T様邸&幼稚園&小学校&K様邸
T様邸のクロス張り替え工事もいよいよ佳境に入り、あとは主に建具のクロス張り替えとなってきました。
見違えるようになってきました。
クロスの張り替え工事は工事期間中施主様には家具の移動や生活環境の変化などご苦労が大変多いですがやっただけのことは正直あります!
気分も家の中も明るくなりウキウキしてきて新居に引っ越してきた気分です。
清水幼稚園の夏季工事ももうすぐ終わりです。
運動場の照り返しの中の仕事は暑かった・・・みんな御苦労さん!
清水小学校の体育館のハンガードア塗装も終わり、いい仕上がり具合となりました。
仕事の合間をぬってK様邸の新築現場にて塗装工事の打ち合わせをしてきました。
天井材はヒノキの板張りになっていて梁等も表わしになっていてナチュラルでやさしい感じの住まいになりそうです。
大工さんも外装屋さんも来週の半ばぐらいには終わるそうなのでそれから内外の塗装工事が始まります。
新築工事には新築工事の楽しさが、改修工事には改修工事の面白さがあります。塗装工事は直接お施主様の五感に反応しますから実に責任重大でやりがいのある仕事だな〜と常に思います。
余談ですが・・・最近TV、ラジオ、新聞などどこのメディアでも矢沢永吉というロックンローラーがひっぱりだこです。日本中のメディアにプロモーションをかけています。日本中が彼を軸に動いているかのようです・・・なにか大きなうねりが近づいてきています。何かあるんでしょうか?きっと何かあるんでしょう!
この話はまた後日・・・
ケレン工事のケレンとは?
先日来T様邸のリフォームについてそろそろ外壁の塗装工事に移行していきたいななんて思っていましたが、窓を養生材(ビニール製の塗料飛散防止材)で覆ってしまうとクロス屋さんが灼熱地獄の中での仕事を余儀なくされてしまうため外壁塗装工事はクロス張り替え工事がおわるまで待つことにしました。
毎日予報通りに雨が降るのか降らないのかやきもきする天気が続きますが、朝の時点で雨が降っていませんでしたので清水幼稚園の鉄部塗装工事を進めようということになりました。
ケレン工事が終わり、2液性のエポキシ錆止め塗料を塗ります。
ケレン工事のケレンと言う言葉普通は聞きなれない言葉ですが、辞書を引くとケレン【外連】:芝居などで奇抜な演出をすること。 はったり。と載っていますがケレン工事のケレンはそういう意味ではなく、錆びや古い塗膜、汚れを除去し綺麗にするという意味です。
キレイ、キェレイ、ケレイ、ケレー、ケレンと訛っていき隠語的な言い回しになったそうです。
エポキシのさび止めが乾いてから中塗として2液性のウレタン塗料をピンク色に調色して塗ります。明日同じ塗料を上塗りして完了です。
清水幼稚園の工事の合間で清水小学校の体育館のハンガードアのウレタンクリアーの下塗りをしました。
明日の天気予報は雨のち曇り。
藤沢塗工店、最近ちょっとバテ気味です
早く梅雨が明けてスカッと夏―――!って天気になりませんかね〜。
T様邸リフォームの続き&清水小学校夏季工事
T様邸のリフォームが続いていますがフローリングの張り替えも終わり、クロスの張り替え工事に入っています。
毎日蒸し暑い中、クロス屋さんの職人さんも汗びっしょりで頑張ってくれてます。
ご苦労様です。
内部の塗装工事も佳境に入ってきています。
そろそろ外壁の塗装工事に移行したいところですが、こう毎日雨ばかりでは進ませようがありません。
晴れればどこの現場もよーい、ドンとなりますので人員の配置に気を使います。
時々クローン人間が欲しくなります。
T様邸と並行して清水小学校の夏季工事も進んでいます。給食室の塗装工事は無事終わりました。
体育館の大きなハンガードアの羽目板にオイルステイン塗装を施して、明日からウレタンクリアーの塗装で仕上げ工程に入ります。
東海地方はいまだ梅雨が明けず、昨日は群馬県では竜巻が発生して大変なことになっていますし、九州北部や中国地方では水害により人命まで失われてしまっています。
