国際フィッシングショー2013、行ってきました!
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
3月22日〜24日まで『国際フィッシングショー2013』に行ってきましたぁ!
3日間、私が磯インストラクターを務めさせていただいている『フジノライン』さんのブースにお手伝いで張り付いていました。
鮎、ワカサギのラインが最近はブレーク中!
糸が変われば釣りが変わる!
ここまで来ましたよ。釣り糸も。
沢山のお客様が来場してくれました。
とーっても微細な仕掛けの鮎釣りですがやはり!仕掛けの作り方では皆さんお悩みの様で福田テスターの仕掛け造り講習ではマンツーマンでのディスカッションが盛り上がります。
ここで出来ても家に帰ると出来ないんだよな〜と釣り人皆さん声をそろえて言いますが3歩進んで2歩下がるって言うんですかね、少しづつ少しづつ諦めずにコツコツと練習することが大事ですね。
ちょっと今年は磯釣り師の皆さんが少なかったような気がしました。
でも、やっぱり石鯛釣りに関して色々な質問を受けたり、海況による道糸の使い分けをお教えしたり、お互いの釣り談義で盛り上がったり!逆にこちらがおしえてもらったりして有意義な3日間を過ごすことが出来ましたね。
最近はどのメーカーさんでもHPを開設していて製品情報を得るには事欠きませんが、やっぱりリアルに手に取って感触を確かめてメーカースタッフからの極秘的な?情報を入手して日頃の釣りに役立てて頂きたいものです。
こちらはフィールドスタッフを務めさせていただいている釣りエサメーカー、『マルキュー』さんのブースです。
釣りのジャンルによって細かくブースが分かれていて、そこでタイムスケジュールに従ってセミナーが開かれるシステムです。
セミナーを聴いてキーワードをマルキューさんのスタッフに伝えれば専用の用紙にチェックしてくれて、そのチェック用紙をもってくじ引きをするとなんとレアなグッズが当たります。
結構な確率で当たりますので来年もお楽しみに!
大塚名人と塩田名人による磯釣りセミナー。
喰い渋る寒メジナを攻略するための配合エサの作り方や付けエサの使い方、そして・・・極秘?情報!
この極秘?情報があとあとフィールドで役に立ってきますよ。ホント。
今回のお宿は東横イン。
ビルの狭間からワールドポーターズ。
ちょちょいと近くでご飯を食べて、部屋でゴロゴロTV見ているうちにいつの間にか眠っていました。
そこそこハードなんです。
さあ!2日目!
今日も最終日もがんばりましょう!
日本化学発光さん。
最近はラインナップがスゴイですよ。
良く出来てますよ。ホント。それぞれ。
夜釣りの季節になったら絶対面白いアイテムが沢山ですよ。
フードコートも充実してますね。
B級グルメ的な出店が沢山でした。
みんな美味しいって評判。
僕らは食べてる暇がないので指をくわえて見てるしかないのですが、ただ漂ってくる匂いがみんな混ざっちゃってなんだか良く分からん。
カレー味の牛タン入りたこ焼きがのった長崎ちゃんぽんとタコライスセットみたいな。
あ!さかなクンだ!
スゴイ集魚効果じゃなく集客効果だ。!
まるで「爆寄せグレ」を撒いたみたいだ!
やっぱ、「ぎょぎょ!」とか言ってました。
ダイワのブース。
がまかつのブース。
こういうブース作りって難しいんだな〜って思います。
展示品の置き方によって人の流れが違ってきますし、実際、来場者の流れによってブース内に呼び込めるかどうかはなかなか不確実の部分があってこれは蓋を明けてみるまでわかりません。
各ブースでもこんなはずじゃなかったのでは?って言うところが目立ちました。
友志会所属の久保野名人のセミナーです。
今回もやっぱり黒いです。
水温が低い時にいかに広範囲のメジナを寄せるかに重きを置いた配合エサパターンや水温が高い時の配合エサパターン、活性起爆剤のお得でシークレットな使い方を大盤振る舞い的に公表してました。
不思議ですよ。
聴いてるとバリバリ釣れる気になってきますもん。
あ、同期のドラえもんさんだ!(手前)
ユニチカさん、よつあみさん、クレハさん、そしてフジノさん。
釣り糸メーカーさんが集まって何をしゃべっているんでしょうか。
偵察?
情報交換?
メーカーさんによってそれぞれ特徴があって糸の精度、強度、規格もそれぞれです。
例えば同じ号数の道糸であってもメーカーごとに強度や太さ、柔らかさが違います。
道糸とハリスの組み合わせなんかもそれぞれの特徴を把握していないとベストマッチしません。
良く昔から2号の道糸には2号のハリスがベストチョイスなんて言われてきてますが、いやいや・・・、日進月歩の世の中です。
フジノラインのハリスはあまりしなやかではありませんがその分伸びが少なく、根ズレにも強い気がします。
ですから、2号の道糸に2号のハリスを使用して根掛かりした場合に道糸が高切れを起こす場合があります。
では、1.7号がベストマッチか?
