沼津市H様邸外構塗装工事。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
昨日は沼津市H様邸の外構塗装工事に伺いました。
今年の春先から1期工事が始まり、夏には2期工事、秋になって外構工事と庭が出来上がってきました。
そしてコンクリートを打設した擁壁に弾性リシンを吹き付ける工事です。
密着性を高めるためのシーラー処理終了後に弾性リシン吹付の1回目です。
1回目の下吹きが終了しました。
良く乾かしてから2回目を吹き付けます。
1回目が乾燥してから2回目の上吹き状況です。
2回目が吹き終わったあと更に全体的にフワッと仕上げ吹きを行って終了です。
吹付面が十分に乾燥してから養生ビニールを剥がして、工事完了です。
・・・、昨日のこの吹付工事でまたちょっと腰椎の傷みが・・・。
ぎっくり腰のプチ再発です。
明日は清水町のT様邸になんとか伺いたいなと思いますが何とかなるかな?。
10月の9日までにはなんとか治して絶好調なくらいにしておかないといけません。
10月9に何があるかはまたのお楽しみです。
あ、もうこんな時間だ!
今から9日に向けて準備をせねば!
という訳で今日はこの辺で。
ではまた。
「磯・投げ情報」11月号発売です。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
段々日中も涼しくなって仕事もしやすくなってきましたね。
清水町T様邸の外部改修塗装工事も着々と進んでいます。
そして・・・クシャミが引き起こしたぎっくり腰も着々と治ってきています。
屋根のカラーベストや外壁の高圧洗浄も終わって、屋根の板金部分のサビ止め塗装が終了しました。
新築から10数年経過していますがカラーベストの状態はかなり良好で既存塗膜もかなり残っていました。
軒天は既存色よりちょっと色目を付けて塗装しました。
外壁の塗装色は既存に近い色を選びましたが現在の軒天の色は白すぎてちょっと冷たい感じだったので黄色、赤色、黒色を少し加えて温かい感じにしてみました。
2回塗って軒天の塗装工程が終了しました。
明日はT様邸の工事はちょっとお休みさせていただいて沼津市のH様邸外構塗装工事に伺う予定です。
「磯・投げ情報」11月号が発売されました。
秋の澄んだ青空の下での釣りは気持ちよくて尚且つ魚の活性も高くて色々な魚が釣れて楽しいものです。
パラパラとめくって見ていると8月に原稿依頼があった【SECOな釣り】の特集が目に留まりました。
【SECOな釣り】ってECOな釣りにSを足してSECOな釣りです。
釣りって毎回エサ代がかかりますし、仕掛けなんかも消耗品で何かとお金がかかるもの・・・。
釣り人の皆さんはおこずかいをやりくりしながら一回でも多く釣りに行きたいので余ったコマセを冷凍保存して置いたり、仕掛けを洗って使いまわしたりと色々頑張っています。
私が愛してやまない石鯛釣りなんかは一回の釣行でエサが数種類必要だったり、コマセも必要。その他の消耗品もそれなりにちょっと高価であったりします。
でも、めったに釣れない石鯛釣りだからこそエサはケチるな!傷が付いている道糸や根掛かりを切って伸びている道糸は強度が落ちて切られる可能性があるからどんどん新品に変えろ!ワイヤーを用いる仕掛けは錆びたりして強度が落ちて切られるから釣行毎に新品を使え!等々と厳しく教えられてきました。
そういうことから考えると石鯛釣りってECOではないな〜と思いますし、他の釣りと違ってエサがサザエやトコブシ、離島の石鯛釣りには伊勢海老なんかも使ったりしますからSECOい釣りとは一線を画している感があります。
という訳でネタが無くてというより思いつかずに原稿はゴメンナサイと編集部にメールを送って終了のつもりでしたが・・・。
お!ヘルメット被っていかにも石鯛野郎って写真が!
石鯛釣りって時にとてつもない大物が掛かったりして力対力の釣りを強いられ、そして道糸を突然切られ、そして転倒!なんてこともあるのでヘルメットを被ることがあります。
これ誰だ〜?と覗き込むと・・・。
「俺じゃん!」
しかも編集部のTさんと話した内容じゃん!
でも、この写真、どこで撮ったんだろ?
