東海大学フィッシング理論実習 最終日
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
いよいよ、東海大学フィッシング理論実習も最終日となりました。
最終日の予定はペーパーテスト、浜からのルアー釣り、船からのサビキ釣りです。
朝の集合時間に遅刻する学生さんも無く、スムーズに実習船に乗り込んでポイントに着くまでにひと通りの説明を済ませて実習開始!
ワチャワチャと開始となりましたが私たち講師はここからが戦争です。
コマセかごの振り方、仕掛けの落とし方、アタリの見方をそれぞれに教えながら、コマセの準備!サビキが絡まればそれを解く!根掛かりで仕掛けをロストすればすぐ準備!もう船の中をぐるぐる駆けずり回って教える教える!面倒見る見る!
大名釣りの様に感じるかもしれませんがやっぱり最初は手取り足取り面倒を見てあげないと暗中無策になって楽しくありませんからね。
カサゴ〜!
サバ〜!
この学生さんは海洋学部なので流石に魚の事は良く知ってました!
雄と雌の見分け方とか逆に教えられました。
この後、良い型のカマスも釣ってたな〜。
サバ〜!
アルカーディー君は、えっと、どこ出身?聞き忘れた・・・。
たぶん、釣りって見るのもやるのも初めて?
その釣り姿はビミョーな空気を漂わせていました。
背が高くてこの風貌なので年齢がイマイチ解らない・・・。
たぶん、他の生徒よりは年が上の筈・・・。
「ねぇ、アルカーディーは何歳?」(日本語)
「ニジュウナナサイ・・・」
「マジか!」
う〜ん、背格好は35歳くらいなんだけれど、そんなに若いんだ〜、なんかスゲーな。わかんないけど・・・。
何食べるとこんなに大きくなるんだろ?
いやいや、単純にDNA的な差だと。
この学生さんは普段からやってるみたいでなかなか上手。
大きな太刀魚も釣ってましたしね。
サビキ釣りもサバが入れ食いでしたがあんまりサバばっかりでもという事でキス釣りのポイントへ移動すると、良いキスが釣れてきますね〜。
ここはすこぶる魚影が濃いです。
これも、20センチクラスの良型!
湘南校舎からの参加でエサ釣りの方が性に合ってるみたいでずーっとワチャワチャしゃべりながら楽しんでました。
次からはイソメ触れるように頑張りましょう!
この人は黙々と飽きずに没頭するタイプ。
目立たないけどキス釣りは上手でした。
船からの釣果。
けっこう釣れましたね。
いつのまにイナダやソウダも混じってます。
ペーパーテストも合間合間で済ませて、みんなちゃんと答えられたかな?
最後に授業の総評やちょっと大人ぶってこれからの人生についてとかの話をして今年のフィッシング理論実習は終了です。
熱中症や怪我も無く、無事に終了して何よりでした。
学生のみんな、先生方お疲れ様でした。
たったの4日間ですが一緒に釣りの時間を共有していると最後はやっぱり何となく寂しいものです。
うちの豚児たちと同年代ですから無邪気であったり、一生懸命であったりする姿がやっぱりかわいく思えます。
学生たちに楽しんでもらえただろうか・・・。
為になっただろうか・・・。
これから、釣りをやってみようと興味を持ってくれただろうか・・・。
少しでも来年は更に充実した授業にしたいなと思いました。
釣りは自然な中での遊び。
だから、時にプロセスを間違うと危険な事もある。
大体が思う様に行かない。
だから、万事が上手くいって沢山釣れたり、予想だにしない大物が釣れたりすると実に嬉しいし愉快痛快。
なのに釣りを取り巻く環境はより一層の厳しさを増して激変している。
ソーラス条約やマナーの問題で堤防釣り場がどんどん減っていく。
磯釣りの世界は二昔前に比べたら随分と釣り人が少なくなった。
でも、マナー凄く良くなった。
先人達の啓蒙活動の結実の結果だろう。
仲良く、行儀よく釣りをする釣り人が増えたのは良い事だが武士的に釣りをする人が減ってきた感じがする。
色々な道具を持ってきて目の前にいるであろう魚をなんとしてでも釣って帰らなければ!本命のアタリが無ければルアーを投げてみる!あれもこれもやってみる!
