西伊豆は菜っ葉潮。
一昨日の日曜日は”沼津潮倶楽部”の10月度例会が西伊豆の雲見の磯で開催されました。
土曜日までは各磯でイシガキダイのアタリが頻繁にあり、エサもそれなりに沢山持っていかないと足らないかもしれないという情報。
意気込んで意気込んでエサのヤドカリを沢山持って繰り出しました。
一番くじを引き当て「キタ―!」とばかりに”カンノン”(観音)という磯に乗りましたが朝一投目から・・・。
「あれ〜?」
海って不思議。
潮って不思議。
眼前にはよく春先に遭遇する”菜っ葉潮”。
菜っ葉のごとく緑色の潮色を菜っ葉潮と言いますが、この潮色の時は2枚潮で底潮が冷たくてメジナや石鯛などの根魚は活性が低くなります。
前日まではどこの磯でも絶好調だったのに一晩でこんなに変わってしまうとは本当に海って不思議です。
前日までの賑やかなイシガキダイのアタリはどこに行ったのか?
エサ取りのアタリすら無く、たまに竿先をビョ〜ン、ビョ〜ンと揺らすのはウツボばかり・・・。
横から見ると観音様に見えるから”カンノン”という磯名が付いています。
観音様に見守られながら一日中ゆったり過ぎるほどの時間を過ごすことが出来て幸せでした。
なかなかうまく行きませんね。
Y様邸の現場の方はというとレブライト、ノーベルといった薬品を使って木部の灰汁洗いが進んでいます。
左の画像が施工前。右のがレブライト塗布後にノーベルを塗布し数時間後の画像です。
汚れも取れて、木目もはっきりして尚且つ新築時の白木の輝きが戻ってきました。
左の画像はレブライト塗布後で灰汁や汚れが落ちている状態で右の画像はノーベル塗布後でより白木の状態に近くなってきました。
玄関脇の格子で施工後は木部が黒ずんでいますが、レブライト、ノーベルの順に施工した結果黒ずみが漂白されて木本来の色合いが戻ってきました。
明日は今一度頑固な汚れが残っている箇所をレブライトを塗布して更に綺麗にして最後に水洗いをしていきます。
地味ですがじっくりと腰を据えながら進める仕事が日々続いてお施主様のY様は恐らく毎日何やってるんだろう?と思われていると感じましたので何気なく「格子や軒天がだいぶ白木の状態に戻ってきました」とご案内。
格子や軒天、霧除けなどを見ていただくとY様ビックリ仰天でした。
「うわー!すごーい!こんなに綺麗になるのー?!」
喜んで頂けて何よりです。
職人冥利に尽きるとはこういうことを言うのでしょう。
でも、まだまだ先は長いです。
安心せずにまた明日から頑張りましょう。
では、また。
潮風会の例会で神津のカドの一番で乗りました。
後輩がちゃんと釣りましたよ。
わたくしのくだりと、竿茂にふれているところ。
ご笑覧ください。
http://siokaze1.cocolog-nif...
イシガキダイ、口白のオンパレード流石です!
オンバセのカド、足場が悪く一日釣りをやると次の日から体中が悲鳴を上げる磯、そして竿下の溝には巨大な奴が棲んでいます。
何回か渡礁しましたが、潮が効かず散々な目にあったとか、オバキューに丹吉のハリをつぶされまくったりとか私にはそんな思い出ばかりです。
でもやっぱ離島のロマンというものは良いものですね。
竿茂の石鯛竿が活躍している様は何と言いますか、今は亡き沼津の竿師の数少ない石鯛竿が潮風様の元でりっぱに石鯛の息吹を捉えていることに感動しています。
先日、貴クラブの会長様に中木でお会いしました。挨拶もそこそこで失礼いたしてしまいました。
伊豆半島もまだワサのアタリがうるさいですが水温もこなれてきて大型本石の気配がしてきました。
これからが楽しみです。