清水町Y様邸新築塗装工事
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
清水町Y様邸の新築塗装工事を担当させていただきました。
まずは内部木部の塗装から。
枠、笠木、カウンター等々に使われている木材は”アガチス”です。
最近ではアガチスを使用することは珍しくなりました。タモ材などに比べて柔らかく、塗料の吸い込みも良く、肌触りがサラサラツルツルとして柔らかい触感の木材です。
ウレタンクリヤーにて仕上げる事になりましたのでまずは下塗りとしてサンディングシーラーを下塗り工程として施工します。
サンディングシーラーとは塗料の吸い込み止めの効果があり、サンドペーパーでの研磨が非常にしやすい下塗り材です。
サンディングシーラーの下塗りが乾いたら240番のサンドペーパーにて研磨します。
サンドペーパーでの研磨が終了した後、ウレタンクリヤーの中塗り工程を行います。
ウレタンクリヤーの中塗りが乾いたらもう一度240番のサンドペーパーで研磨します。
この研磨作業が仕上がりを良くするためにはとても大切な作業工程です。
ウレタンクリヤーを塗ることで木材繊維の毛羽立ち、塗装直後に付着した埃などが仕上がり後のザラつき感となりますので木目に沿って満遍なく研磨することでそのザラつき感が無くなります。
塗装膜の厚さはわずか0.何ミリの世界ですから触感でのザラつきは「塗る」という作業だけでは無くすことが出来ません。
故にこの研磨作業が仕上がりの良さを決める重要なファクターとなり、この工程を甘く見ることは絶対に出来ません。
サンドペーパーでの研磨が終了して最後にウレタンクリヤーの上塗り工程を行います。
アガチスは塗料をよく吸い込みますのでサンディングシーラーを一回、ウレタンクリヤーを二回塗って内部木部の塗装作業は終了です。
各所木部塗装が終了しました。
そして外部の塗装作業となります。
今回は軒天の塗装のみ。
アクリルエマルジョン塗料で下塗りを施します。
サイディングが濃い色目なので軒天との取り合い部分(境目)を真っ直ぐに線を出して塗らないと仕上がりが良くないのでそこら辺が腕の見せどころ。
下塗りが乾いたらビス頭をパテ処理します。
パテ処理したパテが乾いたらエマルジョン塗料で上塗りします。
軒天の仕上がりです。
Y様邸全景。
塗装工事が全て終了して工事完了です。
このあと、樋が付いて外構工事に入っていよいよ完成です。
11月ももう既に下旬に入り、もうすぐ師走を迎える時期となりました。
衆議院の解散風が2閣僚辞任の後に急に吹き始め、もう吹き始めると止まりません。
12月14日に衆院選の投票日となりました。
GDPもマイナス成長と発表され、消費税10%案も先送りされ、この2年ほどの安倍政権に対する国民の信を問う形になりました。
アベノミクス効果はこの辺では全くと言っていい程感じられず・・・。
円安、原油高によってどうもパッとしない・・・。
消費税が8%になって消費が確実に落ち込んでいます。
ここまで落ち込んでしまった景気から、またデフレ状況からの脱却は色々と手を変え品を変え、手を打っていかないとおいそれとは経済は回復しません。
そんな気がします。
「藤沢塗工店」があるわが町清水町も人口が増えずに商業、工業も疲弊していく一方です。
真ん中に国道1号線が走り、大型商業施設もあって、名水百選の柿田川もあります。持てるポテンシャルとしてはいい立地条件だとは思いますが調整区域が多くて農家を営んでる方は宅地や商業地として活用したいと望んでる方も多くいるようです。
敬老祝い金も無くなり、敬老の日に配られるお弁当も無くなり、リフォーム助成金も上限5万に引き下げられ、町内施設の営繕工事も少なくなり、町民サービスもなんとなくジリ貧。
なのに卸団地で開催される自転車レースに警備費用で500万円だか計上されてたりして、この自転車レースは県内外から参加者があるようですが町内の商店とかが出店するわけでもなく、誘致してもなにか町民にこれといったメリットがあるのかとっても疑問。
沼津市にお願いしているゴミ問題と焼却場建て替え問題だってどうなっちゃっているのかなぁ。
近隣市町は大型商業施設の誘致や人口増加に成功していますし、三島市なんて「ごめんね!青春!」のドラマでみしまコロッケとか三島市のイイところをどんどん宣伝してるし、なんかドンドン進んでる感じがしますね。
やっぱり、首長さんのレスポンスの違いなのかな?