それを考えると雨で仕事が進まないからってグチなんかこぼしていられません。
今朝いちばんで福岡の友人に水害の影響は受けていないかと心配で電話をしてみました。友人の周辺での被害は無いようですが、山間部ではかなりの被害が出ているとのこと。
しかし、久し振りの会話に時間が経つのを忘れ、仕事も忘れ?ロングディスタンスコールを楽しみました。
「やー、久々にフジ(私の高校時代のあだ名)と話出来て、元気出たー!また、がんばれるばーい」
「おいもさ(俺もだ)。また電話すっけん(電話するから)嫁さんと子供によろしくね」
藤沢塗工店は中学、高校時代に親元を離れ九州の長崎にいましたのでまだ九州弁が喋れます。
数年に一度ぐらい程度でしか会話しませんが多感な時代を一緒に駆け抜けた旧友との話はいつになっても楽しくまた懐かしいものです。
思わず、「時間作って長崎あたりぶらぶらしてーなー」なんて口走ってました。
沼津市S様邸のS様にとっての「美観」
今日、当社施工例で沼津市のS様邸をアップさせて頂きました。
S様のお住まいに対する愛着心は毎回感心させられるものがあります。
いつもくまなく住まいの点検をされていて、いつも早め、早めの対処で塗り替えをされます。ですからこれはかなり傷んでしまってるな〜という箇所がなく、その分ローコストで工事ができます。
早め、早めの対処の塗り替えにはもう一つ理由があります。
それは「美観」です。
最近の大手塗料メーカーのマーケッティングによると塗り替えを考えている方の75%は住まいの傷み度より「美観」を重視されているようです。
世界中で一番沢山車用ワックスを使う国は私達が住む日本だそうです。日本人はなぜいつもピカピカの車に乗るためせっせとワックス掛けをするのでしょうか?
ピカピカの車に乗っていたいのは当然でしょうけれども、実はいつもきれいに手入れをすることで車の資産価値を保とうとしているのだそうです。
住まいにも同じことが言えると思うんです。建築の基準も上がり、昔の住宅に比べると格段に住みやすくなっているのは事実です。それは時代の流れ、進歩と言って過言ではないと思います。時代の流れの中で、子供達がそれぞれ独立し、親御さんたちもいずれ第2の人生を迎える時が来たときに夫婦二人ではこの家は広すぎると感じたり、より交通の便がいい集合住宅に住み替えたいと感じたり・・・そうなったときに手入れをまめにしてきた住宅の資産価値には必ず付加価値が付きます。
S様も同じ様なことをおっしゃっていました。
「将来、売却するにしても、子供が帰ってくるにしても手入れをしておけば古いから壊しちゃえってならないでしょ?」
いつも壊しては作り、作っては壊しの連続の私達建築関連業者はこの言葉を聞いたら何か思い、考える、いえ、考えなければいけないことがあるのではないでしょうか。
と思いました。
またひとつ、お客様に教わりました。
S様、本当にありがとうございました。
『磯、投げ情報』9月号発売!
日頃お世話になっているオートビジョンさんに新入社員が入られたと言うことで歓迎会が開かれました。お招きをいただいたので無遠慮ながら出席させていただきました。
オートビジョンのI社長。1年中真っ黒で男気たっぷりのイイ男です。
私の腕の上に乗る?オートビジョンスタッフのSちゃん。
いちばん右が新入社員の岩田君です。真ん中がオートビジョンジェット部のワタルさん。
岩田君頑張ってくださいね。一社員というよりオートビジョンファミリーの一員として沢山のお客様と触れ合いながら仕事ばかりでなく沢山のことを吸収してメカニックとして人として大きく成長してほしいと思います
45th My Birtydayの続き
昨日は社員のみんなが私の誕生日を祝ってくれました。
今更お誕生日会ってのも照れますが、でも今更だからこそとても嬉しいものです。
沼津駅近くの居酒屋さんでかんぱーい!
肉を喰らい・・・!
そしてビールで流し込み・・・!
