S様邸の工事もいよいよ終わりに近づいてきました。
今日の沼津市S様邸は雨戸の塗装と玄関建具の下地処理を行わさせていただきました。
木製の玄関ドアですが全体的にくすんで、ウレタンクリヤーの塗膜が面白い感じ(カタツムリが這った後のような白い部分)でリフティング(塗膜が下地から離れて浮き上がっている状態)しています。
くすんで浮き上がっているウレタン塗膜をオービタルサンダーを用いて、最初は60番手のサンドペーパーで粗く研磨し、その後160番手のサンドペーパーで万遍なく研磨していきます。
オービタルサンダーでの下地処理が終了した後、全体的にオイルステインで着色しますが、オイルステインが吸い込まない部分はウエスでふき取ります。
明日はウレタンクリヤーを塗装し仕上げの工程に入っていきます。
雨戸は常に外側にある一枚は色褪せて白っぽく変色しています。常に中に仕舞われている状態の雨戸は排気ガス等からの油っぽい汚れが付着し黒っぽく変色しています。
既存色の様に明るめのベージュ色ですと外壁色に対して明るすぎるので、外壁色に合う濃いめのベージュ色を現場で調色(色を作る事)して塗装しました。
雨戸の下塗りが終了しました。
2液性のウレタン塗料を使用していますが、調色の際に3分ツヤの塗料をベースにして作っていますので乾くとツヤが無くなってきます。
外壁はツヤがあった方が見栄えがしますが、破風や雨戸等の付属物までツヤ有にしますと全体的にテカテカ、ベカベカと品が無い仕上がりになってしまうので【藤沢塗工店】としては現場ごとにその都度デザインや色のバランスによって調色したりツヤ調整を行っています。
いよいよ明日で本工事が終了します。
その後は点検を行い、足場解体となります。
では、また。
出たー!本石(石鯛)4.6キロ、63センチ!
沼津市S様邸の外部改修塗装工事の外壁塗装が終了しました。
今日は朝から穏やかな天気で下塗りも中塗りもどんどん乾いてくれます。
夕方6時から会合が控えているため休憩時間やお昼休みもそこそこにしてフルスロットル!夕方前に東面、南面の外壁塗装が終了しました。
雨樋いは今回外壁と同色に塗り上げてみました。おかげさまで全体的にすっきりとした印象になりました。
夕方暗くなる前に養生も全て撤去されて、外壁の塗装工程が終了しました。
来週からは雨戸や玄関ドアの塗装工程に入ります。
来週中旬には足場も解体されてリニューアルしたS様邸をご紹介できる予定です。
今日は土曜日なので”沼津潮倶楽部”の面々は釣りに出かけています。
午前中に釣果あり!の朗報が飛び込んできました!
出たー!本石(石鯛)4.6キロ、63センチ!
I君が西伊豆、雲見のシンヤという磯で釣り上げてきました!
I君はこのシンヤという磯で4年前に4.98キロの石鯛を釣り上げ、またまたシンヤで4キロ台を従え凱旋を果たすことが出来ました。
ここの所I君はどこの磯へ行っても本物(石鯛)のアタリを見てはいたもののなかなかハリ掛かりまではいかず楽しくも悔しい思いが続いていました。
でも、もう正直それはノッている状態。
そろそろ釣るんじゃないかな〜なんて思っていたらコレです。
先日、雲見の長っ崎という磯で2キロオーバーを釣ってきましたが、3キロに満たない石鯛には目もくれないほどの意気込みがこの石鯛を釣る序章だったのでしょう。
いや〜、立派、立派!
あっぱれです!
写真撮らせてと頼んだら5キロオーバー釣ったらじゃなきゃ撮らせません!と断られました。
男だね〜。
おめでとう!I君!
