「磯・投げ情報」4月号発売です。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
ここ最近、雨模様の天気が多くなってきました。
この一雨、一雨で少しずつ暖かくなって春はもうすぐそこです。
でも・・・、現場がなかなか進まなくて困りますね。
さてさて・・・。
「磯・投げ情報」4月号が発売されました。
大阪フィッシングショーで出品されていたニューアイテムの紹介や釣り師のインドアな楽しみ等々面白い記事が相変わらず満載です。
今号では釣り師のインドアな楽しみとして「ラインの保管法」を執筆させていただきました。
釣りでいうラインとは道糸などの釣り糸の事を総称してラインと言いますが、釣りをしている最中に魚の歯や根掛かり、根ズレでハリスが傷ついたりしたら普通は傷ついた部分を切ってハリを結びなおしたりハリスの交換をしたりしますよね。掛かった魚に近い分ハリスには当然力が掛かりますので魚をばらさないようにするため結構、神経を使います。
でも、意外とナイロン製の道糸には無頓着だったりしませんか?
ナイロンの道糸って紫外線で劣化しやすく、また吸水して強度が低下する特徴があります。
極端な事を言えば製造直後から劣化は始まっています。
リールに道糸をずーっと巻きっぱなしにしていませんか?
行きつけのフィールドで使うにはちょっと太いかな?でも太ければ強いだろうと思って巻き替えをしないでずーっと使っていませんか?
車の天井にロッドホルダーを取り付けそこに竿とリールを乗せっぱなしにして車内の高温に晒していませんか?
購入した道糸をそこらへんにポイッとして保管していませんか?
昔の道糸は結構硬めに作られていて確かにちょっと雑に使っていても意外となんとなく強かった・・・。
魚がスレテいなくて太い仕掛けを使っても魚が釣れた・・・。
今は道糸は柔らかく、しなやかに繊細に作られていて、製造技術の向上で細号数でも引っ張り強度は格段に上がりました。
そしてつり人は細い道糸を安心して使えるようになりました。
しかし使う道糸が細くなって、デリケートになった分それなりに神経を使って使用しないといけなくなってきています。
メジナ釣りなんかではハリスはすぐ取り替えるのに道糸は勿体なくて取り替えずに使っていて、ちょっと大きな魚が掛かってプチプチと高切れして高価なウキをなくしてしまう。
そんな場面もちらほら。
そんなことの無いように道糸にも神経を使いたいものです。
私の場合はいつも天気予報とにらめっこしながら「よし!明日行こう!」なんてこともしばしばなのでいつも道糸などは相当数購入してストックしていますが、保管方法が悪いとそりゃもう最悪という具合に結び目から切れたり、高切れしたりしてしまいます。
紫外線、気温、湿気を特にナイロン糸は嫌いますのでそれらから守るラインの保管方法が「磯・投げ情報」4月号には載っていますので参考にしてみてください。
「磯・投げ情報」4月号を読んで保管方法はOK!
でもそれ以降どう使えばいいかが問題です。
可能であれば一回の釣行毎に道糸は新しいものに巻き替えてください。
いや〜、それはちょっとおこずかいの面からもキツイな〜という方は例えば予備のスピニングリールを2個用意し、まず予備のリール一個目に使用した道糸を巻き取ります。そして予備のリール2個目に1個目のリールに巻いた道糸を巻き取ります。そして最後に2個目に巻いた道糸を普段使うリールに巻き取ります。
そうすることによって前回釣行した際に使った道糸の先の方数十メートルがスプールに先に巻かれて新しい方が使えるようになります。
ただ・・・、これは万全ではありません。
最初に巻いた時に下の方の道糸部分は所々があやになってそこが多少潰れて楕円になって、ほんの少しですが強度が落ちる様ですのでご注意ください。
伊豆半島の水温が少しずつ上がってきました。
食いも活発になってきます。
道糸が切れて魚をばらしてしまうとその後が続かなくなってしまったりしますので「フレッシュな道糸に巻き替えてGO!」です。
では、また。