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    S様邸の工事もいよいよ終わりに近づいてきました。

    今日の沼津市S様邸は雨戸の塗装と玄関建具の下地処理を行わさせていただきました。

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    木製の玄関ドアですが全体的にくすんで、ウレタンクリヤーの塗膜が面白い感じ(カタツムリが這った後のような白い部分)でリフティング(塗膜が下地から離れて浮き上がっている状態)しています。


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    くすんで浮き上がっているウレタン塗膜をオービタルサンダーを用いて、最初は60番手のサンドペーパーで粗く研磨し、その後160番手のサンドペーパーで万遍なく研磨していきます。


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    オービタルサンダーでの下地処理が終了した後、全体的にオイルステインで着色しますが、オイルステインが吸い込まない部分はウエスでふき取ります。

    明日はウレタンクリヤーを塗装し仕上げの工程に入っていきます。


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    雨戸は常に外側にある一枚は色褪せて白っぽく変色しています。常に中に仕舞われている状態の雨戸は排気ガス等からの油っぽい汚れが付着し黒っぽく変色しています。


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    既存色の様に明るめのベージュ色ですと外壁色に対して明るすぎるので、外壁色に合う濃いめのベージュ色を現場で調色(色を作る事)して塗装しました。


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    雨戸の下塗りが終了しました。

    2液性のウレタン塗料を使用していますが、調色の際に3分ツヤの塗料をベースにして作っていますので乾くとツヤが無くなってきます。

    外壁はツヤがあった方が見栄えがしますが、破風や雨戸等の付属物までツヤ有にしますと全体的にテカテカ、ベカベカと品が無い仕上がりになってしまうので【藤沢塗工店】としては現場ごとにその都度デザインや色のバランスによって調色したりツヤ調整を行っています。


    いよいよ明日で本工事が終了します。

    その後は点検を行い、足場解体となります。

    では、また。

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