昔、沼津潮倶楽部の名誉会長である”藤川一範”氏によく言われました。
飲みに行く回数減らしてでもエサ代はケチるな!と。
沼津潮倶楽部に入会した当時は石鯛釣りなんて敷居が高くてとってもじゃないと思いましたし、石鯛竿一本が10万円?・・・、エサのヤドカリが一個250円?・・・。
諸先輩方〜、大丈夫ですか?と正直、思ったものですがそれから18年経った今、どっぷりと底なし沼に浸かり切っています。
釣りって何かを狂わす恐ろしい趣味?です。
では、また。
クシャミでぎっくり腰!
こんばんわ。
”シャチョブロ”です。
お彼岸もお天気が良くて、各地の道路は大渋滞でしたが「藤沢塗工店」は仕事してました。
先週の連休中に行っていた銀行の駐車場内の塗装工事の続きです。
今週はオレンジに塗る部分の塗装です。
まずは養生をして・・・。
プライマー処理をした後に仕上がりを綺麗にするために白色で塗りつぶしていきます。
白色の塗装部分が乾いた後、オレンジ色で塗装しました。
静岡っぽくミカン色に近いオレンジ色を選択してみましたがとっても良く目立って良いと思います。
周りのテープ養生を撤去して終了です。
工事の合間に駐車場の警備担当の方々と色々なお話をしました。
ペンキ塗りと言っても千差万別。
今回使用する塗料は床に塗る耐摩耗性に優れた塗料で駐車場や工場内のフォークリフト等が走る場所はこのような塗料が向いているとか、木部には木材保護塗料とかオイルステイン、鉄部にはウレタン塗料が良いとか、塗装工事って幅が広くて木部の灰汁洗いや漆塗り等々・・・。
警備担当の方は「ペンキ塗りって日曜大工でも出来る仕事かと思ってたけど、いやごめん、そんなすごい仕事なんだね〜」
この塗り方はこんな工程でこうやってあーやってなんて話をしているとグイグイと喰いついてきてくれてなんか照れました。
でも確かに簡単な仕事の部類だと思われている方も少なくは無いかもしれません。
しかし、素地や種類、傷み具合によってどのような塗料、工法を選択するかはメーカーさんのマニュアルだけでは足りない部分もあるし、長年の経験による知識や勘も必要不可欠であるし塗装工事だけではなく職人の仕事はなかなか奥が深いものがありますね。
一方で清水町のT様邸のコーキング打設工事が終了しました。
上の画像のようにコーキングが劣化してひび割れています。
サイディンの下には防水紙が貼られているのでこのひび割れから即座に雨漏りがするという事はあまり心配いりませんが、確かに雨水の侵入はあります。
雨水が侵入してサイディングの小口や裏から雨水が染み込んでサイディング内部に滞留する水蒸気が太陽熱によって膨張してサイディングの内部から劣化させてしまうのでこのような事例が見え始めたら塗替え、もしくはコーキング打設の必要があります。
T様邸の場合はサイディングのジョイント部分の劣化しているコーキングを撤去してウレタンコーキングを打ちなおすことにしました。
コーキングを打ち直して周りの養生テープも剥がされて終了です。
この上に塗装を施すことによってコーキング部分は紫外線、雨水から守られてより長持ちします。
最近は朝、晩が涼しくなって過ごしやすくなりましたが昨夜気温の変化に体が反応してシャックリをしたところ腰椎がクキッと・・・。
ぎっくり腰です。
シャックリでぎっくり腰です。
シャックリでぎっくり腰になるとは聞いてはいたけれどホントに自分がなるとは思ってもみませんでした。
歩けないほどの重症ではありませんが、階段、車の乗り降り、寝返り等々の度に「痛タタタ、イテテテ」。
歩いてるときなんかペンギンみたいで可愛いーぃ〜ですよ。
シップを貼って何日で社会復帰できるでしょうかね。
頑張ります。
では、また。
清水町T様邸外部改修塗装工事が始まりました。
こんばんわ。
台風一過の後、街中で車を走らせていると瓦がめくれてしまっているお宅、屋根の板金部分が飛んでしまっているお宅が多く見受けられました。
ラーメン屋さんの大きな看板のアクリル板も全て飛んでなくなっているなんて場所もありました。
瓦屋さんや板金屋さんはこれから修繕工事で大忙しです。
台風15号接近、通過のため足場仮設工事が延び延びになっていた清水町T様邸の外部改修塗装工事が始まりました。
新築後十数年が経過し、外壁サイディングのチョーキングが目立ちはじめてサイディングジョイント部分のシーリングも劣化が進んでいました。
