清水町T様邸最終工程と沼津の花火。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
毎日暑いですね。
もう毎年、毎年この暑さですから色々と熱中症対策をしっかりしてなんとか乗り切りましょう!
清水町T様邸の最終工程です。
玄関周りは杉材で割りとワイルド目に大工さんが作りました。
縁甲板は出っ張りと溝を合わせて張り合わせたりしますが継ぎ目にドカンと木材を打ち付けて固定して庇の腕木なんかも斜めにして支えたりして、全体的なプランとしてはシンプルモダンなのに玄関はワイルド目!
こういう設計もあるんですね。
木材保護塗料を2回塗りますがこれは下塗り工程です。
色はダークオークです。
下塗り工程が終了です。
下塗りが乾いてから上塗り工程です。
上塗り工程が終了しました。
庇の裏側も仕上がりました。
杉の木目が綺麗に浮き出て素敵な仕上がりとなりました。
次はパーゴラの塗装工程です。
こちらも木材保護塗料と2回塗って仕上がりです。
板金で設えられた屋根の水切の下には破風板が無く、軒の出もありません。
外壁は当然、常に雨風に晒されます。
外壁はジョリパッドの左官仕上げ。
汚れや雨だれも目立ってくるでしょう。
その様を汚れと捉えるか、それとも経年から来る”味”と捉えるか。それは住む人それぞれの感性だと思います。
塗装屋の「藤沢塗工店」が言うのもなんですがその家その家のデザインによって有りか、有りでないかもありますがT様邸のデザインコンセプトでは”有り!”です。
年を重ねるごとにきっと良い”味”を醸し出していくといいですね。
先週末はいつもお世話になっているMさんのお宅のベランダで花火とBBQで愉しいひと時を過ごしました。
おでんとモツ煮とお寿司とそうめんと極上ホルモンと驚愕カルビと・・・もちろん黄金麦芽発泡飲料!
これに尽きますね!
花火が終わってから会場を変えて反省会と次年度開催に備えての重要会議と相成りましたです。
午前2時過ぎまで延々と会議は続きましたとさ。
おしまい。
では、また。
清水町T様邸新築塗装工事
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
台風11号が過ぎ去って、とりあえず静岡の方はこれといった被害もなく一安心。
そうこうしているうちに梅雨明けになっていよいよ夏本番です!
夏だー!海だー!とも言っておられずまずは現場現場!です。
清水町のT様邸新築塗装工事を担当させていただきました。
最初の工程はケイカル板の軒天塗装からです。
アクリルエマルジョン塗料での下塗り工程です。
監督さんとお施主様と色を決めて決められた色で調色して塗装します。
ケイカル板を打ち付けてある釘頭が凹んでいるので平らになるようにパテ処理で平らにします。
パテが乾いたらもう一度アクリルエマルジョン塗料で上塗りを施します。
軒天の塗装工程が終了です。
きれいに仕上がりました!
次は破風板の塗装工程です。
少し淡めのベージュ色で下塗りします。
この色も現場で決められた色を作っています。
こういう色って意外と作るのが難しい色です。
白の他に黄、黒、赤を足していくのですが基本原色はそれぞれの色に干渉して消し合います。
例えば調色途中で少し赤っぽいかな?と感じたら黄色を足します。すると赤っぽさが消えたり、黄色っぽいな?と感じたら黒を足すと黄色っぽさが消えたりします。
赤、黄、黒がそれぞれの色を消し合うので少しづつ少しづつそれぞれの色を足しながら決められた色に近づけて行くのが難しいところです。が、時間をかけてでも決められた色にドンピシャに合うとなんか気持ちがいいものです。
下塗りの工程が終了して乾燥したら上塗り工程に移ります。
破風板の塗装工程が終了しました。
終了後すぐの画像なのでまだツヤがありますが完全に乾燥するとツヤが消えてマットで柔らかな感じになります。
次は内部の塗装工程です。
梁を見せて天井高のある天井の梁はウレタンクリヤーで塗装しました。
木材は少し赤みがかった米松材です。
階段の笠木もウレタンクリヤー仕上げです。
笠木の木材はタモの集成材です。