約4年前の町長選、町議会選の折に地方新聞のコラムにこんな記事がありました。確か。
町長選は新人候補が出ずに無投票当選。
町議会選は定数が減り新たな新人候補が出てこない。
清水町民は現状の町制に満足しているのだろうか?別に選挙で泥仕合なんか望むべきことではないけれど、よりもっと町を良くしたいという候補者がなぜ出てこないのか?
この事なかれ主義の清水町に誰か風穴を開ける人物が出てくることを期待する。
コラムの全てを記憶している訳ではないので大雑把ではありますがこんな内容であったと記憶しています。
例えばあの夕張メロンで有名な北海道の夕張市。
大変な時期がありました。
伝え聞くところでは市内の商業、農業、工業が市政と一体となって市内でお金を回すようになってから随分良くなって暮らしやすくなってきたと聞いてます。
やっぱり何かアクション起こさないと良いも悪いも動きません。
来春、4月の同時町長選、町議会選に期待しましょう!
おっと!その前に12月14日の衆院選だ。
投票に行こう!
では、また。
清水町I様邸、ベランダ防水工事のつづき
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
11月9日の和竿石鯛釣り大会・・・。
雲見の佐平場で一日竿を振りましたが利貞の”とんがらし”が舞い込むことなく静かに、静かに、何も起こらず終了しました。
優勝はチームタイドのYさんが伊浜のスズメで3.7キロを見事釣り上げ、優勝でした。そのほかには雲見のサバ島で2.7キロが釣れましたが、結局、検量に持ち込まれた魚はその2枚だけ。
今年の伊豆半島は難しい・・・。
釣りが終わってから餌のヤドカリを海に浸けようとしてかがんだら、ポケットからデジカメがスルリ・・・。
「あっっ!!!」
大体、その後は想像できますよね。
なので、画像はありません。
では、気を取り直して清水町のI様邸の防水工事の続きをお伝えします。
防水材の下塗りが乾燥した後、防水材の上塗りを行います。
この防水材は水性で、乾燥後は若干の伸縮性がありますので地震などの揺れに対してクラック現象が起こりにくくなります。
防水材の上塗工程が終了しました。
防水材を良く乾燥させた後、高耐久のトップコートを塗布します。
トップコートを塗布することで防水材の劣化を防ぎます。
トップコートの下塗り工程が終了してよく乾燥させてから上塗作業を行います。
このトップコートはI様邸の屋根に塗った塗材と同じものを使用しました。
I様邸のベランダは広く、日当たりもとても良いのですが、それゆえに夏場は相当の熱を帯びます。
階下は居室となっていますので遮熱塗料の使用で来夏以降の室内高温化に対処しました。
ベランダの防水塗装工事が終了して、全ての工事が完了しました。
工事期間中は大変お世話になりました。
I様にはこれからもお世話になることと思います。
今後共よろしくお願いいたします。
久しぶりの更新ですが今日はこの辺で。
では、また。
〈ぶっ飛びデカバン〉 「デカバン」応用編
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
久々に石鯛釣りに行ってきました。
10月は台風のお陰で2釣行計画総崩れ。
それからはどうしても釣行計画が立てられず、かと言って別にストレスが溜まるわけではないけれどやっぱり行かないと潮の見方や釣り方を忘れちゃいます。
行った場所は沼津の井田。
井田の磯は七島と呼ばれていて、その中でも一の島は潮通しもよく石鯛場としては一級磯です。
土、日曜日は予約がびっしりと入っていてなかなか渡れません。
という訳で、一の島。
富士山向かいの釣り座に構えました。
とろとろのイイ感じの下り潮が差し込んでいますが、潮色があまり良くありません。
だいたいこんな感じの色の時は2枚潮。
2枚潮とは上層と下層の水温差が数度あったり、上層と下層の潮の流れが同じでなかったりするのを2枚潮と言います。
石鯛の大好物のガンガゼを付けて投入してもアタリの出方がぱっとしません。
・・・。
また?・・・。
伊豆半島での石鯛釣りはあまりコマセ(撒き餌)をしません。
竿下だけを狙うポイントであれば竿下には簡単にエサを撒くことが出来ますが、少し遠いポイントを狙うときにはウニ殻は撒くことが出来ないのでどうしてもコマセを撒くことから遠ざかってしまいます。
マルキューさんから発売されている石鯛コマセ「デカバン」も投げ入れてもせいぜい10メートルとか15メートルの飛距離しか出せません。
もっと、遠くにデカバンを飛ばせたらなぁ・・・。
コマセを間断なくどこにも撒けたらもっと石鯛釣れるのになぁ・・・。
そこで!今回は「デカバン」をより遠くまで投入できる方法の紹介です!