まずはサイディングジョイント部分のシーリング改修工事を行ってから高圧洗浄工程に移っていきます。
朝から近隣のお宅に工事開始のごあいさつに伺ってから工事開始です。
境界線いっぱいに建てられているので屋根の軒先から上に足場を組むことが出来ずにちょっと困りましたが、足場材を工夫して途中から外側にはねだして足場を組んでみました。
ちょっとその分手間がかかりましたが、夕方までに無事足場仮設工事が終了しました。
明日から既存シーリング部分を撤去してシーリングを打ち直して行きます。
一方で先週末に伺っていた沼津市の銀行駐車場の塗装工事にて塗装工事を行う予定です。
テレビではこの3連休の渋滞情報が盛んに流れていますが「藤沢塗工店」的にはあまり関係なく、いや全然関係なく地元で仕事中の日々です。
ホントはお彼岸のお墓参りぐらいしなきゃいけないんでしょうけれどもなかなか・・・。
では、また。
久々の仕事ネタアップです。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
そう言えばここのところ仕事ネタをアップしていませんでした。
近日中に清水町T様邸の外部改修塗装工事が始まりますのでそれまでに以前からご依頼いただいていた塗装工事をせっせとこなしていました。
沼津市のK様邸の物置の塗装工事をご依頼いただいていました。
ちゃんと大工さんに建ててもらった立派で大きな物置ですのでなるべく長持ちするように耐久性の高い塗料を使うことにしました。
屋根のトタン板や壁のトタン板が錆びていました。
ケレン工事を終えた後にサビ止め塗装を行ってからトタン専用シリコン塗料を2回塗り。
真っ青なスカイブルーで仕上げてみました。
壁のトタン板もサビ止め塗装を行った後にウレタン塗料を2回塗り。
既存色はウグイス色でしたが淡いベージュ色に仕上げてみました。
そして連休中は沼津市のとある銀行の立体駐車場のターンテーブル周りの塗装工事です。
コンクリートの床の上にトラマークを塗装します。
まずは塗装する部分を養生テープで囲ってプライマー塗装を行い、プライマーが乾燥してから白色のウレタン塗料を塗ります。
黄色とか赤色とかを塗る場合には下地に白を塗らないと下地が透けてしまって綺麗に仕上がりません。
白色のウレタン塗料が乾いた後、黄色のウレタン塗料を塗り重ねていきます。
黄色のウレタン塗料が乾いてから次に寸法を計りながら養生テープで養生を施します。
その上から黒色のウレタン塗料を塗り重ねていきます。
乾燥後に養生テープをはがすと・・・、綺麗なトラマークの出来上がりです。
ターンテーブル周りに14本のトラマークを塗装しました。
こういう仕事って寸法を計って養生テープで養生してプライマー、白、黄色、また養生テープで養生して黒、そして養生テープ剥がしの6工程が必要でどちらかと言えば地味な感じの仕事ですが周りとのバランスがとれて綺麗に仕上がるとなんかうれしいいものです。
台風15号!
凄かったですね!
久々に強烈な台風でした。
午後4時30分ごろの我が家の2階からみた黄瀬川の様子です。
普段に比べてかなり増水しています。
午後4時45分ごろの様子です。
河川敷の草むらがだいぶ水没してきました。
午後5時頃になるとさらに増水してもの凄い風が吹いてきました。
川面の白いしぶきは雨では無くて川の水が強風で吹き上げられて勢いよく川を遡っていく様子です。
このころが強風のピークでした。
家は地震のように揺れるわ、窓外に掛けてあったすだれが「あっ!飛んだ!」っていう感じでどこかにすっ飛んで行ったり、雨戸が強風にあおられて外れて飛んで行ってしまったり上や下への大騒ぎでした。
雨戸が外れて飛んでっちゃうなんて初めての経験でした。
午後5時15分頃になると河川敷の草むらは殆ど水没状態。
午後5時30分になるともうもの凄い勢いで濁流が流れています。
この数分後対岸の地区には避難勧告が出されていました。
6時頃には雨も風も収まりほっとしましたが、各地で被害が出ている模様です。
今年は太平洋沿岸の海水温が高めなので台風の勢力が強いのかもしれません。
これからもまだ台風は来ると思いますので普段から備えあれば憂いなしの気持ちで気を付けましょう。
では、また。
