あ、あづい〜・・・
昨日清水町のM様邸の玄関ドアの下塗りの工程までをお伝えしましたが、今日は上塗り工程です。
前日に艶調整をしたウレタンクリアーに艶ありのクリアーをさらに良い塩梅になるように加えて艶調整したウレタンクリアーを上塗りしています。
微妙な艶感がふっくらとした柔らかさを表現しています。
M様もこの艶加減が実にいい!とおっしゃってくださいました。
とてもありがたく職人冥利に尽きますが、「職人は自分の仕事に惚れてはいけない。そうなってしまってはそれ以上の進歩は無く、甘えが出てきて技術が衰退してしまうから・・・」と先代の社長に教わりました。
勝手兜の緒を締めよ。ではないですが今一度気を引き締めてお客様の為に私達が何をすべきか、また何が出来るか、考えながら仕事に臨みたいものです。
帰り際に外壁の塗り替えもそろそろかなということで見積もりのご依頼を頂きました。
本当にありがとうございました。
M様邸の塗装工事を終えてT様邸の工事に向かいました。
月曜日にシーラー処理を施しておいたので・・・
炎天下の下で中塗り工程です。
夏の屋根塗装工事工事は仕事とは言え辛いものがあります。
延髄は直射日光を受け、顔面は照り返しを受け、足の裏は熱を帯びたカラーベストの熱さに低温やけど寸前。
だめだ〜、あづい〜。暑すぎる〜。
1時間半ほど中塗工程をやっていたらとうとうにデンジャラスゾーンに突入してしまいました。
水浴びをして体を冷やし、ちょっとグロッキー気味のK君。
これ以上無理をすると熱中症になってしまいますので和室の洗い工事に移ることにしました。和室10畳間の窓枠、障子、柱、天井を磨き洗いしていますが、磨き洗いとは前述した木部の日焼け、汚れを落とす専用の薬品で洗う工程のことをいいます。
薬品の濃度を木を傷めない程度に希釈して、調整しながら塗り込みそして水洗い、今度は漂白する薬品を濃度調整して塗り込み、また水洗いします。すると新築時の様な白木に戻ります。
和室の洗い工事はなかなかご存じのお客様がいらっしゃいませんが塗装工事はけっこう幅広く、色々な工事があります。
汚れ、傷みはそこに日々の営みがある以上避けて通れませんので、汚れや傷みを感じられたら、まずご相談ください。必ずお役に立てると思います。
明日は釣り雑誌『磯投げ、情報』の取材を兼ねて石鯛釣りに行ってきます。原稿締め切りが刻々と迫ってきて、正直追い込まれかけてます。
有限会社 藤沢塗工店 | General | 09/07/16 | 20:34
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