[用意するもの]
・デカバンを入れていくバッカン。2箱なら36センチ。3箱なら40センチ。
・コマセカッター(マゼラー)
・メジナ釣りに使う遠投用コマセ柄杓
・マルキュー「デカバン」3箱
・マルキュー「ぶっ飛びボイル」1袋(3分包)
釣り餌のオキアミには「生」と「ボイル」の2種類があります。
ボイルオキアミは浮く特徴があるのでメジナを浮かせて釣りたいときや青物のカゴ釣りの時に青物を浮かせて釣りたい時などに使います。が、粘りが無くボソボソとしていますのでそのままでは遠投が出来ずに空中でバラけてしまいます。
そんなボイルオキアミに粘りを持たせて、まとめて遠投できるようにする為の添加剤がマルキューさんから新発売となりました。
もちろん本来の使い方はボイルオキアミに混ぜて使うのですが、主成分は増粘多糖類。
食品に粘りなんかを付け加えるための成分です。
この粘り成分を「デカバン」混ぜて応用してみようという訳です。
「デカバン」自体にはあまり粘りはないので水を加えるとまとまりが無く、柄杓で投入しても遠くまで飛びませんし、空中でばらけてしまって海底付近まで届きません。
ですから、今までは1本を半分に折ったりしてドボン!ドボン!と投げ入れることしかできませんでした。
デカバン自体には沈降速度を速めるために重めに仕上がっています。そこに粘りを加えてあげれば柄杓での遠投が可能になります。
では、題して「ぶっ飛びデカバン」の作り方です。
まず、バッカンに「デカバン」を1箱分入れます。
デカバンをコマセカッターでザクザクと粗めに刻みます。
次に「ぶっ飛びボイル」を3分包のうち1分包入れます。
「ぶっ飛びボイル」は1袋に3分包入っていますのでそのうちの1分包だけを入れるのでお間違えなく。
これをコマセカッター(マゼラー)で良く混ぜます。
満遍なくぶっ飛びボイルが混ざったら海水を1リットル加えます。1リットルですよ。1リットル。それ以上加えるとベチャベチャになりまとまりません。
海水の分量を量る目盛りが付いている水汲みバケツを使うと便利です。
海水を加えてよく混ぜて、数分すると海水分が馴染んで出来上がり!
ぶっ飛びボイルの増粘多糖類が水分を吸って粘りが出てきます。
この「ぶっ飛びデカバン」をメジナ釣りの時にコマセを遠投するように撒けばイイというわけです。
デカバン自体が重いので向かい風でもそこそこ飛びますよ。
作るときの注意点は一度にたくさん作らないこと。
重いので混ぜるのに無駄に体力を消耗します。
1箱分作って、残り少なくなってからまた1箱分作るようにしましょう。
1日分としてはデカバン3箱と
ぶっ飛びボイル1袋。
それ、重いわ!という人は最低2箱は必要です。
それ以下だとコマセを間断なく撒くことが出来ないばかりかコマセとしての機能を果たせません。
石鯛のシーズンが終わって寒メジナの時にメジナ釣りをする人ならバッカンもコマセカッターも柄杓も持ってますよね
柄杓のカップの大きさは小さいサイズはお薦めしません。
50ミリとか、それ以上の大きさのカップを備えた遠投柄杓のほうがばらけながら海底付近まで沈降します。
これといって荷物になるわけでもありませんし、いつものメジナ釣りの感覚で撒けばいいのです。
潮の流れを計算して仕掛けが落ち着いているであろうと思われるポイントの潮上にジャンジャン撒いてください。
サザエの殻等はハンマーで細かく砕いてぶっ飛びデカバンに!
仕掛け回収時に付いてきたガンガゼの殻はそのままぶっ飛びデカバンに入れてコマセカッターでザクザクと砕いて混ぜましょう!
ヤドカリの足や爪もハンマーで適当に砕いてぶっ飛びデカバンに!
で、こんな感じ。
ぶっ飛びデカバン!是非!お試しを!
日曜日は和竿石鯛釣り大会。
台風20号さん!早く抜けて!
