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    で!出た―――!!!7,1キロ本石!

     こんばんは。

    ”シャチョブロ”です。

    昨日は第11回オーナーカップ東日本石鯛選手権大会が伊豆半島一帯で行われました。

    前日からうちのクラブ員のエサを調達しに南伊豆に走り、下田の夢釣庵に寄ってナオさんやカワワキさんの元気なお顔を拝見し、岡山、大阪、徳島から起こし下さいましたUDAのフジワラさん、キタウラさん、ワブチさん、トモヤスさんに2年ぶりのご挨拶をして大会当日を迎えました。

    日付けが変わる頃から受付準備をしてワイワイガヤガヤと楽しく受付を済ませてから伊豆半島最南端の石廊崎に出発です。

    石廊崎のカツオ裏本場に渡礁して釣り開始ですが下り潮が朝からながれて、裏本場は逆潮・・・。

    遠投して潮の中に仕掛けを流し込んでもウツボのアタリばかりで全然パッとしません。

    とにかく潮色悪い、冷たい、何も居ない。

    名礁 カツオも潮が悪きゃただの島。



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    ね、流石のホリーさんも「釣れる気がしにゃー・・・」と釣意喪失。

    その頃・・・。

    うちのクラブのチンさんがバラシた?!との情報が!

    竿が根元までベッチャリと曲がり、合わせた瞬間に緩めのドラグがズル滑りしてもう一度合わせたらすっぽ抜けたとのこと。

    チンさんの隣で竿を出していたオーカワさん曰く、あの竿の入りかたは良い型だよ。デケーよ。あれは。


    「もう!まったくぅ!」

    もう一回やっつけに行って来なさい。

    命令です。



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    久々に竿箪笥から出番の俊貞作 総巻唐草三本半継も力を発揮出来ずに消化不良気味。



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    今年4月にニューアライバルのフジノライン 石鯛VXスペシャルネオ。

    約一年かけて原糸の組み方やコーティングを研究開発してきました。

    PEラインとは似て非なるものでPEラインより比重がある為より早く沈んで潮馴染みがとても良く、伸びがほぼ0%なので感度抜群な道糸です。

    根ズレ等で擦れた部分の黒いコーティングが剥がれることがありますが、際だってササクレなどが見て取れなければ強度的には問題ありません。

    12号ですと強度的にはナイロンの24号と同等と考えてください。

    細い分、遠投も効いてより遠く広範囲の石鯛ポイントを直撃することも可能です。

    ナイロンにはナイロンの良さもありますから好みは分かれるところがあるとは思いますが、新たな遠投ポイントを開拓したり、ゴロタ場での石鯛釣りには面白いのではないかなと思います。




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    午前11時過ぎに待望の上り潮が差し込み始めて俄然やる気が増したものの相変わらず潮色悪く、冷たいまんま。

    ウツボとニザダイは活性が上がって竿先を振るわせますが納竿の12時半までに石鯛のアタリを捉えることは叶わず・・・。

    潮が悪いとは言え、喰わせる事が出来ずに悔しさを噛み締めましたね。

    「磯投げ情報」のYさんも暑い中の取材でしたがこれといったドキドキ感もワクワク感もない時間を過ごさせてしまいゴメンナサイです。



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    いろんな人に釣果情報を聞いても、どこも色いい話は無くもしかすると参加140人が全員ボウズ?

    まさか・・・!そんなことが・・・、起きてしまうのか?

    いやいや、どこかで出ている筈!

    誰かお願いだから釣っててぇ!

    と懇願しながら名礁カツオを後にしました。











    表彰式の会場に着くと皆口々にエサ取りもいないとか、こんな悪い潮そうそう無いよとかで検量所も寂しげ4キロの石鯛が持ち込まれるもののその後が続かず・・・。



    すると・・・、誰かが「おい!7キロが出たらしいよ!」

    「な、7キロ――――!」

    「マジでぇ!?」

    「カンダイ?」

    「いや、ホンモノだってよー!」

    「エー!ホンモノー!?どこで!?」

    「入間の河伍らしい」

    「河伍?石鯛なんかめったに乗せないじゃん」

    「だよねー。河伍は無いらぁ。牛根とかじゃないの?」

    「だって入間は全滅で何も居ないって言ってましたよ」

    「ガセじゃないの?」

    「潮が効いてる神子元や沖根だって全滅だよ?」

    「いやいや、だってアサクラ君が釣ったって言ってたぜ?」

    「マジで?でも、7キロは聞き間違いなんじゃないのー?」

    「だって入間荘の船長から聞いた話みたいだよ?」

    「エー!マジ―!?」

    「じゃホントか?」

    情報が錯そうします。

    「それホントなら凄い事ですよ!」

    「大会史上初の7キロですよ!」

    「ヤベー、鳥肌立った!」


    伊豆半島では10年に一度出るか出ないかの7キロクラス!

    そりゃもう、色めき立ちますよ。


    そこへ・・・、釣ったと思われる本人が大きなクーラーボックス抱えて登場です!




















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    ドッカーン!!!!!!!!

    で!出た――――――7,1キロ本石!!!


    「デッケ―――――――!!!!!」

    「なんだこりゃ―――!!!」

    検量所は押すな押すなの人だかり。



    7キロ!

    7,1キロですよ。


    人が釣った魚とは言え7キロクラスなんて実際に目撃することなんてなかなか無い事ですからね。

    熱海のTさんなんか「7キロの本石なんてたぶんもう一生釣れねーからこれ持って写真撮りてーわ。いかにも俺が釣ったー!って顔してさ。こんな魚見ちゃったらもうどーでも良くなっちゃうね。この場に居れただけでもラッキーだよ」って。






    この場に居た誰もが妬むことなく祝福の言葉を掛けてました。


    石鯛釣りの世界ってこういう世界です。






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    アサクラ君!オメデト――――!!!

    こりゃ凄いわ。

    69,5センチ 7,1キロのメスの石鯛。

    大会に花を添えてくれました。







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    検量が終わって表彰式です。

    まずはオーナー石鯛フィールドメンバーのミワ会長の挨拶から。



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    次に(株)オーナーばり代表取締役の中道社長のご挨拶。

    僕と体型はどっこいどっこい?

    え?何ですか?

    何か問題でも?

    ネオンカラーってスゴイ膨張色ね。

    太って見えてしまう。これは困るな。


    はい?何か・・・?







    この後、UDAのフジワラさんにもご挨拶を頂きました。

    キリン製品のご協賛、誠にありがとうございました。










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    7キロ釣ってブッチギリの優勝です!



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    優勝賞品は俊貞作の和竿とオーナーライフジャケット。

    拍手喝采とは正にこの事です。

    石鯛釣りに一生を捧げても5キロクラスに出会える確率はごく僅かという世界ですからこの一枚の貴重さは”極めて尊い”の一言に尽きます。




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    参加者は総勢140人で検量に持ち込んだのはたったの3人でした。

    これは寂しい釣果でなくてあっぱれの釣果です。

    伊豆半島全体が良い潮に恵まれない中、魚釣ってくるんですから、これは凄い事です。


    入賞者の方々おめでとうございます。


    表彰式後はお楽しみ抽選会。

    これがなかなか盛り上がるのです。



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    最後に記念撮影をして第11回オーナーカップ東日本石鯛選手権大会が無事に終了しました。

    潮が悪い状況が続く中こんなに沢山の参加を頂くことが出来て本当に嬉しく有り難く思います。


    また是非来年お会いしましょう!



    では、また。




     

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