沼津市I様邸外部塗装工事のつづきです。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
昨日は沼津市I様邸の外壁吹付塗装工事の模様をお伝えしましたが今日は軒天、スチールドアなどの塗装工程をお伝えしていきます。
まずは軒天の塗装工程です。
下塗り後に釘頭をパテ処理で平らにして上塗りです。
こげ茶色に白を加えた軒天色、くすんだ茶色ってなかなかオシャレな色合いです。
スチールドアは短毛の仕上げローラーで塗ります。
きめが細かくてローラーで塗装してもより平滑な表面になります。
他のスチールドアは軒天と同じ色番号の色です。
スチールドアはこれからも人の出入りがあるものでとりあえず下塗りの状態で留めておいて引き渡し直前にもう一度塗って仕上げる予定です。
これは外壁に付いた見切り縁。
ガルバリウム鋼板という材質で出来ています。
この鋼板は塗料の密着があまり良くありませんがウレタン塗料等を塗る前に金属などとの密着を高める専用のプライマーを塗布してウレタン塗料を塗布すると剥がれる心配がありません。
見切縁の塗装終了です。
3分ツヤで仕上げてシックな感じに仕上がりました。
これをツヤありで仕上げたりするとものすごく野暮ったくなって外観のイメージもガラッと変わってしまいます。
軒天、スチールドア、見切縁で使用した塗料の色調は日本塗料工業会の色見本帳の中から選ばれていますがすべて現場調色です。
白、黒、赤、黄そして青をそれぞれの色になるように混ぜ合わせて見本帳と同じ色を現場で作るのを現場調色と言いますがそういう技術も塗装職人が持っていないといけない技術の一つです。
この現場調色がチョチョイのチョイ!と出来るようになってくるとやっと一人前の職人へのパスポート申請が可能な資格が貰えたって所でしょうかね。
その先はまだまだ長い旅が続きます。
明日からはお天気が崩れて週末は雨の模様です。
例年ですとこの時期になってくると雨が降った後は天気の回復とともに西風が吹くって記憶がありませんか?
今年は雨の後でもビューって西風が吹きませんよね。
天気図を見てもいつもの11月の天気図とは違います。
中国大陸の上空に吹いている北風が余り強く吹いていないんですね。ですから寒気も降りてきません。寒気が降りてこないから11月なのに暖かい日が続いたりします。
大陸からの冷たい空気を含んだ高気圧が降りてきませんから南から南風を伴った低気圧が上がってきます。それでまた温かくなります。
太平洋側を通過した低気圧が北海道付近で発達すると等圧線の間隔が狭まり西風が強く吹くのが西高東低の冬型の気圧配置となって、その西風の影響で駿河湾の海水温度が下がります。
でも、今年はその傾向がありません。今のところ。
このままだと12月も海水温がなかなか下がらず石鯛が狙えるかもしれません。
そしていよいよ西高東低の冬将軍が来て、海水温が下がると冬の寒メジナの釣りシーズンが開幕したり、だれもが好きなイカが釣れだします。魚も脂肪を蓄えてきて美味しくなってきます。
結局!釣りかよ!
そうです!何か?
では、また。