茅ヶ崎市G様邸外部改修塗装工事完了しました。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
茅ヶ崎市G様邸の外部改修塗装工事が完工しました。
仮設足場の解体作業中です。
お風呂場のタイル補修工事も行いました。
浴槽脇のタイル天端が下地が陥没してしまったことでこのような状況になってしまいました。
新築時にはこの内部に水が浸入することは無いとおもって栗石を入れ、砂を入れての埋戻しではないかと思われますが長い間にタイル目地の間から水が浸入して内部の砂が流れてしまってこのようになったのではないかと思います。
中を掘り起こしてみると栗石やコンクリート片、破風板の残材、木材などが埋められていました。
諸々を取り除くとこんな感じです。
手前の砂にはセメントが含まれていないのですがこの砂にセメントを混ぜて埋め戻して固めていれば流失してしまうことは無かったのではないかなと思います。
今、これだけを見るとあ〜ぁこれじゃぁな〜と思いますが、建築に関する工法は長い年月の間に日進月歩していきますので一概に手抜き工法だとも言えず、新築時にはきっとこの工法で建築屋さんやタイル屋さんが良しと思って施工したのではないかと思います。
塗装の仕事もおなじです。
昔々は何でも単なる合成樹脂のペンキでしたがメーカー側もどんどん良い材料を作り出してきます。
では、高額な材料というだけで全てがOKというわけではありません。
塗る下地によってどんな塗料がいいか、どの工法がいいか、一概にはメーカー側の推奨工法が全て正解とは言えないのです。
「藤沢塗工店」としては新設にはこの工法、塗替えにはこの工法が良いのではないか色々な部材に試し塗りをして倉庫の屋根上に置いて暴露テストを行ってよりベストな工法を探し出す。
なんてこともしながら勉強、研究しています。
色んな暴露テストの結果が多々ある工法に対して確固たる自信になりますし、それが「藤沢塗工店」の職人仕事の”いい塩梅”って事ににつながります。
そうでないと職人の手仕事としては面白くありません。
浴槽の背面にブロックを積んでモルタルで接着していきます。
浴槽の淵の下に石材を差し込めるスペースを確保できるようにブロックを積みました。
モルタルですべて埋め戻しました。
これで下地処理は完了です。
既存タイルと同じ色のタイルはすでに廃版となっていて現存していなくて中途半端に近い色でも統一感がありませんし逆に全く質感が違う高級感がある天然石材を敷くことにしました。
タイル工事が完了です。
カッコよくなりました。
足場解体作業も終了して、G様邸の全景です。
G様がお好きなブリティッシュグリーンの破風板や中間帯がオシャレに映えます。外壁色もそのグリーンに負けないくらいのベージュ色にして正解でした。
近隣の皆様には本当によくして頂いて工事も順調に滞りなく進み、完工させていただいた事に感謝いたします。
本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
沼津市のE様邸の外部改修塗装工事も進んでいます。
来週その進捗状況もお伝えしたいと思います。
明日から2日間、福島県に研修旅行に行ってきますので15日まで”シャチョブロ”はお休みさせていただきます。
では、また来週。