人間の業なのか?
同じ渡船代を払うなら色んな魚を釣ってお土産持って帰りたいんだろうな。
費用対効果ってことなのだろうか。
そこに何とも言えないモヤモヤ感を覚えるのは私だけだろうか・・・。
二兎を追うものは一兎をも得ず。
結局、どの釣りも極めることなく終わってしまう。
いや、待てよ?
どんな釣りもそれぞれに通じるものがある。
だから、色々やってみないと解らない。
だよなぁ。
自分の物差しだけでは計れないし、強制も出来ない。
それぞれの時間とお金を使うんだから、いいじゃんね。
好きにやればね。
誰だって魚釣りたいじゃん。
釣りの世界も時代の流れで・・・。
これって便利な言葉。
エゴの隠れ蓑。
特に磯釣りは”漢”(男)の世界観が色濃いから、何かとタイヘン。
筋道、義理、人情、流儀等が渦巻く世界。
まだまだ駆け出し。
内外どこをとっても未熟。
物欲に絡むイイとこ付きは好きじゃない。
一歩一歩踏みしめて踏み出せばその度に荒波に呑まれそうになるけど誰かが担いでくれてなんとかかんとかやり過ごせる。
沢山の釣友や先輩たちのお蔭で今の自分がここにいることが出来ている。
いつの日か若人を本当の意味で担げるようになりたい。
だから皆が楽しく釣りが出来る”流儀”を身につけるべく精進しよう。
では、また。
東海大学フィッシング理論実習 3日目
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
東海大学フィッシング理論実習の3日目です。
3日目は船からのサビキ釣りとルアー釣り、そして投げ釣りの実技試験を行いました。
投げ釣りの実技試験は基礎的なフォーム、コントロール、投入時の安全確認、この3項目に重きを置いて評価を付けていきます。
授業ですからちゃんと実技試験とペーパーテストがあるんですよ〜。
遅刻とか授業態度なんかも評価対象になりますから、釣りの授業を”遊び”と勘違いして臨むと評価点が落ちてしまいます。
今年は全般的に良く出来た感が強かった。
例年、普段からちょっとやってる学生は教えたフォームを無視してアンダースローでシュッとルアーを投げるように投げてみたり、ヘタをすると指定されたジェットテンビンを付けずにジグを装着していたりと独立独歩でやりたい放題の学生がいます。
それはある意味キャラクターが強くていいのですが、やっぱり授業では同じ条件で皆が受けている訳ですから評価点を付ける側としてはそれらはNGですね。
仕掛けを投げる時に後方の安全確認をもっとしっかり行っているとより良い評価があげられる生徒が沢山いました。
実技試験が終わった学生からおのおの投げ釣りを行いました。
真鯛(標準和名 マダイ) スズキ目スズキ亜目タイ科
いわゆる”タイ”。
腐っても鯛とか言われる所以はお祝いごとに使われたりするためにその価値が高い為にそのように言われる。また他の魚類に比べて磯臭さが無く、刺身、塩焼など色々な料理に使えて重宝される。
養殖物は日焼けして魚体が黒っぽいが天然ものはこのようにほんのりピンク色で非常に綺麗な魚体である。
海老で鯛を釣るという言葉があるが、実は雑食性で割と何でも摂餌する。石鯛釣りではガンガゼウニをエサとして使用するがそのガンガゼウニにも喰ってくる。
こちらはカワハギ。
もう少し大きいといいね!
季節が季節なので肝は大きくないけれど調理の仕方も簡単だしコリコリとした歯ごたえはとても美味なのでみんな釣れた生徒は持ち帰っていました。
今年はキスが良く釣れてましたね。
「投げ釣りパウダー」の威力か?
