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    明日は須崎へ。

    明日は私が所属する沼津潮倶楽部の10月度磯釣り大会が開催されます。
    事業計画では南伊豆の妻良(めらと読みます)で開催予定でしたが明日は西の風海上でやや強く吹く予報の為、渡船が出ません。よって西風を避けられる須崎での釣りに変更となりました。

    明日は石鯛釣りでは無くメジナ釣り

    私は?フジノラインという釣り糸メーカーのフィールドテスターをしています。いま新しいメジナ釣り用の道糸を開発中でその道糸がかなりの完成度まで仕上がってきました。その道糸のプロトタイプのテストを兼ねて明日はメジナを狙いに行こうと思います。


    上の道糸は昨年発売されていますのできちんとパッケージングされていますが、下のオレンジ色の道糸が現在開発中のプロトタイプ。

    まだ、スプールには商品名を表記したステッカーも貼られていません。冬季、低水温期、中水温期、高水温期、夏季など四季を通じて使いやすい道糸を完成させるために何回も何回もフィールドテストを重ねてその度にメーカーとメリット、デメリットを話し合いその都度またナイロンの配合を改良して、またテストを重ね・・・数年かけてやっと商品化されます。

    釣り糸メーカーは国内に何社もありますけれどもフジノラインはストイックにものすごく良い釣り糸作ってます。

    良い釣り糸とはいっても釣り人の使い方によってはそうでない場合もありますね。話せば長くなり一週間ほど時間を要しますが・・・簡単に言えば一度リールに巻いたら何カ月も巻き替えないとかいう釣り人にはフジノライン製の釣り糸は向かないかもしれません。なぜならばナイロンは塩分、紫外線、気温、ガイド摩擦によってどんどん劣化します。フジノラインで作られているしなやかで撥水性にとんだナイロン糸は過酷な自然環境下では何カ月も最初の性能を発揮し続けることは無理があるのです。ナイロン素材の特性を知らずに釣りをしている釣り人は案外多いものです。その人たちは何カ月も道糸を巻きっぱなしで劣化した道糸を使用して、大きな魚が掛かって道糸が切れるとその糸は弱いと判断するのです。それはある意味当然です。弱いと判断すれば太い糸を使えば切れにくくなります。しかしそれが何に影響するのかというと「釣果」です。

    メジナ釣りのような繊細な釣りには道糸が太いと格段に「釣果」が落ちます。ですから細い道糸、細いハリスを使いたくなるのですが細くても道糸が硬くては潮になじみにくく、仕掛けの流れ方も違ってきます。これもやはり「釣果」に差が出ます。

    要は細く、引っ張り強度が強く、結束強度も強く、しなやかで、撥水性のある糸を使えばいいのです。

    その点フジノライン社製の釣り糸は自信を持ってお勧めできます!

    ちょっと、宣伝が過ぎましたが・・・

    釣果最優先の釣りは趣味では無く、漁になってしまいますが、しかしそこそこ魚が釣れなくては釣りは面白くありません。少しでも魚を釣りたかったら、より人より多く釣りたかったら、より大きな魚を釣りたかったら、そしてより楽しい魚釣りをしたかったらまめに釣り糸を替えましょう。

    そして例え小さくても、また大きくても魚が釣れればおのずと技量が付いてきます。

    そおなってくると魚釣りは楽しくて仕方がなくなるんです。


    今年発売されたダイワ精工社製のインパルトαというスピニングリールにプロトタイプの道糸を巻いています。このリールのボディーはマグネシウムでもなくカーボンでも無く、ザイオンという新素材で作られています。とにかく軽く、塩水、電気による腐食がない凄い素材です。


    明日は西風が強そうなので外ガイドロッドのDXR、1.35号は予備竿に甘んじてもらい、インターラインロッドのトーナメント、マスタードライ1.25号に活躍してもらいましょう。インターラインロッドとはすなわち中通し竿のことです。竿の中に道糸が通るため風の影響を受けにくく、道糸が風の抵抗を受けないので仕掛けを思った通りのトレースライン(潮筋)に乗せることが出来ます。

    コマセ(寄席餌)を撒いてそのコマセが溜まる潮筋に上手く仕掛けを流すことが出来て、潮目と呼ばれる潜り込む潮に仕掛けが馴染めば・・・ドスン!ギュイ――――とメジナが竿先をひったくって行きます。

    その時はしてやったりと思わずニタリ顔


    ハリスはフジノライン社製のフロロカーボンハリスの2号、1.7号を多用します。ハリは?オーナーばり製のメジナ用ハリを12種類ほど持っていきます。オーナーばり社のオーナー石鯛スタッフである私は当然オーナーばりの釣り針がサイコー!と思っています。 魚の活性によって使い方が違ってきますからそれなりの種類がないと戦えません。私は軽めのハリより軸が太くて重いハリを好んでつかいます。映っている剣華グレXはハリ一本の重さが89ミリグラムほど。普通のメジナバリは50ミリグラムほど。その30ミリグラムの差でハリ、すなわち付けエサの沈み方が変わってきます。速くエサ、ハリが沈めば仕掛けもたるむことなくより速くメジナの泳層に到達して、メジナが良く釣れます。これは私の持論。逆に軽いハリの方が違和感なくメジナの口に入るのでそっちの方が釣れるという人も沢山います。釣り方の王道ってないんです。だから面白いんですね。


    ウキやパーツ類です。最近よく使うウキは浮力0(ゼロ)などの軽いもの。浮力ゼロというと・・・魚がエサを口にして下に潜っていくときに道糸がウキの中を通る抵抗だけでウキが沈みます。そこまで浮力を殺すとウキが浮こうとする抵抗を魚が感じにくいため食い込みが良いという講釈です。


    これはガン玉というオモリです。ウキの浮力調整に使いますが、波っ気があるときに仕掛けが海中で落ち着きませんので、仕掛けを落ち着かせるためにも使います。ただ小さいものは仁丹ほどの大きさなので私の指では扱いが大変


    最後に重要なアイテム。

    アッシュトレイ(灰皿)

    大きな魚を釣った満足感に浸りながら磯の上での一服は格別。しかし吸殻を海にポイッ、はいけません。海岸に漂着するゴミの中で一番多いゴミは、実はタバコの吸い殻なんです。川にポイッ、側溝にポイッ、海にポイッ・・・最後には全部海へ。

    この灰皿は友志工業という釣り具メーカ―で作っています。ステンレス製でエサ入れのバッカンの縁に引っ掛けるように作られていて、携帯灰皿より便利。

    これからも決してゴミのポイ捨ては無くならないだろうけれども、ちょっとした自己啓発で海中に漂うゴミは必ず減ります。

    20年ほど昔はけっこう磯釣り、船釣り問わず釣り人、漁師がゴミを海に捨てていましたが、最近ではだいぶマナーが良くなってきました。

    まだまだ後世に残さなくてはいけません。この豊かな海を。

    さあ、明日は釣れるかな?






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