お願い!
では、また。
清水町I様邸鉄部、ベランダ防水工事の続き。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
ご無沙汰しておりました。
新潟へ行ったり、群馬へ行ったり、少しお暇を頂いたりしてバタバタしておりました。
さて、現場ネタ行きます。
清水町I様邸のベランダ手摺の塗装がサビ止めまで終了していました。
2液型ウレタン塗料の下塗り工程です。
既存色は赤っぽいチョコレート色でしたがいかにも出来合いのチョコレート色でしたが、I様邸に設えられているブロンズサッシに似た色を現場で調色して塗ってみました。
2液型ウレタン塗料の下塗りが終了しました。
2液型ウレタン塗料の下塗りが終了して、次は上塗りの工程です。
ベランダの手摺塗装工程が終了しました。
次は庇の下塗り工程です。
こちらは2液型ウレタン塗料の淡いアイボリー色に塗りました。
庇の下塗り工程が終了しました。
下塗りが乾いてから2液型ウレタンの上塗り工程です。
庇の塗装工程が終了しました。
最後はベランダの防水塗装です。
まずはプライマー処理です。
防水樹脂にセメント系の粉体を混ぜたプライマーを下塗りとして塗装します。劣化したコンクリートに浸透させながらコンクリート表面を強化して中塗り材との密着を高めます。
プライマー処理が終了しました。
今回の防水工事では立ち上がりまで防水することにしました。
画像を見ていただくとベランダの土間部分から約20センチほど上の壁部分緑色の養生テープが貼ってあるのが分かると思います。
外壁と土間部分の取り合いの部分の隙間から将来的に雨水が染み込まないように防水塗料を20センチほど立ち上げて塗装することにしました。
では、何故、立ち上がり幅が20センチなのか?
画像左側の窓やドアの下部に20センチほどの巾木ががとってありますがこの巾木の高さと同じ高さにして、見た目のバランスを良くしました。
次の工程は防水材の上塗りです。
では、また。
清水町I様邸の屋根、鉄部塗装工程。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
清水町I様邸の工事が進んでいます。
屋根は先日お伝えしたように屋根は折板です。
I様邸の屋根は外からは全く見えませんので梯子を使って点検をしないと屋根の状態は判りません。
普通はこのような板金の屋根塗装は錆止めを塗って、その上に金属製屋根専用の塗料を塗るのですがそのような工法をとっても完全に錆止め塗料でサビを止めることはできませんので8年程経過するとところどころが錆びてきます。
普段、傷み具合を目の当たりに出来ない場合にはまず、錆を完全に止める工法で施工することがよりベストな工法であると思います。
そこで、使用する材料はこれです。
”サビキラー PRO”。
錆転化剤ですが錆止めプライマーとしても使えます。
上塗材が水性、弱溶剤、強溶剤を選ばず使用できて、亜鉛メッキにも塗れ、水性なので乾きも速く、用途が広くて使いやすい錆転化剤です。
サビキラーPROをムラなく錆ている部分、そうでない部分全てに塗布します。
これで錆を鉄に転化して、尚且つ錆止め塗料としての効果があります。
他の転化剤は錆びている部分に転化剤を塗って、それから錆止め塗料を塗りますので工程数が1工程減らすことが出来てコストを削減できます。
サビキラーPROを塗り終わりました。
一晩乾かしてから中塗り、上塗りの工程に移ります。
中塗り、上塗りに使用するトップコートは”スーパートップ遮熱”です。
超耐候性のトップコートなので耐久性は抜群です。
遮熱塗料を使用して夏場の部屋内の温度を下げて光熱費を減らせます。そして尚且つ、熱による建材の蓄熱劣化を遅らせます。
遮熱塗料で中塗り工程を施します。
遮熱塗料での中塗り工程が終了しました。
スーパートップ遮熱は強溶剤塗料なので2時間ほど養生時間を設ければ上塗り工程に移ることができます。
上塗りが終了して周りの養生材を撤去して屋根塗装の仕上がりです。
次は手摺や庇の鉄部にも錆転化剤を塗布します。
この添加剤はまた他のメーカーさんの錆転化剤です。
白く見えているときはまだ乾いていません。
乾くとサビの部分が黒く変色して酸化鉄と反応していることがわかります。
錆転化剤の塗布工程が終了しました。
次に2液型のエポキシ樹脂錆止め塗料を塗布します。
こちらの錆止めは白色のエポキシ錆止めです。
手摺は茶系のウレタン塗料で塗る予定ですので赤錆色の錆止め塗料で充分仕上がりますが、この庇の鉄部は白系のウレタン塗料で塗るために下地の色が透けたりしないように白色の錆止めを使い分けて使用します。