会合前に沼津つりぐセンターにてその石鯛を現認しました。
すでに真っ黒に墨を塗られ、魚拓の作成中でした。
沼津つりぐセンター店員の渡辺さんが採る魚拓はいつも素晴らしい出来栄えです。
それぞれの魚がかっこよく見えるように採ってくれます。
たとえば石鯛だったら少々痩せていても丸くふっくらと採ってくれます。
釣り行きたいな〜。
デッカい石鯛釣りたいな〜。
S様邸の工事が完了したら・・・。
では、また。
沼津市S様邸の外壁塗装も終盤に差し掛かりました。
今日は沼津市のS様邸の外部改修塗装工事の進捗状況です。
先日”シャチョブロ”でお伝えした破風の塗装が終わり、外壁の塗装に移っています。
窓などの養生工程の後、まずは下塗り工程。
スタッコ調のパネル外壁はクラック(ひび割れ)が起きる可能性はほとんどありませんので微弾性フィーラーなどの弾性効果がある下塗り材は不要と考えます。
S様邸は吸い込み止めと密着性を高めるためにシーラー処理を施しました。
シーラーが乾いた後、2液性ウレタン塗料で中塗り工程です。
淡いベージュ色の既存外壁色から茶色っぽいベージュ色にイメージチェンジです。
上塗工程が終了し、西面と北面の外壁が仕上がりました。次に東面の中塗り工程が今日終了しました。
明日は南面のシーラー処理をしたのち、中塗り工程、そして上塗り工程に進んでいきます。
今回はお施主様のご都合を考慮して、建物すべての窓を養生材で塞いでいっぺんに塗装する工程ではなくて2面づつ仕上げる工程で進めています。
養生をすると必然的に雨戸を締め切るアルミサッシの構造上、まったく日中日の光が差し込まなくなると建物内部の気温が下がって寒い為に西面と北面を仕上げてから東面と南面を仕上げていきます。
明日で外壁の塗装工程が終了すると次は雨戸の塗装工程です。
では、また!
今日は地ビールでバーベキュー。
今日は勤労感謝の日で休日。
【藤沢塗工店】の現場はそんな日でも関係なく動いていますが、私は清水町の?サンケン工務店さんの協力業者会の行事があり出かけてきました。
【藤沢塗工店】はサンケン工務店協力業者会の副会長を務めさせていただいていますが、時々役員会を開いて派手なイベントよりかはなるべく会員の皆さんが集まりやすいイベントを開こうと考えています。
場所は韮山町の蔵屋鳴沢さん。
若い監督さんはやっぱり沢山食べます!男は食べなきゃダメですからね。
メニューにはない鹿刺しが出てきてビックリでしたが、今日獲れたばかりの新鮮な鹿刺しは特別に美味かった。
最近ではあちこちの建築屋さんでは協力業者会の旅行や集まり、イベントが縮小されているようですが、こんな時代だからこそ協力業者間の親睦を深めながらの情報交換が必要だと思います。
他の協力業者さん達と色々な話をしていて最近特に顕著な話としては工事単価を業者同士でどんどん下げてしまっていてこのままでは共倒れしてしまうという話があります。
確かにお施主様にとっては工事代金が安い方がいいでしょう。
でも競争原理が働いてすぐに値引きという短絡的な営業形態はいかがなものかと思うのです。
私たちのような地元密着業者はぞんざいな仕事を足跡として残すことはできませんし、職人が動いて、材料を使っていればそこに必ず代金というものが発生するのは当たり前のことです。
かといって私たちがその当たり前のことに胡坐をかいていては企業努力が足らないことは明白です。
私たちが日々の仕事の中で技術を体得し、そして高めていき、それをもっともっと高めて尚且つ持続させていく情熱を短絡的な値引きという形で安売りしていくことは避けていきたいものです。
お施主様と沢山会話をして、仕事の工程の十分な説明をちゃんとしてお施主様に納得をしていただき、そのうえで良心的な値引きであれば【藤沢塗工店】は大歓迎なんです。
昨日も塗り替えをお考えになっているお客様と沢山の話をさせていただきました。
この前訪問してきた塗装業者さんは「外部木部の灰汁洗いは無料でやります」と提案してきたとのこと。
灰汁洗いは木部を薬品で痛めず尚且つ最大限綺麗な白木の状態に戻していくその技術、勘どころ、惜しまぬ手間を考えたらどう考えても無料なんて話はあり得ない。
無料と謳って実はその木部灰汁洗い代金は恐らく外壁塗装単価に上乗せされていると考えるのが妥当でしょう。
次はこんな話。
「今、近所で塗り替えをしていますので今、契約をしてくれればその現場の足場をそのまま持ってきて使用するので運搬費等がかからず10万円ほど足場代金が安くなります」とのこと。
それぞれの住宅の坪数や形状の違いで足場の部材使用量は当然のことながら違ってきますし、まさかテレポーテーションで足場を移動するなんて馬鹿な話があるはずもなく、数軒先の現場でも近隣市町村の現場でも足場仮設工事代金は変わることはありません。
大体10万円ほど安くなったら殆ど足場代が半額とか下手をすると無料みたいなことになってしまいます。
それでは足場屋さんは成り立ちませんよね。
その話だってきっと外壁の塗装単価に上乗せされているんでしょう。
一般的なお客様は建築にかかわる工事の内容については知らないことばかり。
だからこそきちんと工事内容の説明をして、恥ずかしくないちゃんとした仕事の足跡をお客様のために残していきたいものです。
本当は当たり前のことなんです。
奇しくも与えられた生業。
どこに出しても恥ずかしくないちゃんとした足跡を残していきたいものです。
では、また。
秋の味覚〜。
私が所属する”沼津潮倶楽部”の会員にHさんとY君がいます。
二人は大の仲良しでいつも一緒に釣りに出かけています。
この二人の間に割って入ることをちょっと躊躇してしまう程仲がいいのです。
今日は事務仕事をしたり、釣り道具の手入れをしたり、の一日でしたが夕方そのHさんから電話が入りました。
ROCK YOU!何があった?ノリがワルいぜ〜(着うた)
ポチっ
「はいよ〜」
「会長〜?今芋掘りに行ってきたさ〜。今、家にいる〜?」
「いるよ〜。芋掘り〜?ちょっと待って〜」
新聞紙を広げると!
