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    沼津市K様邸外部改修塗装工事、完工いたしました。

     こんばんは。

    ”シャチョブロ”です。

    沼津市のK様邸外部改修塗装工事が完工いたしました。


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    雨樋の塗装も終わり、各所点検をして、足場を解体して工事終了です。

    工事前より少し柔らかい色調になって綺麗にまとまりました。



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    K様邸の塗装色で一番悩んだのが破風板と中間帯の色。

    一階のサイディング色のパッと見がベージュでしたので、茶色に近いベージュ色をとも考えましたがK様のお考えは既存色のバランスで良いという事でしたので、という事はグレーで破風板や中間帯を塗るのがセオリーかと・・・。

    既存色のグレーはかなり濃いグレー薄いグレーにするとアクセントにならず全体的にボヤケテしまう感じになってしまうし・・・。

    黒すぎると2階の部分の外壁とのコントラストが強すぎて・・・。

    考えに考えてこのくらいの濃さのグレーを選んでみました。


    「藤沢塗工店」的には良いまとまり方ではないかなと思うのです、色の好みは主観的な問題ですのでやっぱりお施主様の希望が一番大事。

    設計デザインも鑑みて選んでいきながら上手くまとまって、お施主様も気に入ってくれればそれが一番。


    その落としどころがどこか?が生意気に言えば”センス”かな?(笑)

    と、思います。



    工事期間中は大変お世話になりました。


    今後とも宜しくお願い致します。






    先日、塗装看板業協同組合の会合がありました。

    今回は沼津支部、御殿場市部、三島支部の合同定例会となりました。


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    塗料メーカーのSK化研さんのクレーム事例を基にした講習会が今回の定例会のメインメニューでした。

    メーカーさんが独自に定例会用に資料を作って過去に多いクレーム事例、そしてその対処法、新製品の紹介など勉強になりました。

    世の中には沢山の塗料があります。

    色々な現場の環境や下地の種類によってどの塗料を選ぶか・・・。

    その時代時代で画期的な塗料が発売されると業者はこぞってそれを使いますね。

    その後の塗替え時に施工する業者の選定がとても大事なのです。


    こういう講習会などは組合に入っている業者でなければ参加できませんし、こういう場で業者同士でディスカッションしてお互いの経験値を共有し合えるのが組合の良い所でもあります。


    ただ、組合に入っていても定例会や講習会に参加していなければ全く意味がありませんが・・・。


    メーカーさんの言う事も一理。

    業者の経験値も一理。


    その融合がクレームゼロにより近くなっていくのではないかと思います。



    「藤沢塗工店」としては過去35年の間にクレームがあったかどうか・・・。


    正直、あります。


    クレームというと大袈裟に聞こえますが数少ないクレーム事例の殆どはお施主様のちょっとした疑問が全てと言って過言ではありません。

    ベランダの防水色が外壁に映り込んで選んだ外壁色と違って見えるとか、日陰と日向の色が違うとか、やっぱり主観的に目に映りかたが違って見える事が殆どです。

    ごく稀に遭った事例がブリスター現象、塗膜の膨れですね。


    これは過去に3回ありました。

    うち2回は単層弾性塗膜の膨れ現象です。

    どちらも日当たりが良い方角でこの現象が起きました。

    塗替えした塗膜の下塗りで使用した溶剤シーラーが旧塗膜を侵してガスが発生して、そのガスが日当たりが良い外壁が熱を帯びて内部で膨らんで塗膜を押し上げてしまう事が原因でした。

    北面などの直接に長時間太陽光に晒されない場所はこのブリスター現象は起こりません。

    対策は日当たりのいい外壁全面をワイヤーブラシを取り付けた電動工具でケレンします。

    こうすることで膨れた部分を除去し、膨れていない部分も薄く削り取って内部のガスを抜いてあげて、十分な乾燥時間を設けてカチオンシーラーと上塗り材を塗布することで問題は解決することが出来ます。

    あと一例は膨れた部分を切り取りって調べてみると新しく塗った塗料が剥げているのではなくて、前回に施工した業者さんがチョーキング現象を起こしているにもかかわらず高圧洗浄せずに、しかもシーラー処理が施されていない事で前回に施工した水性塗料の塗膜から剥がれていることが判りました。

    これは塗膜の層を拡大スコープで見ると良く分かります。

    お施主様に聞いてみると前回施工した業者さんはなんと横浜から来たリフォーム屋さん。

    なんで?

    営業が回ってきたので。

    う〜ん。何とも言えない。難しい。

    要は、そのような施工状況を見抜けなかった「藤沢塗工店」の責任です。

    反省。


    ブリスター現象はすぐあらわれるものでは無くて、数か月とか1年くらい経過した後に表れますね。

    時間が経過してしまうと何となくお施主様も言いにくかったりするとは思うのですが施工後数年後であっても「藤沢塗工店」は対応します。


    どの事例も「藤沢塗工店」の説明で疑問が解決したり、不良箇所を施工し直すことで問題は解決されました。


    大切なお住まいのリフォームは多額なお金が掛かります。

    色々な疑問があったり、不安があったりして当たり前だと思うのです。


    その疑問や不安な点を投げかけて頂くことは、コミュニケーションが計れているいると言っていいでしょうし、それが「藤沢塗工店」としてもお施主様が何を望んでいるかとか、どんなことが疑問なのか、不安なのかが解ってとてもいい勉強になり、それがとても有り難く思います。

    こちらの感謝の気持ちをなんとか仕事でお返ししなくては!と常々考えますね。


    いつもアンテナの感度を高感度にして勉強勉強!

    まだまだ、うちの先代も元気なので良きアドバイザーとして頑張ってもらって、それでも不明なことは仲間や先輩にどんどん質問ぶつけて明日への糧にしなくてはいけませんね。


    全てはお客様の為に。


    では、また。












     

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