手摺、庇の鉄部の錆止め工程が終了しました。
次の工程は鉄部の中塗り、上塗り工程。
そして、ベランダの防水工事に移っていきます。
今日は、この辺で。
では、また。
今日から現場ネタです。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
ご無沙汰しておりました。
台風18号、19号が続けて来襲したりであちこちで雨漏り案件があったりしてチョコチョコと雨漏り診断をしたりしながらシーリングを施したりしていました。
台風の風雨は大体南西方向からの風雨が多いのですが、そういう風雨の時は雨漏りってあんまり無いんです。
今回の台風の様に北寄りの風雨の時に不思議と雨漏りが発生するんです。
新築時に北東方向の雨押えに関しての施工不良的な工事は無いに等しいと思うのですが、何故か北東方向からの強い風雨は雨漏りする・・・。
強い風で雨水が押されたり吹き上げられたりして考えられない様な場所から雨水が入り込むことがあるんです。
ただの大雨でも何にも雨漏りしないんですが、自然の力は計り知れません。
マンション屋上、マンションの出窓付近、瓦屋根の谷部分、ベランダの吐き出し窓の下端から・・・等々から雨漏りして全て原因が判りシーリング、撥水処理で問題は解決して今はほっとしています。
という訳で・・・。
今日から現場ネタです。
清水町のI様邸のベランダ防水、屋根塗装の現場です。
折板の屋根はかなり錆が進行しています。
普通の錆止めだけでは錆の進行を防げるかどうか・・・。
ベランダはモルタル層の下地処理がしっかりされているので雨漏りの恐れは少ないようですがモルタルの表層がかなり劣化しているので防水処理が必要です。
高圧洗浄機で高圧洗浄中です。
長年の堆積している泥汚れなどを洗い流します。
高圧洗浄工程が終了して乾くとこんな感じに綺麗になります。
こちらは玄関脇のベランダです。
こちらも高圧洗浄機で綺麗に洗い流します。
ベランダの目地にシーリングを施してあるのですが、そのシーリング材は劣化という域を超えてボロボロになってしまっています。
この既存シーリング材を撤去します。
シーリング材撤去後はこんな感じです。
シーリング材を撤去してこの後、良く乾かしてから目地にシーリング材を新たに打設します。
次は屋根の塗装工程に移っていきます。
では、また。
あ〜ぁ、がっかり・・・。
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
今日は台風18号が午前9時頃から襲い来てすぐ近くの一級河川も見る見るうちに増水して、雨は真横から窓ガラスに打ち付けて自然の猛威ってのは改めてスゴイなと感じていました。
さて、ここの所現場ネタもご無沙汰していましたので一気に今日から現場ネタをお伝えしようと意気込んでPCの前に座り込みまずは画像をダウンロードしてと。
アップロードした画像をHPにアップしようかとカチャカチャと・・・。
何故か、デジカメの画像サイズが大きく、すごく大きくなってました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
これでは画像を拡大するとなんだかわかんない。
全然。
あ〜ぁ、がっかりだ・・・。
明日からやり直し。
相も変わらず機械は得意じゃない。
便利な機械を使っていても、ただ、便利だな〜って使ってばかりいるから画像サイズが途中から変わっている事なんて有る筈がないと思っているからこうなっちゃう。
確認、確認。
大事な事。
使いこなせてる?
仕事ちゃんと出来てる?
うん!
いやいや、慣れから来る錯覚じゃない?
気を付けよう。
という訳で今日はお仕舞!
では、また。
東海大学フィッシング理論実習 最終日
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
いよいよ、東海大学フィッシング理論実習も最終日となりました。
最終日の予定はペーパーテスト、浜からのルアー釣り、船からのサビキ釣りです。
朝の集合時間に遅刻する学生さんも無く、スムーズに実習船に乗り込んでポイントに着くまでにひと通りの説明を済ませて実習開始!
ワチャワチャと開始となりましたが私たち講師はここからが戦争です。
コマセかごの振り方、仕掛けの落とし方、アタリの見方をそれぞれに教えながら、コマセの準備!サビキが絡まればそれを解く!根掛かりで仕掛けをロストすればすぐ準備!もう船の中をぐるぐる駆けずり回って教える教える!面倒見る見る!
