組合ボランティア
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
この3連休はお天気も良く行楽日和。
ここのところ、毎晩のように会合があったりで何か落ち着かない日々を過ごしていたので昨日も今日も事務所を片付けたり、釣り部屋で道具の手入れとかでゆったりとした時間を過ごしていました。
先週の土曜日は三島塗装看板業協同組合のボランティアの日。
11月16日は「いい色の日」なのでその近辺の土曜日を利用して三島市内の保育園の遊具の塗装をボランティアで行っています。
ボランティア会場は青木保育園と青葉保育園の2ヶ所。
午後1時に三島市役所に集合して班分けをしてボランティアに臨みます。
私は大場駅近くの青葉保育園の担当。
既存塗膜が浮いて凸凹しているところをサンダーケレンして、遊具等を手際よくカラフルに仕上げていきます。
皆んなでパパッといろんな色を作って順番に色分けをしながら塗りますが、隣あった遊具の配色が被らないように、そして色のバランス、思わず駆け寄って遊びたくなるような色で仕上げていきます。
色んな色を作る過程で面白いのは作る職人さんによってビビッドな色を作ったり、パステル調に作ったりと色々なんですね。
色に対するセンス、色の好みは十人十色。
同じ塗装職人ではあるけれど自分の塗り方と少し違う塗り方をしていたり、使う刷毛が違っていたりとそれぞれの店の違いも分かったりしてほんの数時間を共有するだけでお互いが教え合ったり勉強したりしてこのボランティアは得るものが多いと思いますね。
職人だからうんちくやら流儀やら侃々諤々。
充実した時間。
いま風の言い方だと”リア充”。
明日、園児のみんなは気付いてくれるかな?
綺麗になった遊具で遊んでくれるかな?
でも、明日、雨。
少し残念。
さ、明日から仕事仕事!
では、また。
清水町Y様邸新築塗装工事
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
清水町Y様邸の新築塗装工事を担当させていただきました。
まずは内部木部の塗装から。
枠、笠木、カウンター等々に使われている木材は”アガチス”です。
最近ではアガチスを使用することは珍しくなりました。タモ材などに比べて柔らかく、塗料の吸い込みも良く、肌触りがサラサラツルツルとして柔らかい触感の木材です。
ウレタンクリヤーにて仕上げる事になりましたのでまずは下塗りとしてサンディングシーラーを下塗り工程として施工します。
サンディングシーラーとは塗料の吸い込み止めの効果があり、サンドペーパーでの研磨が非常にしやすい下塗り材です。
サンディングシーラーの下塗りが乾いたら240番のサンドペーパーにて研磨します。
サンドペーパーでの研磨が終了した後、ウレタンクリヤーの中塗り工程を行います。
ウレタンクリヤーの中塗りが乾いたらもう一度240番のサンドペーパーで研磨します。
この研磨作業が仕上がりを良くするためにはとても大切な作業工程です。
ウレタンクリヤーを塗ることで木材繊維の毛羽立ち、塗装直後に付着した埃などが仕上がり後のザラつき感となりますので木目に沿って満遍なく研磨することでそのザラつき感が無くなります。
塗装膜の厚さはわずか0.何ミリの世界ですから触感でのザラつきは「塗る」という作業だけでは無くすことが出来ません。
故にこの研磨作業が仕上がりの良さを決める重要なファクターとなり、この工程を甘く見ることは絶対に出来ません。
サンドペーパーでの研磨が終了して最後にウレタンクリヤーの上塗り工程を行います。
アガチスは塗料をよく吸い込みますのでサンディングシーラーを一回、ウレタンクリヤーを二回塗って内部木部の塗装作業は終了です。
