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    石垣鯛、いただきだい!! 【後編】

    前編で1尾釣った後もまだまだ石物のアタリは頻繁にあります。
    ぼ〜っとただ待っているだけの様に見えますがアタリの出方を見ながら次はどのエサにしようかとか、タナ(魚の泳層)は合っているかとか一応考えてるんです・・・

    ウニ餌を投入すると石垣鯛が何枚(魚の数を数えるとき枚ともいいます)も寄ってくるのが竿先に伝わり期待感が高まります。
    「みんなー!今日は大好きなガンガゼよー!」「わーーーい!いただきまーーす!」
    と、こんな感じで食べているんでしょう。
    すると・・・

    「よっしゃー!またキタ―――――!!!」

     


    もう1尾追加です!
    さらに3尾目を釣ろうと目論みましたが潮が止まってしまいました・・・
    大抵の魚は潮の動きが止まると活性が落ちてエサを食べようとしません。
    こうなってしまうとしばし我慢の釣りを強いられ、修行の場と化してしまいます。

    ぐにょろろろ〜ん
    潮が止まっても磯のギャングと言われるウツボはちゃんと釣れます。

    数時間経った頃、潮が動き始めました・・・でも行ったり来たりの動きで良くありません。
    でも潮が動けば魚の活性も上がります。すこしづつまた竿先に石物のアタリが出始めました。ゴツ、ゴツ、ギュウ〜と竿先を50センチ程抑え込みますが途中でエサを放してしまいます。この様な状態を食いが渋いと言います。

    手持ちに替えて竿先を下げて抵抗を感じさせないようにして喰い気を誘ってみますが最後まで喰い込みません・・・竿先を今度は50センチ程そっと上げて誘ってみると・・・
    「ガツッ、ガツッ、ギュ――――ッ」

    またまた、キタ―――――――!!!「俺って上手いぜ―――!!」

    スゴイです。自分で言うのもなんですがスゴイです。

     

    結局、3尾の石垣鯛を従がえ凱旋を果たすことができました。
    下田ベイステージに戻って表彰式に臨みますが、表彰式の準備や司会進行をしなければならないので正直、自分の釣った魚の順位どころではありません。

    下田ベイステージの表彰式会場。賞品や抽選会の景品が山積みに・・・



    お〜、流石です!ちゃんと石鯛釣れてます。真ん中の赤い魚は寒鯛といって石物の部類と言えば部類ですが今回は対象外。右側の3枚の石垣鯛が私の釣った奴です



    厳正なる検量の結果、152名中6名の入賞が決定しました。
    私は6位入賞と健闘?し豪華賞品を頂きました。ありがとうございました。

    おめでとうございます!

    上位入賞者の皆さんです。オーナー石鯛フィールドメンバーの会員の皆さんは石鯛1枚の尊さを知っています。152名が参加しても8枚の石鯛、石垣鯛しか釣れないんです。だから・・・いつまでも祝福の拍手が鳴りやみません。


    はいっ、チ〜ズっ
    最後に記念撮影をして散会です。
    また来年皆さんとお会いできることを楽しみにしています。





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