大名釣りの様に感じるかもしれませんがやっぱり最初は手取り足取り面倒を見てあげないと暗中無策になって楽しくありませんからね。
カサゴ〜!
サバ〜!
この学生さんは海洋学部なので流石に魚の事は良く知ってました!
雄と雌の見分け方とか逆に教えられました。
この後、良い型のカマスも釣ってたな〜。
サバ〜!
アルカーディー君は、えっと、どこ出身?聞き忘れた・・・。
たぶん、釣りって見るのもやるのも初めて?
その釣り姿はビミョーな空気を漂わせていました。
背が高くてこの風貌なので年齢がイマイチ解らない・・・。
たぶん、他の生徒よりは年が上の筈・・・。
「ねぇ、アルカーディーは何歳?」(日本語)
「ニジュウナナサイ・・・」
「マジか!」
う〜ん、背格好は35歳くらいなんだけれど、そんなに若いんだ〜、なんかスゲーな。わかんないけど・・・。
何食べるとこんなに大きくなるんだろ?
いやいや、単純にDNA的な差だと。
この学生さんは普段からやってるみたいでなかなか上手。
大きな太刀魚も釣ってましたしね。
サビキ釣りもサバが入れ食いでしたがあんまりサバばっかりでもという事でキス釣りのポイントへ移動すると、良いキスが釣れてきますね〜。
ここはすこぶる魚影が濃いです。
これも、20センチクラスの良型!
湘南校舎からの参加でエサ釣りの方が性に合ってるみたいでずーっとワチャワチャしゃべりながら楽しんでました。
次からはイソメ触れるように頑張りましょう!
この人は黙々と飽きずに没頭するタイプ。
目立たないけどキス釣りは上手でした。
船からの釣果。
けっこう釣れましたね。
いつのまにイナダやソウダも混じってます。
ペーパーテストも合間合間で済ませて、みんなちゃんと答えられたかな?
最後に授業の総評やちょっと大人ぶってこれからの人生についてとかの話をして今年のフィッシング理論実習は終了です。
熱中症や怪我も無く、無事に終了して何よりでした。
学生のみんな、先生方お疲れ様でした。
たったの4日間ですが一緒に釣りの時間を共有していると最後はやっぱり何となく寂しいものです。
うちの豚児たちと同年代ですから無邪気であったり、一生懸命であったりする姿がやっぱりかわいく思えます。
学生たちに楽しんでもらえただろうか・・・。
為になっただろうか・・・。
これから、釣りをやってみようと興味を持ってくれただろうか・・・。
少しでも来年は更に充実した授業にしたいなと思いました。
釣りは自然な中での遊び。
だから、時にプロセスを間違うと危険な事もある。
大体が思う様に行かない。
だから、万事が上手くいって沢山釣れたり、予想だにしない大物が釣れたりすると実に嬉しいし愉快痛快。
なのに釣りを取り巻く環境はより一層の厳しさを増して激変している。
ソーラス条約やマナーの問題で堤防釣り場がどんどん減っていく。
磯釣りの世界は二昔前に比べたら随分と釣り人が少なくなった。
でも、マナー凄く良くなった。
先人達の啓蒙活動の結実の結果だろう。
仲良く、行儀よく釣りをする釣り人が増えたのは良い事だが武士的に釣りをする人が減ってきた感じがする。
色々な道具を持ってきて目の前にいるであろう魚をなんとしてでも釣って帰らなければ!本命のアタリが無ければルアーを投げてみる!あれもこれもやってみる!
人間の業なのか?
同じ渡船代を払うなら色んな魚を釣ってお土産持って帰りたいんだろうな。
費用対効果ってことなのだろうか。
そこに何とも言えないモヤモヤ感を覚えるのは私だけだろうか・・・。
二兎を追うものは一兎をも得ず。
結局、どの釣りも極めることなく終わってしまう。
いや、待てよ?
