清水町アパート内部塗装工事
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
清水町内のアパート内部の塗装工事を施工いたしました。
部屋内の天井の施工前画像です。
和室以外の部屋の天井は全て塗装の仕様となります。
リビングダイニングの出窓の天板はクリヤー層も劣化し、下地の着色層も剥がれています。
浴室内部の床の塗装膜も剥がれて下地が露出している状態です。
玄関ドアも全体的に汚れていて所々うっすらと錆びていたりシールやテープの糊残りが目立ちます。
天井はタバコのヤニ等の水溶性の汚れが付着しています。直接水性塗料などを塗るとその汚れが後から浮き上がってきたりするのでヤニ止めシーラーを下地処理として塗装します。
この工法を取りますと汚れが溶けて浮き上がりませんし上塗りに白い塗料を使う場合にはより綺麗に仕上がります。
ヤニ止めシーラーの塗布後に水性塗料を塗布します。
淡彩色の塗料を塗ると意外と天井も変色しているのがよくわかります。
下塗りが乾いたらもう一度水性塗料を塗布します。
これで天井の塗装は終了です。
出窓の天板を塗る前に満遍なくサンダー掛けをして劣化塗膜を除去します。
その後、水性の着色ステインで着色していきます。
水性の着色ステインは一回塗ってもあまり発色が良くありませんので好みの色合いになるまで何回か塗り重ねていきます。
着色ステインを4回塗ってここまで着色できました。
水性の着色ステインは乾きが速いので一日で4回くらい塗れます。
乾きの速さは作業の効率化を高めてコストダウンにもなります。
水性の着色ステインは何回か塗装しますと次の日でも少しべた付き感が残ります。
このベタ付き感は着色ステインの樹脂が乾いていない証拠なので表面のべた付き感が無くなるまで乾かしてから水性のウレタンクリヤーを表面保護のために塗布します。
水性のウレタンクリヤーを3回塗ることで質感ある仕上がりとなりました。
ツヤ感は艶消しでしっとりと仕上げてみました。
浴室の床はサンダーで表面研磨した後にプライマーを塗布して硬質プラスチックに適したコーティング剤を2回塗って仕上げました。
浴室の床も綺麗に仕上がりました。
最後に玄関ドアの塗装です。
シールやテープの糊残りをシンナーで除去して全体的に240番のサンドペーパーで研磨し、錆びている部分に速乾性のサビ添加剤を塗りサビを不活性化します。
ここまでがいわゆる下地処理。
その後ウレタン塗料を既存色に調色して2回塗装しました。
玄関ドアも仕上がり、これで内部の塗装工事は終了です。
つぎに住まわれる方が気持ち良く住めますように。
今日は夏至。
梅雨空でうす曇なのであまり実感ありませんがもう夏です。
現場で汗かいてビールもますます旨くなります。
でも、ビールで水分補給はできませんのでご注意くださいね。
では、また。