東海大学フィッシング理論実習に行ってきました。(後編)
いや〜、参ります。
これじゃ真夏と変わりません。
暑すぎます。
しゃべるだけで汗だくです。
暑さ寒さも彼岸まで、を信じてがんばりましょう。
こんばんは。
今日は東海大学フィッシング理論実習の後篇です。
気温32度の中、生徒のみんなはイソメとの格闘に負けずに一生懸命投げ釣りの実習です。
実際、日が高くなって魚はちょっと深場に逃げている時間帯なのでなかなか良い釣果に結びつきませんがそれでも魚と交信したいんでしょうね。
ニョロニョロ動くイソメに悪戦苦闘しながら投げ釣りをしてもなかなかキスとか釣れなくて、段々集中力が切れてきます。
そうすると大体、「センセー、ルアー投げたら何か釣れますか〜?」
ルアー釣りのが面倒くさくないし、ビュッて投げて何となく見よう見まねで引いてくるとガツンッと来るんじゃないかな〜。そっちの方がいいもんな〜。そう思うのも無理がありません。
でも、浅場でフィッシュイーター的な魚がいない時のルアー釣り程虚しいものもありません。
「こんな時はなんだかんだ言ってもエサ釣りの方がいいよ。投げたらゆっくり、イメージは蟻が歩く速度で仕掛けを引いてきてごらん?何かしら喰ってくるかもよ」
こんな言葉で励ましながらまた浜辺へ送り出します。
釣れた魚が小さな魚であっても釣るべくして釣った魚は尊いものでその一歩一歩が上達への道ですね。
講師のH先生が今回の授業で習った釣りのほかに海釣りにはこんな釣りもあります、といった講習風景です。
メジナ釣りの竿、石鯛釣りの竿、黒鯛釣りの竿、モロコ釣りの竿を家から引っ張り出して、仕掛けを結んで実際に竿を持って仕掛けを引っ張って竿のしなりを体感。
モロコ釣りの道具立てなんかは竿、リールの重さ、道糸の太さ、ハリの大きさに一同ぶっ飛んでいました。
まだまだ学生の身分ですから高価な道具も買えませんし、遠くに行くにしてもなかなかハードルが高いとは思いますがみんないつかは・・・。
って感じで目がキラキラ輝いていたのが印象的でした。
投げ釣りの合間にキャスティングテストを行い、最後にはペーパーテストが待っています。
授業ですから当然と言えば当然ですね。
4日間の授業が無事に終了してホっと一安心でした。
たった4日間の期間中に釣りというものを覚えてもらうのは広く浅くであっても無理がありますが、でもソウダガツオの引き味を楽しんだり、ジギングの太刀魚釣りをやったり、投げ釣りをやったりしながらちゃんとしたやり方でちゃんとやれば魚は釣れるんだと実感してくれたことと思います。
また来年、会える生徒がいるかどうかはくじ運次第ですが、とにかく狭き門のこのフィッシング理論実習で少しでも釣りを覚えて、そして釣りの愉しさを感じてくれればとても嬉しいですね。
そしてみんなが大人になって、もし磯で出逢えたらこんなに嬉しい事はありません。
そんな将来を夢見てまた来年みんなと学びたいと思います。
では、また。
東海大学フィッシング理論実習に行ってきました。(前編)
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
なんか知らないけれどベタ―ッっと蒸し暑い日々が続いてグッタリしてしまいます。
そんな蒸し暑い中、静岡市清水区の東海大学海洋学部に行ってきました。
毎年、東海大学海洋学部にてフィッシング理論実習という授業がありまして、去年から講師のサポートとして参加しています。
東海大学って日本中にたくさんありますが各校舎から沢山の講習希望者を募って、その後抽選にて約50名ほどの人数に絞っていきます。
既に趣味で釣りをやっている生徒もいれば、釣竿もリールも仕掛けも触るのも初めてという生徒もいます。
男子生徒に混じって女子生徒の姿もちらほら。
初日は日本の釣りの歴史や概要を学び、投げ釣りの仕掛け作りやキャスティング講習を実践的に学びます。
2日目からはいよいよ実地講習。
東海大学の実習船に乗り込み、三保沖でサビキ釣りを行いました。
最初は魚の活性も良くなくてあれ〜?って感じでしたが段々とコマセが効いてくるとソウダガツオの群れが寄ってきました。
すると〜・・・。
「キタ!」
「キタ?」
「キタ―――!!!」
初めての釣りでいきなりソウダガツオが竿先をひったくって、下へ下へそして右や左へと引っ張られて面白いのなんのって!
