第25回和竿石鯛釣り大会
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
昨日は第25回和竿石鯛釣り大会に行ってきました。
第25回・・・、1年に一回の大会ですから25年も続いているんですね。
釣人の損得勘定なしに和竿を使って石鯛釣りを愉しむ親睦の会ですからそういう意味では25年も続けていくのはものすごく根気と情熱が無いと出来ないものだと思います。
凄いですね。立ち上げからの先輩たちの壮絶な努力というものを想像しようとしても想像しきれない自分が今ここにいます。
午前3時半参加者の皆さんが続々と南伊豆の伊浜港に集結して受付開始。
私達、沼津潮倶楽部の会員はオブザーバー含めて5名。
磯割抽選の結果、妻良の磯で釣りをすることとなりました。
渡礁した磯は平島。
この日は前日からのウネリが少し残っていて波に弱い平島は何とか釣りができる状態で時折大きいウネリがザバーっと足元を洗います。
妻良の平島は妻良の中でも1級磯で名高いのですが最近はあんまり好きではないというのが本音。
石鯛を狙う場所はハエ根が張り出していて根掛かりがきついのです。
どうしても根掛かりを切るときにハエ根で道糸がこすれて海中に切れた道糸や仕掛けが残ってしまってそれがまた根掛かりを誘発して釣りがしにくくなってしまっています。
ま、とにもかくにもそんなことは言ってられませんので頑張って釣りを開始。
一投目からガツガツと石物特有のアタリがあり竿を絞り込みます。
バタバタと竿先を揺らす感触はイシガキダイ。
たぶん・・・。
結果はやっぱりイシガキダイ。
ここ数年のイシガキダイの多さには手を焼きますね。
外道では無いのだけれどもうお腹いっぱい。
潮が変わって上り潮になると石物のアタリがパタリと無くなって本命以外の小魚がエサをつついたり、あとは税金外道のウツボがビヨンビヨンと竿を揺らします。
グニョロロロー。
ウツボやウナギ、アナゴのように蛇のように長い魚ってエサを喰う時にクルクル回転するんですね。
これが厄介。
仕掛けをぐちゃぐちゃにしちゃって使えなくしちゃう。
そんなこんなでずーっと上り潮が続いて下り潮が来たのは午後12時。納竿が12時半ですからもうTHE END。
結局、イシガキダイ一枚の釣果に終わってしまいました。
今回も俺好みの潮からは見放され、神頼みも通用せず・・・。
難しいっす!石鯛釣り!
だからこそ釣れた時はもの凄くうれしいんですけれどね。
1位から3位までの入賞者の皆さんです。
おめでとうございます!
表彰式会場の伊浜港に戻るとちゃんと石鯛が釣れていました。
流石です!
優勝者には俊貞作の和竿が送られますが俊貞さんの竿は凝った作風に仕上げられていますので伝統工芸品的な和竿という感じで見事です。
最後に総勢74名で記念撮影。
また来年、お会いしましょう!
では、また。