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    行ってきました!三宅島!

     こんばんは。

    ”シャチョブロ”です。

    更新が遅れましたが、行ってきました!三宅島!


    10月8日(土)の午後5時頃に沼津を出発して7時半過ぎに東京、竹芝桟橋に到着。

    「ポイント磯クラブ」45周年記念大会の受付を済ませて午後10時20分に竹芝桟橋をサルビア号は出港しました。


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    竹芝桟橋の待合所にうずたかく積まれた発泡スチロールの箱の中身の正体はビール!焼酎!マグロの刺身!イカ刺し!冷奴!餃子!乾き物!

    参加者50名でいきなり酒盛りだー!

    ポイント磯クラブさんは三宅島や八丈島がホームグラウンドなのでこんな酒盛りは日常茶飯事で手慣れたものです。

    流石です。




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    翌朝5時に三宅島、錆が浜港にサルビア丸は到着し、それからアタフタと着替えて釣りの準備をして光明丸に乗船。

    午前6時に三宅島から約20キロほど離れた御蔵島にむけて出港です。



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    三宅島の雄山の噴煙で山頂付近が霞んでいます。

    風向きによっては結構火山性ガスのにおいが鼻を突きますね。

    箱根山の大涌谷の匂いをもっと濃くした卵の腐敗臭といえば判り易いですかね。




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    午前7時、やっと御蔵島が見えてきました。

    ここから目指す沖テブサという釣り場までがまだまだ時間が掛かります。



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    御蔵時の断崖絶壁には幾本もの滝が流れ落ちて海に注いでいます。

    岩肌がむき出しになった島の全景ですがこれだけ滝が沢山あるってことは木々が生い茂る豊かな自然がある証拠だと思います。

    しかし、人っ子一人いない秘境って雰囲気が一杯ですね。



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    御蔵島本島の横にちょこんとハナレ磯があり、その一番右端が沖テブサという磯です。

    この時点で午前7時半。

    まだ着かないの〜?

    珍しいくらいのベタ凪です。



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    やっとのことで竿を出せたのは午前8時をまわった頃でした。

    潮流は三宅島本来の流れでは無く、伊豆半島のような流れ。

    ドンブラコ、ドンブラコと流れる潮を想像していたのでちょっとがっかり、でも勢いよくガツガツと竿先にアタリが伝わります。




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    「キタ――――――――――――!」

    ゴツゴツ!ガッ!ガッ!ガンガン!ギュギュギュギュー――!!!っと竿敏の竿が舞い込みます。





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    1キロ超クラスのイシガキダイがガチャガチャと喰ってきます。

    イシガキダイは10枚程釣りましたが竿が舞い込むアタリはその3倍はあります。

    マガニのエサをひったくるように喰いちぎっていきますのでエサの付け替えが忙しいのなんのって大変です。



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    標準和名【カンムリベラ】 スズキ目ベラ科 通称:アオカン(青い冠の略称)

    相模湾以南の岩礁帯に棲み、ウニや甲殻類を好んで食べる。尾びれの形状が王冠に似ているためカンムリベラと名付けられた。



    コイツは伊豆諸島での石鯛釣りには付き物の税金外道のようなもの。

    4枚くらい釣ったかな?

    竿先をひっぱたき、そしてひったくるような品の無いアタリの正体は大体このカンムリベラです。

    でもこのカンムリベラはとっても引きます。めちゃくちゃ適度に引くので釣り味は実に面白いものがあります。

    フライにしたり、刺身を漬けにしたりするとすんごく美味いと皆さん口を揃えて言います。

    が、私はこの青黒さには食欲が全然湧きません。

    ちなみにこのカンムリベラは大きかった〜。良く引いた〜。もうヘトヘトです。

    そう言えば八丈島に行った時にはこのカンムリベラに包囲網を敷かれ降参したことがありました。




    珍魚!キンダイだ―――!!


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    いろんなお魚を釣っている間に珍しい魚が釣れました!

