お盆の期間中も営業してます。
今日からお盆休み。
朝の通勤ラッシュも無く現場までス―イスイと着きました。
【藤沢塗工店】はお盆期間中も営業中です。
清水町卸団地内の事務所の鉄骨階段改修塗装工事をお盆期間中に仕上げる予定です。
工事着工前の鉄骨階段。
外部に設置されている為どうしても鉄骨は腐蝕してしまいます。
鉄骨階段や外部鉄部の改修塗装工事を請け負うことはよくありますが、殆どのお客様はとことん錆びさせた後にご依頼くださいますが鉄の錆びは錆び止めを塗っても完全に錆びの進行を止める事は出来ないと説明させて頂いています。
塗料の性能が良くなり外部からの雨水の侵入を長期間防ぐことが出来るようになりましたが、錆びが生きている内部からまた錆びが浮いてきてしまうケースが殆どなのです。
ケレン工事の内容として手工具でのケレン、電動工具でのケレン等々ありますが一般的なケレン工事は単価的な問題からも殆どは手工具でのケレンとなるのが定石です。
塗装後8年程経過してその時点でうっすらと錆びが浮いていたらそろそろ早めのお手入れを検討して頂きたいと思います。その段階でしたらケレン工事の手間もあまり掛からないので工事費もグーンとお安くなります。
何事も早めの手当てが肝心です。
ケレン工事後の段板部分。
剥がれた塗装膜を除去して、細かな錆びもマジックロンというたわしの様な道具で削り取ります。
デッキ下の錆び止め塗装状況です。
使用する錆び止めはシアナミド系の錆び止め塗料です。錆びの進行度合いによって使用する錆び止め塗料の種類が違ってきます。
全体的にうっすらと錆びが浮いている状況ではエポキシ系の錆び止め塗料が効果的。
今回の様に場所によっては鉄部の深いところまで錆びている場合にはシアナミド系錆び止め塗料が向いています。
塗料メーカーは値段の高いエポキシ系を薦めるのですが、確かにエポキシ系は塗膜が硬く当然外部からの水分をシャットアウトする効果は高いのですが、いかんせん乾きが速すぎる!
乾きが速いと錆びの内部までに錆び止め成分が充分浸透せずに効果が思ったより無いのです。
シアナミド系はじわじわと乾く間に錆びの内部に錆び止め成分が浸透していくので錆び止め効果はかなり良いものがあります。
ほぼ錆び止め工程が終わりました。
明日は2液性ウレタン塗料の中塗り工程です。
日中の暑い中、お施主様が様子を見に来て下さいます。
「本当ならお盆休みなのに無理にお願いしてすみませんね〜。暑いから無理なくお仕事してください」
本当に感謝、感謝であります。
また明日から頑張れます。
では、また。