午後からはサビキ釣り。
カサゴが釣れたり、毎年お約束のサクラダイ、スズメダイが良く釣れました。
イサキはあんまし釣れなくて小サバが多かったですね。
今年も待望のソウダガツオは回っていません。
船からのルアー釣りと状況が似ているのか、あるポイントを外れると一気に魚の食いが落ちます。
例年ならばもっとアジが釣れてもいいのだけれど・・・、釣れなくなってくるとテンションもモチベーションもドン下がり。
なので、ポイントを変えてキス釣りに変更してみました。
作戦成功!
ケーソンのかけ上がり付近には沢山のシロギスが群れているようです。
エサのつけ方が釣果へ繋がるキモかな?
イソメのつけ方をテキトーに面倒臭がるとなかなか釣れませんが、ちゃんとやるとこういう風に一荷となりますね。
苦手なイソメを一生懸命付けて悪戦苦闘して頑張って、そして釣れるとやっぱり、嬉しいね!
ちゃんと努力は報われます!
船からのルアー釣りの釣果は前日と同じ感じでポイント狭く、喰いも激シブ。
1人一本くらい釣れるといいんですけど、ま、こればっかりは・・・。
3日目の授業も無事終了して、最終日を残すのみとなりました。
あともう少し!
暑い中結構大変ですが頑張ろう!
では、また。
東海大学フィッシング理論実習、2日目
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
東海大学フィッシング理論実習の2日目です。
2日目からは実習となり、三保海岸で行います。
場所は東海大学海洋科学水族館のすぐとなり。
三保近辺で釣りをする人は三保半島の外海側に行きますのでこの内湾に面した海岸は学生達の実習にはうってつけの場所。
ビギナーとそれなりの人が一緒になるとトラブルのもとになりかねませんからね。
ふと後ろを見るとなんと!
去年までは大型のコンテナを改造してあった更衣室や休憩所が、こんな立派な建物になっていました!
更衣室、ロッカー室、シャワー室、WC、休憩室、教室が完備されていてとても使いやすくて快適な作りになっています。
午前9時から実習が始まります。
投げ釣りと実習船からのルアー釣りとに分かれて行います。
ルアー釣りは宮本先生と朝倉先生に任せて、長谷川先生と私は投げ釣り担当です。
最初に長谷川先生から投げ釣りの初歩、エサのつけ方、仕掛けの投入の仕方を教わって、実釣開始です。
殆どはエサのイソメが初体験なので最初っからかなりの高ハードルなのですがここをまず、クリアーしないといけません。
がしかし!今年は各人にマルキューの「投げ釣りパウダー」というウェポンを配布したのであの、ニュルニュル感からはほぼ解放されて手返しが早くなり、釣りに集中する度合いが俄然アップしたようです。
「投げ釣りパウダー」には高摂餌素材も入っているので釣れる確率も高くなります。
阿蘇校舎から参加の学生がカワハギを釣りました!
こちらの学生さんはシロギス!
魚が釣れますと遠くから「センセー!釣れた―!なんて魚ー!?」
と駆け寄ってきます。
大体最初は「食べられます?」って聞きます。
やっぱり、自分で釣った魚って食べて、どんなもんか知りたいんでしょうね。
なるべく、釣った魚を観察させて触った感じ、色、魚体の構造などを説明すると「ほ〜!なるほど〜」っとすっと覚え込む感じが、学生ってスゴイな〜なんて感じます。
僕らの年齢になるとそういうピュアな感覚がね、どうしても・・・。
こちらはオオモンハタ。
あんまり、この海域ではオオモンハタって釣れないんですけどね。
元々は南方海域に棲むハタの仲間で、40センチくらいにまで成長します。
食べると美味。
水揚げ量は少ないので高級魚。
もう少し大きければ刺身や煮つけに出来たんですけれどね。
こういう魚が釣れて、しかも稚魚まで釣れるっていう事は普通に成魚がそれなりの数がこの海域に生息している証拠で、こういうところから推測すると段々、海水温が上がって来ていて南方系の魚の北限が上がってきていると言えます。
伊豆半島での石鯛釣りでもそうです。
20年位前には秋になってもイシガキダイなんてそんなに釣れなくて、イシガキダイが釣れればそれなりに嬉しかったものですが今は針のサイズを落とせば何枚も釣れます。
正直、今はイシガキダイ釣ってもな〜って低テンション。
海が変わって来てます。
実習船からルアー組が帰ってきました。
太刀魚のポイントが狭くて、喰いも激シブ!
