さあ!今日から現場です!
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
昨日まで研修旅行の為、お休みを頂いておりましたが・・・。
さあ!今日から現場です!
沼津市E様邸の西面、北面、東面の外壁塗装工程ですがブルーグレーの既存外壁の塗装前の外壁です。
全体的に色褪せが目立ちます。
2液型エポキシシーラーを塗布する下塗り工程です。
塗布した部分は色褪せした既存塗膜が濡れ色になって濃くなっていることがわかります。
新築時から16年経過しているサイディングは既存塗膜が劣化しているばかりでなく、日当たりが良い所、風雨が直接当たる場所などはサイディングの内部まで劣化が目立ちます。
サイディングは既存塗膜の劣化が進行してしまうとサイディング内部に雨水が侵入して高温時の膨張、低温時の氷結膨張によってサイディング内部から劣化していきます。
その膨張を繰り返すうちに既存塗膜が膨れたり、持ち上がったりしながら既存塗膜が剥がれていきます。
依存塗膜が著しく剥がれたりしている場合には2液型のエポキシシーラーを塗布してサイディング内部まで浸透させて脆弱化したサイディング内部から固めて、サイディング自体を強化していく必要があります。
単純に溶剤が揮発して乾燥する1液型シーラーは単純乾燥の塗膜ですが2液型エポキシシーラーは主剤と硬化剤の混合によって化学反応を起こすことによって塗料分子が1液型エポキシシーラーよりより強固な架橋システム性能を発揮し、サイディングの内部劣化部分まで浸透して内部から固めていきます。
よって2液型エポキシシーラーの下塗りをすることが、劣化が目立つサイディングの塗替えには必要不可欠な行程となります。
シーラーの下塗り行程が終了し、乾燥後には2液型シリコン塗料の中塗り工程です。
2液型シリコン塗料の中塗り工程が終了しました。
玄関がある東面の塗装前です。
東面も全てエポキシシーラーを下塗りとして塗布します。
シーラーが乾燥後、2液型シリコン塗料の中塗りです。
中塗り工程での塗膜を十分乾燥させてから上塗り工程に移っていきます。
最近は晴天が続いて、お陰様で工事もスムースに進んでいます。
明日は各所上塗り工程をお伝えしていきます。
ちょっと台風21号の進路が気になる今日この頃。
では、また。