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    石鯛シーズン開幕一発目は玉砕。

    昨日、石鯛シーズンの幕をこじ開ける様に神子元島へ行ってきました。

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    午前5時、下田港から約30分の航程で神子元島に到着。
    下り潮がもの凄い勢いでぶっ飛んでいます。

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    船長と相談の上、名礁【青根】に渡礁。石鯛場には正面から下り潮がぶつけています。
    良い感じですが潮色は緑色に濁った菜っ葉潮・・・これが気になります。

    エサのヤドカリをハリに付けて投入すると”ガツガツッ、ゴツゴツッ”とアタリが竿先に出ますが、どれもエサ取りのアタリでパッとしません。

    水温も17.6度と少し下がり、尚且つ底潮はもっと冷たく、深い所に仕掛けを入れると全くアタリがありません。

    だめだ・・・下がりっぱなで2枚潮だ。


    メジナ釣りの会員も水温低下と速い潮の流れに苦戦しています。
    それでもポツポツとイサキ、二ザダイ、メジナを釣っていました。
        
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    『イサキ』 スズキ目イサキ科 標準和名【イサキ】
    イサキの旬は初夏。夏に産卵期を迎えるため夏のイサキは活発に摂餌し、脂が乗ってとても美味くなる。大きな移動は行わず、産卵場地先の水深50メートル前後の岩礁域周辺での越冬、夏場の浅場での摂餌、産卵と言う生活を繰り返す為伊豆七島等の潮流が速い海域では脂の乗りが悪くあまりその海域のイサキは美味くない。逆に伊豆半島の須崎周辺で釣れるイサキは特に美味い為市場価値が高い。


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    『サンノジ』 スズキ目二ザダイ科 標準和名【二ザダイ】
    メジナ釣りの外道で黒目がちの目でおちょぼ口の可愛い奴。釣り味は強烈に引くので面白いのだが身も強烈に磯臭い。
    どうしても食べたければ磯で丁寧に内臓を取り出し、血抜きをした後に潮氷りにして持ち帰り、刺身にした後は焼き肉のタレで食べるとまあまあイケる、らしい・・・。


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    『尾長メジナ』 スズキ目メジナ科 標準和名【クロメジナ】
    メジナにはメジナ(口太メジナ)クロメジナ(尾長メジナ)オキナメジナ(スカエース)の3種がいて、一般的に良く釣れるのが口太メジナ、南方系の尾長メジナ、離島でたまに釣れるスカエ―スがいる。
    今回釣れたのは尾長メジナ。口太メジナより引きが強く、歯が鋭いため細いハリスだと切られやすい。口太と尾長の見分け方は尾長メジナの方が尾びれが長く、えらぶたの縁が黒い。
    伊豆七島では50センチがアベレージサイズ。これからの季節は口太メジナより尾長メジナの方が美味。


    午後1時。石鯛組の私とTさんはもうグダグダなのにOさんは一人黙々とエサを打ち返しています。
    すると、竿先をグワッっと抑え込むアタリ!

    「お―――っ、行くか―――?イケ―――!!!」

    グワワワ―――っと竿先が海面めがけて突き刺さりました―――!!!

    「イッタ――――!!!」

    渾身の力で合わせて、さあ、激闘の幕開けです!


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    激闘?の末に上がってきたのはグニョロロロ〜ンの税金外道、大型ジャウタ(ウツボ)!

    Tさんはどこのツボに入ったのか分かりませんがケタケタと笑いが止まりません。

    いつも肩で風切るように歩くOさんが「絶対!本物だ!」と言わんばかりの必死の形相でやりとりした末に上がってきた税金外道を確認した後の鳩が豆鉄砲食らったみたいな表情がたまらなく可笑しかったのでしょう。たぶん。

    この一発で磯の上はチャンチャン!おしまい!

    石鯛シーズン開幕一発目は見事に玉砕でしたが、来週は石廊崎で全磯連静岡県支部の大会があります。潮が変わることを祈りつつ又作戦を練り直します。

    では、また。

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