ルアーには歯が当たったキズが沢山付くのですがもうあと5ミリ!食い込めば掛かるんですが、そこまでの道のりが遠いとの事でした。
タチウオ(太刀魚)。別名 サーベルフィッシュ。スズキ目サバ亜目タチウオ科
小魚やイカを捕食し温帯の海に生息。
体表面を覆う銀色のグアニン層は昔、マニキュアのラメ等に使われていたそうです。
歯が鋭い為、釣った直後の扱いには注意が必要。皮手袋でギュッと握ってプライヤーなどでハリを外す。横着するとザックリと手指が裂けます。
今が旬なので脂ののりも良く刺身やムニエル、塩焼きと何でも来いで美味。
私個人的には好んで食べない。
何故って?
う〜ん、強いて言えばあのグアニン層の銀色が金属感たっぷりなので視覚的にちょっと苦手。
なんだかアルミ箔食べるみたいなんだもーん。
一緒に添い寝して、イイ子イイ子してるもんだから「腕枕してやれば?」って言ったらこの通り。爆
でも太刀魚の顔は”シギャー!
立派な5本指クラスです。
3日目は私も実習船に乗り込んで船からのサビキ釣りを行います。
今日はこの辺・・・、おっと!
「磯・投げ情報」11月号が本日発売です!
秋は釣り物には困らないサイコ―の季節です!
台風17号が去ったら「磯投げ」片手に繰り出そう!
では、また。
今年も東海大学フィッシング理論実習の時期がやってきました。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
今年も東海大学フィッシング理論実習の授業に行って来ました。
今年の受講生は総勢44名!
多!
清水校舎、湘南校舎、高輪校舎、阿蘇校舎からの参加です。
でも、今年からはOBの朝倉先生も講師に加わって、さらに充実した授業になりました。
最初の講義は長谷川先生の講義から。
長谷川先生の講義は主に日本における釣り文化の歴史や変遷、海の釣り全般に関する知識などとたくさん憶えることがあってなかなか興味深い講義です。
次は不肖、私の講義。
私は磯釣りの講義を毎年担当しています。
磯釣りにおける気象知識、安全知識、上物釣り、底物釣りについての講義です。
メジナ釣り、石鯛釣り、モロコ釣り等で実際に使うタックルを皆に手に取ってもらって、少しでも五感に訴えるようにしていますが、今年は女子学生の方が興味津々で竿を持ってみてこちらが道糸を引いて竿を絞り込んでみると「キャア――――!!!重――――!!!」
みたいな。
それを横目で男子は眺めてる。
毎年それぞれの個性があって実に愉快ですが、今年は特に女子の方が元気でした。
次は新任の朝倉先生の講義。
朝倉先生は東海大学のOBで大学院にまでいってとにかく理論的に釣りをしますが、今はへヴィータックルでのルアーマグロ釣りにハマっています。
それも何百キロとかっていう、もう釣りの対象じゃないんじゃないか?ってヤツを狙っています。
最後は宮本先生の講義。
宮本先生もOB。
三保近辺のルアー釣りに長けていて、とっても理論的に釣りをする先生です。
それに比べると磯釣りはアバウトな気がします。
磯釣りもそれなりに統計があったり、潮、水温、気象を熟知しないと上手くいかない場面が多々ありますが、それはあくまで引き出しにしかすぎません。
その引き出しが多ければ多いほど海の刻々と変わる複雑な条件に合わせて釣りが出来るわけですが、前の日に何がどこで釣れているからと言って釣行日に釣れるとはかぎりません。
むしろ、目論み通りに女神が微笑んでくれるのはほんのわずか。
釣行日当日の水温変化や潮色、潮流の様子で釣り座を決めたりしますので、いつも出たとこ勝負。