30センチくらいの魚に翻弄され腕力が限界に達して竿を放り出したくなるほどです。
沼津の原校舎から参加の女子生徒さん。
オオドモ(船の最後方)で丹念に棚を探りながらたくさん釣っていましたね。
どうやれば魚が釣れるかをもう既に習得していて上手な釣りガールです。
右舷で苦戦を強いられていましたがコマセの中に仕掛けを入れて誘うコツをつかんでからは連釣、連釣でまさしく爆釣でした!
「アアアア―――!どうすりゃいいの―――!」
ソウダガツオは釣り上げるとまだ泳ごうとして「ビチビチビチビチ!ブルブルブルブル!」と暴れまくり、しかも血しぶきをまき散らします。
下手をすると手のひらが血だらけで「何してきた〜?凄惨なことになってるよ?」
という事になってしまいます。
この女子生徒さんはセンスがありました。
根性もありました。
やり続ければ絶対に上手くなるタイプです。
授業が終わっても浜で一生懸命キス釣りやルアー釣りを頑張っていました。
やっぱ釣っていましたね。
次の日の朝、「昨日のキス美味しかった〜!」と嬉しそうに報告してくれました。
AグループからCグループの3グループに分かれてサビキ釣りを行いましたが、1グループ全員で150匹くらいは釣れたでしょうか。
150匹×3グループ=450匹!
持って帰った生徒もいましたがマルソウダなので食用としては人気薄。
大きめのクーラーボックスが一杯になってからはキャッチ&リリースしましたが最終的に残った90匹のソウダガツオは私が持っていく羽目に・・・そして家の釣り専用冷凍庫へ直行。
このソウダカツオはこの秋モロコ釣りのエサに使う予定です。
冷凍サバよりソウダガツオの方が匂いが強くてモロコにとっては大好物なのでドッカーンと30キロオーバーのモロコが来るかな?
授業前半はここまで。
明日は後半の模様をお伝えします。
では、また。
秋磯開幕!
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
9月に入りいよいよ伊豆半島、秋磯の開幕です。
秋磯開幕一発目は南伊豆は妻良の「トヨギ」という磯で石鯛釣りを楽しんできました。
トヨギという磯は妻良地区では入間地区と隣り合っている一番奥の方にある磯です。
この辺まで来るとぐるっと見渡しても民家や人工建造物が見当たらず秘境って感じでいかにも大自然の懐に抱かれて遊ばせてもらっている感があります。
水温は27℃台。
エサのメニューはガンガゼウニとサザエ。
竿は先日入手した百戦錬磨の”敏”です。
釣れるといいな〜。
すぐ隣の名礁、”小太郎”です。
ちょこんと海面から出た岩礁で定員は2人。
ベタ凪の日しか渡礁できない磯でこの日も少しのうねりの為に渡礁不可でした。
渡礁困難な磯であるがゆえに魚影は濃く、乗れれば釣果は約束されたようなものです。
私も過去に3回しか乗ったことがありませんがいずれもアブレなしで凱旋を果たすことが出来ました。
でも、潮が速くなるとポイントに仕掛けを入れることが難しくて、ポイントを少しでも外すと全く魚信が無くなる。
そんな難しい磯でもあります。
朝から良い天気で暑いくらいでしたが、午前9時半ころからにわかに曇り出して冷たい北東風が吹きはじめたと思ったらいきなりのドシャ降りタイム。
入間の磯が雨に煙って見えないほどドシャ降りでした。
日除けのためのビーチパラソルを持っていましたのでこれが役に立ちました。
おかげで濡れ鼠のようにならずに済みました。
ガツガツッ、キュキュキュ―――と和竿を小気味良い引きが絞り込みます。
百戦錬磨の”敏”は使い込んではいるものの変なクセもなく、抜け感も良くて使いやすい竿でした。
伊豆半島用というよりか離島用で大型の口白を狙うような時に向いている感じがします。
昨日の下り潮は沖をかすめるような流路でしたのでイマイチ潮の効きは良くなくて、苦戦しましたが大きな根周りで潮の変化が出るようなピンポイントを狙ってイシガキダイ釣りを楽しむことが出来ました。
結局、イシガキダイ5枚の釣果でした。
潮の効きが良くない割にはまあまあかな。
妻良の磯はまさしく秘境という感じの巨岩、巨石が素晴らしい眺めです。
今年に入ってから妻良の磯に一度出かけましたがここ数年ご無沙汰していました。
大野屋さんという渡船屋さんから昔は渡船してもらっていましたが、数年前に寄る年波に勝てずに大野屋さんは渡船業を廃業しました。