うわ!自然薯だ〜!!
しかも長い!
120センチくらいはある上物!
まさしく秋の味覚です。
「美味そ〜」
今日は釣りに行かないでなんかどっかの山の中に分け入って自然薯堀りに行ってきたとのこと。
もちろんY君も一緒!
山の中に分け入ることが苦手な私にとっては凄いの一言です。
自然薯を食するなんて苦労して掘った人だけに与えられる特権なのにありがたいことです。
弦の太さがどうのこうの、芋の葉っぱの大きさがどうのこうの、赤土の中にある自然薯が風味が良いとかいろいろうんちくがあるようですが私としてはトゥルトゥル!ととろろご飯で頂ければ幸福至極ってところですかね。
なんか普段から伊勢海老だの自然薯だの大吟醸だのと頂き物ばかりで恐縮しちゃいます。
よっぽど食いしん坊に見えるんでしょうか?
でも、ホントに感謝、感謝。
明日の晩御飯はトゥルトゥルっといっちゃいますか。
では、また。
沼津市S様邸進捗状況です。
今日は沼津市S様邸の進捗状況をお伝えします。
高圧洗浄工程が終了した後、軒天の塗装工事を行いました。
平らなケイカル板の軒天とは違ってすべてリブが入った形状の軒天です。
洗浄前の汚れ方を見ると強風を伴った雨の時は破風板から雨水が流れて軒天に回り込むようなので耐汚染性に優れた水性のアクリルウレタン塗料を使用しました。
半ツヤに塗料をツヤ調整してまずは軒天が仕上がりました。
その次の工程は屋根の塗装工程です。
S様が選択されたオリーブグリーンの塗料で吹付していきます。
まずは下塗りの工程が終了しました。
晩秋の時期に入ると午後3時過ぎアタリから外気温が下がり始め、それとともに夜露が降り始めます。午後3時以降に無理をして上塗りの工程に入ると夜露が降りることによってツヤ引けや剥離が起こりやすくなってしまうので上塗り工程は明日の工程となります。
昨晩降りた夜露が乾燥した後、屋根の上塗り工程に取り掛かりました。
ちょっと複雑な形状の屋根なのでとにかく腰を低くして塗残しが無いように吹付していますが長時間この体勢はかなり腰にきます。
「あたたた・・・。交代!」
相方に交代して、また頃合いをみて交代。
この繰り返しです。
屋根の塗装工程が終了しました。
屋根専用特殊アクリルシリコン樹脂塗料を使用しましたので、撥水効果は抜群、汚れも付きにくく耐久性も申し分ありません。
次の工程は破風板の塗装工程です。
2液性のウレタン樹脂塗料を塗布していますが、2液性ウレタン塗料は密着性もよく長持ち。破風板をテカテカのツヤありで仕上げると品が無くなってしまうので半ツヤのウレタン塗料を使用しました。
下塗り工程が終了しました。
今日までの工程はここまで。
月曜日のお天気が心配ですが、晴れれば破風板の上塗り工程に進み、その後はいよいよ外壁の塗装工程に移っていきます。
明日は久しぶりの完全オフ。
何にもしなくていい日って何となくホッとしますが、でも一日中寝ているわけにもいかないので身の回りのことをやって過ごそうかな。
あ、でも良く考えると普段なかなか手を付けられないで残っている仕事もあったりでけっこうやることがあります。
明日の日曜日もま、あっという間に過ぎてしまうんでしょうね。
でも、体力温存にはいいかも。
では、また。
沼津市S様邸外部改修塗装工事が始まりました。
今週から沼津市のS様邸外部改修塗装工事が始まりました。
ご近所のお客様のY様からご紹介いただきました。
Y様とS様のお勤め先がご一緒で塗り替えのお話をS様がY様にしたところ【藤沢塗工店】を押してくださいました。
クチコミでお客様をご紹介いただけることは【藤沢塗工店】としてはとても心強く、そしてとてもありがたいことです。
それぞれのお客様のご厚意に沿うようにフルスロットルで頑張ります。
月曜日に足場架設工事が終了し、次の日は屋根、外壁の高圧洗浄を行いました。
屋根は変わった形の折板(セッパン)ですが、そこそこチョーキング現象を起こしています。外壁はスタッコのヘッドカット仕様。