カウンターは塗装前にサンドペーパーで木の毛羽立ちを押さえてから塗装に入ります。
画像ではウレタンクリヤーを塗っていますが、この前工程でオイルステインで着色されています。
着色剤のオイルステインも現場で協議をして色を決めて調色します。
こちらはトイレブース内の小さなカウンター。
やはり塗装前に下地処理としてサンドペーパーで表面処理を施します。
サンドペーパーで下地処理後にウレタンクリヤーで塗装します。
あちこちのカウンターや木部塗装が終了しました。
それにしても大きなアイランドキッチンカウンターです。
聞く所によるとこの広いキッチンでスウィーツやパンを作る教室をT様が開くそうです。
足場絡みの外部塗装と内部塗装が終了しました。
次は玄関周りとパーゴラの塗装工程です。
それはまたお伝えします。
先日の海の日絡みの連休はいかがお過ごしでしたか?台風の影響で海は危ないし、なんとなく天気も良くないし・・・。
私はずっとPCの前で篭もりっきり。
釣りメーカーさんへの活動報告書や釣り雑誌の原稿をせっせせっせと書き上げて篭っていました。
昼間から少しづつ書き上げて家族が寝静まる時間帯からスパートをかけますが気が付くと白白と夜が開けていたりします。
そんな頃がとりあえず終了時間なので大して意味もないのですが外に出てちょっと、ほんのちょっと散歩して滞留したリンパ液の循環を良くしてから寝るとすごく良く眠れます。
昼夜逆転の変な生活してますね。
さて、今日もいろいろな打ち合わせでバタバタしてましたが明日から現場です。
では、また。
あれ?もう7月半ば?
こんばんは・・・。
”シャチョブロ”です。
なんかあっという間に7月も半ばです。
釣りの大会も2週連続で中止・・・。
ひとつの大会では大会当番がうちのクラブだったので色々と大会準備をして、ま、色々と大変なのですがやっぱり50人以上の大会となると海難事故の心配もあるのでギリギリまで天気予報とにらめっこをして開催を見送りました。
協賛していただいた賞品を大事に保管して来年も自動的に当番会なのでその時に使わせていただきます。
そんなこんなで日々忙しくしていたらほぼ2週間も”シャチョブロ”ご無沙汰をしてしまいました。
すみません。
で、現場ネタです。
沼津市のマンションのタイル面の撥水施工をいたしました。
足場を組んで。
街中なので車の交通や人の往来に十分すぎるくらいの注意を払っての工事です。
足場が組み終わったら外壁の高圧洗浄です。
タイル面はぱっと見ではそんなに汚れているように見えませんが結構汚れていますね。
高圧洗浄後、外壁をよく乾かしてタイル目地の欠損部分やベンドキャップ周り等をシーリングします。
これが改めてよく見ると意外と欠損部分があるんです。
こういう所から雨水が入り込んで外壁に悪影響が出るので見落としがないようにシーリングしなければいけません。
地味だけどとても大切な作業です。
シーリングが十分乾いたら撥水剤を塗布します。
一回目に塗った撥水剤が乾かぬうちに、とは言ってもほとんど間髪入れずに2回目の塗布作業に入ります。
一回目の撥水剤が乾いてしまうと2回目の撥水剤が染み込まなくなり100パーセントの撥水効果が発揮されませんので遅くとも1分以内に塗りこみます。
塗装用ローラーを用いて塗布したあとにタイル面に付着した撥水剤を直ぐに拭き取ります。
磁器タイルは撥水剤を吸い込まず、タイルに付着した撥水剤が後日に白化現象を起こしますので拭き取り作業が必要です。
今回、使用した塗材は表面に塗膜を付けて撥水、防水をする塗材ではなく目地内に撥水剤を染み込ませて目地やモルタル内部に撥水性能を保持させて防水効果を発揮する塗材です。
塗装膜を形成しないのでタイルの質感を損なわずに素材そのままの景観を維持できるのが良いですね。
国宝姫路城の漆喰や東京駅のあの外壁の撥水、劣化防止ににも使われている塗材です。
数日後の雨の日の様子です。
ツルッツルに雨を弾いています。
これでタイル目地から雨水が侵入する心配は無くなりました。
暑い日が明日も続きそうです。
そのあとは台風の影響で雨模様です。
早く、カラッと晴れてくれないかなぁ。
では、また。