各所木部塗装が終了しました。
そして外部の塗装作業となります。
今回は軒天の塗装のみ。
アクリルエマルジョン塗料で下塗りを施します。
サイディングが濃い色目なので軒天との取り合い部分(境目)を真っ直ぐに線を出して塗らないと仕上がりが良くないのでそこら辺が腕の見せどころ。
下塗りが乾いたらビス頭をパテ処理します。
パテ処理したパテが乾いたらエマルジョン塗料で上塗りします。
軒天の仕上がりです。
Y様邸全景。
塗装工事が全て終了して工事完了です。
このあと、樋が付いて外構工事に入っていよいよ完成です。
11月ももう既に下旬に入り、もうすぐ師走を迎える時期となりました。
衆議院の解散風が2閣僚辞任の後に急に吹き始め、もう吹き始めると止まりません。
12月14日に衆院選の投票日となりました。
GDPもマイナス成長と発表され、消費税10%案も先送りされ、この2年ほどの安倍政権に対する国民の信を問う形になりました。
アベノミクス効果はこの辺では全くと言っていい程感じられず・・・。
円安、原油高によってどうもパッとしない・・・。
消費税が8%になって消費が確実に落ち込んでいます。
ここまで落ち込んでしまった景気から、またデフレ状況からの脱却は色々と手を変え品を変え、手を打っていかないとおいそれとは経済は回復しません。
そんな気がします。
「藤沢塗工店」があるわが町清水町も人口が増えずに商業、工業も疲弊していく一方です。
真ん中に国道1号線が走り、大型商業施設もあって、名水百選の柿田川もあります。持てるポテンシャルとしてはいい立地条件だとは思いますが調整区域が多くて農家を営んでる方は宅地や商業地として活用したいと望んでる方も多くいるようです。
敬老祝い金も無くなり、敬老の日に配られるお弁当も無くなり、リフォーム助成金も上限5万に引き下げられ、町内施設の営繕工事も少なくなり、町民サービスもなんとなくジリ貧。
なのに卸団地で開催される自転車レースに警備費用で500万円だか計上されてたりして、この自転車レースは県内外から参加者があるようですが町内の商店とかが出店するわけでもなく、誘致してもなにか町民にこれといったメリットがあるのかとっても疑問。
沼津市にお願いしているゴミ問題と焼却場建て替え問題だってどうなっちゃっているのかなぁ。
近隣市町は大型商業施設の誘致や人口増加に成功していますし、三島市なんて「ごめんね!青春!」のドラマでみしまコロッケとか三島市のイイところをどんどん宣伝してるし、なんかドンドン進んでる感じがしますね。
やっぱり、首長さんのレスポンスの違いなのかな?
約4年前の町長選、町議会選の折に地方新聞のコラムにこんな記事がありました。確か。
町長選は新人候補が出ずに無投票当選。
町議会選は定数が減り新たな新人候補が出てこない。
清水町民は現状の町制に満足しているのだろうか?別に選挙で泥仕合なんか望むべきことではないけれど、よりもっと町を良くしたいという候補者がなぜ出てこないのか?
この事なかれ主義の清水町に誰か風穴を開ける人物が出てくることを期待する。
コラムの全てを記憶している訳ではないので大雑把ではありますがこんな内容であったと記憶しています。
例えばあの夕張メロンで有名な北海道の夕張市。
大変な時期がありました。
伝え聞くところでは市内の商業、農業、工業が市政と一体となって市内でお金を回すようになってから随分良くなって暮らしやすくなってきたと聞いてます。
やっぱり何かアクション起こさないと良いも悪いも動きません。
来春、4月の同時町長選、町議会選に期待しましょう!
おっと!その前に12月14日の衆院選だ。
投票に行こう!
