2現場同時進行中とちょっとボランティア
今日から継続中の伊東各現場に加え、新たに御殿場のO様邸の2現場同時進行が始まりました。
伊東のS様邸のウッドデッキ、木部各所の上塗り工程。
お施主様のS様提供のドイツ製自然塗料を使用しています。
デッキの上部、下部をドイツ製の自然塗料で上塗りしていますが、外国製の自然塗料は木材保護性能はなかなか目を見張るものがあります。薬品、有機溶剤を極力使用せず、または全く使用せずに撥水性、防虫、防腐性能を付加させています。
しかし、色々と良く調べてみると”自然塗料”と”自然系塗料”があるようです・・・
メーカーによっては若干の防虫剤等の薬品、有機溶剤を使用している塗料もあります。
正直、ドイツ語の説明書を見ても殆どの人は意味不明ですし、代理店発行のペラペラ説明書にはエンドユーザーを不安にさせることは書いていません。ですから自然塗料とうたわれていても全てうのみにせず代理店によーく細かく説明を求めたほうがいいでしょう。
でも、外国製の自然塗料って割高で、塗料粘度が高く、ドロドロ、ベトベトしていてとっても塗りにくいんです・・・
あ、ちょっと愚痴ってしまいました。すみません。
テカテカのピカピカに仕上がりました!
一方、御殿場のO様邸では外部鉄部のさび止め工程が進んでいます。
屋根の棟部分の板金部分や鉄板製の破風板にエポキシ系のさび止めを塗布しました。
午後、数時間仕事を抜け出しちょっとボランティアに行ってきました。
問題:さて、これは何でしょう?
答え:上新粉(お米を粉状に挽いたもの)
問題:この上新粉をこれからどうするんでしょう?
答え:熱めのお湯を加えて、体重をかけながら掌で熱いのを我慢しながら良くこねます。
これを6回繰り返します。
問題:これは?
答え:写真右手前が上新粉をこねた6回分の塊、左上がそれを同じ大きさにちぎった物、右上がちぎったものを丸めたもの
問題:これは?
答え:上新粉を丸めたお団子をピラミッド状に積み上げたもの
問題:最後にこれは何でしょうか?
答え:ピラミッド状に積み上げたお団子をせいろで蒸して・・・お彼岸とかに仏様にお供えするお団子。
全く畑違いのボランティア。私が所属する沼津潮倶楽部の名誉会長である藤川一範さんが経営するお菓子屋さん、”藤川屋”でのお彼岸の明け団子を作りに行ってきました。
もうなんだかんだで10年以上春、秋のお彼岸の時にな・ぜ・か手伝っています。
昔はひたすら慣れない手つきで団子を丸める係りでしたが、数年前から藤川名誉会長が腰を痛めてしまいこのお団子の元となる大きな塊のたねを作ることが困難になってしまって・・・でも沼津市の下河原辺りではこのお団子が大人気、仏さんに関わることなので簡単にはやめられないし・・・
「う〜ん。困った。そーだ!会員の藤沢君の体重を有効利用してこねてもらおう!きっとあの体重なら速く、そして何個もこねられるぞ!」
という訳でいつの間にか仕込まれ現在に至ってます。
ジンクスがあるんです。この藤川屋のお彼岸のお団子をめげずに何年もこねて、丸めていると大きなイシダイが釣れるというジンクスが・・・
藤川名誉会長曰く、「こういう仏さん事に関わっていると良いことがあるだよな〜。へへ!」
「ホントかな〜?」
「藤沢君ず−っと手伝ってくれてるから、できゃ〜イシダイばっか釣るじゃ〜!」
「確かに・・・」
「I君だって手伝い始めた途端に5キロのイシダイ釣ったら〜?」
「確かに・・・」
「だら〜?」
「・・・」
イシダイ釣りの世界では、闘将、藤川一範と呼ばれる全国区のこのお父さん、魚釣りも上手いがパーソナリティーオペレーション(人格操作)もなかなか上手い。
恐るべし、藤川一範。