最近流行りの草食系男子なんてものとは全く無縁です。
45th My Birthday!
今日から清水町立清水幼稚園、西幼稚園、北幼稚園、清水小学校等の夏季休暇集中工事が始まりました。
まず清水幼稚園の鉄部の塗り替え工事の開始です。
実は今日は私の誕生日
45歳になりました
何とか45年間無事に生きてこれました。また、沢山の隣人に生かして頂きました。感謝、感謝です。
ということでうちの社員がお祝いしてくれるそうで今から行ってきます。
照れますが・・・
伊東市K様邸、突然の外壁洗浄工事!
20日の午前中に伊東市のK様から当社のお客さまからの紹介で初めてのお電話を頂き、「実はほんの数年前に地元の塗装屋さんに外壁の塗装をしてもらったのだけれども、緑色のコケが生えてしまって美観がよろしくないからなんとかならないか?」とのお問い合わせをいただきました。
しかも24日に大切なお客様が来訪されるようでそれまでに何とかしたいと・・・
結構、突然のご要望でしたが・・・でも!
お任せください!
白い外壁に藻が生えてしまって確かに美観上良くありません。
2年前に塗り替えられたのでまだその塗装膜はしっかりしていますが、恐らく防藻、防カビ性能が付加されていない塗料を地元の塗装屋さんはチョイスしたのではないのでしょうか?
ということで塗膜を傷めず藻やカビだけを除去する専用の薬品を塗布し、その後に高圧洗浄をかければ綺麗になり塗り替えをするより断然お安くできます!と提案させて頂きました。
とんとん拍子に話は進み、材料が連休明けに入荷しましたので早速,工事着工させていただきました。
藻やカビを分解する薬品を塗布し、完全に分解するまで数十分そのままにしておきます。
藻やカビの分解が進んだ頃合いを見計らってから、水圧を下げ、高圧洗浄するとみるみる内に綺麗になっていきます。
水圧を上げて高圧洗浄すれば大抵の汚れ、藻、カビは取れますがやはりどうしても塗膜を傷めてしまいます。普通に塗り替えをする場合は塗料で修復できますので問題はありませんが今回は旧塗膜を完全に残しますので丁寧にゆっくりと洗い上げていきます。
見事なまでにすっかり綺麗になりました。
これで24日の日はお客様を心おきなくお迎えできると、K様は喜んでいらっしゃいました。
月並みではありますが藤沢塗工店にとって、このようにお客様に喜んで頂くのがやはり一番うれしいものです。
K様たいへん有難うございました。
本当に、本当に感電死するかと思った・・・
先週17日に『磯、投げ情報』の取材を兼ねて南伊豆の横根と言う磯に石鯛釣りに行ってきました。
下田の須崎港から三信丸という渡船に乗り込み雨模様の中いざ!出陣!
港を出ると田牛(たうしと書いてとうじと読みます。地名です。不思議な読み方ですが一説によると田をと、と読む方言は北海道のアイヌ民族の方言に多くみられ、西伊豆の土肥、どひでは無く、とい、沼津の戸田、とだでは無く、へだ、などの読み方も実はアイヌ言語の流れだそうです。遠い昔にアイヌ民族が伊豆地方に流れ着き、何かの理由でこのような地名になったと言われています)港方向の海面にうっすらと霧がかかっています。海水温が低いため暖かく湿った空気が冷やされ海面を覆うように霧がかかるということは海水温が極端に低い状況であることがわかります・・・これってヒジョーにヤバくない?
海水温低下・・・嫌な予感。
横根・・・下田沖根群の中では一番大きな磯で潮通しが良く魚影も大変濃い島です。海 上に横たわるようにあるため横根と名前が付きました。
下り潮がザブザブ流れています。しかし船の水温計は16,8度を示し前の日より3度も上がっているとのこと。しかし例年の水温から考えると3月、4月頃の水温です。従って石鯛釣りには適さない水温であります。やっぱヤバくない?
