ご無沙汰しておりました。
こんばんは。
大変長らくご無沙汰しておりました。
”シャチョブロ”です。
夏休みも終わり、先週末から現場が始まっています。とはいっても実はなんだかんだでお盆休み中も現場が進行していました。
清水町I様邸の賃貸住宅3棟の外部塗装工事をお盆休み中に施工いたしました。
軒天塗ったり。
破風板塗ったりしていました。
お盆期間中に全ての塗装工事が終了しました。
担当の監督さんもお盆休み返上で頑張ってくれました。
お疲れ様でした。
そんな工事期間中にこんなことがありました。
破風板の塗装が終了してその後にある建築材料を取り付ける工程があるのですが天気の都合上、塗装工程とその工程が一日重なりました。3棟ある訳ですから実際には段取りや工程がかち合う事もなく順調に進む筈、ノープロブレムなのに監督さんにその職方さんからある朝早く電話があったそうです。
その電話の声は怒号だったそうです。
「まだ塗装が終わってねーのか!」
「ひでー段取り組みやがってこの野郎!」
「大体、休み中に出てやってんのにどういうことだ!」
「ガミガミガミガミガミガミガミガミ!」
という内容だったらしいのです。
まだ若い監督さんなのでビックリするやら、頭にくるやら、どうすればいいのやらで朝からちょっとパニクってしまっていました。
気の毒・・・。
別に何の迷惑も誰も職方さんにはかけていないのになんでそんな理不尽な事を言うのでしょう?
何か勘違いをしています。
元請けの監督さんがいくら若くても元請けの社員さんであってちゃんと敬意をもって接することはいわば常識だと思うのです。
その職方さんいつも自分の所の職人さんを怒鳴っています。
若い監督さんにも横柄な態度を取って怒鳴ったりするのですが、そうでない監督さんや社長さんにはいつもペコペコ。
気が小さいんだろうな・・・。
人としての器も小さいんだろうな・・・。
自分より若い人や立場的に弱い人、下の人にはめっぽう強く出て虚勢を張っている。
それが自分を下げてしまっている事に気づいていない。
現場でそれを見聞きしている他の職人さん達の気分を害している事も全然気づいていない。
現場近隣に住んでおられる方が怪訝そうな目で見ている事にも気づいていない。
それに伴って元請けの評判を落としていることにも全く気づいていない。
終わってる・・・。
だからいくら普段威張って見せても誰もその職方さんをよく言う人はいません。
可哀想に。
スカッと男らしくない。
最近の流行り口調だと面倒くさいヤツって感じ。
工務店の監督さんやその建物を作るのに携わる各職人は一致協力してより良い建物を作ることに邁進しなければなりません。
何故か。
自己中心的に怒ったりして心が刺々しくなっていては建設的な思考にならずに仕事のクオリティーが下がります。
それはお施主様にとってはデメリット以外何者でもありませんから。
大体、今時あっちこっちに当たり散らす親方なんて流行りません。
時代錯誤も良い所。
みっともない。
こういう人とはあんまり同じ現場で仕事したくないですね。正直。
さてさて、気を取り直して清水町のI様邸外部改修塗装工事の進捗状況をお伝えします。
勾配があるセメント瓦の屋根の高圧洗浄行程です。
汚れや苔を綺麗に洗い流してみると瓦の角が割れていたり、瓦を止めてある釘が浮いたりしていましたのでコーキング処理をしたり釘を打ち直したりして塗装の工程を待ちます。
外壁、軒天、破風板、窓、シャッター、網戸等々も綺麗に洗ってチョーキングや汚れを取り除きます。
屋根の塗装工程が始まりました。
まずはシーラー処理です。
シーラー処理は上塗り材との密着を良くしたり、上塗り材の吸い込み防止、脆弱化した基材の強化などの役目があります。
屋根専用のシリコン系塗料の中塗り工程です。
既存塗膜の色は黒でしたがせっかく塗り替えるので少し軽めの色合いにしたいとI様がおっしゃられたのでダンケルブラウンという色にしてみました。
中塗り工程が終了して最後に上塗り工程です。
屋根の塗装が終了して綺麗に仕上がりました。
黒い線は足場の影です。一応お伝えしておきますね。
これは「ロリップ」。
I様邸の屋根勾配は安全帯なしではちょっと怖いし危ないので、今回はロリップという安全装置を使用しました。
屋根の棟に単管を一本、足場屋さんにお願いをしてその単管に親綱をセットしてその親綱をロリップに挟んで作業員が墜落しない措置を取っています。
体重が下方に掛かればこのギザギザが親綱に喰い込んで止まる仕組みになっています。
このギザギザの部分を動かしてロリップ自体を上方にスライドさせれば上にはスルスルと行けます。
安全、便利。
現場では色んな道具が大活躍です。
さ、明日も現場です。
そう言えば、午後3時を過ぎると少し、少しだけですけど涼しく感じませんか?
食欲の秋の気配が・・・。
メタボリカル オータムはすぐそこまで来ているような気がするのは私だけでしょうか?
あ、そうだ!健康診断の結果が出ました。
「これホントにオト―サンの診断書ぉ?誰かのと間違ってなぁい?」(家内の第1声)
「バッカだな〜。人は見かけによらんのよ。わかる?」
明日は自慢しちゃいますね。
お付き合いください。
では、また。