ただひたすら待っているようにしか見えないと思いますけれども、小さなアタリを見ながらエサ取りなのか、本物(石鯛)なのか、喰い込ませるには次はどのエサを使おうかとか、あーしてみようかこーしてみようかとか結構真剣に考えてるんですね。
色々な目論みが見事に合致して、愛竿が根元までひん曲がり磯に”ペチャ―――ッ”て張り付く様を夢見てひとり妄想族もなかなかいいものです。
今週はまだまだ仕掛け作りが続きます。
和竿の手入れもしなくてはいけません。
開幕はどの和竿で挑もうかな〜なんて考えてると・・・。
あ、もうニヤニヤしてる。
では、また。