う〜〜〜・・・煮詰まり状態です。
今日はやっと朝から晴れましたのでT様邸の屋根の上塗りを行いました。
カラーベスト専用塗料の見本帳の中からT様はダンケルブラウンと言う色を選ばれました。
軽快な感じがするブラウン系色で重く感じませんね。
洋間のフローリング張り替え工事も着々と進んでいます。
和室のジュラク壁の塗り替えも終わり、あとは障子、ふすまの張り替え、畳表の張り替えを行う予定です。
う〜〜〜〜。
今日から釣り雑誌、『磯、投げ情報』の原稿執筆を本格的に始めました。
締切は24日なんですけども、仕事の見積もり書も作らなければ!23日の会合資料も作らなければ!25日の会合資料も!
毎日がフルスロットル!!!
が・・・今回はどうも文章の組み立てがうまくいきません。煮詰まってしまっています。
なんだろ?疲れてんのかな?このペースだとたぶん今夜は徹夜だろうな・・・
『磯、投げ情報』は手軽で楽しいファミリーフィッシングから本格的な磯釣りまでの情報満載の月刊誌であります。関東、東海地方ではアウトドア系雑誌の中では売上?1です。
8月25日発売の『磯、投げ情報』の今月の大漁苑というポイント紹介欄を良ければご覧ください。今月25日発売号にも私がグラビアで載ってると思いますのでもしよろしければ!
スタンレーレディースゴルフトーナメント
今日は友人2人といつも愛車のことでお世話になっているオートビジョンのSちゃんと裾野市の東名カントリークラブで行われているスタンレーレディースゴルフトーナメントの観戦に行ってきました。
現在国内女子賞金ランキング35位の鬼沢信子選手のパッティング練習風景
実は鬼沢信子選手はオートビジョンのお客様でUS、TOYOTAのセコイアと言う車にお乗りです。
私もビジョンファミリーの一員として鬼沢選手に張り付いて応援してきました。
まずは食事や休憩をするギャラリープラザでソーセージ、たこ焼き・・・そしてお約束のBEER!!で一発,景気付けです。
途中、霧の為にプレーが中断する事態がありましたがなんとかプレー再開!
最終18番HOLE、鬼沢選手の豪快な?否、しなやかなティーショット!
普段、私達がやってるゴルフってのは遊び以外なにものでもないと痛感しました。
確かに仕事としてのゴルフではなくあそびのゴルフではありますが、スコア云々以前にちゃんとボールを打つことがコンスタントに出来ないため技術的にも精神的にもメチャクチャなんですね。
義父は紳士のスポーツとしてのゴルフを何十年とやってきてシングルプレーヤーですが、私とゴルフの話をしていてハンデキャップ28でお昼のランチはとりあえずな生チュー2杯なんて事をいうと・・・
「そんなゴルフはやめちまえ!」
と言われます。
確かに・・・その通りです。
今日、プロフェッショナルと言われる人たちのプレーを見たらもうちょっと真面目にやらねばと猛省しました。
あ、あづい〜・・・
昨日清水町のM様邸の玄関ドアの下塗りの工程までをお伝えしましたが、今日は上塗り工程です。
前日に艶調整をしたウレタンクリアーに艶ありのクリアーをさらに良い塩梅になるように加えて艶調整したウレタンクリアーを上塗りしています。
微妙な艶感がふっくらとした柔らかさを表現しています。
M様もこの艶加減が実にいい!とおっしゃってくださいました。
とてもありがたく職人冥利に尽きますが、「職人は自分の仕事に惚れてはいけない。そうなってしまってはそれ以上の進歩は無く、甘えが出てきて技術が衰退してしまうから・・・」と先代の社長に教わりました。
勝手兜の緒を締めよ。ではないですが今一度気を引き締めてお客様の為に私達が何をすべきか、また何が出来るか、考えながら仕事に臨みたいものです。
帰り際に外壁の塗り替えもそろそろかなということで見積もりのご依頼を頂きました。
本当にありがとうございました。
清水町M様邸玄関ドア塗装工事
今日はT様邸のリフォームの合間に以前からご依頼のあったM様邸の玄関ドアの塗装工事をさせていただきました。
