長沢区公民館の外部塗装工事もそろそろ終了です。
今日も引き続き長沢区公民館の塗装工事です。
公民館の玄関の庇(ひさし)の塗装工事前の養生行程です。マスキングテープで看板のチャンネル文字を一つ一つ丁寧に腰を据えてじっくりとマスキングします。
使用する塗料はウレタン系メタリック塗料。メタリックを吹き付けする専用のスプレーガンを用いて、まずはプライマーを下塗りとして1回目。
次にメタリック塗料塗装の前に専用のソリッド塗料を中塗りとして吹きつけます。これが2回目。
もう一度、ソリッド塗料を吹き付けます。ソリッド塗料をムラ無く吹きつけて既存下地の色を完全に隠ぺいしないとメタリック塗料の本当の色が出ませんから大切な行程です。これが3回目。
ソリッド塗料の吹き付けが終了して、いよいよ難しいメタリック塗料の吹き付け行程です。これで4回目。
一度に塗膜を付けようと吹き過ぎるとダレが生じてしまいます。そうなると修正が効かずやり直しになってしまいますので吹き付け終えた場所のツヤの出加減を見ながらじっくりと確実にそして迅速に吹き付けていきます。これで5回目。
メタリック塗料を2回程吹き付けるとメタリックの色合いが確実に出てきますが、元々アルミ粉が入っている粉っぽい塗料ですから、その粉っぽさゆえツヤに若干のムラが出ます。そのムラを消すためにメタリック塗料に専用シンナーを多めに入れて塗装面のほんの表層だけをを溶かすようにムラなく吹きつけていきます。
これで、6回目。
6回目で使用したメタリック塗料を更にシンナーで希釈して吹きつけます。ここまでの工程数を重ねると塗装面が重厚感あるヌラッとした感じに仕上がってきます。これで最後の7回目。
今日は風が強く吹かずこのようなデリケートな吹き付け工事に適していた日でしたので一気に作業を進めました。手前味噌ですがかなり満足行く出来栄えとなりました。
明日、周りの養生材をはがして完成です。
ちなみに内部の木部塗装も進んでいます。昨日、オイルステインで着色した木部をウレタンクリヤーで仕上げています。
明日は内部木部の塗装やトイレ関係の壁、天井の塗装工事に取り掛かる予定です。