いえいえ、1.5号ハリスがベストマッチです。
喰い渋るメジナにはより細いハリスが有効なので皆さん細い糸を使いたいですよね。
実際、フジノラインの1.5号ハリスは直線引張強度は約2.7キロ。
簡単な結束をしての直線引張強度は約1.8キロ。
簡単な話、フジノラインの1.5号ハリスは48センチ、1.8キロのメジナをぶら下げるだけの強度があるという事です。
という事は今まで2号や1.7号のハリスで釣りをしていたのを1.5号に落とせる訳です。
1.5号に落とせば喰いは確実に上がります。
ハリスは使用する前にちゃんとゆっくりと引っ張って糸癖を取り、真っ直ぐにしましょう。
これ意外とやってない人多いです。
基本のキ。
大事なとこです。
これで釣果倍増計画開始です。
でも、細い糸を使うってことはそれなりにリスクが伴いますから魚とのやりとりは今以上のソフトなやり取りが必要になってくるでしょうし、ナイロン製の道糸の保管状態も重要な事項が多々あります。
ナイロンは紫外線、湿気、温度に敏感な素材なので実はデリケートに扱わなければなりません。
又その辺は詳しくお伝えしますね。
お楽しみに。
こちらは日本釣用品工業会のブース。
がまかつさんの磯竿です。
がまかつレセプター2号の5.3メートルの上物竿。
同じ竿なのにリールシートの位置やロゴの違いがあります。
左がリアル。(本物) 右がフェイク。(偽物)
比べなきゃわからないくらいに良く出来てます。
右のフェイクは勿論、中国製です。
何処に売ってるかって?
さあ、解りません。
日本国内の普通の釣り具屋さんには売ってません!
売っているとすれば中国本土とかあとはやっぱり海外サイトっぽいネット通販ですかね。
全然別のカテゴリーですが、うちの次男坊がとにかくサッカーのスパイクシューズの消費が激しく、本人もきっと気を使ったんでしょう。
先輩から半額以下でスパイクを売っているサイトがあるという情報を聞きつけ「このネットで買っていい?」と・・・。
そのサイトを開いてみると・・・、怪しいにおいがプンプンしてきます。文字のレタリングがなんか少しおかしいし、日本のプログラマー作成っぽくないんですね。これが。
スパイクだって型落ちでは無くどこのショップでも高額で売られている最新モデルが半額以下!
先輩の分も発注してみました。
数日後、到着。
ふつう、アディダスのシューズは箱入りですが何故か到着した商品は汚い紙に包まれラップでぐるぐる巻きの状態。
みんなそりゃ、それだけで・・・?????????って感じですよ。
明けてみるとま〜良く出来てます。
使用している本物と比べるとなんか形が違う。
ここが違う!って明確なところってないんです。
履いてみると履き心地が全然違う。
似て非なるもの。
笑うしかありません。
釣り道具も気を付けましょうね。
これはシマノさんのクーラーボックス。
手前がフェイク。
「高い保冷力!」とか謳っています。
知るか!
マルキューさんのえさもフェイクがあります。
ダイワさんの帽子なんてどっちがどっちだかわかんない。
こういうものが世に出回っていてどこかで誰かが買っちゃって使っていると思うとなんだかな〜。
一つ一つの製品って開発費用と開発期間があってそれが適正に価格に転嫁されて売っている訳ですが、ちゃんとした製品になるまでの一番大変な所をやらずにパクッちゃぁいけませんね。
釣りガール専用ロッド。
キティーちゃんロッド!
あ、これはちゃんと本物ですよ。
トラウト系のライトタックルが主ですがこりゃカワイイです。
けっこう真面目に作られていますよ、この竿。
で、高くない。
でも、俺は買わない。
似合う訳ないから。
逆にメーカさんのイメージダウンにつながるから。
3日目午後5時。
ホタルノヒカリが流れて今年のフィッシングショーは終了です。
マルキューさんのブースも撤収!です。
ほんのさっきまで賑わっていたのに一抹の寂しさを感じます。
3日間、沢山のお客様が来場してくださいました。
一年に一回しか会えない方、良く釣り場で会う方、よく一緒に釣りに行く方、面識はないけど絶対どこかで会っている方、全磯連本部役員の先輩方などなどお忙しい中、有り難うございました。
また、来年お会いしましょう!
そろそろ、気候も良くなり、海も温かくなってきていよいよシーズン開幕間近です。!
釣りに行きましょう!
では、また。