ペーパー掛けを丹念に行い、色の剥げてしまっているところだけをオイルステインでタッチアップした後ウレタンクリアーの下塗りをしました。
全面ペーパー掛け後の画像です。お施主様のM様はお住まいの中でこの特注の玄関ドアがとにかくお気に入りです。28年の月日を経ても2〜3年に一度はメンテナンスを行いますので、味わい深さがいい感じで出ています。
ウレタンクリアーの下塗りをしています。
艶消しのウレタンクリアーに艶ありのウレタンクリアーを混ぜて3分艶でもなく、半艶でもないくらいの艶に調整するのですが、下地の吸い込み具合で艶が変わってきますのでなかなか難しいものです。一般的な家具や調度品などにはない特別な、M様邸の玄関ドアだけの艶を出すことに藤沢塗工店は努力します。
夏なのに真っ白! T様邸トータルリフォームの続き
T様邸のリフォームの続きです。
今日から大工さんが入って内部の改修工事が始まりました。
洗面脱衣場の床板が腐っていましたので剥がしてみましたら案の定コンパネの下の根太(コンパネを支える下地の角材)が腐っていました。
基礎の上の土台の木材は腐っていなかったのでその上の根太だけの交換で済みそうです。
開けてびっくり!までは行かずにホッとしました。
和室の押し入れを取り払い床板を剥がしています。
最近の住宅では見られなくなった布基礎工法(建てる前からある土地の土はそのままに基礎部分だけを基礎として作る工法)
一方、塗装工事の方ですが先週土曜日のブログでお伝えした屋根の塗装工事の続きですがこの画像が屋根の高圧洗浄前です。
夏なのに真っ白!
見事に汚れやコケなどが取れ真っ黒が真っ白になりました。
このあとシーラーをたっぷり塗布し上塗り材の過度な吸い込みを止めるとともにカラーベスト内部に浸透して固め、カラーベスト本体の強度を復活させます。
棟の板金が錆びているのでエポキシのさび止めを塗布します。
そして、シーラー処理に移ります。
明日は午前中仕事をして、午後はある意味ボランティア?に行ってきます。
T様邸屋根、外壁その他もろもろ全部洗いました。
昨日、強風のため作業中止となったT様邸の屋根、外壁の高圧水洗を行いました。
カラーベスト製の屋根はコケが生え、表面の既存塗膜も劣化しています。
余談ですがたまに塗り替えのお施主様がこうおっしゃいます。
「え〜?カラーベストって塗り替えなきゃいけないの?新築の時、大工さんが最新の屋根材だから半永久的に持つよって言ってたよ〜?」
半永久的って・・・ 永久の半分的年数って何年なの?
その時その大工さんの意図は何だったのか知る由もありませんが、きっとその時は建材メーカーの口八丁に乗せられてしまったのかもしれませんね。
日頃、私も最新!とかNEW!とかのそれらを吟味もせずにいきなり飲み込んでしまうことがありがちですが・・・反省です。
塗料も含め、住宅建材の日進月歩は素晴らしいものがありますが、今は最新でも数年後、数十年後にはもっと良いものが出ている筈です。と言うことはどんな建材でもいくら最新、最新と騒いでも必ず経年劣化でメンテナンスが必要な発展途上建材な訳です。
私達の仕事も最新の塗料、最新の工法とはいっても、長いスパンで見れば発展途上な訳ですから、常に奢らず、実直に、足跡をよく見つめながら仕事をしていきたいものです。
そお言えば・・・以前大手ゼネコンT工務店の新築現場で塗装工事を担当していた時の事でした。その現場の屋根の板金が日光の当たり具合により時には緑色、時には紫色、また時には金色と光り輝くのです。仕事をしながら眺めていると神々しさをも感じたことを憶えています。
ある日、板金屋さんに尋ねました。「この板金って何で出来てんの?」「チタン合金だよ。400年は持つよ」
よ、400年!?400年って・・・?
暴露テストってすごいな〜。400年先まで判っちゃうんだ〜
恐らく400年後にはメンテナンスするんでしょうね。
未来の塗装屋さんはなんて言うんでしょうか?
