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    研修旅行

     こんばんは。

    ”シャチョブロ”です。

    今日のシャチョブロはお客様からリクエストが相次いだ?静岡県塗装看板業協同組合三島支部の研修旅行の模様をお伝えします。




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    常磐自動車道のどこかのSAに昔懐かしい光景が!

    流石!北関東です。

    今はレーシングチームっていうのかな?暴走族?旧車会?とにかく何百台って数でした。

    「藤沢塗工店」が小学校高学年の時にブームがあって何百台もの暴走族と警察官の攻防がニュースになったりしていたのを覚えていますがあの時はもっとキナ臭かった。

    まぁ、皆さん安全運転でよろしくお願いしますね。

    命を大切に。



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    福島県への途中、袋田の滝へ。

    水量が少なくてもうちょっと・・・。

    惜しいな〜。

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    その日は常磐ハワイアンセンターのモノリスタワーに宿泊。

    今はスパリゾートハワイアンズ。

    夕食後にフラガールのグランドポリネシアンショーをSS席で鑑賞しました。

    いい!実に良い!

    みんなめいっぱいの笑顔で本当に良かったですよ。

    なんて言うんですかね。

    やっぱり女性の笑顔って華やかさがあって世界を平和にしてくれます。


    お客さんの中には常連さんがいて、贔屓にしてるフラガールとショーの後に談笑したり写真撮ったりして、あとイケメンのファイアーダンサーたちとやっぱツーショット写真とか撮ってるおばさまがいたりしてなかなか面白かった。




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    翌日はいわき市の市役所に義損金を渡しに行きました。

    市役所の担当の方に色々と震災当時の模様や復興状況などを聞きましたがまだまだ復興への道のりは長いな〜と感じました。


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    市役所のエントランスはまだこんな状況です。

    それから美空ひばりの歌碑があるいわき市の塩谷崎近辺の被災状況を視察しにいきました。

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    画像右に見える小高い丘の灯台のある場所が塩谷崎。

    まだこのあたりは海岸から少し離れていますが津波で皆、流されてしまっています。


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    この辺りは海岸のすぐ隣の集落があった場所です。

    被災前には普通に何百世帯の家々が立ち並び穏やかに人々の生活がここにありましたが、この状況を目の当たりにすると例える言葉が見つかりません。



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    辛うじて残った住宅もありますがもちろん人は住んでいません。


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    地元の中学校。

    被災した家々のブロック塀や基礎には震災後に地元の子供たちが亡くなった方々に供養の気持ちを込めて可愛い花の絵を描いたそうです。



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    中学校のプール脇にはがれきの山が残っています。

    これでもやっと三分の一ぐらいに減ったそうです。

    この瓦礫、人体には影響がないくらいのごくごく微量ではありますが放射能が含まれているために他県には処分をお願いする訳に行かず、少しづつ少しづつ地元で処分されているそうです。

    静岡県も東南海地震が襲ってきて浜岡原発がいつ、福島原発の様になるかもしれません。

    もしもの時、やっぱり他の都道府県にがれきの処分をお願いするかもしれません。

    そして日本国内のみならず、世界中の支援によっての生活を余儀なくされるやもしれません。


    各地では震災瓦礫の持ち込みに反対したり、焼却灰の埋め立てに反対したりしている動きがあります。

    子供達の将来のことを考えると確かにそれも是。

    でも、自らもいくばくかの犠牲をはらって痛みを分かち合うことも必要だと思います。



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    美空ひばりの歌碑の前にあるお土産屋、山六さんの親父さんが店内で御自分が撮影した写真をもとに震災直後からの経過を説明してくれました。

    お店は不思議なことに全く津波の被害を受けずに必死になってファインダーからの悲劇をフィルムに収め、このような活動をしています。

    きっと、神様が使命を与えたのではないでしょうか。

    この親父さんに・・・。


    地震後、第一波の津波はそんな大きな津波ではなかった・・・。

    みんな家に戻って大事な家財を取りに行って、その後第二波、第三波と襲い来る津波によって家も人も全て流されてしまった。

    すぐに自衛隊が救助の為に駆けつけてくれたが原発事故でいったん撤退を余儀なくされて瓦礫に埋もれた人、下敷きになっている人、押しつぶされた車の中に取り残された人、海に流された人は遂にそのままの状態で数週間が経ってしまった。

    全てのライフラインが途切れた震災直後、窃盗団がATM機や倒壊した建物から金目のものを盗んで行った・・・。

    金目のものが無くなった後も窃盗団が使えそうなものを全て盗んで行った・・・。

    救助と瓦礫の処理が並行して進んで地元の生き残った人々がやっと一時帰宅できた時には全てはもぬけの殻。


    あまりにも悲しい。

    悲しすぎる。


    でもこれも人間の性。

    これからの人生、心して生きよう。





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    あの日から一年半が経過したこの穏やかで美しい海が沢山の人々の日々の営みを一瞬にして変えてしまったなんて間違いなのではないかとさえ思います。


    未だに十数人の方がこの海に眠っているそうです。

    この日も機動隊の方々が海岸の捜索にあたっていました。

    どうか、安らかに。




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    イワシボール!

    帰りにアクアマリン福島に立ち寄ってみました。

    この水族館良く出来てる。

    大阪の海遊館かアクアマリン福島かって感じです。

    震災直後の小名浜港も津波と液状化現象で大きな被害を受け、未だ水族館には展示魚類が少ないですがけなげに泳ぐイワシボールがとっても綺麗でした。



    国家予算としての復興費用が中央官僚たちが付け加えたおかしな文言のせいで常識はずれに浪費されているニュースを見聞きしているとやり切れません。

    ただね、マスコミが限られた時間の中で流すニュースだけではなにも国民は判断できません。


    事業仕分け等で縮小された予算をなんとか復興予算からペイしてもらおうというのも解らない事では無いけれどももうちょっと考えようよ。

    頭良いんだからさ。


    欲しいものと必要なものは違うってことを。



    では、また。














    有限会社 藤沢塗工店 | General | 12/10/26 | 22:01 | comment(0)| No Trackbacks