思い通りに行かないから磯釣りは実に愉快で面白いのであります。
釣りたい釣りたいで殺気立っていると魚に見透かされますし、かといってユルユルやっていても釣れません。
程よい緊張感のなか、磯にぶつかる波濤の音が聞こえなくなるくらいの集中力を持って挑むと魚は釣れますね。
時々、想定外の大物が掛かって仕掛けをぶち切られたりして悔しい思いをすることもしばしばありますが、それがまた次への対峙への活力となります。
この受講生の中から磯釣りにのめり込む学生がいてくれれば本望です。
講義の後は投げつりに使用する仕掛けを苦労して作って、次の日からの実習に臨みます。
今日はここまで。
では、また。
佳き日。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
昨日は取引先の御子息が結婚式をあげました。
その披露宴に呼んで頂いたので出席してまいりました。
佳き日の朝のご祝儀袋。
滞りなく式を挙げて披露宴の開始です。
乾杯の音頭を取らさせて頂きました。
「只今、ご紹介を頂きました藤沢塗工店の藤沢でございます。誠に僭越ではございますが云々・・・、ご両家の皆様、ご親族の皆様、そしてご臨席の皆様のご繁栄とご多幸を祈念いたしまして、かんぱーい!」
やっぱり、一生に一度の良き日の発声ですから緊張しました〜。
なんやかんやで乾杯の音頭とか司会進行とかお願いされますがそれぞれ、やっぱり緊張します。
なにぶん、とてもナイーブな性格なので。
最近の披露宴は凄いですね〜。
さっき撮った写真がビールのラベルにあっというまになっちゃうんですね〜。
披露宴の最後のビデオも披露宴最中の動画が編集されて流されてしまうんですから、デジタル化ってすごいスピードです。
新郎が所属している消防団のお約束の出し物。
最後はやっぱり新婦からのご両親への感謝の言葉。
これが無きゃぁ、いけません。
3時間の披露宴の最後にビデオが流れてエンディングロールに列席者の名前が刻まれて、それを観ていたら何故か目頭が熱くなってきました。
新郎がまだ、大学生の頃から現場に時々手伝いに来ていて、その時から思い起こすと散々現場では叱ってきたけど、それらを糧に大きくなり、真面目で心優しい男になって所帯を持つようになったことがとても嬉しく感じました。
ま、涙腺が緩くなってきたせいもあるんでしょうけれどもね。
末永く、お幸せに!
では、また。
夏の塗装工事のつづきのつづき。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
夏の塗装工事のつづきの、つづきです。
非常用滑り台の鉄骨の錆止め塗装と並行して門扉にも2液型エポキシ樹脂サビ止め塗料を塗布します。
鉄製のネットをアングルで挟み込んだりしているので構造はなかなか、複雑です。
構造が複雑な故に雨水が溜りやすくて錆がどうしても発生しやすい作りとなっています。
デザイン的にはとても良いと思いますがもう少しシンプルであった方がランニングコストもかからないのにな〜なんて思いますね。
門扉全体のサビ止め塗装が終了しました。
サビ止めが乾燥してからまずは2液型ウレタン塗料のペパーミントグリーンの下塗りです。
ペパーミントグリーンの下塗りが終了してからパンチングメタル製の部分をピンクで塗装して、さらに乾燥させてからペパーミントグリーンの上塗り工程です。
ペパーミントグリーンの上塗りが終了して、最後にピンクの部分を上塗りして門扉の塗装は終了です。
幼稚園の遊具とかってカラフルで思わず登ったり、乗ったりして遊びたくなりますね。
あくまで幼少の頃の話ですが。
今は遊びません!