どんな釣りもそれぞれに通じるものがある。
だから、色々やってみないと解らない。
だよなぁ。
自分の物差しだけでは計れないし、強制も出来ない。
それぞれの時間とお金を使うんだから、いいじゃんね。
好きにやればね。
誰だって魚釣りたいじゃん。
釣りの世界も時代の流れで・・・。
これって便利な言葉。
エゴの隠れ蓑。
特に磯釣りは”漢”(男)の世界観が色濃いから、何かとタイヘン。
筋道、義理、人情、流儀等が渦巻く世界。
まだまだ駆け出し。
内外どこをとっても未熟。
物欲に絡むイイとこ付きは好きじゃない。
一歩一歩踏みしめて踏み出せばその度に荒波に呑まれそうになるけど誰かが担いでくれてなんとかかんとかやり過ごせる。
沢山の釣友や先輩たちのお蔭で今の自分がここにいることが出来ている。
いつの日か若人を本当の意味で担げるようになりたい。
だから皆が楽しく釣りが出来る”流儀”を身につけるべく精進しよう。
では、また。
東海大学フィッシング理論実習 3日目
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
東海大学フィッシング理論実習の3日目です。
3日目は船からのサビキ釣りとルアー釣り、そして投げ釣りの実技試験を行いました。
投げ釣りの実技試験は基礎的なフォーム、コントロール、投入時の安全確認、この3項目に重きを置いて評価を付けていきます。
授業ですからちゃんと実技試験とペーパーテストがあるんですよ〜。
遅刻とか授業態度なんかも評価対象になりますから、釣りの授業を”遊び”と勘違いして臨むと評価点が落ちてしまいます。
今年は全般的に良く出来た感が強かった。
例年、普段からちょっとやってる学生は教えたフォームを無視してアンダースローでシュッとルアーを投げるように投げてみたり、ヘタをすると指定されたジェットテンビンを付けずにジグを装着していたりと独立独歩でやりたい放題の学生がいます。
それはある意味キャラクターが強くていいのですが、やっぱり授業では同じ条件で皆が受けている訳ですから評価点を付ける側としてはそれらはNGですね。
仕掛けを投げる時に後方の安全確認をもっとしっかり行っているとより良い評価があげられる生徒が沢山いました。
実技試験が終わった学生からおのおの投げ釣りを行いました。
真鯛(標準和名 マダイ) スズキ目スズキ亜目タイ科
いわゆる”タイ”。
腐っても鯛とか言われる所以はお祝いごとに使われたりするためにその価値が高い為にそのように言われる。また他の魚類に比べて磯臭さが無く、刺身、塩焼など色々な料理に使えて重宝される。
養殖物は日焼けして魚体が黒っぽいが天然ものはこのようにほんのりピンク色で非常に綺麗な魚体である。
海老で鯛を釣るという言葉があるが、実は雑食性で割と何でも摂餌する。石鯛釣りではガンガゼウニをエサとして使用するがそのガンガゼウニにも喰ってくる。
こちらはカワハギ。
もう少し大きいといいね!
季節が季節なので肝は大きくないけれど調理の仕方も簡単だしコリコリとした歯ごたえはとても美味なのでみんな釣れた生徒は持ち帰っていました。
今年はキスが良く釣れてましたね。
「投げ釣りパウダー」の威力か?
午後からはサビキ釣り。
カサゴが釣れたり、毎年お約束のサクラダイ、スズメダイが良く釣れました。
イサキはあんまし釣れなくて小サバが多かったですね。
今年も待望のソウダガツオは回っていません。
船からのルアー釣りと状況が似ているのか、あるポイントを外れると一気に魚の食いが落ちます。
例年ならばもっとアジが釣れてもいいのだけれど・・・、釣れなくなってくるとテンションもモチベーションもドン下がり。
なので、ポイントを変えてキス釣りに変更してみました。
作戦成功!
ケーソンのかけ上がり付近には沢山のシロギスが群れているようです。
エサのつけ方が釣果へ繋がるキモかな?
イソメのつけ方をテキトーに面倒臭がるとなかなか釣れませんが、ちゃんとやるとこういう風に一荷となりますね。
苦手なイソメを一生懸命付けて悪戦苦闘して頑張って、そして釣れるとやっぱり、嬉しいね!
ちゃんと努力は報われます!
船からのルアー釣りの釣果は前日と同じ感じでポイント狭く、喰いも激シブ。
1人一本くらい釣れるといいんですけど、ま、こればっかりは・・・。
3日目の授業も無事終了して、最終日を残すのみとなりました。
あともう少し!
暑い中結構大変ですが頑張ろう!
