本日、仕事納め。今年も大変お世話になり有り難うございました。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
本日、沼津市K様邸外部改修塗装工事が完了いたしました。
既存外壁はリシンの掻き落としが設えられています。
養生工程が終了して吹付工程に入ります。
まずはシーラー処理工程です。
今回はたっぷり目にシーラー処理をします。
掻き落としリシンの外壁は水分等を非常によく吸い込みますのでたっぷりとシーラーを吹き付けないとより一層高いの密着度は望めません。
今回吹き付ける塗料は”セラスキン”。
顔料が一切入っておらず、色々な色の陶磁器を砕いた粒子で構成されている石目調の吹き付け材です。
白っぽかった掻き落としリシンの外壁に彩が加えられていきます。
セラスキン吹付の2回目工程です。
セラスキンの上吹きが終了しました。
まだ白っぽく見える所はまだ樹脂が乾いていないので白っぽく見えます。
十分乾燥した後、養生材を撤去して吹付工程が終了です。
完全に乾いてくるとグッと色目が浮き上がってきて、しかも色々な色の陶磁器の粒子がふっくらとした色合いを醸し出しています。
足場も撤去されて工事前より濃い色を使ったのに明るい外壁に仕上がりました。
この色をK様が選ばれたときは少し濃いかな?とちょっと冒険心をもっておられたようですが実際に塗装すると面積効果でイメージされていた色調より淡く感じられて、それが逆に望まれていたイメージにぴったりだったと喜んでいただきました。
カタログの色見本の台紙は殆どが白色なので人間の目にはけっこう濃く見えます。その時につい薄い色をチョイスしてしまいがちなのですが実際に薄い色を塗ってみると日が当たる場所などは面積効果も手伝ってものすごく白っぽく見えてしまって逆に物足りなくなってしまいます。
塗装色を選ぶときにはこの色じゃ少し濃いかな?と思うくらいの塗装色を選んだ方がより好み通りの仕上がりになります。
それが色選びの”キモ”です。
点検をして外周の掃除を終えてK様邸の外部改修塗装工事が完了です。
そして今年の仕事納めとなりました。
今年も沢山の現場で沢山のお客様と出会えた事で「藤沢塗工店」は成長させて頂きました。
その御恩に報いるだけの満足感を得て頂くためにきちんとした仕事を提供することが出来たか?と今、一年を振り返って自問自答です。
この瞬間からまだ、足りていないかもしれない。
もっと、お役に立てる事があるかもしれない。
もっともっと勉強しなくちゃいけないことがまだまだたくさん有る筈。
もっともっとお客様に喜んで頂けるように邁進出来る筈。
等々と想いが巡ります。
塗装業というこの生業によって全てのお客様に心豊かに日々を過ごして頂くことが「藤沢塗工店」の願いです。
寝ても覚めてもここに集中して考えていたいと思います。
今年一年間、本当にありがとうございました。
この感謝の気持ちを来年に繋げてまた、走り続けたいと思います。
今年もあと三日。
あ、まだ”シャチョブロ”続きますよ。
更新納めではありません。
では、また。