スタッコはどうしても汚れが付着しやすい外壁ですので丁寧に高圧洗浄していきます。
その一方で沼津市S様邸の玄関ドア塗装も進んでいます。
都合4回の塗装工程を経てくすんでいた玄関ドアが生まれ変わりました。
S様邸の玄関ドアは日差しも風雨も当たりやすいためどうしても傷みが早くなってしまいがちですが、折角の木製玄関ドアですから早め早めのメンテナンスをお奨めします。
また次回もよろしくお願いいたします。
最近は会合続きでなかなか”シャチョブロ”の更新が出来ません。そんなこんなで今日も長沢区コミュニティー推進委員会の会合です。
あ、だから今日のアップは早いのです・・・。
では、また。
清水町O様邸と沼津市N様邸、そしてS様邸
沼津市のY様邸の塗装工事が終了してから清水町のO様邸新築塗装工事や沼津市のN様邸、そしてS様邸の塗装工事が進んでいます。
住宅内にお茶室がある清水町O様邸新築工事が完了に近づいてきました。
最後の工程として米松の無垢床板の塗装工事です。
自然塗料のオイルクリヤー仕上げで塗装しました。
無垢の床板の場合、蜜蝋ワックスや水性ウレタンクリヤー等で仕上げることが多いですがオイルクリヤーで仕上げると靴下を履いていても滑りにくくて快適です。
米松の木目が浮き出てとても綺麗に仕上がりました。
既製品のフローリングはウレタン塗膜が硬くて耐久性に優れている利点がありますが、無垢板にオイルクリヤーで仕上げると木の温もりや柔らかさが直接肌に感じられてまさに無垢材を使用した暖かい家という感じがしてとても好いですね。
なんか抽象的な感想ばかりでスミマセン。
次の現場は沼津市のN様邸。
鉄骨階段のササラ部分が錆びてきましたので、ササラ部分の鉄部塗装工事をご依頼いただきました。
旧塗膜のを除去した後、錆びている部分に錆転化剤を塗布しています。
N様邸は沼津市の中でも塩害に悩まされる地域にありますので酸化鉄を鉄に転化させる工法を選びました。
一般的な工法ではケレン後に錆止めを塗り、その上にペンキやウレタン塗料を塗って仕上げますが、塩害が厳しい地域ではこの工法がより長持ちします。
錆転化剤が十分乾燥した後、塩害に強い2液性のエポキシ錆止め塗料を塗っていきます。
錆止め塗装が完了しました。
2液性のエポキシ錆止め塗料は乾燥が速いので少し時間を置いた後2液性ウレタン塗料で中塗り工程に移ります。
2液性ウレタン塗料の中塗り工程が終了しました。
その上にさらに2液性ウレタン塗料で上塗り工程です。
上塗り工程が終了して、塗装工事完了です。
そして最後は沼津市のS様邸です。
玄関ドアの塗装工事を2か月前くらいにご依頼いただきました。
長らくお待たせしてしまってすみませんでした。
まず、初日はドアの塗装面を清掃して前面にサンドペ―パーで目荒らしをしてからウレタンクリヤーの半ツヤで一回目の塗装を施しました。
都合3回ぐらいは塗装してふっくらとした感じに仕上げたいと思っています。
【藤沢塗工店】はちょっとした小規模塗装工事ももちろん喜んで施工させていただきます。
お客様の中には少しばかりの塗装工事ではなかなかやってはくれないのでは?とか逆に割高なんじゃないの?とかお思いになる方がとても多いですがそんなことはありません。
工事に取り掛かるまでにタイミングを計ったりして直ぐの直ぐと言う訳に行かないときがありますが段取りをうまく組んでフットワークよく各現場を回るようにすれば無駄な時間も省けるため意外と格安に施工できます。
なんなりとご相談ください。
明日は沼津潮倶楽部の11月納竿磯釣り大会が南伊豆の中木で行われます。
先週の和竿石鯛釣り大会で逆にストレスが溜まっていますのでその溜まったストレスをスカ―――ッと発散させてくれるような釣果があるといいな〜。
でも、でも、でもあまり良い潮では無いようです。
今日は中木地区でサンラインという釣り糸メーカーのメジナ釣り大会がありましたが、検量基準をクリヤーしたメジナは5枚程しか釣れなかったようです。
80名くらい参加してたったの5枚―――?