では、また。
清水町I様邸、ベランダ防水工事のつづき
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
11月9日の和竿石鯛釣り大会・・・。
雲見の佐平場で一日竿を振りましたが利貞の”とんがらし”が舞い込むことなく静かに、静かに、何も起こらず終了しました。
優勝はチームタイドのYさんが伊浜のスズメで3.7キロを見事釣り上げ、優勝でした。そのほかには雲見のサバ島で2.7キロが釣れましたが、結局、検量に持ち込まれた魚はその2枚だけ。
今年の伊豆半島は難しい・・・。
釣りが終わってから餌のヤドカリを海に浸けようとしてかがんだら、ポケットからデジカメがスルリ・・・。
「あっっ!!!」
大体、その後は想像できますよね。
なので、画像はありません。
では、気を取り直して清水町のI様邸の防水工事の続きをお伝えします。
防水材の下塗りが乾燥した後、防水材の上塗りを行います。
この防水材は水性で、乾燥後は若干の伸縮性がありますので地震などの揺れに対してクラック現象が起こりにくくなります。
防水材の上塗工程が終了しました。
防水材を良く乾燥させた後、高耐久のトップコートを塗布します。
トップコートを塗布することで防水材の劣化を防ぎます。
トップコートの下塗り工程が終了してよく乾燥させてから上塗作業を行います。
このトップコートはI様邸の屋根に塗った塗材と同じものを使用しました。
I様邸のベランダは広く、日当たりもとても良いのですが、それゆえに夏場は相当の熱を帯びます。
階下は居室となっていますので遮熱塗料の使用で来夏以降の室内高温化に対処しました。
ベランダの防水塗装工事が終了して、全ての工事が完了しました。
工事期間中は大変お世話になりました。
I様にはこれからもお世話になることと思います。
今後共よろしくお願いいたします。
久しぶりの更新ですが今日はこの辺で。
では、また。
〈ぶっ飛びデカバン〉 「デカバン」応用編
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
久々に石鯛釣りに行ってきました。
10月は台風のお陰で2釣行計画総崩れ。
それからはどうしても釣行計画が立てられず、かと言って別にストレスが溜まるわけではないけれどやっぱり行かないと潮の見方や釣り方を忘れちゃいます。
行った場所は沼津の井田。
井田の磯は七島と呼ばれていて、その中でも一の島は潮通しもよく石鯛場としては一級磯です。
土、日曜日は予約がびっしりと入っていてなかなか渡れません。
という訳で、一の島。
富士山向かいの釣り座に構えました。
とろとろのイイ感じの下り潮が差し込んでいますが、潮色があまり良くありません。
だいたいこんな感じの色の時は2枚潮。
2枚潮とは上層と下層の水温差が数度あったり、上層と下層の潮の流れが同じでなかったりするのを2枚潮と言います。
石鯛の大好物のガンガゼを付けて投入してもアタリの出方がぱっとしません。
・・・。
また?・・・。
伊豆半島での石鯛釣りはあまりコマセ(撒き餌)をしません。
竿下だけを狙うポイントであれば竿下には簡単にエサを撒くことが出来ますが、少し遠いポイントを狙うときにはウニ殻は撒くことが出来ないのでどうしてもコマセを撒くことから遠ざかってしまいます。
マルキューさんから発売されている石鯛コマセ「デカバン」も投げ入れてもせいぜい10メートルとか15メートルの飛距離しか出せません。
もっと、遠くにデカバンを飛ばせたらなぁ・・・。
コマセを間断なくどこにも撒けたらもっと石鯛釣れるのになぁ・・・。
そこで!今回は「デカバン」をより遠くまで投入できる方法の紹介です!
[用意するもの]
・デカバンを入れていくバッカン。2箱なら36センチ。3箱なら40センチ。
・コマセカッター(マゼラー)
・メジナ釣りに使う遠投用コマセ柄杓
・マルキュー「デカバン」3箱
・マルキュー「ぶっ飛びボイル」1袋(3分包)
釣り餌のオキアミには「生」と「ボイル」の2種類があります。
ボイルオキアミは浮く特徴があるのでメジナを浮かせて釣りたいときや青物のカゴ釣りの時に青物を浮かせて釣りたい時などに使います。が、粘りが無くボソボソとしていますのでそのままでは遠投が出来ずに空中でバラけてしまいます。
そんなボイルオキアミに粘りを持たせて、まとめて遠投できるようにする為の添加剤がマルキューさんから新発売となりました。
もちろん本来の使い方はボイルオキアミに混ぜて使うのですが、主成分は増粘多糖類。
食品に粘りなんかを付け加えるための成分です。
この粘り成分を「デカバン」混ぜて応用してみようという訳です。
「デカバン」自体にはあまり粘りはないので水を加えるとまとまりが無く、柄杓で投入しても遠くまで飛びませんし、空中でばらけてしまって海底付近まで届きません。
ですから、今までは1本を半分に折ったりしてドボン!ドボン!と投げ入れることしかできませんでした。
デカバン自体には沈降速度を速めるために重めに仕上がっています。そこに粘りを加えてあげれば柄杓での遠投が可能になります。
では、題して「ぶっ飛びデカバン」の作り方です。
まず、バッカンに「デカバン」を1箱分入れます。
デカバンをコマセカッターでザクザクと粗めに刻みます。
次に「ぶっ飛びボイル」を3分包のうち1分包入れます。
「ぶっ飛びボイル」は1袋に3分包入っていますのでそのうちの1分包だけを入れるのでお間違えなく。
これをコマセカッター(マゼラー)で良く混ぜます。
満遍なくぶっ飛びボイルが混ざったら海水を1リットル加えます。1リットルですよ。1リットル。それ以上加えるとベチャベチャになりまとまりません。
海水の分量を量る目盛りが付いている水汲みバケツを使うと便利です。
海水を加えてよく混ぜて、数分すると海水分が馴染んで出来上がり!