    魚の引きの感じから「お!これは本物だぞ〜!ちょっと良い型かな〜?」なんてやり取りをしながら上がってきたのは珍魚【キンダイ】です。



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    標準和名? 【キンダイ】 スズキ目イシダイ科になるのかな?


    イシダイとイシガキダイの交雑種(あいの子)でめったに釣れません。もちろん実物は初めて見ました。

    イシダイの縞模様とイシガキダイのイシガキ模様が混じっています。

    魚の形は石鯛っぽいかな?

    以前に近畿大学でイシダイとイシガキダイの交雑に成功したことから近畿大学の略称キンダイと鯛をかけて【キンダイ】と言う名前が付きました。


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    標準和名 【タキベラ】 スズキ目ベラ科

    相模湾以南に棲み、ウニやカニを好んで食べる。ベラの仲間の中では大きくなる種類で最大80センチくらいまでに成長する。
    ポイント磯クラブの高尾会長はこのタキベラの事を”カチョウ”と呼ぶ。じゃ、ブチョウと呼ばれる魚が他にいるのかと思いきや、否そうでは無くて小笠原諸島での呼び名だとか。


    ガンガゼウニの2個付けにいきなり食らいついて道糸を引き出しながら竿をベッチャリとひん曲げたのはこのタキベラでした。

    正直、あのアタリは絶対に口白だ!と思ってしまうほどの激烈引き!

    このタキベラもフライにするとすんごく美味いらしいのですが色的にはまあまあ、でもベラ特有の鋭い乱杭歯を見ているとやっぱり食欲は湧いてきません。

    ベラでも60センチくらいになるとムチャクチャ引きますので引き味はもうたまりませんね。


    納竿の午後2時40分までずーっとガチャガチャ、ギューギューとアタリはひっきりなしに続きます。

    ガンガゼ30個とマガニ30個とヤドカリ15個を使い切って、忙しくも感動の初三宅の一日目は終了です。

    あーでも、もうグッタリです。

    でも、幸せ。



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    午後6時から懇親会と抽選会が始まりました。

    まずはポイント磯クラブの高尾会長の挨拶です。

    高尾会長は人形美術製作の仕事をなさっていて、TVの舞台セット、アニメの着ぐるみ等の製作に日々追われています。

    先般亡くなった赤塚不二夫さんは親友でした。




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    ポイント磯クラブの千葉さんとのツーショット。

    千葉哲也さんはもうとっくに還暦を超えていますが、未だに日サロで真っ黒でかっこいいおじ様。

    千葉哲也さんと言えば日本のホストの草分け的存在で歌舞伎町のホストクラブ「クラブ愛本店」の顧問として在籍しています。愛田社長さんとは社長と従業員という関係では無く盟友とか戦友とかっていう関係でしょうか。

    すっごく石鯛釣りは上手です。

    離島だろうが伊豆半島だろうが丁寧な釣りでホント、よく釣りますね。




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    酷いピンボケですが赤いメガホンマイク片手の方は昔、新日本プロレスの坂口征二さんやアントニオ猪木さんのマネージャーを務めていた中村さん。

    この中村さん司会の抽選会は凄く長い!ゆうに2時間はとります。でも腹を抱えるほど爆笑の渦!もうエンタテインメントと呼ぶにふさわしいくらいの面白さです。

    あまりに笑い過ぎて”荒波磯釣会”の野島さん(頭にタオル巻いた方)はもう放心状態で意識が飛んでしまっています。

    でもついたあだ名は何故か”ダメ―ジャー中村”。


    私はスウェーデン製のリールでABU社の1000Cが当たりました。

    有難うございました。


    懇親会後は部屋に戻って高尾会長、千葉さん、中村さん、武沢さん、百武さんそして私の6人で部屋飲みタイム。

    濃すぎるほどの面々が集まってどんな話で盛り上がったかというと・・・、釣りの話なんかちょろっとであと、ぜーんぶオ・ト・ナのお話でした。


    2日目の続きはまた明日。


    では、また。



     

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