ま、石鯛釣りは時の運みたいなとこがありますし、グリングリンの丸坊主は慣れっこですからどうってことありません。
石鯛士たるもの大バリに喰らいついてくれる食い気満々の石鯛とだけ渡り合えばいいのです。
これは気質か強がりか・・・。
では、行ってきます。
沼津市Y様邸外部改修塗装工事完了
本日、沼津市のY様邸の外部改修塗装工事が完了しました。
ほぼ午前中に足場の解体作業も終わり、その後敷地内の掃除をして無事Y様邸外部改修塗装工事が完了しました。
玄関へと通じるエントランスはちょっとした径(こみち)を思わせる瀟洒な感じで良いです。
施工前は木部も黒ずみ、新築時に吹付した”セラスキン”も汚れや傷みが目立っています。
今回の改修では外壁は少し緑がかった”セラスキン”吹き替えてみました。
木部も灰汁洗いをしたので白木の様に甦りました。
Y様は外壁の少し緑がかった色にイメージチェンジされることに途中から少し戸惑いを感じていたようです。
街並みのあちこちを見渡しても緑っぽい外壁の住宅が見当たらないので、選んだ色で本当に正解だったのか?と思われていたようです。
確かに一般的な住宅ではあまり緑っぽい外壁色は皆さん選びません。
単色での緑色は結構、大冒険ですが、”セラスキン”という吹き付け材は顔料で色を出すのではなく、色々な色の陶磁器を砕いた砂状の骨材の複合によって色合いを演出していくのでフワーッとした色合いに仕上がります。
結果は・・・?
大正解でした。
色的なイメージチェンジも成功しましたし、色の濃淡もオッケーでした。
Y様には大変喜んでいただきました。
施工前の打ち合わせの段階で【藤沢塗工店】の頭の中には工事完了後の成功イメージが出来上がっていますが、それを言葉で完全にお伝えすることが出来ない部分がどうしてもあるので正直、工事完了後に主観的なイメージが一致するかどうかはいつもほんの少しばかりの不安があります。
だからこそお施主様の「この色にして良かったー!」って言葉がとにかく嬉しいの一言です。
Y様邸のような和風の住宅の改修塗装工事は時に時間がかかってしまうことがあり、お施主様に工期的な問題でご迷惑が掛かってしまうことがあります。
しかし、木部の灰汁洗いなどは木部を薬品で痛めないように細心の注意を払いながら施工していくのでそれはどうしても致し方ないことです。
工期を縮めるべく焦って施工すると木部が傷んでしまい、取り返しがつかなくなることがあってはなりません。
Y様、今回の改修塗装工事に関して多大なご理解をいただき【藤沢塗工店】はじっくりと腰を据えて納得がいく施工をさせていただいたことを感謝いたします。
本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
もう明日は土曜日。
ここのところの朝の冷え込みが段々と冬の到来を予感させます。
それと同時に忘年会の話もちらほら・・・。
一年間ってあっという間です。
塗装工事業という生業を一つの任務として考えたときにこの一年で出逢えた沢山のお客様、お施主様のためにちゃんとお役にたてなのかな?
普通に上手く塗れたってレベルじゃなくてもっと、もっとお施主様の意向に沿えるように上手く仕事を熟していきたい。
と反省します。
来週からまた新しいお客様との出会いが始まります。
とても楽しみであります。
では、また。
コウモリ忌避剤でオプション工事。
沼津市のY様邸外部改修塗装工事は先週末に塗装工事が終了しています。
”セラスキン”という吹き付け材を2回に分けて下吹き、上吹きという感じで吹き付けていきます。
”セラスキン”は顔料が入っていませんので既存下地を隠蔽するためにはより多く、より厚く(限度がありますけれど)吹付するのが綺麗に仕上げるコツ。
下吹き時にあまりたくさん吹付すると重い材料が故に流れたり、ダレたりしますから既存下地が大体隠れるくらい吹き付けていきます。
下吹きが乾いたら2回目の工程はエアー圧を高めにしてムラなく散らすようにして万遍なく吹き付けていきます。
”セラスキン”を十分に乾燥させた後に専用のシリコンクリヤー塗料を2回吹付けます。
Y様邸のような和風の住宅には艶消しのシリコンクリヤーが落ち着いた感じに仕上がります。
シリコンクリヤーをたっぷり吹付することにより耐久性が上がることはもちろんですが、耐汚染性も飛躍的にアップ。
大気中のホコリ、雨だれによる汚染もされにくくなります。
シリコンクリヤー吹付後は養生を取り、全体検査をして工事完了となりました。