「最新のこの塗料を塗ればあと800年は持ちますよ」なんて・・・
屋根の高圧洗浄中の画像です。
白っぽく見えているのが洗い終わったカラーベストです。コケや劣化した既存塗膜が洗い流されカラーベストの芯材が現れました。
黒っぽく見えているところがコケや既存塗膜が残っている所です。
[あ〜ら、不思議。使用前、使用後でこんなに違うんですね〜]どこかのTVショッピングを見ているようです。
外壁の洗浄中画像です。
長年の間に付着したホコリや劣化塗膜のチョーキングを丹念に洗い流して塗料の密着度を良くします。
ついでに窓、雨戸、網戸、アルミサッシのレール等などぜーんぶ洗います。これはお施主様の掃除の負担を少しでも軽くという藤沢塗工店のちょっとしたサービスです。
明日は釣りには行きません。家内が清水町のレクスポ祭に出場するため、長男の英語検定試験の送迎や二男のサッカーの試合の送迎が明日の私の仕事です。
強風の為、作業中止!
昨晩から季節はずれの強い西風が吹き、夜中にT様邸の足場の様子を見にいってきました。
養生ネットは強風を受けヨットの帆のようにはらんでいましたが、足場自体の歪みやずれは無いようでしたので心配しながらも帰ってきましたが、夜中にフラッシュをたいて御近所迷惑になるのを恐れて写真は撮れませんでした。
朝から強風の中、T様邸の屋根、外壁の高圧洗浄を試みましたが・・・
「親方〜〜〜!屋根の〜!コケが濡れて〜!滑りやすくて〜!風が吹くと〜!ふんばりがきかなくて〜!立ってられませ〜〜ん!!!」
墜落などして大切な社員に何かがあってはいけません。
ましてそんなことがあればお施主様にも迷惑を掛けてしまいます。
強風のため、 作業中止!
高圧洗浄機を片づけていましたら富士市のお客様から事務所の車寄せの庇の塗装工事の依頼を頂きました。早速、現場調査に向かいました。
アルミ製の軒天(天井部分を”のきてん”と言います)や照明機具が塩害で錆びてしまっています。
柱も、雨樋吊金具もかなり錆びていますが、高圧洗浄機で塩分を洗い流し錆転化剤を用いてこうていを進めていけばまた綺麗になります。
月曜日に見積もり提出をさせていただいて打ち合わせです。
明日から本当にT様邸もしっかりと進めなければ!
月曜日から大工さんとも打ち合わせしながら進めなければ!
西や東に大忙しです!
本当に有難いことです。
北海道土産の定番は?・・・
今日は沼津市のH医院様より外部鉄部の塗装依頼をいただき現場調査に行ってきました。
鉄製の階段手すりが所々かなりの進行度で錆びています。
このような錆び方は沼津独特の塩害による錆び方です
玄関ドア、ドア枠も塩害により所々錆びています
キューピクルスペース入口の門扉も色褪せ、錆びてしまっています
キューピクルと言う変電設備も塩害で錆びています
沼津市の駿河湾沿岸に近いところではこのような塩害による錆びにお困りの方が多いです。昔はケレン(剥離塗膜を剥がしたり、錆びの部分を除去する工程)した後にさび止めを塗り、そして上塗りを施しましたが塩害による錆びはこの工法では止まりません。
そこで!ケレン後に錆転化防錆剤という薬品を塗布しますと酸化鉄となった錆の部分が薬品中のタンニンと化学反応を起こし鉄に転化します。それ以降はさび止め兼プライマーを塗り、上塗りの工程に移りますと飛躍的に耐久性が上がります。
従来工法より1工程多くなりますので多少のご予算アップになってしまいますがランニングコスト的には従来工法にくらべて2分の1になり,絶対お得です!
