2011年、新年あけましておめでとうございます。
新年あけましておめでとうございます。
昨年も沢山のお客様に支えていただき、また大変お世話になり本当にありがとうございました。
今年も【藤沢塗工店】は「より美しく彩り、より強く護る。これが私たちの目指す仕事です」をモットーに掲げ、全てのお客様の為に全力で仕事に邁進する所存でございます。
本年も昨年に引き続き倍旧のお引き立ての程、よろしくお願いいたします。
今日から【藤沢塗工店】は仕事始めですが年頭のご挨拶回りが今週の主な仕事です。
というわけで2011年の初”シャチョブロは”磯釣りネタからスタート!
昨年末に家の大掃除も終わった頃、納竿の為に下田市の田牛(とうじ)にメジナ釣りに行ってきました。
その日は田牛の大根という磯に渡礁しましたがなんと大根周辺の海水温は14℃。
前日の水温は14.5℃。
0.5℃も下がってしまって、しかも14℃なんて水温は普通は2月下旬ころの水温です。
殆どの魚に活性が無いことは想像するに難しくない状況です。
午前6時半ころから釣り始めましたが数時間経過しても付けエサがハリにそのまま付いた状態が続きます。
コマセ(まき餌)の効果が表れた頃、フグが現れ始めそのフグの歯でハリスを傷つけられ時にはハリを取られてしまうのでマルキューの「フグバイバイ」をコマセに添加。
「フグバイバイ」
面白いネーミングですが釣りエサメーカー?マルキューから昨年4月に発売された配合エサの一種で、自然素材の軽石を細かく砕いたようなものです。
これをコマセに混ぜて撒くとフグが寄らなくなります。
何故か?というと。
フグは一枚歯で何でもかじって食べますが、それゆえにその歯を大切にしています。「フグバイバイ」のような硬いものをかじって歯が傷ついたり、欠けたりするのを極端に嫌うために海面に漂うウキ周辺にコマセを撒いているとフグが寄らなくなります。
これ、ホント。
昨年3月のフィールドテスト時にもこの効果は絶大でした。
フグが寄らなくなれば傷ついたハリスの交換やハリの交換の手間と時間のロスが無くなります。
伊豆半島周りの磯でのメジナ釣りではけっこうこうしたフグの仕業に悩ませられます。
これからのメジナ釣りにはこの「フグバイバイ」は必携品です。
「フグバイバイ」を混ぜたコマセを撒いているうちにフグはいなくなりましたが、メジナの活性は低くなかなか釣れません。
下がりっぱなの14℃ではこれも致し方ありません。午後12時を過ぎても他の5人程の釣り人の竿も一回も曲がっていません。
もう心折れる寸前です。
それでもかすかな潮目やヨレに丁寧に仕掛けを沈めていくと海底近くの周辺でエサが取られますので何か居る!と信じてひたすら潮目や潮がヨレている場所を探しながらそこに仕掛けを沈めていくとやっとウキにアタリがでました。
でも引きの感じからするとメジナではなくてカワハギ!
水面に現れ出でたのはやっぱりカワハギ!外道ではありますが冬の肝パンカワハギは激美味なのでもちろんC&E(キャッチアンドイート)です。
納竿まで残り時間40分となった2時20分にやっと、やっとメジナのアタリがウキに出ました。
このワンチャンスは逃してなるものかとウキが沈んで見えなくなるまで待って更に竿先でアタリを取る様に全神経を集中。
この日竿おろしとなったダイワ”NEW極剣1.5号52F”のスーパーメタルトップがコン!と響いた瞬間!キュッと合わせるとぎゅー―――と竿が絞り込まれました!
遂に・・・。
キタ――――!!!
ズッポーーーン!!!
寒メジナシーズン一発目から40センチオーバーと幸先いいスタートです。
42.6センチ、1.22キロの良いメジナですね〜。
しかも竿おろしでこのサイズは嬉しいの一言。
所詮迷信ではありますが竿おろしの時にボーズ(釣果なし)だとその竿は「ボーズ竿」となりそれ以降も大した魚は釣れません。
2匹目のどじょうを!と目論んでさらなる挑戦を仕掛けましたがこの状況下ではそうそう柳の下には潜んでいませんでした。
そしてタイムオーバー。
でも気持ちよく納竿ミッションクリアです。
これに気を良くして新年初釣りは1月3日。
その模様はまた明日お伝えします。
今年も”シャチョブロ”をご覧の皆様のみならず、すべての皆様にとっていい年になりますようにお祈りいたします。
では、また。