初秋から晩秋にかけて夕暮れ時になるとどこからともなくパタパタパタパタと飛来してくる生き物がいます。
その正体はコウモリ。
小川や川が近くにあると特に多く飛来します。
11月頃から冬眠の準備に入り翌年の3月頃まで冬眠して、7月にはコウモリの赤ちゃんが生まれます。
昼間は民家の軒下や橋の下等の暗がりに潜んでいて、夕方暗くなり始めるとエサを求めて活動し始めます。
Y様邸の隣には小川が流れていて、和風の住宅が故に垂木や霧除け等のちょっと隠れやすい場所にコウモリが潜みやすい環境の様で、コウモリが潜む周辺はどうしてもフン等で外壁が汚されてしまいます。
せっかく外壁を綺麗に塗り替えしたのにすぐに汚されてしまっては何だかがっかりしてしまうので、専門の業者さんにコウモリ忌避工事をお願いしました。
専門業者の(有)石川メンテナンスさんが持参したコウモリ忌避スプレー。
動物保護法ではコウモリは駆除してはいけないと決められていますので、あくまでも忌避目的。
ホームセンターなどでも同様の忌避剤が売られていますが、業務用はやっぱり濃さが違います。
主成分はハッカオイル。
だから人間には害はありません。
でもコウモリはハッカの匂いが大嫌い。
コウモリ忌避スプレーを軒下や雨戸戸袋の中、霧除けの銅板の間等々忌避スプレーがなるべく滞留するような場所を選んでたっぷりと吹き付けていきます。
そして、更にコウモリ忌避錠剤。
この錠剤を霧除け上部、サッシの上部に万遍なく置いていきます。
この錠剤もかなりの効き目があります。
外にいても風に吹かれてハッカの匂いがするほどかなり強烈です。
忌避スプレーや忌避錠剤の効き目は約1年程なのですが、一年間この効果が続くとコウモリも学習して数年は近寄りにくくなるそうです。
コウモリ忌避剤の他に蜘蛛除けやその他害虫除けの工事もあるそうです。
塗り替えの際にオプション工事として付帯しても面白いと思います。
今年の猛暑のせいでしょうか?どこのお宅でも蜘蛛の巣に悩まれたのではないでしょうか?
そんなお悩みをお抱えの方はご相談ください。
明日はY様邸の足場解体工事です。
既存の外壁色からガラリとイメージチェンジしたY様邸。
実に良い色合いに生まれ変わりました。
その模様はまた明日。
では、また。
嗚呼、赤島よ・・・。もう俺を呼んでくれるな。
久々の”シャチョブロ”は7日に開催された和竿石鯛釣りの報告をいたします。
午前3時半に南伊豆、伊浜港に集合してから役員の為受付準備をしてから午前6時に伊浜港を出港。
さあ、今日はどこの磯に上がれるのかな?
潮通しが良い、A級磯に上がりたいな〜。とは皆が思っているはず。
磯割抽選で割り当てられている各磯に数人づつ渡しながら、どこに割り当てられるかな〜?と気にしていると・・・。
「あ〜〜〜、赤島だ〜〜〜・・・」
赤い岩肌のため『赤島』と呼ばれていますが、ここはちょっと海が荒れ気味の時に有望なんです。
この日はべた凪〜〜〜。
要するにこの日は非常に、非常に期待薄。
一緒に渡った幻闘会のNさんと三島石鯛クラブのKさんはもうテンションどん下がりです。
確か一昨年のこの大会でも私はこの赤島で退屈な一日を過ごした記憶があります。
毎度おなじみの磯のギャング。
時折竿先をビヨ〜ン、ビヨヨ〜〜ンと揺らすのはウツボばかり。
数日前まで五月蠅すぎるほどのイシガキダイはおろかエサ取りと言われる魚もいません。
どうなっちゃってんでしょう。
Tさんの形見分けの俊貞作の和竿も心なしか寂しげです。
結局、午後一時の納竿まで石鯛らしきアタリは一度も無し。
もうイヤ!こんな生活!
嗚呼、赤島よ。もう頼むからこの俺を呼ばないでくれ。
優勝賞品の俊貞作の和竿やその他豪華賞品が並んで表彰式を待っています。
結果は72名の参加者中、石鯛を釣ってきた人は5名。
1割にも満たない確率でしか釣れません。
石鯛はだからこそ価値ある一枚なのです。
ハイ!チーズ!
あれ?一人いない・・・。
シャイなのかな?
我が沼津潮倶楽部のY君が準優勝。
Y君は大きい大会の時に魚釣ります。
スタイルは黙々と釣りをするタイプで、いつも闘志をどこかに秘めている感じの人。
石鯛釣りは運も実力の内などと言われますがその運を引き付ける何かを持っているY君です。
最後に72名の参加者全員で記念撮影をして散会となりました。
来週の14日は沼津潮倶楽部の納竿磯釣り大会が南伊豆、中木で開催されます。
今年は水温もいまだ高く、中木の大会では良い釣りができますように!
