沼津市M様邸と沼津市K様邸塗装工事の進捗状況です。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
今日は久々の現場ネタです。
まずは沼津市のM様邸の新築塗装工事のつづきです。
大きな吹き抜けがあるM様邸。
そこここの木部の塗装工事が進んでいます。
階段やベンチ、笠木などをオイルステインで着色後、ウレタンクリヤーを2回塗って仕上げです。
オイルステインは白色を多めに加えたのでとてもシックなブラウン色になりました。
こちらは和室。
普通は白木部分に磨き洗いを施してワックス仕上げという工程ですが、M様邸は違います。
なんと!ヒノキの柱にオイルステイン塗装です。
ちょっとした田舎大工さんが見たら卒倒ものですが、「藤沢塗工店」的には全然あり!
無垢材の造作物はオイルステインで着色してウレタンクリヤーで仕上げたりするのが木目を生かした塗装工法で一般的ですが板目のタモ材なんかを半ツヤのフタル酸塗料で薄く何回も塗ると実に上品な木目が塗りつぶしているのにも関わらずその凹凸が実に綺麗に浮き出て面白い仕上げ感でしたし、和室の木部も以前真っ黒の半ツヤフタル酸塗料で塗りつぶした事がありました。
あれはカッコよかった!
大工さんが綺麗にカンナをかけて仕上げた部材だからこそそんな塗装工法が生きてきます。
和室は白木!って固定概念から脱却してもっと塗装にこだわった建築物が多くなっても良いと思うんです。
久能山東照宮とか有名な神社仏閣だって極彩色の漆で塗装されています。
絶対に和風建築は白木のままが良い!なんてことはないのですから。
天井のクロスだってちょっと洒落てます。
きっとかっこいい和室なりますね。
これで沼津市M様邸の塗装工事は終了です。
きっと良い家が出来る筈!
楽しみです。
沼津市のK様邸外部改修塗装工事も進んでいます。
屋根の中塗り工程。
カラーベスト専用シリコン塗料を塗布しています。
カラーベスト専用シリコン塗料の中塗り工程が終了しました。
次は軒天の塗装工程。
水性のアクリル塗料を塗布しています。
軒天の塗装工程が終了した後は鉄部のケレンと錆止め工程です。
サイディングのコーナー金物も長年の間に錆が浮き出てきています。
沼津市ならではの塩害による錆です。
このくらいの程度の錆はサビ止めだけを塗ってもあまり効果がありません。
サビ止めを塗る前にさび転化剤で錆を鉄に転化させてからサビ止めを塗ると結構、サビ止め効果が上がり、より効果が持続します。
サビ止めタッチアップ工程が終了しました。
いよいよ外壁の塗装工程です。
2液型のシリコン塗料の中塗り工程です。
本日、北面、西面、東面の中塗り工程が終了しました。
明日は上塗り工程に移っていきます。
今週末にはまた、雨陽気の予報ですので晴れ間が続いている間にどんどん進めましょう。
では、また。