三島市F様邸の外部改修塗装工事が始まりました。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
最近は朝晩がめっきり寒くなっていよいよ冬本番な気候になってきて、そろそろ忘年会やらなんやらで師走的な空気が漂うようになってきました。
先日引きかけた風邪もすっかり良くなった・・・とはいきませんがマスクが必需品の日々です。
富士市のH様邸の工事が終了して三島市のF様邸外部改修塗装工事が始まりました。
ガーデニングがご趣味のF様。
工事期間中はガーデニングを愉しむ事もあまりできずにご迷惑をお掛けいたしますが宜しくお願い致します。
外壁の既存色は濃いグレー、破風板などの木部はライトオーク色。
とてもシンプルな佇まいのF様邸ではありますが色のバランス、玄関建具の形状等々センス良くまとまった住宅です。
最初は外壁や軒天、その他の場所の高圧洗浄工程から始まりました。
洗浄工事が終了してから破風板等木部の灰汁洗い工程です。
洗浄前は既存塗装膜もすっかりと剥げ落ち、米松の破風板は変色しています。
灰汁洗い用の洗浄剤を使用して灰汁を洗い流し、漂白します。
灰汁洗い、漂白が終わりって残存する薬剤を最後に水で洗い流して灰汁洗い工程は終了です。
灰汁洗いをすることでこのように白木の状態に戻すことが出来ます。
木目が透けるタイプの木材保護塗料を使用するときには塗装前にこのような灰汁洗い処理を施すとより一層木目が目立ち仕上がりが綺麗です。
次は軒天の塗装工程です。
反応硬化型のアクリルエマルジョンペイントを使用しました。
普通のアクリルエマルジョンペイントより反応硬化型アクリルエマルジョンペイントは耐久性があり、防カビ、防藻効果も長持ちします。
下塗り、上塗り工程が終了して軒天の塗装工程が終了しました。
軒天と壁の取り合い(境目)の所に細い木部が見えます。
これは回し縁と言いますが、一般的には壁と軒天の入隅に取り付けるのですがF様邸の場合は軒天の下端とツライチに取り付けられています。
この住宅を設計された設計士さんのセンスの良さが伺えますね。
こういうのって言われなければ解らないのですが、こういうところに拘るところをみるとなかなかのセンスの持ち主の設計士さんだと思います。
養生工程も進んでいよいよ外壁の塗装工程に移っていきます。
その模様はまた後日お伝えしていきます。
では、また。