例えばジャングルジムの鉄棒部分は青、その鉄棒を繋ぐ接続金具は赤。
ブランコの支柱は緑、上の鉄パイプはピンク、その支柱とパイプを繋ぐ接続金具は黄色。
って感じに色分けされますね。
ペンキが半乾きだと色分けする段階でペンキの色が混ざってしまったりしてしまうので時間差であっち塗ったりこっち塗ったりして順番に仕上げて行きます。
色の配色と各部材の境目がきっちりと塗り分けが上手くいってエッジが効いた仕上がりになるととっても綺麗に見えます。
ま、それはそれで施工する側の技術的な問題と配色センスからすると当たり前のことなんですけれど、やっぱり上手くいくと「いいね!」となりますね。
最後に看板の塗装です。
白色のサビ止めは門扉のサビ止め塗装と並行して進んでいて、この段階では既に看板の板の2液型ウレタン塗料の上塗りまで終了しています。
チャンネル文字の既存色の赤色は少し黒が入っていて濃い目の赤色でした。
少し変えたいな・・・という事で赤に白と黄色を加えて明るめの赤で塗装してみました。
刷毛から筆に道具を持ちかえて、息を殺して、腰を据えて・・・。
塗る面積はほんのちょこっとなのですが根気がいる仕事です。
下r塗り工程が終了してからもう一度根気がいる作業を行ってやっと、看板の塗装工程が終了しました。
足場も解体されて作業終了です。
園児の皆さんは綺麗になったの気づいてくれたかな?
うちの息子たちは西幼稚園でそれぞれが3年間お世話になっていましたが、時々帰りに迎えに行ったりして先生を困らせている場面に遭遇したりしてばつの悪い思いをしたことや、小さい園庭での運動会の事、色々と先生と話をしたこと、入園式や卒園式の事、時々偶然に買い物先で先生方にお会いしてユーヘイくん、こーヘイくん元気にしてますかー?なんていつまでも気にかけて頂いてきたこととか色々な事を仕事をしながら思い出しましたね。
工事中も先生方は職員室で仕事中でしたが、とにかく職員室からは笑い声が絶えません。
これは女性の職場の独特な世界なのかな?
建築の現場はその真逆。
やっぱ、女性の笑顔や笑い声って世界中を明るくしますね。
きっと、この幼稚園も明るい先生方と園児のみんなも笑い声と良い笑顔でいい雰囲気なんだろうな〜と感じました。
現場もいつももっと明るい雰囲気にしたいな、なんて単純に思いました。
それぞれが仕事に熱中、没頭している時は勿論、言葉少な、いや、殆ど言葉は発しませんが、休憩や昼食時は?
ふと、思い返すと休憩や昼食時についついスマホいじってますね。
雨雲の動きや雨雲ズームレーダーや次の日の天気が気になって当たり前の様にアプリを開くんですが、一人が開くと何故か皆が連動してそれぞれのお天気アプリを開いて
「あ、あと30分したらポツポツ来そうだな〜」
「やばいですね」
だいたい、こんな下りになります。
どのお天気アプリもそうは変わらないのに、しかも全員が同じアプリを覗いて情報を共有している感になって、そのままゲーム始めたり、ニュース読んでみたり、になってしまいます。
これもどうなのかな〜。
休憩時にするたわいもない会話も大事なコミュニケーションなのに、すぐにスマホいじるってのも惰性に流されて気づかぬうちに何か大事な事を置き忘れてしまっているように感じます。
気付いた時はもう既に遅くてコミュニケーション能力がドン下がりに、なんてならないように気を付けないといけませんね。
な〜んてことをちょっと思いました。
でも、ホントみんな、いえ、いつも私もスマホいじっていますもんね。
時代の流れ?
