沼津市S様邸のS様にとっての「美観」
今日、当社施工例で沼津市のS様邸をアップさせて頂きました。
S様のお住まいに対する愛着心は毎回感心させられるものがあります。
いつもくまなく住まいの点検をされていて、いつも早め、早めの対処で塗り替えをされます。ですからこれはかなり傷んでしまってるな〜という箇所がなく、その分ローコストで工事ができます。
早め、早めの対処の塗り替えにはもう一つ理由があります。
それは「美観」です。
最近の大手塗料メーカーのマーケッティングによると塗り替えを考えている方の75%は住まいの傷み度より「美観」を重視されているようです。
世界中で一番沢山車用ワックスを使う国は私達が住む日本だそうです。日本人はなぜいつもピカピカの車に乗るためせっせとワックス掛けをするのでしょうか?
ピカピカの車に乗っていたいのは当然でしょうけれども、実はいつもきれいに手入れをすることで車の資産価値を保とうとしているのだそうです。
住まいにも同じことが言えると思うんです。建築の基準も上がり、昔の住宅に比べると格段に住みやすくなっているのは事実です。それは時代の流れ、進歩と言って過言ではないと思います。時代の流れの中で、子供達がそれぞれ独立し、親御さんたちもいずれ第2の人生を迎える時が来たときに夫婦二人ではこの家は広すぎると感じたり、より交通の便がいい集合住宅に住み替えたいと感じたり・・・そうなったときに手入れをまめにしてきた住宅の資産価値には必ず付加価値が付きます。
S様も同じ様なことをおっしゃっていました。
「将来、売却するにしても、子供が帰ってくるにしても手入れをしておけば古いから壊しちゃえってならないでしょ?」
いつも壊しては作り、作っては壊しの連続の私達建築関連業者はこの言葉を聞いたら何か思い、考える、いえ、考えなければいけないことがあるのではないでしょうか。
と思いました。
またひとつ、お客様に教わりました。
S様、本当にありがとうございました。