塩害による鉄部の腐食でお困りの方お気軽にご相談ください
藤沢、新聞に載る・・・
数日前からT様邸のトータルリフォームの工事に入っています。
全部屋クロスの張り替え、各部屋のフローリング張り替え、和室ジュラク壁の塗り替え、和室を洋間のリビングに変更、外壁、屋根の塗り替え等々、まるでビフォーアフター的です。
ダイニングはクロスを張り替え、床のフローリングも張替です。
6畳の和室は洋間のリビングに変更です。
洗面脱衣場の床はコンパネや下地の根太という木材まで腐ってしまっていますので下地から取り替えて最後にクッションフロアーを張る予定です。
窓枠や巾木をオイルステインで着色した後ウレタンクリアーを3回塗っています。
来週からはいよいよ大工さんが入って本格的に工事が始まります。
きっと素晴らしく生まれ変わると思うと楽しみです。
第31回踊り子磯釣り大会は・・・
第31回踊り子磯釣り大会が7月5日(日)に南伊豆町、伊浜(波勝崎という野猿の生息地があるところです)にて開催されました。
4日のブログでお伝えした通り役員としての参加でしたので自分自身の釣りのことより参加者の皆さんが一日安全に事故もなく楽しく釣りにいそしめれば・・・との思いが強く、神経を使います。
参加者50名はそれぞれ重吉丸、宝洋丸という伊浜港所属の渡船に乗り込み午前五時出船です。
船に装備されている水温計を見ているとある場所は21℃台とまずまずの水温、しかし少し離れた場所に移動すると18℃台と一気にガクンと下がります。また少し離れると21℃台になったりします。
こういう潮は・・・良くありません。
明日は第31回踊り子磯釣大会です。
明日は第31回踊り子磯釣大会です。・・・また、大会です
この大会は31年前に私が所属する沼津潮倶楽部、東京の深川磯釣研究会、南部磯釣クラブの3クラブが懇親の為の大会を年一回やりましょうと言うことで三回合同磯釣大会と称して始まりました。それから31年・・・現在は静岡県東部の富士荒磯クラブ、三島石鯛クラブ、沼津潮倶楽部、神奈川県の旭荒磯会の4クラブが主催し、踊り子磯釣り大会と名称を変え続いています。磯釣りのクラブが主催となって運営し、31年も続いている大会は日本国内ではこの大会だけだそうです。4クラブが持ち回りで幹事を務めていて、今年は私達、沼津潮倶楽部が幹事担当クラブです。
今日の午後から賞品、抽選会の景品を買い出しに行ってきました。
会員のF君のエスティマハイブリッドが賞品、景品、参加賞で満載。
明日は竿敏3本半継ぎ君の竿おろし。
2007年製の竿敏3本半継ぎです。2007年の春に出来上がった和竿です。本漆を手拭き塗りという工法で十数回も塗り重ねて作った逸品です。漆が完全に硬化するまで約2年もかかります。出来上がったばかりに使ってしまうと塗膜の色褪せ、割れが生じてしまうため自宅にて2年間寝かせました。めでたく釣り竿として日の目を見ることができます。明日が竿おろしの日です。さあ!初陣!がんばって石鯛釣ってよ〜!
明日の使用リールは、先週のオーナーカップで大活躍したシマノ製の海魂3000T君です。これも石鯛釣り専用のリールで内部のギヤがすごく精密にできています。何枚ものギヤが使われていますがギヤ同士噛む感じがアソビ感がなく良く出来たリールだなーと感じます。リールの精度的なものはダイワ製よりシマノ製のが一歩抜きんでているように思いますね。ま、結構ディープな世界観ではありますが・・・デザイン的には私はダイワの方が好きです。
今日も一睡も出来ずにAM12:30に出発です。
では、明日もズドーンと一発を期待して行ってきます。
沼津市T様邸、塀吹き付け工事
毎日蒸し暑い日々が続きますが皆様はいかがお過ごしでしょうか?
梅雨の合間を縫うように沼津市のT様邸の外溝工事の塀の吹き付け工事をさせていただきました。
母屋の外壁は弾性リシン(柔軟性がある樹脂に顔料と砂が入っている吹き付け材)なのですが藤沢塗工店はあまりリシンが好きではありません。住宅のデザインやお施主様、設計士、工務店さんのどうしてもという希望であれば当然がんばって仕事させていただきますが、とくに和風の構造物に対してはリシンは”もう”どうなのかな?っと思うんです。より意匠性がある吹き付け材が他にあると思うんです。そんな時藤沢塗工店が自信をもってお薦めする吹き付け材がこれ!