いやいや、そう思い込んではいけない気がする!
では、また。
夏の塗装工事のつづき。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
大変長らくご無沙汰しておりました。
ナント!10日ぶりの更新です。
では、夏の塗装工事の続きです。
清水北幼稚園の園庭へのアプローチの鉄骨のケレン清掃が終了した後、2液型エポキシ樹脂サビ止めを塗布します。
下から見上げただけの時と実際に上に上がって塗り始めてみた時と意外と鉄骨って複雑な作りなのが良く分かります。
サビ止めの塗装工程が終了しました。
サビ止めが乾いたら2液型ウレタン塗料の下塗りです。
既存の赤は「藤沢塗工店」的には・・・う〜ん、もう少しビビットな赤にしたいなと。
赤色に白、黄色を足して、そしてほんの少し黒を足してショッキングピンクに近い赤色を作ってみました。
ウレタンの下塗り工程が終了しました。
ここまでの途中、パラパラと雨が降ったりしてヤキモキしながらの進捗状況でしたが何とかウレタンの上塗り工程に進むことが出来ました。
アプローチの塗装工事が終了です。
次は非常用滑り台が取り付けられている鉄骨部分の塗装に取り掛かります。
この鉄骨は7年程前に塗り替えた覚えがあります。
その時はサビの進行が酷く、サビ転化剤を塗布して塗装した記憶があります。
スラブ(踊り場というか土間の部分)がコンクリートなので雨水が染み込んで、どうしても錆が進行してしまう様です。
ただ、鉄骨の強度が落ちるような錆の進行度ではないようです。
こちらは白色の2液型エポキシ樹脂サビ止め塗料を用います。
なぜ白色のサビ止めを使用するのかというと上塗りに使用する2液型ウレタン塗料が淡彩色なので赤錆色のサビ止めだと透けて見えてしまって仕上がりが悪いのです。
という理由で白色のサビ止めを使用します。
サビ止めの塗装工程が終了しました。
サビ止めが乾燥した後、2液型ウレタン塗料の下塗り工程に移ります。
2液型ウレタン塗料の下塗りが終了しました。
下塗りが乾燥した後、同じ2液型ウレタン塗料で上塗りを行います。
非常用滑り台付属鉄骨の塗装工程が終了しました。
もう一日、夏の塗装工事の続きかな?
先週は東海大学のフィッシング理論実習の授業でクタクタ。
若い大学生のパワフルさに付いて行くのが段々と大変な年頃になってきました。
朝5時に起きて、準備をして、沼津でエサを買って、静岡市清水区の三保半島到着が朝8時、色々とまた準備して9時から授業開始、午後3時に授業終了、それから片付けをして、次の日の打ち合わせを他の講師の先生方としてから解散。
帰りの道中は睡魔が襲ってきますので黒い黒いガムを噛んで帰ってきます。
でも、また次の日にみんなと会って釣りをするのが楽しいし、色々と教えていく過程で興味を持って釣りに臨んでくれるのがとてもうれしく思います。
またその模様は後日お伝えします。
今日はこの辺で。
ではまた。
夏の塗装工事です。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
今日からは夏の公共工事の模様をお伝えします。
今夏は久しぶりに清水町内の塗装工事に伺いました。
清水町北幼稚園のプロムナードの工事前。
H鋼のアーチと門扉、看板、非常階段の鉄骨を今回は塗り替えます。
足場仮設時工事が終了していよいよ塗装工事の工程に移っていきます。
カラフルな門扉も塗装します。
この門扉は確か6年?7年?くらい前に塗装した覚えがあります。
構造的に雨水が溜まりやすいのであちこちがずいぶん錆びてしまっていますね。
お久しぶりぃ。
このH鋼は今回初めて塗装します。
新築時から15年位経過していると思われます。
錆が全体的に浮いて、既存塗膜もかなり劣化していて、鋼材の天端には園庭の土ぼこりが堆積しています。
これを綺麗にケレン清掃していきます。
下地処理が大事です。
園舎もあちこちがかなり傷んできていますがなかなか予算の関係で工事が出来ないようです。清水町の財政は決して豊かではありませんが色々やり繰りして綺麗な園舎、校舎を維持してほしいものです。
ここまでくると、どうも負の遺産的に感じてしまうのは「藤沢塗工店」だけではないはずです。
今日はここまで。
では、また。
河津町の「吉丸」さん改修工事完了です。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
河津町の店舗改修塗装工事が完了です。
店舗内の塗装工事はほぼ終了して、クロスも貼られています。
ところが2階へ上がる場所にこのように靴を置く棚が設置される予定となっていますが、この下駄箱?下駄置き?下駄棚?近辺が靴の汚れが付着して汚れが目立つのではないか?という予想される問題が発生しました。
将来、汚れが目立たない様に塗れないかな?