では、また。
東海大学フィッシング理論実習、2日目
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
東海大学フィッシング理論実習の2日目です。
2日目からは実習となり、三保海岸で行います。
場所は東海大学海洋科学水族館のすぐとなり。
三保近辺で釣りをする人は三保半島の外海側に行きますのでこの内湾に面した海岸は学生達の実習にはうってつけの場所。
ビギナーとそれなりの人が一緒になるとトラブルのもとになりかねませんからね。
ふと後ろを見るとなんと!
去年までは大型のコンテナを改造してあった更衣室や休憩所が、こんな立派な建物になっていました!
更衣室、ロッカー室、シャワー室、WC、休憩室、教室が完備されていてとても使いやすくて快適な作りになっています。
午前9時から実習が始まります。
投げ釣りと実習船からのルアー釣りとに分かれて行います。
ルアー釣りは宮本先生と朝倉先生に任せて、長谷川先生と私は投げ釣り担当です。
最初に長谷川先生から投げ釣りの初歩、エサのつけ方、仕掛けの投入の仕方を教わって、実釣開始です。
殆どはエサのイソメが初体験なので最初っからかなりの高ハードルなのですがここをまず、クリアーしないといけません。
がしかし!今年は各人にマルキューの「投げ釣りパウダー」というウェポンを配布したのであの、ニュルニュル感からはほぼ解放されて手返しが早くなり、釣りに集中する度合いが俄然アップしたようです。
「投げ釣りパウダー」には高摂餌素材も入っているので釣れる確率も高くなります。
阿蘇校舎から参加の学生がカワハギを釣りました!
こちらの学生さんはシロギス!
魚が釣れますと遠くから「センセー!釣れた―!なんて魚ー!?」
と駆け寄ってきます。
大体最初は「食べられます?」って聞きます。
やっぱり、自分で釣った魚って食べて、どんなもんか知りたいんでしょうね。
なるべく、釣った魚を観察させて触った感じ、色、魚体の構造などを説明すると「ほ〜!なるほど〜」っとすっと覚え込む感じが、学生ってスゴイな〜なんて感じます。
僕らの年齢になるとそういうピュアな感覚がね、どうしても・・・。
こちらはオオモンハタ。
あんまり、この海域ではオオモンハタって釣れないんですけどね。
元々は南方海域に棲むハタの仲間で、40センチくらいにまで成長します。
食べると美味。
水揚げ量は少ないので高級魚。
もう少し大きければ刺身や煮つけに出来たんですけれどね。
こういう魚が釣れて、しかも稚魚まで釣れるっていう事は普通に成魚がそれなりの数がこの海域に生息している証拠で、こういうところから推測すると段々、海水温が上がって来ていて南方系の魚の北限が上がってきていると言えます。
伊豆半島での石鯛釣りでもそうです。
20年位前には秋になってもイシガキダイなんてそんなに釣れなくて、イシガキダイが釣れればそれなりに嬉しかったものですが今は針のサイズを落とせば何枚も釣れます。
正直、今はイシガキダイ釣ってもな〜って低テンション。
海が変わって来てます。
実習船からルアー組が帰ってきました。
太刀魚のポイントが狭くて、喰いも激シブ!
ルアーには歯が当たったキズが沢山付くのですがもうあと5ミリ!食い込めば掛かるんですが、そこまでの道のりが遠いとの事でした。
タチウオ(太刀魚)。別名 サーベルフィッシュ。スズキ目サバ亜目タチウオ科
小魚やイカを捕食し温帯の海に生息。
体表面を覆う銀色のグアニン層は昔、マニキュアのラメ等に使われていたそうです。
歯が鋭い為、釣った直後の扱いには注意が必要。皮手袋でギュッと握ってプライヤーなどでハリを外す。横着するとザックリと手指が裂けます。
今が旬なので脂ののりも良く刺身やムニエル、塩焼きと何でも来いで美味。
私個人的には好んで食べない。
何故って?
う〜ん、強いて言えばあのグアニン層の銀色が金属感たっぷりなので視覚的にちょっと苦手。
なんだかアルミ箔食べるみたいなんだもーん。
一緒に添い寝して、イイ子イイ子してるもんだから「腕枕してやれば?」って言ったらこの通り。爆
でも太刀魚の顔は”シギャー!
立派な5本指クラスです。
3日目は私も実習船に乗り込んで船からのサビキ釣りを行います。
今日はこの辺・・・、おっと!
「磯・投げ情報」11月号が本日発売です!
秋は釣り物には困らないサイコ―の季節です!
台風17号が去ったら「磯投げ」片手に繰り出そう!
では、また。