では、また。
明日は和竿石鯛釣り大会。
明日は南伊豆の伊浜で和竿石鯛釣り大会が開催されます。
江戸和竿の系統である石鯛和竿をこよなく愛し、愛用の石鯛和竿で石鯛との対峙と引きを愉しむ石鯛和竿愛好者が一年に一度集い、石鯛釣りを愉しむ大会であります。
和竿で石鯛釣りを愉しむ・・・。
磯の王者と言われる石鯛を釣れなくても釣れなくても追い求めることが最近ではかなりコアになりつつあるのに和竿で石鯛釣りを愉しむなんてなんてコアなジャンルなんでしょう。
石鯛が掛かり、綺麗な満月の輪郭を描くようにしなるその様は得も言われぬものがあります。
そんなこんなで明日のお供となる和竿はこれ!
俊貞作、総巻唐草塗三本半継。
唐草模様に仕上げられた塗りは、釣竿というより伝統工芸美術品に近いものがあります。
この竿は私にとって他の愛竿とはちょっと違う想い入れがあります。
今年の春、沼津潮倶楽部OBのTさんから何年振り?いや十数年振りに連絡がありました。
仕事でずっと沼津を離れていて釣りに行けなかったけれどやっと帰って来れたから釣りに連れて行ってくれないかと。
当然、話はとんとん拍子に進み、神子元島にTさんと石鯛釣りに行きました。
その日は石鯛は釣れませんでしたが積もり積もった話をしながら、一日中ケラケラと笑いあい楽しい一日を過ごすことが出来ました。
もう少し水温が上がったらまた行きましょうと約束をしていましたが、お互い日程が合わずに春磯が終わってしまいました。
秋磯が開幕して、そろそろTさんにお誘いの電話でも・・・と思っていた矢先に突然Tさんの訃報が飛び込んできました。
あまりに突然の知らせに、
残念で残念で仕方がありませんでした。
悲しくて悲しくて仕方がありませんでした。
沼津潮倶楽部在籍中のTさんとは良く釣りに行きました。そして良美味いお酒と美味い肴もご馳走になりました。
千本浜でのキス釣りの時には私の子供たちの面倒を見てもらったり、仕事の悩みを聞いてもらったり、時には日々のグチを聞いてもらったり、私が魚を釣れば肩を組んで一緒に喜んでくれたり、いつも威張らず、驕らず楽しい釣りをするTさんでした。
ご遺族のお話では日記に十数年ぶりに私と神子元島に行った時のことが書いてあったそうです。
「すごく楽しかった。」
「すごく嬉しかった。」
・・・と。
Tさん、久しぶりに一緒に行けて俺もすごく楽しかったし、嬉しかったです。
少しづつ月日が経つにつれ今一度一緒に石鯛釣りに行きたかったけれどあの神子元島での実に愉快な一日はあれはあれで良かったのかなと思えるようになってきました。
あの日の神子元島でTさんが振っていた俊貞作、総巻唐草塗三本半継の和竿を形見分けしていただいたので、Tさんとの想い出やTさんへの想いを胸に抱き、そして一緒に明日の和竿石鯛釣り大会に参加してきます。
釣れるかな?釣れるといいね!
ね、Tさん!