ということでビニールクロスに塗装できるアクリルエマルション塗料で塗ることになりました。
ビニールクロス面は吸い込みもありませんしこの塗料はそのような場合にはシーラーを塗布せずにそのまま塗装が可能です。
VOC(ホルムアルデヒド)が拡散しない塗料なのでシックハウス症候群に対応するために病院、学校などの不特定多数の人が出入りする施設等の新設、改修に良く使われます。
まずはエコクリーンの下塗りです。
下塗り工程が終了しました。
割と乾燥が速い塗料なので2時間くらいの塗装間隔で上塗り工程に移ることが出来ます。
上塗り工程が終了です。
次に靴を置く為の棚板もエコクリーンで塗装します。
こちらの棚板も下塗り後に上塗りをかけて終了です。
この並べた木材は店舗の格子や霧除けなどに使用する木材です。
もっと沢山ありますがこの並べた木材の下塗りを終えてからまた他の木材を並べて塗装していきます。
自然系の木材保護塗料のクリヤーを塗装します。
なぜ、格子や霧除けを作る前に塗るのかと言いますと全て作ってからでは隠れる場所、木材同士が重なる場所に木材保護塗料が含浸せず、塗料が持つ防虫、防腐、撥水性能が発揮できませんので、寸法通りに切った木材全面に塗布することが木材を保護するためには大変重要な工程となります。
あらかじめ下塗りを施しておいた木材が大工さんの手で組み上がってこんな感じになっていました。
これは衝立。
最後に上塗り工程として下塗りに使った木材保護塗料を塗布します。
霧除け部分の全ての木材も上塗りを施します。
格子も一本一本、上塗りを施します。
これで、全ての塗装工程が終了となりました。
伊豆急 河津駅前から徒歩30秒?ほどで到着の海鮮飯処「吉丸(きちまる)」さん。
金目鯛の煮つけが美味しいと評判のお店です。
南伊豆方面に行かれた時は是非!お立ち寄りを!
「藤沢塗工店」も釣りに行った帰りに寄ってみますね。
では、また。
江戸和竿「竹の妙」
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
江戸和竿「竹の妙」という江戸和竿に関する本が発売されました。
自費出版ゆえに一般書店では手に入りませんが江戸和竿のなかでも石鯛竿に特化された内容で、こよなく石鯛和竿を愛する人には、またこれから石鯛和竿を手にしようとする人、江戸和竿に関する知識を欲しい人には面白い本であります。
著者は高知県在住の佐竹 都志一氏。
一緒に竿を出させて頂いたことはありません。
私の周りには石鯛和竿の名手と言われる方は沢山おられて日々、勉強をさせて頂いていますがそれでもいつまでたってもぺーぺーのまま。
私の石鯛釣り人生の中で一度でもいいから竿を一緒に出させて頂きたいと切望するお方の一人です。
ただ、その門はもの凄く狭く、まだまだ先だろうと想像するには難しくありません。
もっともっと、精進せねば・・・。
今日はこの辺で。
では、また。