伊豆半島一のへんぽうらい(この辺の言葉で変わり者という意味)とつり人から揶揄されていましたが本当はそんなことは無く、つり人の安全と釣果を第一に考えた名船頭でした。
船が出たとたんにつり人が「〇〇の磯へ行きたい」なんて言おうものなら口もきいてもらえません。
沖へ出て潮の流れ、潮色、波をゆっくり見ながらこの潮ならあそこが良いだろうと推測して、そしてつり人の出で立ち等々を観て乗る磯を決めていきますので船長が口を開くまでつり人は黙っています。
安全を確認しながらの見回りも頻繁にまわってきて、その度に知らないポイントも教えてくれます。
口ぶりはぶっきら棒ですが本当はまめったくて親切な船頭でした。(あ、廃業はしましたが元気にしていますよ。)
先程紹介した名礁”小太郎”に昔に乗せてもらうことが叶って釣りをしているとずーっと40メートル位沖で待機して見守っていてくれます。
ベタ凪で大波に払い落とされることは多分ないと思うのだけれどもずーっとそばにいてくれています。
また数年後に小太郎で釣りをしているとまたまたずーっとそばにいて船を待機させています。
船長に大声で「船長―――!この凪じゃ大丈夫だよ―――!」
するとゆっくりと近づいてきて「藤沢さんとこからなー!20メートル位の所にジンベイザメがいるだよー!」
「ジンベイザメ―!?」
良く目を凝らして海面を見ると小型の潜水艦がそこに潜んでいるかのように黒く大きな魚体が見えます。
「うわ!ホントだ!これジンベイザメ―――!?」
「おー!ジンベイザメだー!」
「でもジンベイザメってー!人喰わないらー!?」
「そんなこと学者が言ってるだけでわかるもんじゃー!ジンベイザメに聞いたんかー!?絶対!人は喰わんてー!?万が一藤沢さんがうっかり海に落っこちてー!こいつがもし腹減ってたら喰うかも知れんぞー!畜生なんて何考えてっかわからんだからー!」
予報が悪い時は絶対に船は出しませんし、予報が怪しい時も船は出しません。
北東風の風の予報でも潮が悪いと「この潮じゃ〜やっても良い事ないぞ〜?次にしたらどおだ〜?」
こういう船長です。
気心が知れてくるとゆっくりと走らせる帰りの船上で「ナライ(北東風)の時は沖の雲がこーと細まい(細い)さ。沖を見てて細まい雲が無くなったら西の風に変わるから注意しろよ〜。」とか海中を覗き込みながら「ここからこーと大きな溝があってな。そこにはいつも5キロ位の石鯛が2〜3枚入ってるさな。陸付の良い下りが来たときにここは面白いさ〜。」とか「澄んでる潮が良い、良いってみんな言うけんどな良い潮ってのはただあんま澄んでちゃダメさ。青黒くて潤んだ感じの潮色がサイコーさな。」
興味深い話が尽きません。
ちょっと前に釣りの帰りに大野屋さんに立ち寄った時、「船長元気そうで何よりだね。安心したよ〜。まだまだやれそうじゃん。」
「いや〜、もう駄目さ〜。正直やってるときは結構大変だったさ。天気が気になるし、潮は気になるし、せっかくこんなとこまで来てもらって魚が釣れなかったらどうしようとか、まして事故でもあったらどうすんべかとか神経使う仕事だったさ・・・。」
「・・・それにもう昔のように魚が釣れなくなった・・・。潮が良くても魚が釣れなくなった・・・。渡船屋やっててもつり人の喜ぶ顔が見れなくなったもんでな・・・。」
ちょっと寂しげにつぶやくように言ってました。
そんな名船頭”清田長平”船長との思い出深い妻良の磯での釣りが廃業によって途切れて、じゃあ妻良のもう一軒の渡船屋さんから渡してもらおうって気にはなかなかならず、そんなことしたらいいとこ好きみたいで嫌でした。
数年間年が明けるのを待ってまた妻良の磯で釣りが出来るようになりました。
昨日渡してもらった五兵衛丸の船長も良い船頭さんです。
思い出を綴っていたらまた妻良の磯に出かけたくなりました。
明日から東海大学の清水校舎で釣りゼミの講師のお手伝いに行ってきます。
これから釣りをやりたいって大学生と一緒に真剣に勉強してきます。
では、また。
ここのところあちこちへ行ってます。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
ここのところちょっと溜まっていた小規模工事をこなしにあちこちへ行っています。
先日伺った沼津市のカトリック教会様のマリア像の塗装工事です。
パテ処理を終えた場所を乾燥後にペーパーあてで平らにした後に3分ツヤウレタンの白で塗装しました。
既存塗膜の剥がれや汚れの跡も無くなり綺麗になりました。
マリア様に抱っこされているイエス様も思わずピース!?