では、行ってきます。
『三島宿大通り祭り』とY様邸セラスキン吹付開始
昨日は文化の日。
”静岡県塗装看板業協同組合三島支部”の恒例行事となっている『三島宿大通り祭り』へのブース出展のお手伝いに行ってきました。
今年も晴天に恵まれて沢山の人出で賑わいました。
塗り替えなどの塗装に関するアンケートにご協力いただいた方には無料でバルーンアートや水性塗料をお持ち帰りいただいたり、日曜大工でのペンキ塗りのアドバイスをさせていただきました。
手前味噌ですが流石職人の集まりです。バルーンアートでウサギ、プードル、ダックスフント、剣、サーベル、ミッキーマウス、バナナの木にしがみ付く猿、お花等々をきゅっきゅっきゅっきゅっと曲げてはねじって作り上げていきます。
バルーンアートなんて到底作りそうもない面々が次々に器用に作っていく過程がなんかギャップがあるようで結構これがやんややんやの大喝采。
作っても作っても間に合わずにいつの間にやら行列ができる店みたいに長蛇の列でチャンピオンブースです。
でも実は【藤沢塗工店】は大の風船嫌い。
ゴムが擦れるきゅっきゅって音と時折パン!って風船が割れる音が凄く苦手。
あの音を聞くと変に冷たい汗が出てきます。
だから作れません。バルーンアート。
でもせめてものお手伝いということで基本形となる棒状の風船を何十本、いや百何十本かな?とにかくたくさん作りました。
お蔭で今朝は右手人差し指が腫れ上がっていました。
でも沢山の子供たちやブースへの来場者の皆さんが喜んでくださっている笑顔ですべてが報われてしまいます。
これも恒例の寅さんによるバナナのたたき売り。
「持ってけ!ドロボー!」
昔懐かしい口上とべらんめい調の掛け合いはいつも黒山の人だかり。
こちらはタナちゃんの大道芸。
最前列の子供たちは最初変なオジサンがいるって顔してますが、いろんな大道芸の披露にどんどん引き込まれていく様子が観察していると実に面白いです。
午後4時に歩行者天国が終了して、今年も無事『三島宿大通り祭り』は閉幕しました。
塗装組合に加盟している組合員同士は良きライバルであると同時にお互いが良きアドバイザーそして良き同志。
「こういう下地にはこの材料をこういう風に使うと密着がいいよ〜」とか「あのさび止めの上にあの材料を塗ると耐久性があがる!」とか・・・。
常日頃から塗装に関する技術向上のネタは尽きません。
むしろ塗料メーカーの通り一遍等の営業さんより知識が豊富?かも!
全てはお客様のために!
結局はここなんです。
今日も朝からいい天気!
富士山も少しずつ冬化粧しています。
和風のY様邸は養生作業がなかなか大変でしたが、やっとセラスキンの吹付工程に移りました。
吹き付け作業の際にはどうしても窓を全部ビニール養生で塞いでしまいますのできっとY様ご家族は息苦しいというか閉塞感でつらいと思います。
本当に申し訳ありませんが、もう少しのご辛抱をお願いしたいと思います。
なんとか土曜日までにはクリヤー吹付作業まで終わらせたいなと思います。
では、また。
久々の”シャチョブロ”更新。
ご無沙汰してました。
久々の”シャチョブロ”更新です。
いつの間にかもう11月。
先週末は台風が来たかと思ったら割とすんなり通過してくれて日曜日には晴れ間が広がり「春田杯」も無事開催されました。
数日前に塗り替えのご依頼を頂いていた清水町のS様邸に現場調査に伺わさせていただきました。
新築されてから10年の月日が経ちサイディングのジョイント部分のコーキングも劣化して下地が見えてしまっています。
コーキング部分を打ち直して、屋根塗装、外壁塗装、ベランダ防水等々を行っていく予定です。
「春田杯」。
【藤沢塗工店】が住んでいる清水町長沢の仲良しオジサンたちがこぞって参加するゴルフコンペ「春田杯」が31日の日曜日に大仁カントリークラブで開催されました。
久々にキャディーさん付きのコンペ。
キャディーさんてやっぱり居てくれた方が助かります。
何気に何打叩いたか?とか計算してくれているし、いろんなアドバイスもしてくれるのでプレーに集中出来ます。
プレーの後はお約束の夜の19番ホール〜。
これが結構、命懸けなんです。
お酒をたくさん嗜んだ?あとは夜中のラーメン、餃子。
ダメだって〜還暦過ぎてそんな食生活送ってちゃ〜。
って感じで楽しい一日でした。
沼津市のY様邸は吹付前の養生工程が進んでいます。
明日から吹付の工程に移っていきます。
現在のベージュ系の色から淡いグリーン系の外壁色にイメージチェンジしていきます。
沢山の色の陶磁器を砕いて樹脂と混ぜたセラスキンという吹き付け材を使用しますが【藤沢塗工店】としては結構、好きな材料のひとつ。
普段街並みを観察していても外壁にセラスキンを吹付してある住宅って少ないのです。
外装材としては耐久性もあるし、最終工程にクリヤーを塗布すれば耐汚染性にも優れた材料です。
スーパーゼネコンの竹中工務店さんなんかでは良く使われた記憶があります。
グリーン系とは言っても単色のグリーンでは無く、色々な陶磁器の色合いバランスで淡いグリーン色が発色しているのでイメージチェンジ後が楽しみです。
明日は『三島宿大通り祭』りが三島市の本町のメイン通りで開催されます。
毎年、静岡県塗装看板業協同組合三島支部はこのお祭りに出店してバルーンアートや塗料の無料配布等をしています。そして塗り替え等の塗装に関するアドバイスコーナー、大道芸のアトラクションでも大人気のブースであります。
他のお店でも大特価でバーゲンセールを行っていて賑わっていますので興味のある方は覗いてみてください。
明日の様子はまた”シャチョブロ”で紹介いたします。
では、また。