ぶっ飛びボイルの増粘多糖類が水分を吸って粘りが出てきます。
この「ぶっ飛びデカバン」をメジナ釣りの時にコマセを遠投するように撒けばイイというわけです。
デカバン自体が重いので向かい風でもそこそこ飛びますよ。
作るときの注意点は一度にたくさん作らないこと。
重いので混ぜるのに無駄に体力を消耗します。
1箱分作って、残り少なくなってからまた1箱分作るようにしましょう。
1日分としてはデカバン3箱と
ぶっ飛びボイル1袋。
それ、重いわ!という人は最低2箱は必要です。
それ以下だとコマセを間断なく撒くことが出来ないばかりかコマセとしての機能を果たせません。
石鯛のシーズンが終わって寒メジナの時にメジナ釣りをする人ならバッカンもコマセカッターも柄杓も持ってますよね
柄杓のカップの大きさは小さいサイズはお薦めしません。
50ミリとか、それ以上の大きさのカップを備えた遠投柄杓のほうがばらけながら海底付近まで沈降します。
これといって荷物になるわけでもありませんし、いつものメジナ釣りの感覚で撒けばいいのです。
潮の流れを計算して仕掛けが落ち着いているであろうと思われるポイントの潮上にジャンジャン撒いてください。
サザエの殻等はハンマーで細かく砕いてぶっ飛びデカバンに!
仕掛け回収時に付いてきたガンガゼの殻はそのままぶっ飛びデカバンに入れてコマセカッターでザクザクと砕いて混ぜましょう!
ヤドカリの足や爪もハンマーで適当に砕いてぶっ飛びデカバンに!
で、こんな感じ。
ぶっ飛びデカバン!是非!お試しを!
日曜日は和竿石鯛釣り大会。
台風20号さん!早く抜けて!
お願い!
では、また。
清水町I様邸鉄部、ベランダ防水工事の続き。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
ご無沙汰しておりました。
新潟へ行ったり、群馬へ行ったり、少しお暇を頂いたりしてバタバタしておりました。
さて、現場ネタ行きます。
清水町I様邸のベランダ手摺の塗装がサビ止めまで終了していました。
2液型ウレタン塗料の下塗り工程です。
既存色は赤っぽいチョコレート色でしたがいかにも出来合いのチョコレート色でしたが、I様邸に設えられているブロンズサッシに似た色を現場で調色して塗ってみました。
2液型ウレタン塗料の下塗りが終了しました。
2液型ウレタン塗料の下塗りが終了して、次は上塗りの工程です。
ベランダの手摺塗装工程が終了しました。
次は庇の下塗り工程です。
こちらは2液型ウレタン塗料の淡いアイボリー色に塗りました。
庇の下塗り工程が終了しました。
下塗りが乾いてから2液型ウレタンの上塗り工程です。
庇の塗装工程が終了しました。
最後はベランダの防水塗装です。
まずはプライマー処理です。
防水樹脂にセメント系の粉体を混ぜたプライマーを下塗りとして塗装します。劣化したコンクリートに浸透させながらコンクリート表面を強化して中塗り材との密着を高めます。
プライマー処理が終了しました。
今回の防水工事では立ち上がりまで防水することにしました。
画像を見ていただくとベランダの土間部分から約20センチほど上の壁部分緑色の養生テープが貼ってあるのが分かると思います。
外壁と土間部分の取り合いの部分の隙間から将来的に雨水が染み込まないように防水塗料を20センチほど立ち上げて塗装することにしました。
では、何故、立ち上がり幅が20センチなのか?
画像左側の窓やドアの下部に20センチほどの巾木ががとってありますがこの巾木の高さと同じ高さにして、見た目のバランスを良くしました。
次の工程は防水材の上塗りです。
では、また。