隣接する聖マリア幼稚園の園舎にピンク色の鉄骨丸柱が何本もありますがその丸柱の根元が錆びてしまっています。
タイルが貼ってある根巻き部分が内部で爆裂してひび割れてしまっています。
これは良くありません。
園長先生が「藤沢さ〜ん。これって直るの?」
「う〜ん、根巻き部分の中に雨水が入り込んでその中で鉄骨が錆びて爆裂しちゃってるもんですからこの根巻き部分を撤去して、そして鉄骨の錆が進行しないようにして、それで新しく根巻き部分を作る方法なら直せますけど」
「うわ〜結構大変ね」
こんなやりとりをしていると「藤沢塗工店」はすぐ何とかしなきゃな〜なんて思います。
「園長先生、そこまではちょっと今のところ出来ませんけどとりあえず応急処置しときますか?」
「ほんと?お願いできます?」
「ガッテンで!」
という訳で、まず錆びている部分にさび添加剤を染み込ませながらたっぷり塗り込んで錆を鉄に転化させて、乾燥後にエポキシのさび止めを塗布。
2液性のエポキシ錆止めは早く乾燥しますので、その上に鉄骨と同じ色のピンク色のウレタン塗料を作って塗装しました。
これで応急処置は終了です。
応急処置とはいってもそれなりの工程を重ねていますからこの先10年くらいは大丈夫でしょう。
すぐご近所のA様邸の玄関先の破風板。
そういえば1か月くらい前に「ちょっとだけで悪いんだけどペンキが剥げてきちゃってるから塗ってもらえる?」って頼まれていました。
「遅くなってすいません」と謝りながらオイルステインで塗装してきました。
ラワン下地がかなり傷んでいました。
2回塗りましたが・・・、何となく仕上がり感に納得がいかなかったので明日もう一回塗ることにしました。
それで完了。
ちょっと前に沼津市のK様から塗装工事のご依頼を頂きました。
K様は「藤沢塗工店」が子供のころから可愛がっていただいていた方。
結婚式にもご招待させていただいていつもニコニコしているK様でしたがずいぶん前からある病気に掛かってしまってから何となく疎遠になってしまっていました。
先日、私の父親が久しぶりにK様にお会いして話が弾んで楽しそうだったとのこと。
その時に「友ちゃん(私のこと)にちょっと寄ってもらえないかな〜」と。
お伺いをさせていただきましたが、歩行が困難になってしまうほど病状が進行してしまっていて戸惑ってしまうくらいでした。
でも満面の笑顔は昔のまま。
色々と昔話なんかをしているうちに「あ、そろそろ始まるな。」
「何がです?」
「サッカーだよ。な・で・し・こ」
無類のサッカー好き。
帰りにお土産までいただいちゃって・・・。
「友ちゃんちとは家族みたいなもんだからな〜」
段々と秋めいた風が吹く季節になってきました。
夕方の富士山もなんとなく黄昏て少し物悲しい気分になってしまいました。
楽しい事、悲しい事、嬉しい事、悔しい事、毎日いろいろありますね。
頑張って病気と闘っているK様。
本当は自分の体の事でいっぱいの筈なのに「友ちゃん、友ちゃん・・・」って気遣ってくれてなんか言葉が上手く出ません。
明日もがんばろう!
ファイト!
では、また。
百戦錬磨の”敏”。
こんばんは。
今日は台風一過で朝からいい天気!
