M−1カップ行って来ました。
こんばんは。
2週間ぶりの”シャチョブロ”です。
今日も釣りネタ!
仕事してんの?
ハイ!ちゃんとしてます!
次は現場ネタ行きますね。
先日、釣りエサメーカー(株)マルキューさん主催のM−1カップグレ釣り選手権に参加してきました。
5月に開催予定だったのですが荒天で延び延びになってやっと、やっと大会開催です。
この時期にメジナ釣りなんて何年ぶりだろう・・・。
当日は106人の参加者が集まり、南伊豆の入間、中木地区で熱戦を繰り広げました。
メジナ釣りの人達と石鯛釣りの人達の出で立ちはずいぶん違うものがあります。
正直、メジナ釣りの人達の方がカッコいいな。
ライフジャケットにはなんかいろいろなものがぶらさっがてるし、ウエアもゴアテックスとかの透湿防水系でバシッと決めてますしね。
そこ行くと石鯛釣りの人達って身に付けるものは別になんでもいいというかデザイン性は二の次で長年使い慣れたものが一番いいという感じです。
ウエアなんかも高価であっても石鯛釣りの時に着る様にすれば若い人も少しはやってみようかな?なんて気になるかも。
恰好から入るのもそこそこ大事で趣味ですからある程度はファッショナブルに行かないといけません。
と、思いますがどうでしょうか?
ま、石鯛釣りって何回もボウズを喰らっても当たり前みたいな釣りですし、一枚の石鯛にたどり着くまでに神経すり減らして遮二無二頭かきむしって釣りに行きますから着る物とかまであんまり意識が向かないんじゃないかな。
みんな釣れないから毎回そんなに悔しくないし、まずは一枚、そして自己記録を追う釣りですから道具の強度やタックルには異常なほど拘ったりします。
でもウエア類のトータルコーディネートとはほぼ無縁な世界。
上物釣りがJ−POPだとしたら底物釣りは演歌か。
石鯛釣りでは未だに頭にタオル巻いてギラつく人もいますからね。
あの、独特の雰囲気が他の釣り人を寄せ付けない、若い釣り人が敷居の高さを感じてしまう、そんな空気感がありますね、石鯛釣りは。
メジナ釣りはなんかカッコよくてライトな感じで釣りの上手い人は良く釣るし、ヘタな人はそんなに釣れない、それがまた悔しかったりしてもっと行きたくなって研究熱心な人はメキメキと腕が上がってそれが釣果に繋がると面白くなってくる。
それが高じてトーナメントに出て腕試しをしたくなってくる。
釣り物が違うとそこに集う釣り人の気質も違うのがまた面白いものです。
当日の磯割は42番。
仲木の重五郎屋丸に乗ってツリキリに降ろしてもらいました。
ツリキリでメジナ釣りは初めてです。
何処がポイントか解らない時にはとりあえずチャカ付け付近が水深がそこそこあって釣りやすいのでチャカ付けに釣り座を構えました。
雨が降り始めてコマセを用意して、少しコマセを撒いてエサ取りの動きとか、潮の動きを確認して釣り始めましたがどうもよくありません。
しばらくするとウキがすーっと横滑りしながら沈みます。
こ、こ、このアタリは!
サバだー!
しかも、小さいサバだー!
この小サバが出てくるととんでもない事になります。
横に足が速いのでコマセを撒かなくてもウキの着水音だけで寄って来てしまいます。
コマセを撒けば撒くほど寄ります。
もうこうなってくるとサバの大群に包囲され付けエサがメジナのタナに届くまでに全てと言っていいほどサバに喰われます。
ヘチをやっても、遠投しても、何処に仕掛けを投げても小サバが釣れます。釣れてしまいます。
サバの大群の上を歩いて隣の磯に行けるのではないかと思うくらいサバが沢山います。
この海鵜、可愛いんですよ。
少し離れた場所で釣りをしているのを観ているんですがサバが釣れてリールを巻いているとザブンと海に潜ってスススーっと泳いで目の前に浮いてきます。
要は、「そのサバ頂戴!」なんです。
釣れたサバをハリから外して目の前に投げてやるとパクッと咥えて一飲み。
また釣れると目の前にポコンと浮いて来てねだるんですよ。
何度も何度もね。
なかなか可愛いやつでした。
普段から学習してるんでしょうね。
釣り人はお魚くれるって。
それからもサバは釣れ盛り、とうとうメジナには出逢えずじまいでした。
サバが居てもサバが喰いつかないエサって作れないかなぁ。
とか、サバが居なくなるエサ。
撒くとフグが寄らなくなる、あの、フグバイバイのサバ版。
サババイバイ?
商品名はサバイバイ?
ダメか。
結局、いっしょに渡礁した2人の方もサバ!サバ!サバ!の猛攻に撃沈されてツリキリを後にしましたが港に戻るとチャンと釣っている人は釣ってました。
どちらかというと潮通しが良い磯に渡った人が釣果に恵まれていたように思います。
14名の人が9月に行われるセミファイナルに進出決定!
おめでとうございます!
・・・、やっぱりこのエサ取りの多さには辟易。
冬のメジナ釣りも難しいけどこういうメジナ釣りはもっと難しい!
もっと、もっと腕を磨かないといけませんね。
潮が悪い状況が続きますがちょっと真剣に石鯛釣りに行きたくなってきました。
仲間に悪魔のささやきを囁いてみようかな。
「一発大物、行かない?」
では、また。