「磯・投げ情報」8月号発売!
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
なかなか雨が降らない今年の梅雨ですがこれはこれで良いのやら悪いのやら・・・。
実は梅雨の時期は釣りには良い季節。
台風や低気圧接近に気を付ければ海は結構いい凪で水温も上がって魚たちも活性が上がって色々な魚釣れるようになってきます。
身近な堤防では小鰺や子サバ、イワシが乱舞しますし、浜では近距離でキスが釣れるようになりますし、磯では回遊魚、メジナ、イシダイ、イサキ等々が竿を曲げて釣り人を楽しませてくれます。
「今度の休み釣りでも行くかな〜っ」と思い立ったら吉日です。
まずは「いそなげ」買って情報収集!
一旦家に帰ってあれやこれやと調べてから釣り道具を引っ張り出し、足りないものを釣り道具屋さんで買い足していざ!釣り場へ!
「磯・投げ情報」8月号が発売になりましたよ〜。
8月号では今月の大漁苑で神子元島の青根の石鯛ポイント紹介をさせてもらいました。
是非!ご一読を!
今年は石鯛ラッシュ!
特に下田沖根の横根、石取、平根、神子元島が良いですね。
西伊豆では小下田がなんかすごいことになってますしね。
南伊豆はあまりぱっとしないというかムラがありますね。
上物釣りのコマセが入り過ぎのような気がしないでもない・・・。
梅雨が明けると磯はフライパン状態で大変な季節になりますので今のうちに行っておっかないといけませんね。
先日、ちょっと入間の赤島へ石鯛釣りに行ってきました。
名礁、牛根で特大のギンガケ(雄の石鯛のことをこう呼びます)を!と目論みましたが低気圧のウネリが僕らの行く手を阻みます。
陸付の下り潮を期待して赤島に渡礁しましたが8時くらいまでは良いアタリがありましたね。
それからは上りの潮に変わって水温低下・・・。
その先は大体想像がつきますね。
いつも通りですよ。
いつも通り!
その日は他の渡船屋さんが船を出していなかったので船長の計らいで午後2位半までの釣りとなりましたが2時をまわった頃に待望のアタリ!
いやこれホント!
竿先を抑え込む上品なアタリなんですよ。
本当に本当にホンモノだと思いました。
なかなか喰い込まず静かに時は過ぎていきます。
竿先に出るアタリの出方で海の中を想像してリールのレバーをフリーにし、スプールに軽く指をあてて魚が道糸を少しづつ引き出していくのに沿って道糸を送り込みます。
1メートル・・・。
ゴツ!コツ!
まだ、走りません。
奴は警戒しています。
更に1メートル送り込みます。
アタリが出始めて数分が経ちましたがまだコツ!コツ!とアタリます。
こちらの殺気を感じ取られないように平常心を保ちながら更に1メートル道糸を送り込みます・・・。
まだ、走りません。
頭の中はゆっくりと竿が弧を描いて極限まで曲がり込んで一閃をかますイメージでいっぱいですが、「取らぬ狸の皮算用」と言い聞かせあの瞬間を待ちます。
更に1メートル送り込みます。
これで都合4メートル分の道糸を送りこんだことになります。
ゴツ、ゴツ!
クククッと竿先が抑え込まれ、
行けっ!!!と念じますが竿先が少し戻りました。
竿を竿掛けから外して手持ちに切り替えるとグ―――と竿先に魚信が走りました。
アドレナリンは暴発寸前!
これはもうイッタと思いました。
鋭い一閃で先手を取るべく大きなアワセをくれて激闘の幕開けを期待しました。
が!何も引きません。
ただ、重いだけ・・・。
悲しげに曲がる竿敏・・・。
結果、コイツでした。
あの前アタリ・・・。
絶対本物だと思った。
ビヨヨン!なアタリはウツボのアタリ。
ゴツゴツ!なアタリはホンモノのアタリ。
4メートルも送り込めばウツボの場合は大体どこかの穴に入り込んで根掛かり必至なのに送って送って送って送って更に手持ちで送って5メートルも送り込んで走るか〜?
普通・・・。
なんでよ〜。
「ちくしょ======!!!!!」
余りの悔しさにウツボから取り去った仕掛けを磯に叩きつけましたね。
今回ばかりは。
ウツボには罪はありません。
アタリの見立ての難しさを痛感した。
正直自分の未熟さに腹が立った。
落胆では無くて、逆に火がついた。
水温、潮色、潮向、潮速によって魚のアタリは千差万別。
だから釣りは面白いのだ!
次はいつ行こうかな?
では、また!