今日も”アジト”籠りです。
最近、現場ネタがありませんね・・・ちゃんと仕事してますよ〜。
社員のみんなは伊東の別荘地の現場にこもりっきりなので、私はS工務店さんの新築現場の鉄部錆止め工事に行ってきました。
函南町S様邸。つい最近上棟したためにまだ外壁も防水紙を張った状態です。
大きなベランダを支えるための鉄骨製丸柱。
鉄骨は搬入時には錆止めが塗装されていますが、搬入時にどうしてもキズが付いてしまうため、そのままにしておくと錆止めが剥がれたところから錆が発生してしまいます。内部に関してはそういう問題は無いのですが、外部に関しては注意が必要です。
まだ、日中は暑いですが、確実に空は高くなってきています。秋です。
モロコ釣り準備の為の”アジト”籠りも佳境に入って来ました。
仕掛けも何とか用意できました。竿掛けとなるピトンはYの字型の前受けとロータリーピトンのセット。全部ステンレス製なのでやたら重いのが玉にキズ。竿はダイコー社製、フルフィールドクエ480MH。リールはペンのロクマル。両方で重量3キロオーバー。
このモロコ竿、入手するのに苦労しました。
15年位前の晩秋、11月頃でした。この竿が欲しくて、欲しくていつもの沼津釣り具センターさんに在庫確認。在庫無しの回答。しかもいつ入荷するか不明とのこと。でも、どこかにはあるだろうと・・・
この辺のどこの釣り道具屋さんにも在庫なし。え〜?そうなの?そういえば普段どこの釣り道具屋さんでも見かけないな〜。東京の有名な釣り道具屋さんでサンスイと言うお店がありまして、そこならあるだろうと、在庫確認。・・・ありませんでした。他メーカーのモロコ竿も在庫なし。店員さんの話では一年のうち12月の一か月間にしか作らないし、その生産分も殆ど予約が入っていてすぐの入手は難しいとのこと。
モロコ竿の在庫状況にとって11月なんて端境期もいいとこらしい。
ならばっ!と関東、東海、関西、中国、九州地方の有名釣具店や底物専門釣具店を徹底的に調べ上げ、まず関東、東海地方の釣具店に在庫確認。すべて在庫無し。更に中小の釣り道具屋さんに在庫確認。すべて在庫無し。・・・え?・・・
、
どこかのお店で「九州はモロコ人口が多いから九州から聞いてみたら?」とのアドバイス。九州中の釣り道具屋さん何十軒聞いても・・・在庫無し。・・・ええ?・・・
次、中国地方。在庫無し。エェッ―――!?
そんなにモロコ竿って無いの〜?
その当時ですから、もう気分はチョベリブ・・・。 いまは死語。
次は関西地方かぁ・・・疲れた・・・完全にスローダウン、気絶寸前。
それからも、「すんまへんな」〜の連続・・・何件目かにビック釣具店、ここはけっこうコアな釣り具屋さん。
トボトボ電話。
「あ〜、ありますよ〜」
「エ、エェ―――!!!ホントですか―――!!!」
夢の様な気分でした。
お目当てのモロコ竿が手元に届いた時、小躍りするほどうれしかったのを憶えています。
めでたくモロコが釣れて最後に必要なのが100円ライター、じゃなくてギャフです。ギャフ!
激闘の末、手前に寄せてきたモロコの大きな口にこのギャフを突っ込んで、一閃!
それからギャフに結びつけてあるロープをたぐり、磯の上に引きずりあげて万歳三唱と言う運びになります。
土曜日の天気は雨。最初は北東の風ですが、雨が止む頃には西風に変わるでしょう。
南伊豆、大瀬は石廊崎の東に位置しているので13日の大会は何とか出来るでしょう。
モロコが釣れれば、磯釣り大会の後はモロコ鍋大会だ―――!
こうご期待!
ROCK'N' ROLL in 東京ドームまであと、8日。いえ、7日。