山本窯業の「セラスキン」です。
セラスキンの色見本カタログです。和風の構造物のみならず洋風の構造物にも合う色が揃っています。
この「セラスキン」と言う材料は一切顔料が入っていません。製造段階でまず沢山の種類の色の陶磁器的な陶器を作り、それを全て砕き、砂状にします。その砕いた砂状の陶磁器?砕いてしまえば陶磁器とは言えませんが、それらを見本帳の色になるように混ぜ,
さらにそれらを固めるための強力な樹脂を混ぜてていくのです。
一般的には石目調の外装材といいます。
これは以前使用したセラスキンの見本の塗板ですが、茶系の粉砕陶磁器に白色系と黒の粉砕陶磁器を混ぜて複合的な色合いを出しています。一色のリシンよりかは断然高級感が違います。でも弾性リシンが?あたり材料、工賃共1900円に対しセラスキンは?あたり2400円とそんなには高くないのです。
顔料が入っていないため下地のセメント独特の色ムラを完全に隠し、ふっくらとした感じまで仕上げるには4回程吹き付けます。
養生材を取って完成です。
ベージュにほんのり緑が入った柔らかい色目で、塀下部のてっぺい石の色とマッチしています。
T様、工事中、お茶等の御気遣いありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
I様邸倉庫改修工事 続、続編。
昨日お伝えしたI様邸倉庫改修工事の仕上げ工程に入りました。
パテ処理をした釘あたま部分とジョイント部分にペーパー掛けして平滑にしてから・・・
上塗り材の水生艶消し塗料を中塗として塗布しています。
スカイブルーに少しだけ赤の原色をプラスした綺麗な水色がお施主様が選択した色です。
とにかく青とか水色が好きとのことで最初はもっと淡いほんのりとした水色系を選ばれましたが「面積効果」によって更に薄い水色に見えてしまいますからもう少し濃い水色を選ばれた方がより水色感が出てきっとイメージしていた通りの色目になるのではと提案させていただきました。
その色がこの水色です。中塗りと同じ塗料を上塗りしています。
先に述べた「面積効果」とは・・・塗る対象の面積が広ければ広いほど見本帳を見て選んだ色のイメージより実際は塗った後に薄く見えることを「面積効果」といいます。」
見本帳やカタログの色見本の台紙はほとんど白です。その白とついつい色を見比べてしまいますので必然的に人の目にはこれがいいなと思った色は濃く見えているのです。その色を外壁などにそのまま塗ると、え?こんな薄かったっけ?となります。そうならないためにも私達塗装専門業者が「面積効果」によって薄く見えますから1ランク、2ランク同じ系統の濃い色をお勧めします。
壁は綺麗に仕上がりました。 しかし・・・真ん中に既存の鉄骨の柱があり、周りが綺麗になるとどうしても既存の部分の汚れ等が目立ってしまいます。それではせっかく壁を綺麗にしたのに満足感が半減してしまいます・・・藤沢塗工店の想いとして頑張ってサービスさせて頂きました。鉄骨の所々旧塗膜が剥げて錆びていましたのでさび止めを塗って、周りの鉄骨の色に合わせてウレタン塗料を調色し塗装させていただきました。
これで完璧に完成です。
I様、無事工事完了いたしました。工事期間中はいろいろとお気づかいいただきましてありがとうございました。
I様邸倉庫改修工事、続編
先週ブログでお伝えしたI様邸の倉庫改修工事の続編です。
母屋の玄関框のサンダー掛け、オイルステインの着色が終わり、今日はウレタンクリアーを塗る仕上げ工程です。ウレタンクリアーを3回塗りします。現在は乾きの速い水性ウレタンクリアーを使うことが多く、乾きが速ければお施主様もあまりその周辺に対して気を使わずに済みますし、何よりも塗布後1時間後には歩行可能になるスピーディーさが受けてます。
施工前の玄関框です。
サンダー掛け、オイルステイン着色、ウレタンクリアー3回塗り施工後の玄関框です。