やっぱりすがすがしいってのは良いです。
やっと雨が上がりましたので溜まってしまっていた小規模工事に取り掛かりました。
沼津市のカトリック教会様からご依頼を頂いていたマリア像の塗装工事です。
ちょっと記憶が定かでないくらい前に塗替えをしましたが塗装膜がひび割れてあちこちが剥がれています。
腫れ物に触るような感じで剥がれた部分をコリコリとケレンしているとE君が「親方〜。マリア様にだっこされているのがイエス様ですよね?イエス様ってなんでピースしてんすか?」
「こりゃピースじゃね〜だろ〜。ピースじゃ。だいたいイエス様がイェ〜ってピースするか〜?するわきゃね〜だろ〜。」
「そりゃそ〜ですよね〜!」
「あのな〜」
時々超ド天然な一面を見せてくれます。
まずは剥がれた個所をケレン工事で剥がしたのち、汚れを落として塗装膜が剥がれてへこんだ部分をパテ処理しました。
明日はパテ処理した部分をサンドペーパーで平らにかつ滑らかにして塗装工程に移っていきます。
先日、古い”敏”(和竿師、竿敏作の竿の通称)の和竿を入手しました。
追い継ぎの3本継ぎの和竿です。
追い継ぎとは手元の竿の途中で別の竹を継ぐ手法を用いて作った竿の事を言いますが、その理由は様々で注文主が竿を握った時に手元の竿が細くて握りにくいとか、手元の竹が細いとか、手元の竹の強度が足りないとか、全体的な曲がりのバランスが良くないとかの理由が挙げられるそうです。
現在ではピトンというステンレスやチタンで作られた竿掛けに竿を置いて(置き竿釣法)竿が根元まで曲がるアタリを愉しみますが何十年も前はピトンという道具が無かったために竿尻を岩の割れ目にねじ込み、直に磯の上に置いて釣りをしていたので竿には無数の傷が残っています。
この辺の言葉でいうと「傷しょっか」。
今では江戸和竿は貴重かつ高価な釣り道具として扱われて磯の上に厚手の布を敷いて、その上でガイドに道糸を通したりする人までいてとても丁寧に扱われています。
日本にグラスロッドが登場したのは昭和20年代後半と聞いています。
その頃は竹竿に比べて起きが悪い、ヘナヘナ、ペチャペチャ、柔らかすぎてアタリが取りにくい等々の酷評が相次ぎまたそれまで竹竿を愛用していたつり人にとっては熟練の竿師が一本一本精魂込めて作った竹竿と化学製品で作られた釣り竿とは全く似て非なるものと軽蔑視した向きがあり一気には釣り界に広がらなかったようです。
が、その後は各釣り具メーカーも品質改良に努めてそれとともに日本は一億総レジャー化の波が押し寄せて高度経済成長の大量消費時代に突入し大量生産化された安価で手に入りやすいグラスロッドが釣り場を埋め尽くすまではそう時間が掛からなかったことでしょう。
ちょっと話が逸れましたがこの和竿は以前の持ち主の方が魚釣りの道具としてガンガン使っていたのでしょう。
でもガイドやリールシート等はそれほど腐食痕がないのできっと釣行後の手入れには気を使っていたのではないかと推測されます。
何十枚、もしかして何百枚もの石鯛を釣り上げてきたかもしれない”百戦錬磨の敏”であることには間違いないでしょう。
昔から塗りに凝った和竿も沢山世に出てきていますが竿敏の竿は平均に実用向きの竿として作られてきました。その素朴でなおかつ朴訥な外観が竹竿っぽいと今でも得意客が絶えません。特に竿を継ぐ印籠部分の出来がとてもよく作られていてこの竿も凸部分と凹部分の無駄な隙間が一切無くて鬢付け油を塗って継ぐとピタッとハマる感触は思わずうならずにはいられないほどの出来栄えです。
でも、魚釣りの道具です。
使ってなんぼの世界です。
穂先なんて折れた痕があり、竿敏でガイドを付け替えてもらって使用していたようです。
私もいつの頃からか石鯛釣りでは和竿しか使わなくなり晴れの日も雨の日も、波飛沫を被ろうがウネリで水没しようがお構いなしで和竿を使用しています。
わざと乱暴には扱う気は毛頭ありませんが一本一本調子が違うところが趣深く、石鯛を釣るための道具ではあっても実はそれぞれの曲がりを愉しむための道具が和竿であると確信にも近い想いがありますので大事に大事にとことん使います。
最近ではホントに珍しく貴重なオリムピック社製のオクトパスNO5のリールシートが付いています。
来週の11日に妻良の磯で沼津潮倶楽部の9月度例会があるのでその時に使ってみようと思います。
どんな曲がりを愉しませてくれるのか期待感一杯です。
では、また。